日刊IWJガイド・非会員版「日本のPCR検査数の少なさについて、『人的な目詰まり』があった!他国と比べて日本の陽性率は『十分に低』い!?」2020.5.7日号 ~No.2793号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~安倍総理や専門家会議が、日本のPCR検査数の少なさについて、「人的な目詰まり」があったと認める!!
【1】専門家会議が日本のPCR検査数の少なさについて分析!! 他国と比べて日本の陽性率は「十分に低」い!? 日本でPCR検査が進まなかった大きな要因の一つは、政府中枢に推進役がいなかったこと!?
【2】転んでも、ただでは起きない東京慈恵会医科大の進める独自の検査体制! しかし、こうした体制を取れるのは大都市の大規模な病院だけ!?
┠■【中継番組表】
┠■コロナ禍の最初期からいち早く体制整備した山梨大学病院!! 島田眞路山梨大学長が「途上国レベル」の「PCR検査の不十分な体制は日本の恥である」と鋭く批判!! 一方、国は検査の目安「37.5度以上」を今になって削除!!
┠■岩上安身は明日8日、ゲノム解析の第一人者、医師・医学博士の中村祐輔氏にインタビューを実施! 日本政府のコロナ対策、医療現場の惨状、川崎病とコロナウイルスとの関係、そしてコロナ治療薬まで、幅広く、そして奥深いお話をうかがいます!
┠■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!
┠■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■<IWJ書店のご案内>豪華パネリストの皆様による自民党案の緊急事態条項の危険性を解説したDVD「饗宴6」、書籍「前夜」日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さないを発売中です。ステイホームの一助にぜひご一読、ご視聴をお願いします。    
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┠■発熱が続き、コロナの疑いで病院を追い出され、やっとの思いでつながった保健所の相談センターで、言われたひとこと! 一体どうしたらいいのか!?
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■はじめに~安倍総理や専門家会議が、日本のPCR検査数の少なさについて、「人的な目詰まり」があったと認める!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 新型コロナウイルスの感染状況は、もはやクラスター追跡だけでは、把握も対処もしきれなくなっています。感染経路が特定、追跡できた段階は既に過ぎ、感染拡大を防ぐためにもPCR検査の拡充をすべき時期が来ています。

 現在日本では、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合は、帰国者・接触者相談センターへの電話相談か、かかりつけ医の診療を通じて保健所にPCR検査を依頼する仕組みになっています。その後、保健所が必要に応じて帰国者・接触者外来を紹介し、外来は患者の検体を採取します。その検体をもとに、大学や国立感染症研究所、民間の検査会社などといった医療機関がPCR検査を行います。政府はこうした仕組みを取る理由として、重症化の恐れがある患者の検査を優先することや、病院に患者が殺到することで院内感染が拡大するのを防ぐことを挙げていました。

 その結果、国内における1日あたりのPCR検査数はここ1週間では平均してわずか7000件程度。人口10万人当たりのPCR検査数を海外と比較すると、主要国は軒並み数千件を超えているにもかかわらず、日本はたったの187件。対応の遅れは文字通りケタ違いで、その差は歴然としています。

※PCR検査の目詰まり、首相認める 対応遅れが出口の壁に(日本経済新聞、2020年5月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58781100U0A500C2NN1000/

 こうした検査体制はもはや限界に来ています。帰国者・接触者相談センターには電話が殺到してつながらず、相談できない状態が続いていると言われます。かかりつけ医を通じて検査を依頼したとしても、「死にそうな症状でなければ検査できない」と断られることもあると言います。帰国者・接触者外来も、外来につなぐ保健所もパンク状態で、「相談センター」という仕組み自体の崩壊が目前に迫っています。

 相談センターとは、そもそもどのような相談や応対をしてくれるところなのか。発熱したIWJスタッフが必死の思いで、電話のつながらない相談センターの扉を叩き続け、やっとの思いでつながったものの応対について、衝撃の事実を本日の日刊ガイドのラストの「編集雑記」で明かしています。ぜひ、御覧になってください。

※「自分がコロナ感染源だったら…」 検査どころか相談すら困難 つのる不安(東京新聞、2020年4月15日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041502100051.html

 実際、PCR検査を受けられずに亡くなった方が、死亡後の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが、明らかになったケースが全国で相次いでいます。

 また、新型コロナウイルスのPCR検査の結果を待っている間に死亡し、その後陽性が判明するケースも判明しています。こうした方々の命は、PCR検査をすぐに受けることができていたなら、適切な治療を受けて命を救われたかもしれず、政府のPCR検査への消極的な姿勢が招いた死と言っても過言ではありません。

 これは基本的な人権に関わる問題です。特に、PCR検査を受けられる人と、受けられなかった人の線引きが曖昧で、わずかな熱でPCR検査を受けることができた橋下徹氏のような存在がいることを考えると、行政検査を受ける権利という、基本的人権に関わる権利が公平に守られているのか、疑わしくなります。

※自宅療養中に急変し死亡相次ぐ 東京都内 新型コロナ(NHK NEWS WEB、2020年4月25日) 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405741000.html

※PCR結果待つ間に死亡 相談センターに電話つながらず(朝日新聞、2020年4月28日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN4W6TLBN4WUTIL03J.html?iref=pc_ss_date

 こうした状況の中、安倍晋三総理は4日の会見で、PCR検査について「人的な目詰まりもあった。実行は少ないというのはその通りだという認識をもっている」と述べました。安倍総理は記者に「PCR検査をやる気はあったのか」と聞かれ、「やる気がなかったわけでは全くない」と答えました。

※やる気「なかったわけでない」 安倍首相、PCR検査数の少なさに―緊急事態宣言(時事ドットコムニュース、2020年5月4日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050400477&g=pol

 また、専門家会議の尾身茂副座長も「日本はPCRの件数を上げる取り組みが遅れた」と認めました。同日開かれた政府の専門家会議においても、日本においてPCR検査が早期に拡充されなかった理由について分析が行われました。

※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(厚生労働省、2020年5月4日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627553.pdf

【1】専門家会議が日本のPCR検査数の少なさについて分析!! 他国と比べて日本の陽性率は「十分に低」い!? 日本でPCR検査が進まなかった大きな要因の一つは、政府中枢に推進役がいなかったこと!?

 4日の専門家会議は、「日本の10万人あたりのPCR等検査数は、他国と比較して明らかに少ない」と認めながらも、他国と比べて日本の陽性率は「十分に低」い(5.8%:2月18日から4月29日に地方衛生研究所、民間、大学、医療機関で行われた合計の検査数を分母として、国内陽性確定例を割ったもの)と主張しました。そのため、他国と比べて日本が「潜在的な感染者をより捕捉できていないというわけではない」と結論付けました。

 しかしながら、こうした政府の主張には疑問を呈せざるを得ません。岩上安身がたびたびインタビューを行ってきた上昌広医師は、こうした主張に対し「でたらめ」とした上で以下のようにツイートしました。

 「専門家会議、本当にでたらめばかり言いますね。『検査数に占める陽性者の割合「陽性率」は5.8%で、韓国(1.8%)より高いが、イタリア(10.6%)など欧米各国よりは低く、「潜在的な感染者を捕捉できていないわけではない」とした』。アジアと欧州は全く別。比べるなら抗体保有率でしょうに」。

※上昌広医師 ツイート(2020年5月5日)
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1257447705770672132?s=20

 また、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授は、「PCR検査は、新たな感染者を同定する検査と、感染した人の陰性化を調べるための検査の2種類があります。感染者が増加するに従い、後者の検査が増えていることが予想されます。真の陽性率を知るためには、新たな感染者を同定するための検査がどれくらい行われているかを知る必要があります」と自身のブログで述べており、真の陽性率は現在出ている値よりもずっと高いと主張しています。

※検査陽性率について(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信/検査陽性率について)
https://www.covid19-yamanaka.com/cont3/16.html

 IWJは、こうした専門家会議の主張について、岩上安身のインタビューを通して深堀りしていく予定です。ぜひご期待ください。

 専門家会議の尾身茂副座長は、日本におけるPCR検査の少なさについて、「検査を保険適用したが、思ったほどのスピードが上がらなかった。根深い歴史的な背景がある。当初はPCR検査拡大が現実的な提言ではなかった」と説明しました。

 専門家会議はこの理由について、主に以下の3点を挙げました。

(1)これまで日本においてはSARSやMARSなどといった新興感染症の多数の患者が発生することがなく、国内においてPCR検査体制を担ってきた国立感染症研究所と地方衛生研究所の体制が十分に整備されていなかったこと。

(2)地方衛生研究所においては、はしかやノロウイルス、結核の検査を主に実施しており、新しい病原体について大量検査の実施は想定されていなかったこと。

(3)帰国者・接触者の相談センターの業務過多、PCR検査を行う地方衛生研究所が、限られたリソースのなかで通常の検査業務も並行して実施する必要があること、検体採取者及び検査実施者のマスクや防護服などの感染防護具等の圧倒的な不足など。

 こうした専門家会議の説明に対して、5日のモーニングショー(テレビ朝日系)に出演した自民党新型コロナウイルス関連肺炎対策本部長の田村憲久衆院議員は、「日本でPCR検査が進まなかった大きな要因の一つは、政府中枢に推進役がいなかったことだ」と明かしました。

 こうした田村議員の発言からは、安倍総理をはじめとして、加藤勝信厚生労働大臣や専門家会議の面々が、初めからPCR検査拡大において「やる気がなかった」ことが明らかになったと言えるのではないでしょうか。

【2】転んでも、ただでは起きない東京慈恵会医科大の進める独自の検査体制! しかし、こうした体制を取れるのは大都市の大規模な病院だけ!?

 このような状況の中、東京都港区の東京慈恵会医科大学は4月後半より集中的にPCR検査を実施できるセンターを設置してきました。慈恵医大は2月11日にダイヤモンド・プリンセス号で発症した新型コロナ感染症患者3名を収容し、それ以降、感染症の治療と対応に取り組みました。慈恵医大では、この時点で行政での検査体制作りが遅れるだろうことも予測し、自前の検査体制構築を準備してきました。

 慈恵医大では、4月2日に入院患者が新型コロナ感染症を発症し、それを起点に院内21人でPCR検査陽性が確認される院内感染が発生しましたが、入院、外来、救急を制限。PCR検査を拡大し、検査結果を参考にして感染防止の対策を行い、封じ込めに成功しました。

 こうした経緯から、慈恵医大では700人以上のPCR検査を院内で実施するに至り、その後、1日50件ほどの検査に対応できる態勢を確立したといいます。

 日本では厚生労働省令によって保険診療の中での健康診断が禁じられているため(保険医療機関及び保険医療養担当規則)、これも症状のない人を検査することのネックになっています。慈恵医大では保険外として検査する代わりに検査価格を700円~800円に抑え、感染が判明したものに限って保険請求するなどの工夫をしています。PCR検査体制拡充に対する学ぶべきアプローチがあるように思えます。

※「即日1件700~800円」のPCR、驚愕の全貌 「上手い」「速い」「安い」の3拍子揃ったPCRが誕生するまで(JB press 2020年5月4日)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60385

※新型コロナウイルス感染症に対する慈恵大学病院の対応 2020年04月17日
https://www.hosp.jikei.ac.jp/topics/news/2859.html

※東京慈恵会医科大学 Team COVID-19 PCRセンター(2020年04月24日)
https://jikei-tropmed2.wixsite.com/covid-19

 しかしながら、こうした対応を取ることができるのは、都市にある一部の大病院に限られています。国内のPCR検査数を増やすためには、地域の中規模程度の病院でも検査の実施を可能にすることが一番の近道と言えるでしょう。政府は、中規模程度の病院でも検査が実施可能な体制を作ることができるよう、医療機関に大規模な支援を行う必要があるのではないでしょうか。

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◆中継番組表◆

**2020.5.7 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 2・IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による単独インタビュー 第80回 ゲスト小沢一郎 衆議院議員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2010年12月に収録した、岩上安身による小沢一郎 衆議院議員インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた小沢一郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/ozawaichirou

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/692
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【日本の食が危ない!種苗法改正案審議を許すな!シリーズ特集・タイムリー再配信 3・IWJ_YouTube Live】18:00~「種子法廃止の次は自家採種も禁止!? 長年にわたる農家の蓄積と知見をグローバル企業にただ同然で譲り渡すのか!~岩上安身によるインタビュー 第882回 ゲスト 『日本の種子を守る会』元農水大臣・山田正彦氏!(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年7月に収録した、岩上安身による元農水大臣・山田正彦氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%BD%A6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426327
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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 4・IWJ_YouTube Live】20:00~「改憲で緊急事態条項が通れば『国民に「お前らの財産没収します!」なんてこともできます!』と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第933回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年4月に収録した、岩上安身による明石順平弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

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◆中継番組表◆

**2020.5.8 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【日本の食が危ない!種苗法改正案審議を許すな!シリーズ特集・タイムリー再配信 4・IWJ_YouTube Live】17:00~「種子法廃止の次は自家採種も禁止!? 長年にわたる農家の蓄積と知見をグローバル企業にただ同然で譲り渡すのか!~岩上安身によるインタビュー 第882回 ゲスト 『日本の種子を守る会』元農水大臣・山田正彦氏!(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年7月に収録した、岩上安身による元農水大臣・山田正彦氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%BD%A6

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426327
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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 5・IWJ_YouTube Live】20:00~「ミス連発のコロナ対策に隠された意図・背景!? 『緊急事態宣言』でインフル特措法を悪用させるな!! ~3.5岩上安身によるインタビュー 第985回 ゲスト 無所属・衆議院議員 小川淳也氏(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 3月5日に収録した、岩上安身による衆議院議員 小川淳也氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた小川淳也氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b0%8f%e5%b7%9d%e6%b7%b3%e4%b9%9f

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469259

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)~ロックダウンが始まった!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473837

「国民の命と暮らしを守るため、これからは『データと科学的根拠』、『段階的対応』、『スマートライフ』で進めて行きたい!」~無根拠なアンダーコントロール感の根拠とは!?~5.4 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473808

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■コロナ禍の最初期からいち早く体制整備した山梨大学病院!! 島田眞路山梨大学長が「途上国レベル」の「PCR検査の不十分な体制は日本の恥である」と鋭く批判!! 一方、専門家会議は検査の目安「37.5度以上」を今になって削除!!

 武漢から帰国した男性に日本で初めてコロナが検出されたのが1月16日です。WHOが「武漢の新型コロナはパンデミックに該当しない」と発表し、日本国内ではまだ危機感がほとんどなかった1月下旬。山梨大学病院では、島田眞路山梨大学学長の独自の判断で、1月27日からコロナの感染拡大に備えて、旧病棟(約300床)の休止設備の準備をするなど、いち早く体制を整備していました。国内の医療機関でももっとも素早い対応の一つだったと考えられます。

※医療関係者向けサイト「医療維新」寄稿内容について(山梨大学HP)
https://www.yamanashi.ac.jp/about/25210

 島田学長が、医療情報サイト「医療維新」に寄稿した記事には、1月下旬に島田氏が中国でのコロナ禍の状況に衝撃を受け、病院内に体制整備を指示した様子から、その後のコロナ感染拡大への対応過程が生々しく記されています。

 「1月25 日、春節を迎えた中国の武漢の様子を伝えるニュースを見て、私は目を疑った。1000 床の専門病院を2棟、10日余りで建設するというではないか。患者があふれる医療機関の様子も映し出され、医療者はフル PPE(個人防護具)で対応している――。WHO の判断とは異なる異様な光景に、直ちに準備を進めないと大変なことになると直観した私は、山梨大病院の感染制御、医療安全のメンバーに連絡を取り、山梨大病院として患者受け入れの体制整備を早急に進めるように指示をした」

 島田学長は1月29日に開催された一般社団法人国立大学協会総会で、感染拡大への懸念について警鐘を鳴らしましたが、「医療者でない学長も多かったためか、全体的にしらけた雰囲気は否めなかった」とのことです。当時、国内では大学でさえ、そうした雰囲気だったのです。

 その後、山梨大病院では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のコロナ患者を受け入れます。その中で、20代の患者に髄液PCR検査を行い、3月7日国内初のコロナによる髄膜炎/脳炎であることを発表しました。また、3月31日には、心肺停止で救急搬送された8か月の乳児にPCR検査を断行し、コロナに感染していることを突き留めます。この際は、乳児の救命に関わった医療従事者47人が濃厚接触者として14日間の就業制限となり、医療体制に大きな影響を及ぼしました。

 しかし、この時のPCR検査の実施が、地域の基幹病院としての山梨大病院での院内感染拡大を防いだと、島田氏は述べています。

 こうした貴重な経験を踏まえ、島田学長は「PCR検査の不十分な体制は日本の恥である」と述べています。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。ご覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【中略】

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 一方5月5日になって、専門家会議と国が2月17日以降、示し続けてきたPCR検査の相談の目安を変更する可能性が報じられました。「37.5度以上」が4日以上としていた発熱の目安や、重症化しやすい人は風邪の症状が「2日程度」続いた場合としていた日数の目安を削除することを検討しているとのことです。

 特に「37.5度」以上という目安の体温の条件を削除し、「高熱」や強い「息苦しさ」「だるさ」を感じた場合は、日数を定めず、すぐに相談するようにとしています。

※PCR検査の相談目安変更へ 「37.5度」削除も検討(朝日新聞、2020年5月5日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN556WMZN55ULBJ00L.html

 連休明けにも公表する方針で、厚労省は見直しの理由として、「いまの目安を決めた2月はインフルエンザの流行時期で、症状の区別が付きにくかったが、インフルの流行期を過ぎたこと、新型コロナウイルスは軽症と思われていても急に重症化するといった特性がわかってきたことなど」を挙げているとのことです。

 しかし、この「目安」によって、PCR検査を受けることができず、適切な治療を受けられなかった人が大勢いるのです。事は公正であるべき、医療を受ける権利という、基本的人権の関わる話です。不公平、不公正は見逃すわけにはいきません。記事も言うように「軽症と判断されて自宅で待機していた感染者が亡くなったり、検査を受けられない人が相次いだりして」、繰り返しこの「目安」は批判され続けてきました。

 こうした批判を受けて、4月22日には、専門家会議のメンバーで、日本医師会常任理事の釜萢敏(かまやちさとし)氏が、「2月の受診の目安は、いつもと体調が違うということに対して4日間経過をみてくださいというメッセージととられた」のだが、「それはそうではなくて」と、一般的な解釈を真っ向から否定。「体調が少し悪いからといってすぐみなさん医療機関を受診されるわけではないので、いつもと違うという症状が続いた場合には、少なくとも4日は続くということであれば、普段は受診をされなくても今回に関しては相談していただきたいということ」であるという解釈の変更を示しました。

※専門家会議がPCR検査受診「目安」変更!? 37.5度以上「4日以上継続で受診」の解釈変更を、現場にアナウンスしないのか!? IWJが対策本部に直撃! 一般国民の困惑と混乱は続く!?(日刊IWJガイド、2020.4.25日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40047

 世間の常識とは異なる、驚くべき「新」解釈でした。

 そして今になって、「2月はインフルエンザとの症状の区別が付きにくかった」「軽症と思われていても急に重症化するといった特性がわかってきた」などと、白々しい言い訳をして、「目安」を変更するというのです。医者とかサイエンティストとは思えない、安倍政権にへつらって法解釈を変えきた忖度官僚のような処世術です。「厚顔無恥」とはこのことではないでしょうか。

 山梨大病院のような地方の医療機関が、コロナ感染拡大の最初期から、大きな危機感をもって、最善と思われる対応を続けてきたことが、国内の感染拡大を少しでも食い止めてきたと思われます。それに対して、国全体のコロナ対策を率いる人々の言動とそこから繰り出される施策には、信頼して自分達の生命を預けることは到底できません。

■岩上安身は明日8日、ゲノム解析の世界の第一人者にしてノーベル賞候補の一人、医師・医学博士で東大名誉教授の中村祐輔氏にインタビューを実施! 日本政府のコロナ対策、医療現場の惨状、川崎病とコロナウイルスとの関係、そしてコロナ治療薬まで、幅広く、そして奥深いお話をうかがいます!

 日本では政府や専門家会議が新型コロナウイルス感染拡大の現状を把握できず、迷走を続けているため、正確なデータにもとづいて科学的な議論になかなか発展せず、新型コロナウイルスを「目に見えず、正体のわからない、ただ恐ろしいもの」としか思えないかもしれません。しかし世界の医学の最前線では、様々なデータが集まり始めており、ウイルスの型の違いや、感染地域による特色などから、その特性が徐々に明らかになりつつあります。

 3回に渡って岩上安身によるインタビューをお届けした上昌広医師からのご推薦もあり、IWJで、世界で初めてのヒトゲノムの全ゲノム相関解析に成功し、ノーベル賞有力候補といわれる、医師で医学博士、東大名誉教授の中村祐輔氏へのインタビューが実現! 詳しいお話をうかがえることになりました。

 上医師からは、中村医師のことを、次のようにご紹介いただきました。

 「中村祐輔教授は外科医、ゲノム医療の研究者です。1990年代からオーダーメイド医療の概念を提唱し、患者ひとりひとりの遺伝的差異・多様性に基づいた、個別化医療の推進に尽力されました。『ネイチャー』をはじめ多くの一流誌に論文を発表し、Google Scholarでのh指数(論文を発表し、世界中の人々、機関が引用した数で、h指数が高いと、たくさんの人々に引用され、その論文は、信用度が高いされる数字)が世界歴代101位(医学に限りません) 。日本を代表する医学研究者で、ノーベル賞候補の一人です」

 中村祐輔氏は、2002年に世界で初めての全ゲノム相関解析を報告するなどの実績を持つ世界を代表するゲノム解析の第一人者で、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授も授章した紫綬褒章を2004年に授章しています。

 さらに中村祐輔氏は2018年には内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)プログラムディレクターを務めるなど現政府にも関わりのある人物。しかし、専門家会議や御用学者のように政府に忖度することなく、日本、そして世界の人々のためになる意見を、医学・科学にもとづいて発信されています。

※中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」(ご本人ブログ)
http://yusukenakamura.hatenablog.com/

 ブログには中村祐輔氏ご本人のみならず、知人の方々から寄せられる知識も集まり、数々の有益な情報が掲載されています。しかし、医学の知識がないわれわれ一般人にとっては難解な事柄も多く含まれます。

 そこで岩上安身によるインタビューでは、ブログに書かれた難解な事柄をわかりやすく解きほぐしながら、中村祐輔氏ご本人にお話をうかがいます。

 岩上安身による中村祐輔医師インタビューは、明日8日午後2時30分より配信します! ご視聴URLは明日の日刊IWJガイドでご紹介します。ぜひご視聴ください!

■身近なコロナ体験を是非IWJにお寄せください!

 身近なコロナ体験があれば是非、IWJにお寄せください。

 検査体験や、検査・受診の拒否体験、陽性診断後の隔離や入院・退院体験やご家族の苦労談。

 介護や育児中だが検査できず、自分の陽性・陰性が不明で、家族や恋人と接触できるか判断できない困惑。

 無症状の陽性が6%もいると慶応大で判明した後の、行動パターンの変化など。

 そのほか感染予防の苦労、工夫や対人接触8割減の実現方法も。対人接触を削減できたとして、現実に何割程度か、あるいは8割減は無理と諦めているか。満員電車を避ける工夫や、在宅勤務の実行具合などなど。

 医療従事者の方々にお読みいただけたら、医療物資不足や感染への恐怖・不安、コロナ以外の理由で受診している患者のうち、どのくらいの無症状な陽性患者がいると思うか、そうした方々にどう対処するか。医療従事者の方々の体験もぜひお寄せいただきたいと思います。

 さらに、コロナ恐慌による倒産と失業の危機について、どうやってしのぐのか。無利子、無担保で政府から借りても、危機後に返済可能なほど経済は回復するかという不安。サラリーマンは、会社の倒産や規模縮小、失業、賃金カットへの心配、転職の検討。
 
 こうした具体的な体験談をお寄せください。ご自身で書かれているものでも、取材に応じて話す、という方でもけっこうです。

 皆様の貴重な体験情報をIWJを通じて、できるだけ多くの方々に伝え、役立てたいと思います。皆様と我々と社会全体がコロナにも負けず経済苦にも負けず、サバイバルするためにも、どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします!

 情報の提供、ご寄稿等は、以下のアドレス宛にお願いします。

※IWJのメールアドレス
office@iwj.co.jp
 
■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!

 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。

 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

 5月3日現在、4万3328人のご登録があり、この1か月で、約1500人の新規ご登録があり、66.8万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。ぜひ、まだご覧になっていない方は、この外出のままならない連休の間に御覧になっていただき、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや、拡散もよろしくお願いします。

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

■<IWJ書店のご案内>豪華パネリストの皆様による、自民党案の緊急事態条項の危険性を解説したDVD「饗宴6」、書籍「前夜」日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さないを発売中です。ステイホームの一助にぜひご一読、ご視聴をお願いします。 

 岩上安身による司会、豪華パネリストの皆様(青井未帆氏、伊波洋一氏、永井幸寿氏、升永英俊氏、水上貴央氏他)によって、緊急事態条項の危険性を詳しく解説したDVD「饗宴6」を発売中です。一方、書籍「前夜」日本国憲法と自民党改憲案を読み解く~自民党のトンデモ改憲案は許さない もIWJ書店で発売中です。下記のURLからお入りください。

※「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」
DVD 饗宴VI (2015年12月20日収録)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=320

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、下記のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 コロナの影響でアルバイトが減らされて困窮した大学生らが退学を検討していることが報じられ、ネット上で話題になっています。

※バイト代激減、学生困窮 食費1日300円でしのぐ 学費払えず退学視野(時事ドットコムニュース、2020年4月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900134&g=soc

 これに対して岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「退学なんてもったいない。本当に困っている学生、院生らは、IWJに来てください。学業を続けながら、バイトが可能です。相当、融通をきかせられるので、ぜひ。バイトしながら、メディア受験の指導もするインターンもぜひ」

※岩上安身のツイート(2020年4月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1252206309304197120

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、下記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere,Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

■発熱が続き、コロナの疑いで病院を追い出され、やっとの思いでつながった保健所の相談センターで、言われたひとこと! 一体どうしたらいいのか!?

【編集雑記 文・布施絵理子】

 IWJ編集部の新人、布施絵理子です。先程、社内で、自家製の木の芽と筍のおにぎりを食べました。木の芽の香りに5月を感じつつ、筍をかみしめて、新人としては、いつか破竹の勢いで成長する日を夢見つつ、PCの前で夕飯を済ませた次第です。

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、國府田響、仲川正紀、千浦僚、布施恵理子、木原匡康、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/