日刊IWJガイド・非会員版「東京の新感染者2桁で西浦北大教授『確実に減少』!? が氏自身『実際は10倍』と過少検査外の感染拡大認める! コロナ倒産114件!!」2020.5.6日号 ~No.2792号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~東京の新感染者3日連続2桁で、西浦博北海道大教授「確実に減少傾向」!? しかし西浦氏自身「実際の感染者は10倍以上」と、PCR検査でとらえられていない感染の広がりを認めてもいる! 急増するコロナ倒産114件!! 過少な検査数が根拠の施策が最悪の結果に導く!?
┠■【中継番組表】
┠■新型コロナウイルスによる経済苦で、大学の退学を検討しなければならない学生が2割以上も! 全国の大学で給付や、米を配るなどの支援策が! その一方で大学に行けずに低賃金・不安定就労に就く若者への支援も必要!! 学生諸君は退学せずにIWJでぜひアルバイトを!! 本日午後4時半より「野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリング」を生配信します!
┠■韓中「企業関係者入国ファストトラック」5月1日より実施!「新型コロナ陰性判定の企業関係者には14日間隔離を免除」! PCR検査数過少、陰性証明に否定的な日本は「ポスト・コロナのマーケット争奪戦で遅れ」!?
┠■<新記事紹介>【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)~ロックダウンが始まった!
┠■【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集】本日午後1時半より「デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏インタビュー」を再配信します!
┠■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】本日午後8時より「岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)」を再配信します!
┠■【IWJ書店】石田勇治・東京大学教授、永井幸寿弁護士、白井聡・京都精華大学専任講師の著者直筆サイン入り本を販売中です! ぜひお買い求めください!
┠■IWJへご寄付をくださった方々からのメッセージを感謝を込めて掲載させていただきます。今後ともIWJをお支えください! よろしくお願いします!
┠■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!
┠■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■編集雑記「外出自粛で郊外のサイクリングロードは大渋滞! いつの日か旅に出ることを夢見る日々」
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■はじめに~東京の新感染者3日連続2桁で、西浦博北海道大教授「確実に減少傾向」!? しかし西浦氏自身「実際の感染者は10倍以上」と、PCR検査でとらえられていない感染の広がりを認めてもいる! 急増するコロナ倒産114件!! 過少な検査数が根拠の施策が最悪の結果に導く!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 東京都では5月5日のコロナ感染者数が58人で、3日連続で2桁にとどまったことから、厚生労働省クラスター対策班の西浦博北海道大教授が「確実に減少傾向に移ったが、増えるのに比べて減少のスピードは少し緩めだ」と分析していることが報じられました。

※東京58人感染、3日連続2桁 「減少傾向」と分析(東京新聞、2020年5月5日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020050501001946.html

 しかし、感染者数の根拠となる日本のPCR検査数が諸外国に比べて極端に少ないことは周知の事実です。それを根拠にして「確実な減少傾向」と断定できるのでしょうか。

 じつは西浦教授自身が、4月24日のメディアとの「意見交換会」で、IWJ記者の質問に対して、「(東京都のPCR検査のデータが不十分なため)感染状態の全容がとらえられていない」「(検査数が過少なため)実際の感染者は10倍以上いる」と認めているのです。

※厚労省クラスター対策班の西浦博・北大教授「少なくとも確定感染者数の10倍を超えるような感染者はいる」と明言!他方、試算の根拠となったデータに信憑性はない!? そうであれば早急な政策の修正を! 2020.4.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473543

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◆中継番組表◆

**2020.5.6 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 1・IWJ_YouTube Live】13:30~「デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2012年8月に収録した、岩上安身によるアーティスト坂本龍一氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた坂本龍一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/26562
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【IWJ・Ch5】15:00頃~「#0506入管前抗議 ~入管職員による女性収容者への暴行に抗議(品川入管)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 外国人に対する入国管理局の長期収容や収容者への人権についての抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95
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【タイムリー再配信 653・IWJ_YouTube Live】16:00~「遺伝子改良の技術を持ってしまった人類が進むべき新しい道とは?ナチスドイツが行った『弱者抹殺』の優生学ではなく『プラス』の優生学が可能となってきた!~2.16 シンポジウム『AIとゲノム編集・ビッグデータを考える』」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月16日に収録した、「ゲノム問題検討会議」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467818
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【IWJ・Ch4】16:30~「野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリング ―内容:新型コロナウイルスの影響により困窮している学生を支援する法案作成にあたり、学生の声を聴く」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】20:00~「改憲で緊急事態条項が通れば『国民に「お前らの財産没収します!」なんてこともできます!』と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年4月に収録した、岩上安身による明石順平弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

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◆中継番組表◆

**2020.5.7 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 2・IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による単独インタビュー 第80回 ゲスト小沢一郎 衆議院議員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2010年12月に収録した、岩上安身による小沢一郎 衆議院議員インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた小沢一郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/ozawaichirou

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/692
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【日本の食が危ない!種苗法改正案審議を許すな!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】18:00~「種子法廃止の次は自家採種も禁止!? 長年にわたる農家の蓄積と知見をグローバル企業にただ同然で譲り渡すのか!~岩上安身によるインタビュー 第882回 ゲスト 『日本の種子を守る会』元農水大臣・山田正彦氏!(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年7月に収録した、岩上安身による元農水大臣・山田正彦氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%BD%A6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426327
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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】20:00~「改憲で緊急事態条項が通れば『国民に「お前らの財産没収します!」なんてこともできます!』と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年4月に収録した、岩上安身による明石順平弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

憲法記念日に安倍総理が櫻井よしこ氏らが主催する「5.3憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージをIWJが全文文字おこし!コロナ禍に乗じて「緊急事態条項を議論すべき」との「偽論」に要注意!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473790

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■新型コロナウイルスによる経済苦で、大学の退学を検討しなければならない学生が2割以上も! 全国の大学で給付や、米を配るなどの支援策が! その一方で大学に行けずに低賃金・不安定就労に就く若者への支援も必要!! 学生諸君は退学せずにIWJでぜひアルバイトを!! 本日午後4時半より「野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリング」を生配信します!

 新型コロナウイルスの感染拡大で、自粛要請が出るなか、アルバイトをする学生はシフトの時間短縮や、 出勤日を減らされて、収入が減って大変だという声が多くあがっています。また休業によりまったく出勤できずに、収入が得られないケースもあり、親の収入減も深刻で、経済苦から退学を考えなくてはいけない学生が2割を超えました。

 コロナウイルスによる経済的な打撃は、多くの学生に影響を与えて、「学ぶ機会」が、休業要請が出た小、中、高校生だけでなく、大学生からも奪われようとしています。
 
 学生団体の「高等教育無償化プロジェクトFREE」がインターネットで行った調査では、経済的な理由で退学を考えていると回答した学生が、20.3%にも上ることがわかりました。

※退学検討の大学生ら、2割超 コロナ影響より深刻に(東京新聞、2020年4月29日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020042901001405.html

 この調査の自由記述欄では「『バイトがなくなり、学費が払えるか不安』『父が自営業をしているが、売り上げが八割減った。「お金のことは心配せず、勉強しなさい」と言ってくれるが、大学を辞めざるをえないのか不安』などといった切実な声が多く寄せられた」などと退学への不安が書かれたそうです。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。ご覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは以前、会員だった方は会費の納入を再開してください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします

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【中略】

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 本日5月6日午後4時半より、衆議院第二議員会館で、野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリングが行われます。「新型コロナウイルスの影響により困窮している学生を支援する法案作成にあたり、学生の声を聴く」との内容で、IWJではこの合同ヒアリングを生配信する予定です。

 ぜひ、ご覧ください!

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【IWJ・Ch4】16:30~
野党合同『#つくろう学生支援法』WEBヒアリング ―内容:新型コロナウイルスの影響により困窮している学生を支援する法案作成にあたり、学生の声を聴く
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

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 そしてこれを読む読者の皆さんに、ぜひお伝えして、お近くにいる学生の方などに、広めていただきたいことがあります。

 IWJでは学生のインターンを募集しています。コロナ禍のためにバイト先がなくなり、上記の通り退学を考える学生が2割を超えるほど、急増しているといいますが、退学を考える前に、IWJでのアルバイトあるいはインターンの検討をぜひしてみてください! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 コロナの影響でアルバイトが減らされて困窮した大学生らが退学を検討していることが報じられ、ネット上で話題になっています。

※バイト代激減、学生困窮 食費1日300円でしのぐ 学費払えず退学視野(時事ドットコムニュース、2020年4月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900134&g=soc

 これに対して岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「退学なんてもったいない。本当に困っている学生、院生らは、IWJに来てください。学業を続けながら、バイトが可能です。相当、融通をきかせられるので、ぜひ。バイトしながら、メディア受験の指導もするインターンもぜひ」

※岩上安身のツイート(2020年4月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1252206309304197120

 地方在住の学生でも、在宅ワークや、地方だからこそできることもあります。ぜひ、ご連絡、ご相談ください。学生や院生の方は、下記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

■韓中「企業関係者入国ファストトラック」5月1日より実施!「新型コロナ陰性判定の企業関係者には14日間隔離を免除」! PCR検査数過少、陰性証明に否定的な日本は「ポスト・コロナのマーケット争奪戦で遅れ」!?

 2020年5月1日から、韓国の企業家たちは中国に行っても、2週間の隔離なしに入国して活動できるようになりました。これは韓国と中国政府が4月29日、両国の企業関係者の迅速な例外入国を保証する「ファストトラック」制度に合意したためです。

 中国が外国人企業家の隔離免除と入国手続きを簡素化したのは、世界各国の中で韓国が初めてとのことです。韓国が世界で最も早くスムーズに、コロナの沈静化に成功した結果を評価すると同時に、韓国は中国にとって「ポスト・コロナ」時代の重要な経済パートナーである、という評価がこめられていると思われます。中国は新型コロナウイルスの逆流入を警戒して、3月28日からすべての外国人の入国を禁止していました。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。ご覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは以前、会員だった方は会費の納入を再開してください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

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【中略】

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 企業活動にはスピードが求められます。「ファストトラック」制度を導入した韓中と、いまだ渡航さえままならない日本の間では、今後の、ポスト・コロナ期におけるビジネスにおいても大きく水をあけられることになるのではないでしょうか。

 コロナ・パンデミックに関しては、根本的な解決は、ワクチンの開発を待つしかありませんが、ワクチンが開発されるまでに2年かかるとして、その間、ずっと国内の経済活動と他国との経済関係をストップし続けていたら、国民経済も国民の預貯金も暮らしも、分断されてしまったグローバル企業のサプライチェーンの修復もならず、国民と企業を支援する政府も崩壊してしまう可能性すらあります。ワクチンが作られるまでの最上の策は、韓国がこれまで行ってきた「検査と隔離」という感染症対策の基本の徹底しかありません。

 実際に韓国は実績をあげています。なのになぜか日本政府も、専門家会議も、「有志の会」も、PCR検査の精度を頑なに問題視することで、「検査と隔離」の徹底を阻んできています。

 軽症者や無症状者を事実上放置することは、「見えない感染者」(ステルスキラー)をますます増やすことになり、感染収束までの期間をダラダラと長引かせることになります。その間の社会・経済的ダメージは想像もつかないほどで、コロナ収束後も、リカバリーできないほどの大きなダメージを負うのではないでしょうか。

 韓国式の検査重視の国々はピンチを早めに脱出して、日本だけが取り残され、各国は中韓ファストトラック方式を参考にする形で、相互に人が行き交うグローバリズムを再開し、マーケットを確保していく。「日本はポスト・コロナのマーケット争奪戦で、遅れをとる」という識者たちの警鐘に、今一度耳を傾けることが必要です。

 今、真剣に疑うべきは、PCR検査の精度ではなく、PCR検査の信用性をあえてわざわざおとしめる「有志の会」や、専門家会議の面々の信用性です。

 彼らは本当に信用に値する人々なのでしょうか?

■<新記事紹介>【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)~ロックダウンが始まった!

 新型コロナウイルス感染症の広がりの中心は、中国湖北省から欧米諸国に移りました。これらのうち、多くの国では罰則などの強制力をもって、都市封鎖や外出禁止令が出されています。

 チャールズ皇太子やボリス・ジョンソン首相が陽性となった英国では、3月23日、英国全土に緊急事態宣言によるロックダウン(都市封鎖)が発表されました。そして一時ICU(集中治療室)に入っていたジョンソン首相が公務に復帰した4月27日には、全国規模のロックダウンの継続と、5月7日までに検証を行うことが発表されました。

※ジョンソン英首相が公務復帰、ロックダウンの継続を表明(CNN、2020年4月28日)
https://www.cnn.co.jp/world/35153062.html

 ジョンソン首相は4月30日、英国内での新型コロナウイルス流行について「ピークを過ぎた」と発表しましたが、その前日の29日には英国の死者数は2万6711人となり、米国、イタリアに次ぐ世界第3位となりました。

※英のコロナ流行「ピーク過ぎた」 ジョンソン首相(AFPBB、2020年5月1日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3281180

 現在もまだロックダウン中の英国に在住の、エセックス大学人権センター・フェロー藤田早苗氏から、IWJに現地レポートの第1弾が届きました。

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 新型コロナ感染拡大のため、現在、世界人口の約4分の1が何らかの外出禁止令のもとにあるという。私のいる英国でも3月16日に自粛要請の首相声明、そしてその1週間後の23日に緊急事態宣言によるロックダウンが始まった。

 自身も新型コロナに感染してしまったボリス・ジョンソン首相が繰り返すように「これは要請ではなくて規則」だ。違反者には罰金が課される。BBCのニュースチャンネルは連日コロナ関係のニュースを一日中報道し、まさにコロナ一色だ。そしてロックダウンはまだしばらく続く見込みらしい。そこで、ロックダウン中のイギリスから”徒然なるままに“レポートをお届けしようと思う。

・まだ遠い国のことだった

 私は毎年2回、講義講演ツアーのために日本に一時帰国しているが、コロナウイルスについて初めて聞いたのは、この前の2019年の冬の帰国中のことだった。

 「中国からの渡航者によって、そろそろ日本でも感染者が出るのでは」と懸念され始めていた1月20日、私は日本を出国した。イギリスでは武漢の様子についてはよく報道されており、クルーズ船ダイアモンド・プリンセスのことや、そのイギリス人乗客からのメッセージ動画なども、よく報道されていた。

 だが、イギリスではこのころ、コロナはまだ遠い極東の国の問題でしかなかった。東アジアの人たちがロンドンなどで「コロナうつすな」と差別的な言葉をかけられたり、暴力を振るわれたりしたのもこの時期だ。もともとあった人種差別がコロナをきっかけにさらに露わになったのでは、といわれている。ある大学では中国人留学生への嫌がらせもあったとも聞いた。

・とうとう欧州にも来た

 イギリスで最初の感染者が確認されたのは1月31日。ブライトンの男性が学会で行ったシンガポールで感染したらしく、彼の移動行程はテレビなどで詳しく紹介された。感染経路を絶つ目的だと思うが、感染者へのバッシングも起きたらしい。これはいまだに、感染者の個人情報や移動経路を公表する日本でも、大いに懸念されるのではないだろうか。

 結局、彼は数週間後、「回復しました」というメッセージと共にあえて名前と顔写真を公表した。さわやかな笑顔の「普通の人」の顔が映し出された。それで単なる「感染者」ではなくなったのか、そういうバッシングは収まったそうだ。今では感染者やその家族、そして遺族がテレビに出ることは当たり前のように行われている。

 欧州でまず感染が深刻になったのは、北イタリアだ。かなりの速度で感染が広がっているということが連日伝えられた。このころイギリスでは、中国、韓国、日本などのアジアの国からの渡航者や帰国者は2週間の自己監禁が勧告されていたが、そこにイタリアも加えられた。

 最初北イタリア、そしてイタリア全土がロックダウンした。外出にはいちいち許可が必要。そのうちさらに厳しくなって、全く外出ができなくなったらしい。スペインやフランスでも似たようなロックダウンが始まった。外出できない人たちがバルコニーで歌ったり、屋上で運動したりしている姿も映し出された。

 私自身は、「ああなったら耐えられないな。アパートの中に24時間、それも何日も監禁なんて…」そう思いながらニュースを見ていた。

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 この続きは是非、以下のURLよりご一読ください。

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)~ロックダウンが始まった!
【URL】https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473837

■【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集】本日午後1時半より「デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏インタビュー」を再配信します!

 大型連休と外出自粛が重なり、自宅で過ごす時間が増えています。IWJでは【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集】と題して、岩上安身やスタッフがお勧めする過去の傑作選を再配信しています。

 今からおよそ8年前の2012年8月14日、東京都港区の初沢スタジオで岩上安身は坂本龍一氏へインタビューを行いました。坂本氏はデモの現場、抗議活動の現場で岩上安身と度々出くわすことがあり、当初、IWJのことを「岩上ジャーナルと思っていた」と照れた様子で語るなど、インタビューは穏やかな調子で始まりました。

 坂本氏は、IWJをよく見ているとのことで、若者を中心に行われた大飯原発ゲート前の抗議活動で、デモ後にゴミひとつ落ちていなかったことも、IWJの中継で知ったと明かしています。

 「ドラムやジャンベなどを持ち込んで、若者たちが再稼働反対を音楽にしてたでしょう。それが音楽としても素晴らしかった」

 そう語る坂本氏は、その音源を元にサンプリング、リミックスを作成し、ニューヨークから抗議活動を続けている現地の若者たちへ送ったことも明かしました。

 また、坂本氏は、自身が高校生時代に参加した全共闘運動という1960年代後半の学生運動をふり返り、デモの参加者の大半は組織された動員だったのに対し、現在のデモの参加者は個人の結集であり、礼儀正しいと評価しています。

 「単に政治的な意識が高いとか、関心が高いとかだけではなくて、いろんな意味でエコだったり、色んな、あるいは、暴力を使わないってこととか、差別に対してとても敏感。男女差別とか、いろんな、職業の差別とかに対しても非常に敏感なので、警官に対しても、彼らは彼らの職業としてそれをやっているということを十分にリスペクトを持って、ちゃんと抗議している」と評しています。その際、岩上安身は、警官がコーンや鉄柵を片付けながら「再稼働反対」とつぶやいていることを色んな人々が目撃していることを明かしました。

 岩上安身から、原子力の問題へ関心を持つようになったきっかけを問われた坂本氏は、2006年に青森県六ケ所村の核再処理工場の問題を目にしたことだと明かしています。「周りにいる環境に関心のある人もほぼ知らない。知らせよう」と、{STOP ROKKASHO}プロジェクトを始めたとのことです。

 「電気と命を比較して、命を犠牲にして電気作りますかって話している。いまだに福島だけで16万人の人が原発事故のおかげで避難を強いられている。あるいは避難したくてもできない沢山の人がまだ福島に住んでいる。子供もたくさんいる。常に被曝の不安を抱えている。そんな犠牲を与えてまでそういうやり方で電気を作りたいんですかって話ですよ」と坂本氏。

「革命や戦争時には必ず、新聞社とかテレビ局とかを必ず最初に押さえます。それはプロパガンダですから。だからジャーナリズムっていうのは基本的にはプロパガンダですよ」と、問題点を鋭く指摘しています。それを受けて、岩上安身は「それに対抗するガリ版が僕のジャーナリズムですよ」と権力に追随せずに真実を追求しようとする自らのジャーナリストとしての姿勢に言及しています。

 インタビューは、食とエネルギー自給率があまりにも低いという問題点や、「デモをしたりネットで訴えることができるようになったことは、とても素晴らしい」という話、さらに、国民の声の代弁者としての政治家が誕生する可能性があるという希望や、兵器を持たないようにすることが政治の役割であることなど、多岐にわたるテーマが語られました。

 岩上安身が「一見バラバラに見える世の中のファクトは、すべて、つながっている。アメリカは、軍費をはじめ、日本からむしれるところは、むしり取るという構図が、あからさまになってきている」と述べた際、坂本氏も「60年安保運動も、アメリカに利用されていたと思う」と答えた点は、まさに阿吽の呼吸で印象的です。

 詳しくは本日午後1時半からの再配信をぜひ、ご覧ください!

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【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 1・IWJ_YouTube Live】13:30~
デモ、原子力問題、マスメディアの偏向、今の日本を語り尽くす ~岩上安身によるインタビュー 第233回 ゲスト 坂本龍一氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】本日午後8時より「岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)」を再配信します!

 連日お届けしている【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】、本日は午後8時より、2019年4月26日に収録した「岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)」をお送りいたします。

 『アベノミクスによろしく』、『国家の統計破壊』、『データが語る日本財政の未来』などの著書があり、安倍政権の統計偽装を暴いてきた明石弁護士は、野党合同ヒアリングにも度々出席、2019年2月26日には公述人として国会で統計不正についての意見陳述も行っています。

※タグ: 明石順平
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E9%A0%86%E5%B9%B3

 その明石弁護士に、この日は岩上安身が、緊急事態条項創設という危機についてどのように考えているのか、お話をうかがいました。

 明石氏はインタビューの中で、あまりにも危険な緊急事態条項を警戒して、「危なくなったら逃げるしかない」「緊急事態条項が通りそうになったら、本当に(日本から)出ますね。私は真っ先にやられると思いますから」と、胸の内を明かした上で、次のように危険性を指摘しました。

 「政府が全権委任法のような無敵の政令を制定して、事後に国会の承認を得させれば、無敵ですよね。前のやつ(2012年版自民党改憲草案)よりも簡単ですよね」

 ナチスも実は国家緊急権と全権委任法の2段階で全権力を掌握したことを、明石氏は指摘しました。

 また、「簡単」で「無敵」の緊急事態条項を使えば、内閣が何でもやりたい放題をできる国になってしまいます。明石氏は、「そんな国になったら、円の通貨としての価値は保てないでしょう。むちゃくちゃですから、そんな国の通貨は誰も信用しないですよ。だから我々は、ものすごく貧乏になります」と、日本の未来を危惧しました。

 また、緊急事態条項を手にした内閣がどんなことをするのか、明石氏はこう推測します。

 「消費税増税なんてまどろっこしいことをしないで、『借金が超貯まっちゃったんで、お前らの財産没収します!』なんてこともできますからね」

 2019年4月に発表された新札への切り替えは預金封鎖の準備行為ではないか、と指摘する人がいることについても、「私はおっしゃる通りだと思います。『(福沢)諭吉(現1万円札)は今後、使えないので、(渋沢)栄一(新1万円札)が欲しい人は持ってきて。はい預金封鎖、没収』。日本はこれを過去にやっていますからね」

 敗戦後の日本は、1946年2月に金融緊急措置令を発して、流通している紙幣をすべて預金させて封鎖。そして日本銀行券預入令で新通貨を発行しました。その上で、財産税を課し、最高税率90%という高率の税をかけて、国民から根こそぎ財産を召上げ、インフレで価値のなくなった戦時国債の償還にあてたのです。

 金融緊急措置令も日本銀行券預入令も明治憲法下の緊急勅令(国家緊急権)であり、こうした荒療治によって、戦時国債の乱発で膨れ上がった借金を返済し形を整えたのです。安倍政権が進めようとする改憲による緊急事態条項は、こうした「乱暴」きわまりない政策を行うために使われるものです。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください!

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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】20:00~
改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(前編)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■【IWJ書店】石田勇治・東京大学教授、永井幸寿弁護士、白井聡・京都精華大学専任講師の著者直筆サイン入り本を販売中です! ぜひお買い求めください!

 IWJでは連日、新型コロナ特措法にもとづく緊急事態宣言を悪用し、改憲での緊急事態条項新設へと世論誘導しようとする政・官・報一体の動きに警鐘を鳴らし続けています。

 ドイツ近現代史が専門で、ナチス研究の第一人者である東京大学の石田勇治教授は、2016年7月1日に行われた岩上安身によるインタビューの中で自民党改憲案の緊急事態条項について、「ナチの文脈で言うと大統領緊急令と授権法(全権委任法)、この二つを合わせたようなもの」と述べ、「緊急事態条項は万能カードだ」と、その危険性をズバリと指摘しました。

※参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が「学ぶ」「ナチスの手口」とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編 2016.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/323391

 また、2018年5月21日に行われた岩上安身によるインタビューの中で、災害問題のエキスパートである永井幸寿弁護士は、自民党が2017年に新たに発表した「改憲たたき台素案」4項目の中の「緊急事態対応」について、「法律に明るくない人々を騙すのに、実によくできている」と、2012年版の自民党改憲草案での緊急事態条項より危険になったトリックを解説しました。

※いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21 岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 永井幸寿弁護士インタビュー 2018.5.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

 IWJ書店では、石田教授と永井弁護士の直筆サイン入りの著書を販売中です!

※【石田勇治さんサイン入り】『ナチスの「手口」と緊急事態条項』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=447

※【永井幸寿さんサイン入り】『緊急事態条項の何が問題か』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=448

 IWJはこれまで、安倍政権が改憲に熱心なのは、米国の鉄砲玉として米国の戦争に加担できるようにとの、対米従属の表れであることを指摘し続けてきました。京都精華大学専任講師の白井聡氏は、岩上安身によるインタビューで、安倍政権の対米従属姿勢を指摘する一人です。

※「戦後国体」は「尊米攘夷」!? 戦後の対米従属の構造は戦前の天皇制支配から引き継がれた!?~5.16 岩上安身によるインタビュー 第935回 ゲスト 京都精華大学人文学部専任講師・白井聡氏 2019.5.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448795

 IWJ書店では、白井氏の著書『国体論 菊と星条旗』と『増補「戦後」の墓碑銘』に白井氏の直筆サインを入れていただきました。

※【白井聡さんサイン入り】 『国体論 菊と星条旗』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=437

※【白井聡さんサイン入り】『増補「戦後」の墓碑銘』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=449

 いずれも会員の方限定となります。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。

■IWJへご寄付をくださった方々からのメッセージを感謝を込めて掲載させていただきます。今後ともIWJをお支えください! よろしくお願いします!

 IWJへご寄付をくださった方々から、温かい応援メッセージを頂いています。本日は感謝を込めて、ここにご紹介させていだきます。

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・大手の大本営・提灯メディアは政権の悪事を隠蔽し、信用できない。IWJに真実を報道して欲しい。期待してます。(匿名希望 )

・IWJ継続の一助としたく寄付しました。大手マスコミが報道しない米中対立の見えない真実など、是非掘り下げて報道・interviewをお願いします。(千原 崇史様)

・機材は大切だから、協力したい。(小穴 真一様)

・清水の舞台から飛び降りるつもりで寄付しました。政府10万円の10%です。(匿名希望 )

・日本に乏しい真のジャーナリズムが無くなると忍びないから (匿名希望 )

・貴重な情報をいつも有難うございます。頑張って下さい。(匿名希望 )

・IWJの存続を希望するからです。今のところ2ヶ月に1回のペースで寄付しています。しかし、会員数の減少に歯止めがかからないので、、、、(匿名希望 )

・些少ですが、お手伝いできれば…(柏木 幸雄様)

・今、コロナの影響でIWJさんもIWJを応援している人たちも苦しい状況だと思うので、僅かでもいいから寄附をしようと思いました。 (匿名希望 )

・少額ではありますが、ご活動の一助となれば幸いです。市民ジャーナルの火を消さない。 (匿名希望 )

・いつもありがとうございます。感謝の気持ちで。(水越 淑子様)

・他のメディアで報道されていない重要な情報を提供しているため。特に緊急事態宣言・条項に関しては他の大手メディアは一切報道していないことに危機感を抱く(米川 正子様)

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 皆様、本当にありがとうございます! これからもIWJへのご支援をどうぞよろしくお願い致します!

■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!

 身近なコロナ体験があれば是非、IWJにお寄せください。

 検査体験や、検査・受診の拒否体験、陽性診断後の隔離や入院・退院体験やご家族の苦労談。

 介護や育児中だが検査できず、自分の陽性・陰性が不明で、家族や恋人と接触できるか判断できない困惑。

 無症状の陽性が6%もいると慶応大で判明した後の、行動パターンの変化など。

 そのほか感染予防の苦労、工夫や対人接触8割減の実現方法も。対人接触を削減できたとして、現実に何割程度か、あるいは8割減は無理と諦めているか。満員電車を避ける工夫や、在宅勤務の実行具合などなど。

 医療従事者の方々にお読みいただけたら、医療物資不足や感染への恐怖・不安、コロナ以外の理由で受診している患者のうち、どのくらいの無症状な陽性患者がいると思うか、そうした方々にどう対処するか。医療従事者の方々の体験もぜひお寄せいただきたいと思います。

 さらに、コロナ恐慌による倒産と失業の危機について、どうやってしのぐのか。無利子、無担保で政府から借りても、危機後に返済可能なほど経済は回復するかという不安。サラリーマンは、会社の倒産や規模縮小、失業、賃金カットへの心配、転職の検討。
 
 こうした具体的な体験談をお寄せください。ご自身で書かれているものでも、取材に応じて話す、という方でもけっこうです。

 皆様の貴重な体験情報をIWJを通じて、できるだけ多くの方々に伝え、役立てたいと思います。皆様と我々と社会全体がコロナにも負けず経済苦にも負けず、サバイバルするためにも、どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします!

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■外出自粛で郊外のサイクリングロードは大渋滞! いつの日か旅に出ることを夢見る日々

【編集雑記 文・城石裕幸】

 IWJ編集部の城石裕幸です。趣味はサイクリングです。

 東京でも新型コロナウイルス感染が拡大し、外出自粛が叫ばれ始めた3月、私は休日には毎週のように70kmから80km程度、日頃の運動不足とストレス解消に走り回っていました。

 私のサイクリングは単独行。水分も食料も持って出かけるので、家を出てから帰ってくるまでの4~5時間、誰とも触れ合わないし会話もしません。屋外ですから、「三密」のいずれにも当てはまりません。3月までは、快適かつ感染リスクを避けるという意味で「安全」でもありました。

 東京をはじめとした7都府県に緊急事態宣言が発令されたのが4月7日。その後最初の週末となった11日土曜日にも、サイクリングに出かけました。

 この日は鶴見川サイクリングロードを下って新横浜から川崎へ、さらに多摩川のサイクリングロードを上流へ上って帰るという周遊コースでした。

 ニュースでは、人気がなくなった新宿や渋谷、銀座などの繁華街の映像が何度も繰り返し流されました。しかし、鶴見川の河川敷も、多摩川の河川敷も、好天に恵まれたこともあって、体を動かそうと出てきた人々であふれかえっていました。

 散歩をする家族連れ、河原でバーベキューをしたりお弁当を広げる人達、サッカーや野球をする人達、そして私と同じように自転車に乗る人達で、サイクリングロードは歩行者天国並みの大渋滞でした。密集し、楽し気にひびく笑い声やおしゃべりの声。「三密」を避けて、ストレスを解消するという私の思惑は、水泡に帰しました。

 その後、4月22日には神奈川県の黒岩祐治知事が「今は神奈川に来ないでいただきたい」と定例記者会見で発表したこともあり、東京の西のはずれ、神奈川県の中に飛び地のようにある場所に住んでいる自分としては、「どこに行くにも、神奈川を通過するんだよな」と思いながら、出かけるのをためらうようになってしまいました。

※神奈川県知事・黒岩祐治知事「今は神奈川県に来ないでいただきたい!!」~4.22 黒岩祐治 神奈川県知事 定例会見 2020.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473334

 落ち着いて考えれば、単独行で「三密」ではないと強がってみても、万が一遠方で何かしらのトラブルにあってしまえば、人との接触も起こりえます。ましてや、疲れて集中力を失い、事故でも起こしてしまえば、ただでさえコロナ対策で大変な思いをしている医療関係者に余計な負荷をかけかねません。

 いつの日か、コロナ騒動がおさまった暁には、長い休みを取ってしまなみ海道を走りに行きたい。大好きな沖縄にも行きたい。いっそ台湾一周もいいなあ。

 そんなことを考えながら、最近では、自宅の近所をぐるぐると回ることで、なんとか運動不足を解消しようと試みている今日この頃です。

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200506

IWJ編集部(岩上安身、西谷恵、磯貝哲男、城石裕幸、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/