日刊IWJガイド「東京の感染者数は130万人!? 全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に『非常に危険な状態、感染者増加を見逃す』と警告!」2020.4.25日号 ~No.2781号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■<お詫び>昨日再配信した「岩上安身による前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏インタビュー<エッセンス版>」は本来全編フルオープンのところ、スタッフの手違いで会員限定で配信してしまいました。本日午後10時より、改めて全編フルオープンで再配信いたします
┠■はじめに〜東京の感染者数は30万人!? 130万人!? 日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に「非常に危険な状態」「感染者増加を見逃す」と警告!
┠【1】米MIT論文が「新型コロナ感染者は現在発表されている85~100倍程度の人数、すでに存在」と報告! 東大・伊東乾准教授は東京都の感染者数を30万人と推計、日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!?
┠【2】京大iPS細胞研究所・山中伸弥教授が警告! 東京のPCR検査の陽性率20%は「非常に危険な状態。感染者の増加を見逃す」!
┠【3】WHO事務局長上級顧問・渋谷健司医師が「実際の感染者数は10倍以上いる」と、日本のPCR検査の少なさを批判! 米カリフォルニア州で抗体検査の結果、実際の感染者は確認されている数の28倍から55倍いると推計される! ニューヨーク州でも10倍以上!
┠【4】慶應義塾大学病院が新型コロナ感染症以外の患者にPCR検査を行ったところ、5.97%の罹患率が判明! 東京の感染者は計算上57万人から83万人、実際の161倍から232倍いることになる!
┠■【中継番組表】
┠■専門家会議がPCR検査受診「目安」変更!? 37.5度以上「4日以上継続で受診」の解釈変更を、現場にアナウンスしないのか!? IWJが対策本部に直撃! 一般国民の困惑と混乱は続く!?
┠■「アベノマスク」不良品で全量回収! 一方、マスク調達費の「使途不明金」247億円を追及されそうになった途端、その分は「安く」なったと菅官房長官!! 一日で7割引き以上になる国家予算とは何なのか!? これは汚職未遂事件ではないのか!?
┠■大阪府の新型コロナ集団感染がおきた病院で女性看護師がコロナ陽性と判明後も上司が休ませずにそのまま働かせていたと判明!! さらには自宅療養中に出勤を命じられた看護師も!!
┠■「緊急カンパ」のお願い!! 4月も3分の2以上が過ぎましたが、ご寄付・カンパはいまだ3分の1強にとどまっています! コロナ禍による緊急事態宣言下で、なお粘り強く情報発信活動をするためには、在宅テレワークを大幅に増やさなければならず、PCや通信機器を買い増しする必要も出てきました! 改めて緊急カンパのお願いを申し上げます!! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します! 
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┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
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■<お詫び>昨日再配信した「岩上安身による前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏インタビュー<エッセンス版>」は本来全編フルオープンのところ、スタッフの手違いで会員限定で配信してしまいました。本日午後8時より、改めて全編フルオープンで再配信いたします

 昨日午後7時からタイムリー再配信した、「『「緊急事態宣言」で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!』前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏に岩上安身がインタビュー!<エッセンス版>」は、本来は全編フルオープンのはずでしたが、スタッフの手違いで、会員限定で配信してしまいました。大変失礼いたしました。

 つきましては、本日午後8時より、改めてフルオープンで配信いたします。

 厚労省クラスター班の西浦博北海道大学教授の「人と人との接触の8割削減」論の根拠となるシミュレーションに対し、自身、医学博士でもある米山氏が、理系の観点からそのモデルの間違いを鋭く指摘しています。

 本日の再配信は公益性に鑑み、フルオープンにすることにしました。ぜひとも、昨日配信した西浦教授の記者会見の動画と見比べてください。

 本来ならば昨日のうちにフルオープンで配信していたはずですが、内部の連絡ミスがあり、フルオープンにならなかったこと、重ねてお詫び申し上げます。どうぞ、多くの方々に、拡散していただければと思います。よろしくお願いします。

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【タイムリー再配信 635・IWJ_YouTube Live】20:00~
「『緊急事態宣言』で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!」医師・弁護士・元知事の視点から鋭い発言を続けている前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏に岩上安身がインタビュー! <エッセンス版>
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■はじめに〜東京の感染者数は30万人!? 130万人!? 日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に「非常に危険な状態」「感染者増加を見逃す」と警告!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ゴールデンウィークが本日から始まりますが、県内に有数の観光地を抱えている神奈川県は、昨日、黒岩祐治県知事が自ら会見で「今は、神奈川に来ないでいただきたい!」と訴えました。行楽地へ行こうとお考えの方は、まず以下の「はじめに」の【1】から【3】までお読みください。症状のない、一見健康な男女の多くがすでにコロナに感染している可能性があります。検査で捕捉される感染者は、ほんの氷山の一角に過ぎません。
新緑のこの季節、広々とした自然の中に行きたい気持ちはやまやまですが、屋外であれば感染しないというわけではありません。何より、これを書いている私たちや、これを読んでいる皆様の中にも自覚なき感染者がいるかもしれません。他人に近づくと、うつしてしまう恐れがあります。「人を見たら感染者と思え。症状がなくても自分自身をも感染者であると考え」が、今は心得として必要かもしれません。

 岩上安身は、黒岩知事の会見を受けて、自身のツイッターに、以下のようにツイートしています。
 
 「つまりは、湘南とか鎌倉とか箱根とか横浜とかに他の都道府県からやってくるな、ということ。ゴールデンウィーク前に牽制。皆さん、移動しないでください。混雑する観光地へ行くのはやめましょう。密閉した屋内でなくても、混雑や行列や雑踏は避けましょう。屋外なら感染しないという保証はありません。」  

岩上安身のツイート(2020年4月25日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1253713318105116678

 黒岩知事の定例会見は、IWJも中継を行っています。下記URLからご覧になってください。

※神奈川県知事・黒岩祐治知事「今は神奈川県に来ないでいただきたい!!」~4.22 黒岩祐治 神奈川県知事 定例会見 2020.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473334

【1】米MIT論文が「新型コロナ感染者は現在発表されている85~100倍程度の人数、すでに存在」と報告! 東大・伊東乾准教授は東京都の感染者数を30万人と推計、日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!?

 作曲家・指揮者で東京大学大学院情報学環准教授の伊東乾氏は、ウェブメディアのJBpressへの署名記事で、ドイツのガンゲルトという小さな町で、500人を検査したところ14%が陽性だったという、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の論文を紹介しています。

※人を見たらウイルス陽性だと思え 実は発表の100倍いる、市中感染者(JBpress、2020年4月22日)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60246

 記事の中で伊東氏は、東京都の感染者数について、東京都発表の初期の人数増から予測し、指数関数で計算した場合、「4月初旬にはすでに10万単位の感染者が出ても、少しも不自然ではない」と述べています。

 また、上記のガンゲルトの事例からMITの論文が「全世界的に見たとき、2020年4月時点での新型コロナウイルス感染者は、現在発表されている85~100倍程度の人数、すでに存在していると思われる」と考察していることを踏まえ、伊東氏は東京都の感染者を「3000人ではなく30万人という、指数予測から考えても納得のいく数字」と推測しています。

 さらに伊東氏は、「東京都がガンゲルト程度のコロナ感染に見舞われると、前都民の14%程度が陽性ということになり、これは130万人ほどの数になります」と述べ、「役所は、130万人も陽性が出てしまったら、医療はとっくの昔に崩壊してしまいますから、必死で数が少ないような努力を重ね、1日の検査数が400とか500とかしかないように絞っている」と論じています。

 他方、伊東氏は、新型コロナウイルス肺炎による日本での死者が、まだ200人程度であることに触れ、実際の数は「1桁多い(少なく見積もっても)2000人に近くになっている可能性がある」としています。

 その上で伊東氏は「少なく見積もっても1800程度の葬儀で、感染した遺体を普通の葬儀で見送っているはずで、そこで感染した人も間違いなく1000のオーダー以上で推計することができるはず」と論じ、「日本全国で100万オーダーの感染者が、それと知らず、また知られず、普通に生活したり、普通に亡くなって普通の葬儀を上げられていたりする。つまり気づかれていない」と、結論付けています。

【2】京大iPS細胞研究所・山中伸弥教授が警告! 東京のPCR検査の陽性率20%は「非常に危険な状態。感染者の増加を見逃す」!

 京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授は、ブログ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」の中で、検査件数に対する陽性者の割合に注目しています。

 「2月は3%、3月になって4%、7%と増加し、3月末には18%に急増、4月は中旬まで19%を維持しています。検査件数には、同じ人に複数検査した件数も含まれているという事ですので、実際の陽性率はさらに高いと考えられます」と述べ、危険領域だと訴えています。

 山中教授によると、十分に検査をしているドイツは陽性率7%、韓国は3%。日本よりはるかに多くの検査を行っている米国は20%程度ですが、専門家は検査数を3倍に増やす必要があると訴えているとのこと。

 山中教授は「20%以上の陽性率が続く東京は、非常に危険な状態」だと述べ、「検査数が増えないと、感染者の増加を見逃す可能性がある」と、警告しています。

※東京の感染者数は減少しているのか?(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信)
https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html

【3】WHO事務局長上級顧問・渋谷健司医師が「実際の感染者数は10倍以上いる」と、日本のPCR検査の少なさを批判! 米カリフォルニア州で抗体検査の結果、実際の感染者は確認されている数の28倍から55倍いると推計される! ニューヨーク州でも10倍以上!

 WHO(世界保健機関)事務局長上級顧問の渋谷健司医師は、16日夜放送TBS「NEWS23」で、「日本はクラスター対策の名の下、検査数を絞ってきた。実際の感染者数は10倍以上いるだろう」とコメントし、日本のPCR検査の少なさを批判し、衝撃をもたらしました。

※検査少なく氷山の一角 医療機関直接発注こそ WHO事務局長上級顧問 渋谷医師が警鐘(しんぶん赤旗、2020年4月18日)http://jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-04-18/2020041801_04_1.html  

 医療ガバナンス研究所理事長で医学博士の上昌広氏は、渋谷医師の医学者としての業績を高く評価する一人ですが、4月21日に行われた岩上安身によるインタビュー第3弾の中で、「カリフォルニアの抗体検査の結果からみても、日本の感染者数は10倍ではすまないはずだ」とコメントしました。

 米カリフォルニア州では、19日にスタンフォード大学がサンタクララ郡で行った抗体検査の結果から、実際の感染者数は確認されている感染者の50倍から85倍に及ぶとの推計を発表しました。また、20日には南カリフォルニア大学がロサンゼルス郡の抗体検査の結果から、実際の感染者が28倍から55倍との推計を発表しています。

※コロナ感染者、実際は50倍超か 米加州の抗体検査で推計(中日新聞、2020年4月20日)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042001001481.html

※感染者数、実際は55倍も=新型コロナ抗体検査で推計―米ロサンゼルス(時事メディカル、2020年4月21日)
https://medical.jiji.com/news/31149

 また、ニューヨーク州は23日、抗体検査によって13.9%が感染した経歴があることを明らかにしました。これは州の人口に当てはめると、270万人が感染した経験があると推計されます。ニューヨーク州の感染者は26万人が確認されていることから、実際の感染者は10倍以上となります。

※<新型コロナ>NY市 21%陽性 州は14% 感染者10倍か 抗体検査(東京新聞、2020年4月24日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042402000286.html

※NY州の抗体検査で14%に陽性反応、公式統計上回る感染率(CNN、2020年4月24日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35152892.html

【4】慶應義塾大学病院が新型コロナ感染症以外の患者にPCR検査を行ったところ、5.97%の罹患率が判明! 東京の感染者は計算上57万人から83万人、実際の161倍から232倍いることになる!

 東京都新宿区にある慶応義塾大学病院では、新型コロナウイルスへの大規模な院内感染が起きた東京都台東区の永寿総合病院から患者が転院したことをきっかけにして、患者4人、スタッフ3人の院内感染が起きました。

 また慶応病院は、永寿総合病院への外勤医からも7人の医師の感染が明らかになり、さらに集団で会食した研修医のうち20人が感染しました。

 その慶応義塾大学病院が、新型コロナウイルス以外の患者67人に対して、手術や入院の前にPCR検査を行ったところ、4人の感染が明らかになりました。これは罹患率5.97%ということになります。

 慶応義塾大学病院は、「院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性がある」と発表しています。

※新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について(慶應義塾大学病院、2020年4月21日)
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/

 無症状者の罹患率6%という数字が、慶応大学病院のいうように「地域の感染の状況を反映している」とすると、今年1月1日の東京都の人口は推計で1395万人ですから、83万人もの、無自覚な無症状の感染者がいることになります。23区に限っても、人口965万人ですから、57万6000人の感染者がいることになります。

※「東京都の人口(推計)」の概要(東京都、2020年1月31日)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/01/31/06.html

 この発表を受けて、上昌広氏は、22日、次のようにツイートしました。
 
 「今頃、慶應大学には電話が殺到しているだろう。『新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。』IgGではなく、PCRだ。俄には信じがたい数字だ。もし、この数字が一般化できるなら、東京には現在数十万人程度の患者がいる」

 「IgG」とは、免疫グロブリンの事で、抗体検査はIgG抗体を検出します。慶應義塾大学病院が行ったのは、抗体検査ではなく、PCR検査である、という意味です。

※上昌広氏のツイート(2020年4月22日)
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1252864301213212672

 東京都の検査陽性者数は4月23日時点で累計3572人ですから、実際にはこの161倍から232倍の感染者がいることになります。

※都内の最新感染動向(東京都、2020年4月24日)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

 これは非常にショッキングな数字です。しかし、推計ではありませんし、軽視できない数字です。過少な検査によって捕捉された感染者は、ごくわずか、161分の1から232分の1でしかない、ということになります。捕捉率があまりに低すぎます。

 検査の抑制を訴えてきた自称専門家、御用学者たち、御用文化人らの責任は、決して軽いものではありません。布マスクの製造は、ただちに中止し、医療現場と隔離施設の構築に日本の持てるリソースを注ぎ込み、そして保健所を通さない医師から民間施設へのルートでのPCR検査の実施を現在の数10倍の規模にまで拡充すべきです。

 昨日、西浦博教授の記者会見が開かれ、IWJ記者も参加し、YouTube Liveで録画配信しました。ろくにPCR検査もしない状態で「8割接触削減」をしなければ42万人が死ぬことになる、と主張する西浦教授に対して相対的な疑問を投げかけています。その様子は公共性を鑑みてフルオープンにしておりますので、録画を「Movie iwj」にて、御覧になることができます。

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フルオープン【録画配信】新型コロナウイルス感染症 クラスター対策の専門家による第2回記者意見交換会 ―登壇:西浦博氏(北海道大学教授)ほか(2020年4月24日19:00~収録)
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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 ぜひ、御覧になってください。また、IWJのYou Tubeチャンネルとなる「Movie iwj」へのご登録も、よろしくお願いします!

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

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◆中継番組表◆

**2020.4.25 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】14:00~「緊急事態宣言を解除して補償を!安倍は辞めろ!梅田解放区デモ(豊崎西公園~梅田HEP5前)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「安倍は辞めろ!梅田解放区デモ」を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【タイムリー再配信 633・IWJ_Youtube Live】16:00~「加藤勝信 厚生労働大臣 新型コロナウイルス軽症者等の受け入れ施設視察(品川プリンスホテル)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 4月23日に収録した、加藤勝信 厚生労働大臣による視察を再配信します。これまでIWJが報じてきた加藤勝信氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E5%8B%9D%E4%BF%A1
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【タイムリー再配信 634・IWJ_YouTube Live】20:00~「『「緊急事態宣言」で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!』前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏インタビュー!<エッセンス版>」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 4月16日収録の、岩上安身による弁護士・医学博士 米山隆一氏インタビュー<エッセンス版>を再配信します。これまでIWJが報じてきた米山隆一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%B1%B3%E5%B1%B1%E9%9A%86%E4%B8%80
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【タイムリー再配信 635・IWJ_YouTube Live】22:00~「PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師インタビュー第3弾」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 4月21日に収録した、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長 上昌広医師インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた上昌広氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%8a%e6%98%8c%e5%ba%83

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◆中継番組表◆

**2020.4.26 Sun.**

<調整中>

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

検体採取予約はあくまでもかかりつけのお医者さんまたは医療機関が行い、月・水・金の週3日、1日8人から20人を予定!~4.22 PCR検査時の検体採取仮設診療所、開設記者発表(千代田区内)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473338

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■専門家会議がPCR検査受診「目安」変更!? 37.5度以上「4日以上継続で受診」の解釈変更を、現場にアナウンスしないのか!? IWJが対策本部に直撃! 一般国民の困惑と混乱は続く!?

 コロナ対策の専門家会議が、PCR検査を受診する「目安」について方針転換したことが報じられました。そのなかでも、一般の人の発熱が4日間続くと検査を受けるという、一般に「4日間ルール」と呼ばれている目安の「解釈」が波紋を広げています。

※新型コロナ疑いの受診目安、重症化しやすい人は「2日程度」⇒「すぐにでも」と方針転換(ハフポスト、2020年04月24日)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ea23c33c5b669fd8921dfc1

 2月16日に発表された目安では、高齢者や持病など重症化リスクがある人や妊婦は、風邪の症状や37.5度以上の発熱、倦怠感、呼吸困難などの症状が「2日程度」続いた場合に、新型コロナ受診相談センター (従来の帰国者・接触者相談センター)に相談するとしていたものを、4月22日に発表した目安では、「4日を待たず、場合によってはすぐにでも相談」と変えられました。

※「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年4月22日)(厚生労働省HP、2020 年4月 22 日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00093.html

 この点について、専門家会議のメンバーで、日本医師会常任理事の釜萢敏(かまやちさとし)氏が、「この病気の蔓延が疑われる状況になったので」と理由を述べながら、「方針が大きく変わったというわけではないが、運用については注意してほしい」として、方針は変わってないとしました。

 一方、一般の人が受診する目安は、風邪や37.5度以上の発熱などの症状が「4日以上継続した場合」で変わっていません。

 しかし釜萢氏は、「2月の受診の目安は、いつもと体調が違うということに対して4日間経過をみてくださいというメッセージととられた」のだが「それはそうではなくて」と、一般的な解釈を真っ向から否定したと報じられました。

 続けて「体調が少し悪いからといってすぐみなさん医療機関を受診されるわけではないので、いつもと違うという症状が続いた場合には、少なくとも4日は続くということであれば、普段は受診をされなくても今回に関しては相談していただきたいということ」であるという解釈を示したとのことです。

 しかし、発熱のため検査を受けたいと訴えても、「37.5℃以上の発熱4日間」という「目安」によって検査を断られるという事態は実際に発生してきました。
 
 事実、専門家会議のメンバー等で構成される「コロナ専門家有志の会」のホームページでも、「持病がない64歳以下の方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱でも4日間はご自宅で、回復を待つようにしてください」と明記されているのです。

※#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(コロナ専門家有志の会HP、2020年4月8日)
https://note.stopcovid19.jp/n/ncf680f3ea3f2

 これはどう考えても、明らかな方針転換ではないでしょうか。

 この件に関して、岩上安身は以下のようにツイートしています。

「ザ・スパイダースのかまやつひろし氏と同じ名字の釜萢氏。悪ずれした小悪党官僚みたいな座布団返し。逆に受け取った国民が悪いみたいな言い方。実際にこの『37.5度以上の熱が4日』という規定を杓子定規に受け取った医師や保健所により、検査を受けられず、はねのけられてきた患者が多数いるのに」

※岩上安身のツイッター(2020年4月24日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1253687336233078785

 問題は、この点に関して厚労省は、解釈の違いをただすべく、今後は検査を受けやすくするように、保険所や医療機関などの現場に通達を出すのでしょうか?

 この疑問を厚労省の新型コロナ対策感染症推進本部に問い合わせると、技術総括班の担当者が回答しました。

IWJ記者「釜萢氏の、『37.5℃以上の発熱4日間』という点に関して誤解があったとの発言は、方針転換ではないか?」

コロナ対策本部「変わっていない。基準やルールではなくあくまで『目安』である」

IWJ記者「その目安を元にして、医者や保健所から検査を断られた場合がかなりあると聞いているが?」

コロナ対策本部「実際そうかどうかは分からないが、我々はあくまで目安として相談して欲しいと言っている」

IWJ記者「では、その目安にもとづいて受診を断られた場合は、保健所や医者の判断が間違っているということか?」

コロナ対策本部「これを根拠にして断るのなら、それはそうではない(間違っている)。そのうえで誰に(検査を)案内するかは、それぞれ(保健所や医者)の判断がある」

IWJ記者「では、それぞれの判断で『37.5℃以上の発熱4日間』という見解があっても合理性があるということか?」

コロナ対策本部「相談者の症状を踏まえて柔軟に対応して欲しいと伝えているので、ある程度任せている」

IWJ記者「釜萢氏のコメントは、健常な人も少しでも症状があれば受診して欲しいと言っているように聞こえるが、それでよいか?」

コロナ対策本部「釜萢氏は資料と同じく、以前と同じく、軽症の場合は4日程度様子を見て受診して欲しいと言った」

IWJ記者「4日間は受診しないでほしいという主旨か?」

コロナ対策本部「受診しないでほしいということではなく、コロナは、かかってない方が病院で感染するリスクもあるので、あくまで目安を示している」

IWJ記者「基準でないのであれば、4日以前に受診することは妨げられないということだが、その本部の方針と保健所などの現場との間で、齟齬が出ていることになる。現場に対して、4日間以前に受診の希望がある場合に受診させるように、対策本部や厚労省から、現場に対して改めて通達やアナウンスをする意図はあるか?」

コロナ対策本部「あるともないとも現段階では言えない」

IWJ記者「そのことを妨げないようにしようという、意向はあるのか?」

コロナ対策本部「もともと妨げていない。もともと目安として示しているものである。どうすれば伝わるかということで、見直すことはあるかもしれないが、現段階ではない」

IWJ記者「当初、PCR検査の体制やスタッフが不足していたために、現場が『4日間ルール』をもとに断わっていたとしても、現在は検査を増やす方向に状況が変わってきているが…」

コロナ対策本部「『4日間ルール』というのはない。これ以上やりとりしても何なのでいったん切らしていただきたい」

 というやり取りで終了しました。このやりとりで、一般の方々が、医師にかかるために、4日間熱が続くまで待つべきなのか、4日を待たずして受診すべきなのか、指針が理解できたでしょうか? 逆に混乱したのではないでしょうか?

 いずれにしても厚労省では、4日間という「目安」の解釈の変更について、現場にアナウンスする意向はないとのことです。

■「アベノマスク」不良品で全量回収! 一方、マスク調達費の「使途不明金」247億円を追及されそうになった途端、その分は「安く」なったと菅官房長官!! 一日で7割引き以上になる国家予算とは何なのか!? これは汚職未遂事件ではないのか!?

 国が全世帯に配布する布マスクの一部に汚れなどの不良品が見つかった問題で、製造・納品した興和と伊藤忠商事が、未配布分を全量回収すると23日に発表しました。

※布製マスク(ガーゼマスク)の対応について(興和HP、2020年4月23日)
https://www.kowa.co.jp/news/2020/press200423.pdf

※厚生労働省向けの布製マスクについて(伊藤忠商事HP、2020年4月23日)
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2020/200423.html

 4月23日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、全世帯配布の製造費約90.1億円分のうち、興和は約54.8億円、伊藤忠は28.5憶円、マツオカコーポレーションは約7.6億円を受注していました。

※はじめに~アベノマスク最大の発注先・興和にIWJが直撃取材! 安倍総理夫人・昭恵氏のコネによる契約は完全否定! 予算466億円の残り375億円のゆくえは「国に聞いて」との回答!他方コロナによる国内の死者は300人超える!(日刊IWJガイド、2020.4.23日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40037 

 興和と伊藤忠はいずれも、「全量検品」体制を打ち出しています。当然でしょう。しかしマスク配布が始まった途端に約8000枚に上る不良品が発見されたことで生じた、製造体制への大きな不信感を打ち消すことができるでしょうか。

 そもそもマスク全世帯配布の総予算466億円の内訳は、配達費128億円と、マスク調達費338億円です。この調達費のうち、製造費約91億円以外の「差額約247億円」が何に使われるのか不明である点が、大きな問題になっていました。厚労省から製造元の内訳を引き出した福島瑞穂議員も、この点を追及すると社会民主党・党首定例記者会見で4月22日に明言していました。

 みんなの声が届いた「一人あたり10万円支給」は歓迎だが、世帯主へのまとめて支給にはNO ! アベノマスクの汚損と金額内訳の不明瞭は大問題!~4.22社会民主党 福島瑞穂党首定例記者会見 2020.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473342

 ところが24日になって、 菅義偉官房長官が「より安く早く調達をすることに努めた結果、マスク調達費用が積算よりも低い90億円に収まる予定だ」と記者会見で述べたことが報じられました。1日にして7割引きにもなる、という点にも驚きましたが、まだ続けるのか、という点にも驚かされました。

 コロナウイルスを透過してしまうため、布マスクには効果がないとわかっている上、包装過程でも、製造過程で生じた不良品に、汚れや髪の毛の混入など不衛生な管理しかできない、そんなメーカーや商社に、なぜ、損害賠償を求めず、国民の血税から90億も支払うのでしょうか。

※菅氏「安く早く調達すること努めた」 布マスク回収うけ(朝日新聞、2020年4月24日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN4S4V02N4SUTFK00B.html

 問題となった「差額約247億円」分は、なぜか急に「不要」になったので、調達費338億円が「73%引き」になったとわけですが、こんなことは民間での通常の取り引きでは考えられません。差額の247億円もの「使途不明金」を野党議員が追及する構えを見せたとたんに、怪しい差額の「247億円」が消えて、7割引き以上になる国家予算とはいったい何なのでしょうか。

 これは、実費では90億円程度の事業に、さらに247億円もの予算を盛って、政治家や官僚や業者の間で山分けをしようとした横領事件だったのではないかという疑惑がぬぐえません。安物のマスクを国民にバラまいて予算をかすめとろうとする魂胆だったのではないでしょうか。今回の「7割引き」は、国民の批判が集まり、野党が追及を始め、ごまかしがきかなくなったため、横領をあきらめ未遂に終わった汚職未遂事件なのではないか、という疑念が消えません。

 にもかかわらず、不思議なことに、この一件に「事件性」を見てとって、鋭く追及しようとする大手メディアは見当たりません。権力にひたすら遠慮し、萎縮しているのではないでしょうか。

 「差額約247億円」への疑惑は深まるばかりです。「アベノマスク」の製造・配布は中止すべきではないでしょうか。「90億円」も無駄にすべきではありません。

■大阪府の新型コロナ集団感染がおきた病院で女性看護師がコロナ陽性と判明後も上司が休ませずにそのまま働かせていたと判明!! さらには自宅療養中に出勤を命じられた看護師も!!

 新型コロナウイルスの院内感染が、全国で連日のように深刻化しています。

 近々の東京都内を例に挙げれば、第一種感染症指定医療機関である大病院、墨田区の都立墨東病院が救急車の受け入れを停止せざるをえない緊急事態にまで発展しています。

※救急車の受け入れ停止 都立墨東病院で院内感染か(テレ朝news、2020年4月22日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000182352.html

 テレ朝newsの報道によれば、墨東病院で21日に医師と入院患者合わせて12人が感染。病院関係の感染者は39人となり、すでに外来や入院患者の受け入れをやめていた墨東病院は、ついに救急車の受け入れまでも停止したとのことです。

 コレラ、細菌性赤痢、風しん、結核などの感染症に対応する、日本有数の感染症のエキスパート揃いの病院(第一種感染症であるエボラ出血熱にすら対応が可能)である墨東病院がここまでの事態に至ったことは深刻です。

 子供の頃に風しん(はしか)に感染しておらず、免疫がないまま大人になった人が風しんに感染すると、症状が重篤化することはよく知られています。こうした感染症の重篤ケースを支える地域医療の重要拠点となる病院の機能までコロナは破壊してしまいました。

 4月21日に行われた、岩上安身によるインタビューの中で、医療ガバナンス研究所理事長で医学博士の上昌広氏は、「墨東病院は感染症の専門。そこですら感染が起きたのだから、他のところはもっと注意しないといけない」と述べ、院内感染の危険性を指摘しています。

 他方、大阪府では、大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」で、新型コロナウイルスに感染した看護師を、その後も勤務させていたことが明らかになりました。

 「なみはやリハビリテーション病院」は、高齢者のリハビリが専門の病院ですから、東京の都立墨東病院とは医療施設としての性格が異なります。

 なみはやリハビリテーション病院では、4月15日に職員1名のコロナ感染がPCR検査で判明後、18日に職員6人、入院患者35人に感染が広がり、21日までに職員65人、患者53人が感染しました。

※医療法人敬仁会 なみはやリハビリテーション病院
https://www.namihaya-rh.jp/

 病院側は、PCR検査で陽性と判明した女性看護師を、その後も20日から翌日朝まで勤務させ続け、この女性看護師は保健所からの指導を受けてやっと帰宅しました。

 複数の報道によると、この女性看護師は感染者だけが入院する病棟に勤務していて、感染していない患者との接触はなかったとのことです。

 病院側は保健所の調査に対し「代わりの人を手配しようとしたが、見つからないのでやむなく働かせた」と話していると報じられています。信じがたい杜撰さです。

※【独自】集団感染の大阪の病院 陽性の看護師に勤務命じる(2020年4月23日、ABCニュース、)
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_6008.html

 さらに24日には、この病院で20日にPCR検査で感染が確認され、自宅療養をしていた別の看護師も、病院の要請を受けて21日夜から22日朝まで出勤していたことが明らかになりました。

 なみはやリハビリテーション病院は23日、保健所の行政指導を受けたとのことです。

※感染の看護師、さらに1人勤務 大阪の病院、自宅療養中(朝日新聞、2020年4月24日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN4S43QLN4SPTIL00J.html

 IWJが、昨日、24日の夕方に、大阪府・なみはやリハビリテーション病院に「病院の責任者、報道担当責任者の話を訊きたい」と電話取材を入れたところ、事務・警備担当の職員が電話に出て、以下のように答えました。

「(既に)責任者が帰っていない。(事務・警備担当の)私では分からない。報道機関の方からの電話は多い。反響がある。何百件も電話がかかってきています。(一般の方からの電話もあり、その内容は)クレーム、お叱りです」

 いうまでもなく、コロナ陽性と判明した場合は、早期治療・隔離が必須です。それにもかかわらず、「なみはやリハビリテーション病院」では、コロナに感染した女性看護師に対して、上司が引き続き勤務するように命じていたのですから、耳を疑わざるをえません。

 ここまで出鱈目なことを行っている病院の責任者は、表に出て、釈明をするのが筋ではないでしょうか。責任者は、雲隠れしているにすぎないのではないかと疑いたくもなります。

 コロナ禍の猛威によって、都立墨東病院のような感染症の専門機関ですら機能マヒに陥り、他方、感染症への対応施設ではない病院では陽性と判明している看護師を使い回す。こちらは医療の崩壊というよりも、モラルの崩壊というべきかもしれません。いずれにせよ、危機にさらされているのは、国民の健康です。

■「緊急カンパ」のお願い!! 4月も残り1週間を切りましたが、ご寄付・カンパはいまだ目標額の41%にとどまっています! コロナ禍による緊急事態宣言下で、なお粘り強く情報発信活動をするためには、在宅テレワークを大幅に増やさなければならず、PCや通信機器を買い増しする必要も出てきました! 改めて緊急カンパのお願いを申し上げます!! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します! 

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 IWJでは1年間のご寄付・カンパの目標金額を5400万円に設定し、毎月未達成の金額を残りの月数で割って、1か月のご寄付・カンパの目標額としています。

 IWJの今期第10期、期首の8月1日から3月末日までのご寄付・カンパの金額から割り出した、4月からの1か月のご寄付・カンパの目標額は約632万円です。

 4月1日から23日までのご寄付・カンパの金額は、256万6209円で、これは月間の目標額の約41%でした。4月も残り1週間を切りましたが、ご寄付・カンパはいまだ目標額の半分にも届いていません。

 また、8月1日から4月23日までの今期の通算のご寄付・カンパも、目標額の78%の達成率にとどまっています。

 現在、日本経済は消費税増税に加え、コロナの影響によって巨大なダメージを受けつつあります。ご支援いただいている会員の皆様も、さまざまな面で困難な状況に遭遇されているのではないかと失礼ながらご推察いたします。

 そうした中でお願いすることは、ほんとうに心苦しいのですが、IWJの財政が、あまりにも切迫した状況となっているため、あえて「緊急カンパ」のお願いをさせていただきたく存じます。

 先日からお伝えしている様に、現在、IWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、財政状況に加えて機材の状況もピンチとなっています。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)をウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了したため、最新のウィンドウズ10に更新せざるをえなくなりました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 また、苦しい時にはまたさらに苦しいことが生じるものです。

 新型コロナウイルスの蔓延に伴う、緊急事態宣言発出によって、弊社も、なるべくスタッフを出勤させず、在宅にてテレワークで活動をさせるべく、準備を整えていますが、自宅に業務用として使用可能なPCや通信設備等が整っていないスタッフも少なくなく、政府と都の要請に従い、外出機会を減らすには、どうしても追加でPCや機材を購入する必要があります。テレワーク待ったなしなのに、今はまだ、新しいPCやWi-Fiなどを買い直すことができていません!

 第10期の後半に入り、特に1月、2月、3月を過ぎてからの、IWJの財政はますます厳しくなりました。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となってしまいます。

 改めて申し上げますが、IWJではこれまで、スタッフの人件費や各種関係先への支払いを、未払いや遅払いにしたことは一度もありません。

 これまで、こうした財政的危機に際しては、代表である岩上安身がこれまでのジャーナリスト業で得た個人の資金を、IWJにつなぎ資金として提供してきましたが、それももはや限界です。

 このため、改めて「緊急カンパ」のお願いを申し上げます!! コロナ危機と経済危機とダブルパンチで、大きな危機に見舞われているのはIWJだけではないと思いますが、今ほど、IWJが社会に必要とされている時はないと思います。独立メディアとして、安倍政権翼賛の御用大メディアとは、一線を画した真実の報道を続けていきたいと存じます。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせていつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。
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 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。4月19日時点の会員数は4708名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

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 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

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■IWJのYouTubeチャンネルMovie Iwj への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします! 

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。
 
 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

 昨日現在、42591人のご登録があり、この1か月で、約1500人の登録があり、70万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、下記のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】バイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 コロナの影響でアルバイトが減らされて困窮した大学生らが退学を検討していることが報じられ、ネット上で話題になっています。

※バイト代激減、学生困窮 食費1日300円でしのぐ 学費払えず退学視野(時事ドットコムニュース、2020年4月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900134&g=soc

 これに対して岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「退学なんてもったいない。本当に困っている学生、院生らは、IWJに来てください。学業を続けながら、バイトが可能です。相当、融通をきかせられるので、ぜひ。バイトしながら、メディア受験の指導もするインターンもぜひ」

※岩上安身のツイート(2020年4月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1252206309304197120

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、下記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere,Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、城石裕幸、磯貝哲男、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】