日刊IWJガイド・非会員版「安倍総理が緊急事態5月末延長で、感染拡大『ピークアウト』言明! 専門家会議は『検査不足で感染者数10倍』なのに!? 再延長必至!?」2020.5.5日号 ~No.2791号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~安倍総理が緊急事態宣言の5月末までの延長を発表! 会見の場で感染拡大は「ピークアウトし、収束への道を進んでいます」と言明! 他方、専門家会議は「PCR検査不足で実際の感染者数は10倍」と認める! 一体なぜそれで「ピークアウト」と言えるのか!? 再延長、再々延長は必至!?
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠【1】新型コロナで現実化しつつある医療崩壊! 京都大医学部付属病院の医師までも「手術ができなくなる」と吐露するほどのガウン不足!
┠【2】感染症の専門スタッフもいなければ、防護服の備蓄もなし! PCR検査で陽性とわかっていながら女性看護師を働かせていた大阪市の病院の実態は新聞報道より酷かった!
┠■「性犯罪被害に遭ったことで、記者としての有望な将来を絶対に奪われてはならない」! 岩上安身によるインタビューに応じた性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさんが「性犯罪やセクハラ被害に遭われているメディアの同業者の女性らとの連携を強めたい」とIWJにメッセージ!
┠■<本日の再配信>本日午後1時半より「国際人権NGOが日本の児童養護施設の惨状を報告『身体的・性的虐待、劣悪な生活条件、高等教育の機会略奪、退所後の生活支援なく低賃金の職につくかホームレス』~水岡不二雄・一橋大学名誉教授が講演 」をタイムリー再配信します!
┠■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】本日午後5時半より「なんとかならんか この日本!? 安倍改憲が狙うもの ナチスの手口と緊急事態条項(大阪市)―講演 石田勇治・東大教授」を再配信します!
┠■改憲による緊急事態条項導入で「安倍独裁」は不可避!! にもかかわらず、世論調査では51%が緊急事態条項に賛成と回答! 正確な情報が今こそ必要です! 全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください! 4月のご寄付・カンパは目標額の54%にとどまりました! 5月のご寄付・カンパの目標額は727万5724円となります! よろしくお願いします!
┠■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!
┠■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■編集雑記「光輝ける(はずの)おたくの聖地にて夜空を仰ぎ、コロナを恨む」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~安倍総理が緊急事態宣言の5月末までの延長を発表! 会見の場で感染拡大は「ピークアウトし、収束への道を進んでいます」と言明! 他方、専門家会議は「PCR検査不足で実際の感染者数は10倍」と認める! 一体なぜそれで「ピークアウト」と言えるのか!? 再延長、再々延長は必至!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日は「こどもの日」です。子供の健やかな成長を愛で、祝う日です。貧困や虐待などでかわいそうな思いをする子供が年々増えているようです。子供が幸せに生まれ、育たない国に未来はありません。私たち大人の責任は重大です。

 そんな、今の時代の子供たちの境遇について考えるシンポジウムの再配信も、ご用意しました。後段でご案内しますので、ぜひ御覧になってください。

 昨日4日、安倍総理は改正新型インフルエンザ等特別措置法(新型コロナ特措法)にもとづいて5月6日までの期間で全国を対象に発令されている緊急事態宣言を、5月31日まで延長すると発表しました。

 安倍総理は、コロナの感染拡大が「ピークアウト」したと明言しながら、緊急事態宣言の延長を表明しました。一方、PCR検査件数が増えない原因の明確な説明はなく、またコロナ禍を機に憲法に「緊急事態条項」を設けようとする総理発言の是非を問われると、「ずっと申し上げていること」とのみ述べました。会見に出席した岩上安身は、質問しようと挙手し続けていましたが、残念ながら司会の長谷川榮一広報官から指名されませんでした。

 長谷川広報官が会見を切り上げようとした時に、「文書での質問は許されるのですか?」と岩上安身が長谷川広報官に、2度、声をかけましたが、長谷川広報官は目を合わさず無言。

 そこへ壇からおりた安倍総理が、歩きながら岩上の方を指さし、「文書での質問、どうぞ」と回答。聞こえないような顔をしていた長谷川広報官は笑顔で「ということで、私あてにメールで送ってください」と岩上に言いました。テレビ中継にも、ネット中継にも映らなかったひとコマです。

※安倍首相が会見  「緊急事態宣言」5月末まで延長(2020年5月4日)(THE PAGE、2020年5月4日)
https://www.youtube.com/watch?v=QTUZeQhphuQ

 安倍総理は冒頭で、緊急事態宣言の発出後1か月で、接触を7割、8割削減する国民の協力が成果をあげたと述べました。1日あたり約700人だった新感染者数が約200人と3分の1程度に減少し、患者1人から何人に感染するかの「実効再生産数」も1を下回った。危惧された欧米のような感染爆発も起こっておらず、感染拡大を回避し、減少へと転じさせることができた、と述べました。

 安倍総理は、国立感染症研究所のゲノム分析によるとして、徹底したクラスター対策により、「中国経由の第1波は抑え込めた」「欧米経由の第2波も感染者の増加はピークアウトし、収束への道を進んでいる」とも述べたのです。

 もし、対策が「成果」を上げており、「第2波もピークアウトした」というのも本当であれば、万々歳です。念のため、安倍総理は、緊急事態宣言を30日まで延期したものの、その頃には、コロナの新感染者はほとんどいなくなり、緊急事態宣言解除されて、自粛や休業、ステイホームから解放されて、かわりに収束宣言が出されるのでしょう。

 素晴らしい! 安倍総理、万歳!

 …ということに、本当になるのでしょうか?

※ここから先は【中略】とさせていただきます。ご覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

——————–

【中略】

——————–

 「実際の感染者は10倍」は「おっしゃるとおり」だと、あっさり認められました。だとすると、実際の感染者数は一挙に10倍に膨らむ、というのは内外の専門家たちの見解が一致して、間違いない事実ということになります。日本の感染者数は15万人を超えることになります。

 これほどの見積もり違いがあって、なぜ、今後、新規感染者が減ってゆき、感染はピークアウトした、などと言えるのでしょうか? ピークアウトしたと断言した安倍総理、ピークアウトしているかどうかまだ判然としない、とする専門家会議。両者に温度差はありますが、検査をしぼって実際の感染者数を10分の1にしてしまっている時点で、「論外」ではないでしょうか。

 実際には10倍の感染者が、私たちの社会の中にいて、自分が陽性か陰性か、知らないまま、自身不安な日常を過ごし、他人に故意にではなく感染させてしまっている……。

 その状態を正面から直視しない安倍政権と専門家会議の面々を、私たちはこれ以上、信用し、支持し、権力と権限とを与え続えていいのでしょうか?

※実際の感染者は発表の10倍!? 無症者の感染拡大は「検査と隔離」の徹底をするしかない!民間の大学や研究所へ要請を行い一早いPCR検査の拡充を!~4.24 渋谷健司氏がオンライン記者ブリーフィング 2020.4.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473369

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2020.5.5 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 651・IWJ_YouTube Live】13:30~「国際人権NGOが日本の児童養護施設の惨状を報告『身体的・性的虐待、劣悪な生活条件、高等教育の機会略奪、退所後の生活支援なく低賃金の職につくホームレス』~水岡不二雄・一橋大学名誉教授が講演」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2017年4月に収録した、学習会「児童相談所による人権侵害と家族破壊」を再配信します。これまでIWJが報じてきた人権問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%ba%ba%e6%a8%a9%e5%95%8f%e9%a1%8c

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/375233
—————————————

【IWJ・Ch5】16:00頃~「第3回『要請するなら”もっと”補償しろ!』デモ(高円寺駅周辺)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 高円寺駅周辺で行われるをデモを中継します。これまでIWJが報じてきたデモ・抗議行動関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/demonstration-protest-behavior
——————-

【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 2・IWJ_YouTube Live】17:30~「なんとかならんか この日本!? 安倍改憲が狙うもの ナチスの手口と緊急事態条項(大阪市)―講演 石田勇治・東大教授」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年6月に収録した、「『オール関西 平和と共生』集会実行委員会」主催の講演を再配信します。これまでIWJが報じてきた緊急事態条項関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426024
——————–

【タイムリー再配信 652・IWJ_YouTube Live】20:00~「『咽頭がん手術で声帯を失う前にIWJで日本の記者クラブ問題を話したい!』岩上安身によるインタビュー 第988回 ゲストジャーナリスト浅野健一氏(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 3月27日に収録した、岩上安身によるジャーナリスト浅野健一氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた浅野健一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b5%85%e9%87%8e%e5%81%a5%e4%b8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470970

========

◆中継番組表◆

**2020.5.6 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 1・IWJ_YouTube Live】13:00~「デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏インタビュー」

 2012年8月に収録した、岩上安身によるアーティスト坂本龍一氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた坂本龍一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/26562
——————–

【IWJ・Ch5】15:00~「#0506入管前抗議 ~入管職員による女性収容者への暴行に抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 外国人に対する入国管理局の長期収容や収容者への人権についての抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95
——————-

【日本の食が危ない!種苗法改正案審議を許すな!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】16:00~「遺伝子改良の技術を持ってしまった人類が進むべき新しい道とは?ナチスドイツが行った『弱者抹殺』の優生学ではなく『プラス』の優生学が可能となってきた!~2.16 シンポジウム『AIとゲノム編集・ビッグデータを考える』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月16日に収録した、「ゲノム問題検討会議」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467818
——————–

【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】20:00~「改憲で緊急事態条項が通れば『国民に「お前らの財産没収します!」なんてこともできます!』と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年4月に収録した、岩上安身による明石順平弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<ニュース・フラッシュ>

【1】新型コロナで現実化しつつある医療崩壊! 京都大医学部付属病院の医師までも「手術ができなくなる」と吐露するほどのガウン不足!

 「日本は他国に比べて感染が確認された人数が少ないが、病院はすでに患者を受け入れられなくなっている」とBBCが、日本の医療ガウン、マスクが不足していることに言及したのは2020年4月19日(英語版は4月18日)のことでした。

※日本で医療「崩壊」の危機、医師たち警告 新型ウイルス感染者急増で(BBC、2020年4月19日)
https://www.bbc.com/japanese/52335473

 同様の医療用品の不足は、日本に限った問題ではありませんが、4月半ばの時点では、この問題を深刻に捉えていた人はそれほど多くはなかったかも知れません。しかし、現在、問題が浮き彫りになってきています。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

——————–

【2】感染症の専門スタッフもいなければ、防護服の備蓄もなし! PCR検査で陽性と分かっていながら女性看護師を働かせていた大阪市の病院の実態は新聞報道より酷かった!

 2020年4月25日の日刊IWJガイドでもお伝えしていたように、大阪府大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」では、4月21日までに職員65名、患者53名が感染していたこと、同病院はPCR検査が陽性だった女性看護師を感染者だとわかっていながら勤務させていたことが明らかになっています。保健所の調査を受け、病院側が発したのは、代わりの人が見つからないので働かせたという信じがたい杜撰さを示す言い分でした。

※東京の感染者数は130万人!? 全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に『非常に危険な状態、感染者増加を見逃す』と警告!(日刊IWJガイド、2020年4月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40047#more-40047

 毎日新聞の取材によれば、同病院で最初の感染者として看護師の感染が発覚したのは4月14日だったものの、11日頃には発熱がある患者、咳きこむ患者が増え始め、15日頃には同じような症状の患者はかなり増えていたとのことです。また、同取材によれば、15日頃まで症状のある患者と無症状の患者が同時にリハビリ室を使っている状態で、現場のスタッフからリハビリ室を閉めるべきと提案があったものの、すぐには閉鎖されなかったそうです。

※「おかしいと思っていた」 大阪で集団感染の病院 感染看護師の同僚証言(毎日新聞、2020年4月24日)
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/233000c

 しかし、この病院の実態は、新聞で報道されたものを上回る酷さだったようです。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■「性犯罪被害に遭ったことで、記者としての有望な将来を絶対に奪われてはならない」! 岩上安身によるインタビューに応じた性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさんが「性犯罪やセクハラ被害に遭われているメディアの同業者の女性らとの連携を強めたい」とIWJにメッセージ!

 5月3日午後6時から録画配信した、「性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん」は、ご覧いただけたでしょうか。

 Aさんはおよそ10年前に7大新聞のうちの1つ、いわゆる「右寄り」の新聞社に入社。研修を受け、地方支局に配属された後、わずか5か月後に支局の同僚の男性から性的暴行を受けました。

 インタビューの録画をアーカイブにアップしましたので、まだご覧になっていない会員の方は、ぜひ以下のURLからご覧ください。

※性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919

 そのAさんから、IWJにメッセージが届きましたので、ご紹介させていただきます。

——————–

 「A子」という匿名で、岩上安身さんのインタビューを受けて、IWJに登場させていただいた者です。ご覧いただいた方々、ありがとうございました。

 10年前に某大手新聞社内部で自分自身に襲いかかった性犯罪に関して、いつか何かしらの形で表に出そうと願っていました。「時」を待っていた、とも言えるかもしれません。それは、自分個人の権利を主張したい、企業を訴えたいからという私的な動機からはではありません。私の個人例を具体的に紹介することで、このマスコミ業界の裏に潜む、組織犯罪的ともいうべきマスメディアの構造的な闇を、広く世間の人々に知っていただきたかったからです。

 普段、私たちが日常的に購読している新聞の裏で、どのような人々がどのような環境と倫理観で仕事をしているのか。読者の皆様は知る必要があると思います。新聞と、新聞・テレビが集まって構成する記者クラブ制度こそ、透明性が求められています。

 私が、現役の記者時代にはメディアの中に数々の性犯罪やセクハラが巣食い、その裏には、記者らをねじ伏せる過酷な労働環境、人権蹂躙とも言えるようなパワハラやイジメが大組織を動かすエンジンとして起動していました。

 私のケースは氷山の一角に過ぎません。「心筋梗塞」「脳梗塞」という理由で、仕事最中、倒れて死んでいった先輩の記者らの白黒の証明写真が忘れられません。いわゆる「過労死」です。月数回、社内で出回る弔報が、今も脳裏に焼き付いています。

 ここ最近、ジャーナリスト伊藤詩織さんの強姦事件など、一連の性犯罪に関する報道が流れる中で、私の中の傷が疼くのを感じていました。ことに、伊藤さんの訴訟後に、犯罪の責任所在を被害者に負わせているようなセカンドレイプや風評に、私自身の身体がたびたび硬直しました。告発した後で、自分を守ってくれるものは誰もいない。自分以外は全て「敵」という孤独の極みを、伊藤さんも味わったことだろうと思います。10年前に経験した私自身の事例が重なります。

 性被害について本社に訴えた時、同性である人事部女性が聞き取り調査の中で、セクハラ的な門答で私を追い詰めました。10年経過した今でも、被害者女性を攻め立てる「自己責任論」的なやり口は、何も変わっていないのではないかと思います。

 自分が受けた犯罪行為と同様の性犯罪被害に遭われたメディア関係で働く女性は、少なくないに違いないと確信しています。希望に胸をふくらませて、入った職場から泣く泣く去った方もいるでしょうし、組織内であっても、中には私が受けたような「懐柔」を受け入れ、平然を装い、加害者の同僚や上司らと同じ職場で仕事をし続けている人もいることでしょう。

 10年間、抑え込まれた声を吐き出す場をくれたIWJに感謝しています。

 自分の記憶している一部始終を付け加えることもなければ、引くこともなく、ありのまま長時間インタビューで述べさせていただきました。

 今はまだ、10年間、親にも言えなかったことを吐き出しただけで、へとへとになっています。実名で告白せよ、という批判や、実名でないから、信用できない、という中傷もきっとあると思います。

 今の私にできる精一杯のことは、ここまでです。ただ、この一歩を踏み出したことで、ゆっくりですが、次のニ歩目を踏み出そうという、気持ちが湧いてきているのを感じます。

 私のように、つらい思いをした女性が、記者クラブメディアの中にきっといると思います。そうした人がいたら、ぜひ、連絡を取り合いたい、互いにお話をして、身の上をお聞きしたいと思います。話すだけでも、ピアカウンセリングとなるかもしれません。その中から、こうした犠牲者を出す構造を改めようという声を、積極的に外へ向けて発信しようという動きが出てくるかもしれません。

 この動画を機会に、同じく性犯罪やセクハラ被害に遭われているメディアの同業者の女性らとの連携を強めたい、という思いもあります。被害に遭われたことで、記者としての有望な将来を絶対に奪われてはならない。私のようになってはならない、と思うのです。

 名前を明かしていない今の時点で、私の連絡先を公開できないことをとてもはがゆく思います。幸いなことに、今回、インタビューをしてくださった岩上さんのご好意で、IWJのアドレスにメールすれば、取り継いでいただけることになりました。

 ぜひ、同じ辛さを抱えた女性からのご連絡をお待ちしています。

■<本日の再配信>本日午後1時半より「国際人権NGOが日本の児童養護施設の惨状を報告『身体的・性的虐待、劣悪な生活条件、高等教育の機会略奪、退所後の生活支援なく低賃金の職につくかホームレス』~水岡不二雄・一橋大学名誉教授が講演 」をタイムリー再配信します!

 新型コロナ特措法にもとづく緊急事態宣言により、学校の休校措置がとられ、在宅勤務や外出自粛が続くことで、家庭内での児童虐待の増加が懸念されています。

 東京の国分寺市にある、児童養護施設や自立支援ホーム、養育家庭などを対処した人たちを支援するアフターケア相談所「ゆずりは」の高橋亜美所長は、次のような緊急メッセージを発表しています。

———————-

 新型コロナウイルスが発生する前から
 DV、虐待、生活困窮などで
 自分が暮らす家、親との関係
 家族との関係、パートナーとの関係が
 苦しくて、不安でいっぱいのなか
 それでもなんとか
 生きてきたひとたちがいる。

 お家にいると眠れなくて
 学校の保健室でやっと安心して眠れる子どもがいる。

 学校給食だけで、お腹を満たしている子どもがいる。

 家にいても、家族から一言も声をかけられない子どももいる。

 家が怖いと感じながら生きている子どもがいる。

 家から出られないこと
 家以外の居場所(学校、児童館、子ども食堂、民間の支援機関など)が
 一時的に閉鎖されてしまうことは
 息つぎできる機会をも
 失っている状態になっている。

 家庭という密室で
 支配や暴力はエスカレートする。

 感染者、死亡者の数が、毎日のように報道されて
 コロナがもたらす社会危機を前にすると
 自分一人が抱えている「苦しみ」や「痛み」なんて
 とてもちっぽけなものに思えてしまう。
 思い込まされてしまう。
 家のなかでどんなに苦しくても
 今はとにかく我慢しなければならない時だと思ってしまう。

 そして、「助けて」の声を
 自分自身で押し潰してしまう。

(中略)

 あなたが「伝えてはいけない」と思ってしまっている苦しい気持ちを伝えてください。

 あなたと一緒に、あなたの安心と命を守りたい大人が必ずいるよ。

 苦しいを伝えることは、
 迷惑をかけることじゃないよ。

 あなたが伝えてくれた苦しみから、
 大人たちが気づかせてもらえることが、
 たくさん、たくさんあるよ。

 あなたが伝えてくれた言葉が、叫びが、
 大人たちに勇気とアイデアをもたらしてくれるよ。

 伝えてほしい。
 伝えてください。
 あきらめず。

———————-

※ゆずりは 高橋亜美より皆様へメッセージ(アフターケア相談所ゆずりは)
http://www.acyuzuriha.com/%E3%82%86%E3%81%9A%E3%82%8A%E3%81%AF-%E9%AB%98%E6%A9%8B%E4%BA%9C%E7%BE%8E%E3%82%88%E3%82%8A%E7%9A%86%E6%A7%98%E3%81%B8%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/

 本日はこどもの日です。

 本日午後1時半より、2017年4月23日に収録した、「国際人権NGOが日本の児童養護施設の惨状を報告『身体的・性的虐待、劣悪な生活条件、高等教育の機会略奪、退所後の生活支援なく低賃金の職につくかホームレス』~水岡不二雄・一橋大学名誉教授が講演 」をタイムリー再配信いたします。

 一橋大学名誉教授の水岡不二雄氏が「子どもの権利条約と児童相談所問題:国連報告書作成に向けて」と題して講演を行いました。ぜひ、ご覧ください。

———————-

【タイムリー再配信 651・IWJ_YouTube Live】13:30~
国際人権NGOが日本の児童養護施設の惨状を報告「身体的・性的虐待、劣悪な生活条件、高等教育の機会略奪、退所後の生活支援なく低賃金の職につくかホームレス」~水岡不二雄・一橋大学名誉教授が講演
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

———————-

■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】本日午後5時半より「なんとかならんか この日本!? 安倍改憲が狙うもの ナチスの手口と緊急事態条項(大阪市)―講演 石田勇治・東大教授」を再配信します!

 この日刊IWJガイドでも連日お伝えしている通り、安倍総理はこのコロナ禍を奇貨として、改憲での緊急事態条項新設へと世論を誘導しています。

 IWJではこれを阻止するため、【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】を、連日再配信しています。

 本日はその第2弾として、午後7時半より、2018年6月29日に収録した大阪での石田勇次東大教授の講演「なんとかならんか この日本!? 安倍改憲が狙うもの ナチスの手口と緊急事態条項(大阪市)―講演 石田勇治・東大教授」を再配信いたします。

 ぜひご視聴ください!

———————-

【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 2・IWJ_YouTube Live】17:30~
なんとかならんか この日本!? 安倍改憲が狙うもの ナチスの手口と緊急事態条項(大阪市)―講演 石田勇治・東大教授
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

———————-

■改憲による緊急事態条項導入で「安倍独裁」は不可避!! にもかかわらず、世論調査では51%が緊急事態条項に賛成と回答! 正確な情報が今こそ必要です! 全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください! 4月のご寄付・カンパは目標額の54%にとどまりました! 5月のご寄付・カンパの目標額は727万5724円となります! よろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 風薫る5月となりました。ぜひとも、今月も、IWJをご寄付・カンパにより、お支えください!

 街頭であろうと、屋内の会場を使用してのイベントであろうと、あらゆる集会が行えず、デモも抗議行動もほとんど行えない現状では、我々市民が用いることのできる唯一の対抗言論の手段はインターネットのみです!

 現在、特措法にもとづく緊急事態宣言が全国を対象に発令され、市民団体によるデモや集会、講演、シンポジウムなどは軒並み「自粛」しています。

 上段でもお伝えしたように、安倍総理は昨日4日、今月6日に期限を迎える緊急事態宣言を今月末まで延長すると発表しました。

 政治や社会問題を市民が訴え、市民が知る場がなくなってしまっています。屋内、屋外を問わず、人が集まれず、声をあげることができない世の中が、このままさらに続くのです。

 これは民主主義における、最も重要な基盤である、集会の自由、言論の自由への制約であり、その静かなる危機であるといえます。

 安倍総理は5月3日の憲法記念日に、櫻井よしこ氏らが主催する憲法フォーラムに、改憲を呼びかけるビデオメッセージを送りました。

 その中で安倍総理は、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出されている状況に対して「われわれは前例のない事態に繰り返し直面しております」と説明した上で「今回のような未曽有の危機を経験した今、緊急事態において、国民の命や安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか。そして、そのことを憲法にどのように位置付けるかについては、極めて重く、大切な課題である」と述べて、自民党が改憲4項目にあげた緊急事態条項を議論するよう求めました。

※首相「憲法改正、必ずや成し遂げていく」 緊急事態条項創設訴え ビデオメッセージ全文(産経新聞、2020年5月3日)
https://www.sankei.com/politics/news/200503/plt2005030008-n1.html

 一方、共同通信の世論調査によると、個人の権利を制限できる緊急事態条項を憲法に新設することに51%が賛成と答えています。(改憲に至っては6割が賛成)

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

 特措法にもとづく緊急事態宣言と憲法改正による緊急事態条項の新設は全く違うものであるにもかかわらず、国民は災害時の政治に強権の発動を求めるよう、巧みに世論誘導されているのではないでしょうか。

 安倍総理は3月13日に新型コロナウイルス対策の改正特措法が成立したことを受け、14日に記者会見を行いました。岩上安身は会見で、安倍総理に「今回の特措法の非常事態宣言がひとつの布石となって、国民を慣らし、その後にこの緊急事態条項を導入するのではないか、という懸念があります。これは大変強力な内容、安倍独裁を可能にするような内容を含んでおります。その点につきぜひお答え願いたいと思います」と質問。それに対して安倍総理は次のように答えています。

 「これとですね、自民党の改憲案とは全く別のものであると思います、そもそも憲法改正というのは、3分の2の発議があって、さらには国民の皆様の国民投票によって、皆様の過半数の皆様の賛成を得て、成立するものであります。さらに国民の皆様が決めるものであるということを、どうか理解をいただきたいと、このように思います」

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

 安倍総理は改憲について、「国民の皆様が決めるもの」と答え、「安倍独裁」を否定しなかったのです。その「民意」が、今、着々と形成されつつあります。

 このような中で、2012年に自民党が緊急事態条項を含む改憲草案を発表した直後から、その警鐘を鳴らし続けてきた、唯一の独立メディアであるIWJが果たすべき使命は、ますます重要になっているはずだと考えます。

 コロナが感染拡大するこの間にも、国会では種苗法改正案、検察庁法改正案など、次々と悪法が通されようとしています。もちろん、改憲による緊急事態条項の導入は、すべてを根底から覆す暴挙であり、「安倍独裁」の実現は、絶対に阻止しなければなりません。

 IWJはこれからも全力でこれらの不正義と戦っていきます。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 IWJでは1年間のご寄付・カンパの目標金額を5400万円に設定し、毎月未達成の金額を残りの月数で割って、1か月のご寄付・カンパの目標額としています。

 4月からの1か月あたりのご寄付・カンパの目標額は、約632万円でした。これに対し、4月30日時点での4月1か月間のご寄付・カンパは、344万1041円と、目標額の54%にとどまっています。

 IWJの今期第10期の期首である8月1日から4月30日までの9か月間のご寄付・カンパは、通算で3217万2828円です。9か月間の目標額は4050万円ですので、79%の達成率です。

 4月の正確なご寄付・カンパの金額は、後日確認でき次第あらためてお知らせいたしますが、この暫定の金額から計算すると、今期末である7月末までの残り3か月間で、年間の目標金額である5400万円まで、あと2182万7172円必要となります。1か月あたり、727万5724円です。

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。4月19日時点の会員数は4708名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 また、現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!

 身近なコロナ体験があれば是非、IWJにお寄せください。

 検査体験や、検査・受診の拒否体験、陽性診断後の隔離や入院・退院体験やご家族の苦労談。

 介護や育児中だが検査できず、自分の陽性・陰性が不明で、家族や恋人と接触できるか判断できない困惑。

 無症状の陽性が6%もいると慶応大で判明した後の、行動パターンの変化など。

 そのほか感染予防の苦労、工夫や対人接触8割減の実現方法も。対人接触を削減できたとして、現実に何割程度か、あるいは8割減は無理と諦めているか。満員電車を避ける工夫や、在宅勤務の実行具合などなど。

 医療従事者の方々にお読みいただけたら、医療物資不足や感染への恐怖・不安、コロナ以外の理由で受診している患者のうち、どのくらいの無症状な陽性患者がいると思うか、そうした方々にどう対処するか。医療従事者の方々の体験もぜひお寄せいただきたいと思います。

 さらに、コロナ恐慌による倒産と失業の危機について、どうやってしのぐのか。無利子、無担保で政府から借りても、危機後に返済可能なほど経済は回復するかという不安。サラリーマンは、会社の倒産や規模縮小、失業、賃金カットへの心配、転職の検討。
 
 こうした具体的な体験談をお寄せください。ご自身で書かれているものでも、取材に応じて話す、という方でもけっこうです。

 皆様の貴重な体験情報をIWJを通じて、できるだけ多くの方々に伝え、役立てたいと思います。皆様と我々と社会全体がコロナにも負けず経済苦にも負けず、サバイバルするためにも、どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします!

 情報の提供、ご寄稿等は、以下のアドレス宛にお願いします。

※IWJのメールアドレス
office@iwj.co.jp
 
■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。

 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

 昨日現在、4万3328人のご登録があり、この1か月で、約1500人の登録があり、66.8万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。ぜひ、まだご覧になっていない方は、この外出のままならない連休の間に御覧になっていただき、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや、拡散もよろしくお願いします。

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

———————-

 ■光輝ける(はずの)おたくの聖地にて夜空を仰ぎ、コロナを恨む」

【編集雑記 文・磯貝哲男】
 
 IWJ代表の岩上さんから、私、磯貝が指名されたので書きます。日刊IWJガイド初となる編集雑記です。

 つい先日、夜の東京・東池袋を数時間ほど、街の観察をしながら歩いていました。コロナに見舞われている真夜中近くの大都会をじっくり観察したのです。まず、24時間、開いているのは、薬局「マツモトキヨシ」と総合ストア「ドン・キホーテ」(これはありがたい!)でした。

 実は、サンシャイン60ビル近辺が「おたくの聖地」となった近年の池袋。行政の豊島区もバックアップしておたくの街として活性化していました。忌まわしきコロナがやってくるまでは。

 いつもならにぎわっている東池袋の大人気・総合アニメ系ショップ「animate」の前は、コロナの影響で閑散。アニメ声優さんのCMだけが店舗の巨大モニターに煌々と輝いていました。
 
 街を散策していると食欲も湧いてくるもの。するとベビーカステラのお店を発見! 「営業しているんだ、すごい」と思い、買おうと思いましたが、先日、体重を測ったところ、「99.9キロ」という『銀河鉄道スリーナイン』を彷彿とさせる体重(否、単なるデブ)の私は、甘いものを「自粛」。営業中のラーメン屋さんも発見しましたが、これを食うと、0.1トンの世界、要するに100キロになるため、これまた「自粛」しました。

 ちなみに代表の岩上さんは、ひと足先に昨年100キロを突破され、それからは一念発起して、インスタグラムで公開レコーディングダイエットを続けていますが、コロナ危機以後、ダイエットどころではなくなっているようです。インスタを皆さん、のぞいてみてください。

 近年の池袋は、おたくの街・秋葉原を模倣しています。散策していると、なんと、「メイド・カジノ」なる店舗を発見! お金には換金なしだから違法性もなく、「メイド姿のお姉さんとブラックジャックができるのか!」と思うと、元雑文ライターとしての好奇心をくすぐられ、危うく入店しそうに。でも、我慢、我慢。「三密」を避けるのは自分のためだけでなく、自分が出入りしているIWJを守るためにも、社会全体を守るためにも、必要なことだと思い直しました。

———————-

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200505

IWJ編集部(岩上安身、西谷恵、磯貝哲男、布施絵理子、城石裕幸、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/