2020年12月1日、東京都千代田区の衆議院第1議員会館で、立憲野党議員と市民の意見交換会が開催された。
冒頭あいさつに立った、「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人で、ルポライターの鎌田慧氏は「脱原発の方向を決めるためにも、とにかく野党を推して、国会で、自民・公明・維新の連携を破るような運動を続けていきたい」と述べた。
また、鎌田氏は「老朽原発、40年たったものを再稼働していく、2050年に二酸化炭素をゼロにしていくという方針にあわせて原発を再稼働させていくという、きわめて汚い方法で今、原発が集中的な攻撃にさらされている」と述べ「自民党は(原発の)新設と言っているが、これは絶対にありえない、老朽原発も稼働させない、核燃料サイクルは完全に破綻している、六ケ所村の再処理工場もギブアップになる、未来は脱原発に向かっている」と述べて集会を総括した。