日刊IWJガイド・日曜版「枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら立憲民主党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝!! 党の公式ツイッターが悪びれずに公にする無神経さに支持者が猛反発!」2019.1.6日号~No.2306号~


日刊IWJガイド・日曜版「枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら立憲民主党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝!! 党の公式ツイッターが悪びれずに公にする無神経さに支持者が猛反発!」2019.1.6日号~No.2306号~(2019.1.6 8時00分)

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら立憲民主党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝!! 党の公式ツイッターが悪びれずに公にする無神経さに支持者が猛反発!
┠■【中継番組表】
┠■<新記事紹介>「アップルショック」で暴落した米国株価が中国人民銀行の預金準備率引き下げ発表で急騰!! 米中貿易交渉直前に「米国株価は中国が決める」ことを示した!?エコノミスト田代秀敏氏にIWJが直撃取材!
┠■<ニュースフラッシュ>
┠―【1】「最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?」古市憲寿氏と落合陽一氏による安楽死の提言が大炎上! いったい古市氏の「財務省の友だち」とは何者なのか?
┠―【2】カルロス・ゴーン日産前会長が51日ぶりに公の場へ! 勾留理由開示手続きのため1月8日出廷!
┠■<お知らせ>
┠―■本日よりIWJスタッフが新年のご挨拶をさせていただきます! 岩上さんの本格的な快復と現場復帰に向け、これからもスタッフ一同、岩上さんを支えてまいりますので、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日より発売中!お年玉プレゼントに、ぜひご購入をご検討ください!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら立憲民主党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝!! 党の公式ツイッターが悪びれずに公にする無神経さに支持者が猛反発!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日の5日の日刊IWJガイドの冒頭、安倍総理の年頭会見での発言とともに安倍総理が伊勢神宮を参拝する様子を報じたNHKを「まるで独裁国家のプロパガンダ放送の様相を呈しています」とお伝えしましたが、なんと立憲民主党幹部らも4日、枝野幸夫代表をはじめ、福山幹事長、蓮舫副代表兼参議院幹事長らがそろって伊勢神宮に集団参拝し、党の公式ツイッターがその事実を悪びれずに絵文字入りで公にしていました。

※「本日4日、枝野代表は福山幹事長らと伊勢神宮⛩を参詣し、一年の無事と平安を祈願しました」(立憲民主党のツイート、2019年1月4日)
https://twitter.com/CDP2017/status/1081044921723703296

 公党の代表といえども個々人の信教の自由は保障されるべきなのは当然ですが、党の幹部がそろって集団で参拝し、それを党の公式ツイッターで公にするとあっては、政党としての公式行事、政治家としての政治的意思表明、と受け取られても仕方ありません。アップされた写真をみると、全員しっかり議員バッジもつけたままです。憲法20条の政教分離にも違反している疑いがかかります。

 しかも、伊勢神宮の参拝をめぐっては、立憲民主党の議員が質問主意書で問いただした経緯もあります。

 ちょうど1年前、昨年1月4日に安倍総理が伊勢神宮参拝を首相官邸のLINEの公式アカウントで発信したことを受けて、立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が「伊勢神宮の活動に関する助長、促進につながるものと考える」「憲法20条に反するのではないか」との質問主意書を提出、歴代首相による伊勢神宮参拝は「社会通念上、国民に受容されていると考えているのか」とも問いただしていました。

※首相の伊勢神宮参拝で政府答弁書「違憲」「不適切」にあたらず 立民・逢坂氏「伊勢神宮の活動助長、促進につながる」(産経新聞、2018年1月30日)
https://www.sankei.com/politics/news/180130/plt1801300032-n1.html

※安倍総理の伊勢神宮参拝に関わるLINEでの発信に関する質問主意書 提出者 逢坂誠二(衆議院 質問本文情報 2018年1月22日提出)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a196003.htm

 同じ立憲民主党の議員が、たった1年前にここまではっきりと問題視しているのに、わざわざその伊勢神宮に立憲民主党の幹部がそろって参拝し、党の公式ツイッターアカウントで公にするというのは、どういうつもりなのでしょうか?

 岩上さんは「逢坂議員と、枝野代表、福山幹事長は、同じ立憲民主といえど、憲法観も政治スタンスも違うということなのだろう」とツイートしています。

※岩上さんのツイート(2019年1月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1081235163453878272

 上記の逢坂議員の質問主意書では、安倍総理が参拝したことをLINEで発信したことを「憲法20条に反するのではないか」と問題視しています。これに対し、安倍総理はあくまで私人として参拝したと答えています。安倍総理の他にも伊勢神宮を参拝する自民党議員はいますが、個人のアカウントで報告しても、自民党の公式なツイッターやブログなどでアップするようなことはしていません。

 立憲民主党幹部の集団参拝とこのあっけらかんとした党の公式ツイートには、多くの批判のコメントが向けられていますが、その多くが立憲民主党の支持者と思われる人たちです。今年の夏には参院選も控えています。安倍総理は年頭会見で否定しましたが、衆参同日選挙もあるかもしれません。安倍政権が改憲に向けて前のめりになっている中、野党第1党幹部らのこの行動は、あまりの無神経さを表しているのではないでしょうか。

 伊勢神宮は単なる一宗教施設として片付けられるような存在ではありません。日本の神国ナショナリズムの中核をになってきた、きわめて政治的な装置でもあります。国家神道が猖獗を極めた明治から昭和20年までは、皇祖神・天照大御神を祭る伊勢神宮を全国の神社の頂点に位置づけ、全国民に崇拝を強制した過去があります。

 別の言い方をすれば、天照大御神の信仰と伊勢神宮は、古代から近現代に至るまで、日本の権力者によって政治利用されてきた歴史があり、政治家はこの点によほど慎重でなくてはならないはずです。

 枝野代表や福山幹事長の見解を、早急に聞く必要があります。また、枝野氏には、有権者や党の支援者に対して、自ら明確な説明をする責任があるはずです。

 岩上さんは2016年11月と12月、日本会議が復権を目論む国家神道のルーツを探るべく、島根大学名誉教授で『「神道」の虚像と実像』(https://amzn.to/2FcjIpk)の著者、井上寛司氏に3回にわたってインタビューを行っています。

※「神社」は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そしてアマテラスの起源・・・「国家神道」のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編) 2016.11.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/346982

※「神道」理解のカギは室町時代にあり! 吉田兼倶による神道理論の体系化、その意義とは?岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー2日目(中世・近世編) 2016.11.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/352464

※天皇制ファシズムと「国家神道」、そして柳田國男が温存した「神道」のドグマとは? 岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー3日目(近代・現代編) 2016.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/355952

 IWJでは、1月8日火曜日より、この3回のインタビューを順次再配信する予定です。時間は決まり次第お知らせいたしますので、お待ちください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2019.1.6 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 308・IWJ_Youtube live】14:00~「南相馬で地元食材を給食に使っても子どもからセシウムは検出されない!? 被曝線量を3分の1に過小評価していたことが露見した早野龍五・東大名誉教授が2014年福島での国際放射線防護委員会のセミナーで重大発言!?」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 福島第一原発事故による放射能汚染について「危険ではない」との主張をし続けてきた早野龍五・東京大学名誉教授が、英国の科学誌に発表した2本の論文に関して、データの過小評価や、本人の同意を得ていないデータを使用していたことが判明しました。この報道を受け、早野氏が参加した、2014年5月11日開催の国際放射線防護委員会(ICRP)ダイアログセミナーを再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/139878
——————

【IWJ・エリアCh1・京都】15:30~「関西無所属ネットワーク キックオフ合同記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 無所属の地方選挙立候補予定者らによる、関西無所属ネットワーク キックオフ合同記者会見を中継します。
—————–

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第6弾!再配信・IWJ_Youtube Live】16:00~「トランプばりに超上から目線でアンフェアなルールを押し付け!米国を象徴するがごとき『ザ・マネー』メイウェザー選手が、周到に張りめぐらせたワナ!果敢に挑む那須川天心選手に新米記者中村尚貴が突撃取材!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月18日に収録した、IWJ中村尚貴記者による「RIZIN.14 那須川天心公開練習・緊急記者会見・囲み取材」を再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437890
——————

【年末年始特別企画!書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏シリーズ特集再配信 8・IWJ_Youtube Live】17:00~「逆らう者はなで斬り!戦国時代でも飛び抜けて残酷だった信長と秀吉は自身を神格化していた!!秀吉が失敗した朝鮮侵略の再現が明治日本の薩長藩閥による韓国併合!?~11.5岩上安身による書籍編集者・前高文研代表梅田正己氏インタビュー 第5弾(後半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年11月に収録した、岩上安身による書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏インタビュー 第5弾(後半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた梅田正己氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%B7%B1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435188
——————

【『岩上安身のIWJ特報!』まぐまぐアワード2018ジャーナリズム部門5位受賞!シリーズ特集再配信 9・IWJ_Youtube Live】20:00~「いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(前半)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年5月に収録した、岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(前半)をフルオープン再配信します。IWJがこれまで報じてきた永井幸寿弁護士に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E5%B9%B8%E5%AF%BF

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

========

◆中継番組表◆

**2019.1.7 Mon.**

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第7弾!再配信・IWJ_Youtube Live】15:00~「はくだけでスタイルアップする『魔法』が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月に収録した、IWJ小野坂元記者による安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世氏インタビューを再配信します。IWJがこれまで報じてきた安冨歩氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%86%A8%E6%AD%A9

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888
——————

【年末年始特別企画!作家・歴史評論家 原田伊織氏シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】17:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(前編)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年3月に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(前編)をフルオープンで再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211
——————

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
——————

【『岩上安身のIWJ特報!』まぐまぐアワード2018ジャーナリズム部門5位受賞!シリーズ特集再配信 10・IWJ_Youtube Live】20:00~「いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(後半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年5月に収録した、岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(後半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた永井幸寿弁護士に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E5%B9%B8%E5%AF%BF

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<新記事紹介>「アップルショック」で暴落した米国株価が中国人民銀行の預金準備率引き下げ発表で急騰!! 米中貿易交渉直前に「米国株価は中国が決める」ことを示した!?エコノミスト田代秀敏氏にIWJが直撃取材!

 一昨日1月4日は東京株式市場が今年初めて取引を行う日「大発会」でした。ところが1月4日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、2日に発表された米アップルの業績下方修正の影響で、3日に開かれた米国株式市場で、アップル一社の株価のみならず、米国の平均株価が急落し、年末から続く世界的な株安傾向にさらに拍車をかけました。「アップルショック」は世界中の株価に衝撃的な影響を与えており、日本も例外ではありません。4日の日経平均株価も開始直後から全面安となり、防衛ラインとされている2万円を再び割り込みました。

※はじめに~本日東京株式市場大発会! 世界経済はこのまま減速するのか!?(日刊IWJガイド、2019年1月4日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38215

※東証大発会、一時700円安 2万円割れ、アップルショック(東京新聞、2019年1月4日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019010490135422.html

 一方、同じ4日、中国から2つのニュースが報じられました。1つは米中が1月7日と8日、北京で次官級の貿易協議を行うというもの。そしてもう一つは、中国の中央銀行である中国人民銀行が1月15日と25日の2会に分けて預金準備率を合計1%引き下げるという発表です。

※7、8日に米中貿易協議 次官級訪中 摩擦緩和目指す(東京新聞、2019年1月4日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201901/CK2019010402000199.html

※中国が金融緩和発表 24兆円供給、景気下支え(東京新聞、2019年1月5日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201901/CK2019010502000123.html

 この中国人民銀行の預金準備率引き下げという報道について、岩上さんが昨年4回インタビューを行った中国通のエコノミスト・田代秀敏氏から4日夜、岩上さんあてに情報が寄せられました。中国の経済専門メディアの電子版で「中国人民銀行の預金準備金率引き下げはグローバル市場を狂歓、ダウ先物は大幅に300ポイント上昇」と題する記事が配信されたというのです。

 記事によると、上海A株の優良50銘柄からなるA50指数の先物は1%急騰、Nasdaq先物は1.8%上昇、ダウ先物は300ポイント上昇、ドイツDAX指数は1.7%上昇しているとのことです。

※新浪済経、2019年1月4日
https://finance.sina.com.cn/stock/stocktalk/2019-01-04/doc-ihqhqcis3135562.shtml

 中国発のこの報道について、田代氏は、1月4日夜、IWJ記者の取材に応じ、「中国は国際金融市場における自国の存在感を誇示し、米中貿易交渉の直前に、『米国株相場は中国が決める』というシグナルを発している」との分析を示しました。

 田代氏の解説を中心に、この「アップルショック」と中国の準備率の引き下げをどう読み解くか、記事としてまとめてアップいたしましたので、ぜひご一読ください!

※「アップルショック」で暴落した米国株価が中国人民銀行の預金準備率引き下げ発表で急騰!! 米中貿易交渉直前に「米国株価は中国が決める」ことを示した!?エコノミスト田代秀敏氏にIWJが直撃取材! 2019.1.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438977

 また、「岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー」も是非あわせてご覧ください。

※異次元金融緩和の重大かつ深刻な弊害!出口を模索しようにもわずかな金利上昇で日本経済は大混乱!? アベノミクスの無残な最期!~6.18岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー 2018.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424996

※失敗したアベノミクス・異次元金融緩和の副作用!? 人口減少にも関わらずバブル化する不動産市場・サブリース契約の地獄!~日銀が発表した英語論文の謎に迫る!岩上安身が田代秀敏氏に7.1インタビュー第2弾! 2018.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426176

※米国覇権の陰りと中国の台頭、数年以内に起こる米中覇権交代は21世紀最大のテーマ! 日本のマスメディアが決して伝えない中国の真の姿とは!? 中国通のエコノミスト・田代秀敏氏に岩上安身がインタビュー! 2018.10.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434358

※米国株価は「世界大恐慌直前の水準」!? 21世紀最大のテーマ・米中覇権交代は目前に迫っている!? 岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー第2弾 2018.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434747

■<ニュースフラッシュ>
【1】「最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?」古市憲寿氏と落合陽一氏による安楽死の提言が大炎上! いったい古市氏の「財務省の友だち」とは何者なのか?

 古市憲寿氏と落合陽一氏は、若手論客として広く世間にその名を知られる人物です。古市氏は若手の社会学者として多くの著作を世に出しており、テレビのコメンテーターとしても挑発的な発言をすることで知られています。作家の落合信彦氏の息子である落合陽一氏は、「メディアアーティスト」を自称し、また研究者としても「デジタルネイチャー研究室」を主催しています。

 そんな二人の対談が、昨年12月に発売された『文學界』新年号(文藝春秋)に掲載されましたが、そこでの終末医療に関する発言に対し、激しい批判の声があがっているのです。一体どのような内容なのでしょう。

 古市氏は「財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者の医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の1カ月。だから、高齢者に『10年早く死んでくれ』と言うわけじゃなくて、『最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」と発言。

 そう述べる古市氏に対して、落合氏は「終末期医療の延命治療を保険適用外にするとある程度効果が出るかもしれない。たとえば、災害時のトリアージで、黒いタグをつけられると治療してもらえないでしょう。それと同じように、あといくばくかで死んでしまうほど重度の段階になった人も同様に考える、治療をしてもらえない――というのはさすがに問題なので、コスト負担を上げればある程度解決するんじゃないか」「災害時に関してはもうご納得いただいているわけだから、国がそう決めてしまえば実現できそうな気もするけれど。そういったことも視野に入れないといけない程度に今、切羽つまっているのでは。今の政権は長期で強いしやれるとは思うけど。論理的には」などと、トリアージと同列に語ってしまったのです。トリアージとは、災害時などで、限られた医療資源を最大限に活用するために、治療に優先順位をつける医療方針のことです。

※落合陽一×古市憲寿「平成の次」を語る #2 「テクノロジーは医療問題を解決できるか」(文春オンライン、2019年1月2日)
http://bunshun.jp/articles/-/10191

 岩上さんは「最後の1ヶ月を、誰がどんな判定基準で決めるのか、という点が全く欠けたまま、延命治療の中断を議論する怖さ」とツイートしています。

※岩上さんのツイート(2019年1月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1081240029475758080

 こうした、ナチスドイツの「T4作戦」を連想させる発言に対して、様々な方面からの批判がなされました。T4作戦とは、ナチスの優生学思想にもとづく安楽死政策のことです。

 発表されたのが文芸誌ということもあり、まず批判の声をあげたのは、小説家の磯崎憲一郎氏です。朝日新聞の文芸時評において「余命一カ月と宣告された命を前にしたとき、更に生き延びてくれるかもしれない1%の可能性に賭けずにはいられないのが人間なのだという想像力と、加えて身体性の欠如に絶望する」と氏は述べています。

※文芸時評:作家の生き様(朝日新聞、2018年、12月29日)
https://book.asahi.com/article/12035774

 Twitterなどのインターネットメディアでは、様々な観点からの声があがりました。津田大介氏は、「『医療費を削減したい立場の財務省の官僚』が『匿名の陰に隠れながら』『芥川賞最有力とも言われる社会的影響力のある(とされる)言論人』の口を借りて、『具体的政策の提言を流布させる』構図。これに鼻白む人が多いという話では。古市は本件でこの構図にあまり無自覚。自覚的なら付ける薬がない」と、「財務省の友だち」による政策の誘導の可能性を指摘しています。

※津田大介のTwitter、2018年12月28日
https://twitter.com/tsuda/status/1078918148043169792

 また評論家の荻上チキ氏は、文芸誌『文學界』に掲載されたものと、「文春オンライン」に再録されたものとの違いにもこだわりつつ、ツイッター上で批判を展開しています。古市氏が「尊厳死」という単語を持ち出して逃げ切ろうとしても「言い方は色々、では困ります。古市さんは、『最後の一カ月』の話を、医療費の話の文脈で、『財務省の友だち』を引き合いに出し、お金がかかっている時期だと指摘し、『順番を追って話せば大したことない話』と具体的にあげているのですから。尊厳死の話であれば、一連の反応にはなりません」などと、まったく容赦するつもりはありません。

※落合陽一氏、古市憲寿氏、荻上チキ氏の議論(終末期医療などをめぐって)~2019年1月※3日現在、議論継続中(togetterによるまとめ記事)
https://togetter.com/li/1304780

 そもそも終末期の医療にコストがかかるというのは本当なのか。こうした観点から冷静な見解を述べているのが、医療ジャーナリストの市川衛氏です。市川氏によれば、医療費がかるのは、死亡者が前提となる終末医療ではなく、生存した人に対する通常の医療だそうです。終末医療は全体の1割に過ぎず、最後の1ヶ月は3%に過ぎないのです。

※「死ぬ前1か月の医療費さえ削ればよい」落合陽一氏×古市憲寿氏対談で見えた終末期医療の議論の難しさ(Yahoo!ニュース、2019年1月4日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20190104-00110035/

 落合陽一氏は、当初は批判に対しツイッターにて「朝日の文芸批評読んで鼻息荒くして,スクショ見て鼻息荒くした後,リテラ読んでニヤニヤしてる世界の住人はちゃんと原文読んでほしいよね… 長い文章読めないならパート2だけでもいいからさ…」などと、自ら鼻息荒く語っていました。しかし、あまりに多くの批判が来たためか、ついに事実上の謝罪とも反省文ともとれる記事を公開しました。

※落合陽一が文學界の「落合古市対談」で伝えたかったこと(note、1月5日)
https://note.mu/ochyai/n/n4bac91613a3a

 記事の中で落合氏は「介護にまつわるコスト課題(職員のサポート)と,終末期医療にまつわるコスト課題を,対談形式なので同列に語ってしまったこと」ならびに「終末期医療に関してコストや医療費負担の知識が不足していたため,校正でも気が付かなかったこと」について反省の弁を述べています。またその一方で「正しくテクノロジーが使われれば,平成の次の時代には希望がある」と自説を述べています。しかし、かつてナチスドイツがテクノロジーを礼賛していたことを考慮すれば、もう少し自分の発言への内省が必要だったのではないでしょうか。

 古市氏の見解とは逆に、IWJでは政府による医療費削減の政策に疑義をとなえる記事を多数、掲載してきました。医療費が40兆円を突破したからといって萎縮する必要はないのです。

※(再掲)「海外では医療費の自己負担ナシが珍しくない」――意図的なミスリード?「日本の医療費40兆円を突破」の“トリック”を医師・本田宏氏が暴く! 2016.1.12
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/282024#memberB

 人の死の時期を何者かが定めること自体の危険性、社会的コストがかかり、生産性がないという理由で延命する価値のない生命を選別する思想の恐ろしさについて、IWJでは取り上げ続けてきましたし、これからも警鐘を鳴らし続けていかなければならないと思っています。古市・落合両氏のような優生学と地続きの言論はこれからも繰り返し手を替え品を替え登場してくると思います。優生学思想の恐ろしさについても、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件を中心に伝えてきました。この機会にぜひ御一読ください!

※【特集】現代日本に蘇るナチスの優生思想~ 戦後史上最大のヘイトクライム・相模原殺傷事件を検証する
https://iwj.co.jp/wj/open/sagamihara

【2】カルロス・ゴーン日産前会長が51日ぶりに公の場へ! 勾留理由開示手続きのため1月8日出廷!

 日産自動車に対する特別背任の会社法違反容疑で再逮捕され、現在も勾留中の、カルロス・ゴーン前会長について、東京地裁は勾留理由開示手続きを1月8日に行うことを、4日公表しました。勾留理由開示とは、容疑者が裁判所に対し、なぜ自分の勾留を認めたのか説明を求める手続きです。

 ゴーン前会長は、昨年11月19日に自らの役員報酬額を有価証券報告書に過少に記載したことが金融商品取引法に違反したとして逮捕されました。その後、東京地検特捜部によって勾留延長申請、再逮捕、再再逮捕、勾留延長申請が繰り返され、今日で49日目、勾留延長が認められた1月11日までは54日間の長期勾留となっています。

 1月8日の手続きは法廷で開かれるため、ゴーン前会長は51日ぶりに公の場に現れることになります。

※ゴーン前会長、8日出廷 逮捕後初 公の場で意見(東京新聞、2019年1月5日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019010502000131.html

 IWJではゴーン前会長の逮捕について、日産の社内クーデター、国家権力による国策捜査、長期勾留による自供に頼る日本の司法の問題点など、様々な角度から取材を行っています。ぜひ、以下の記事をご覧ください。

※(再掲)日産ゴーン会長逮捕でルノー株急落! この値動きの意味するものは!? 日仏関係にどんな影響が出るのか? 日産の中国市場進出・EV開発はどうなる!? 2018.11.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/436173

※【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

※【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について、IWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第8弾!】元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、「既存組織はもう役に立たない!?」日本の司法・経済・外交の根本問題! 2018.12.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438024

■<お知らせ>
■本日よりIWJスタッフが新年のご挨拶をさせていただきます! 岩上さんの本格的な快復と現場復帰に向け、これからもスタッフ一同、岩上さんを支えてまいりますので、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!

 ご寄付をいただいた、スイスに在住のIWJサポート会員、Huerlimann Akiko 様より、再び温かいメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

ーーーーーーーー

御忙しい中、御丁寧に寄付のお礼を頂きありがとうございました。

マクロン大統領の演説を、パリ在住のIWJ会員 村岡和美氏が訳して下さった事は、とても良い情報源になったと思います。
スイスでも「黄色いベスト」運動の展開を連日報道していましたが、クリスマスになって一時休戦になったようです。
但し、一般国民の怒りは収まった様子は無いと伝えられています。

「<訃報>IWJテキスト班で記者として活躍していた松本聰さんが12月21日、がんのため逝去。」というお知らせを読んで、ドキッとしました。
お労しい限りです。

IWJの皆さん、くれぐれもお体に気を付けてご活躍ください。
岩上さんのご回復を心から願っています。

Huerlimann Akiko

ーーーーーーーー

 Huerlimann Akiko 様、ありがとうございます!

 岩上さんは、昨日、午後遅く出社しました。一昨日夜から昨日の朝にかけても、発熱・発汗と着替えを何度か繰り返し、熟睡はできなかったようです。出社直前にも着替えをして来たとのことで、スタッフが体調をたずねると、「足先がとても冷えている。触ってみてもらったらわかるけど、まるで死体のような冷たさなんだよ。しかも、冷え対策用の厚手の靴下の上から触っても冷たさがわかるんだ。足先が雪国だとすれば、それから上半身に向かって4つくらいのブロックに分かれてて、一番上の頭は熱帯なんだよ。これがとてもつらいんだ」との答えが返ってきました。

 皆様から、岩上さんの体調を心配する温かいお言葉を毎日いただいております。「心疾患(心筋梗塞)」と「不眠」、そして「冷え」といった具体的な症状に特化したアドバイスも多くいただいております。本日、その中の一つをご紹介させていただきます。

ーーーーーーーー

大切な岩上さんの身体中の冷え、冷え込みを放っておけなくて一言でしゃばります。
岩上さんは特に足先の冷えがひどいそうですね。私もそうでした。
足首(かかとの反対側上部)が寒く冷える事と 足先が冷える事、 これは私もずっと何十年も体験してきました。今は、さほど冷え込みません。
結局これはお腹が冷えている、 体の真ん中・中心が冷えている‼️ということだと わかりました。
真夏でも汗はかいて T シャツ一枚でも暑いと言っていたにもかかわらず、お腹の中心が冷えていたということがわかりました 。

その方法を お試しあれ!

1) お腹の中心を冷やさないこと。
お腹と背中に、夏冬共に、大きな「貼るホッカイロ」を貼る。

夏は、暑いですけれど、 それを毎日行っていたところ、数年で 足のつま先や足の甲の冷えが徐々に治りました。

2) 足の指。
指と指を交互に動かしてもんだり、それから手の指5本を足の指5本の間に交互に挟んで、それをしっかり持って、足首をしっかりグルグル回す。足首の血行が良くなってきます。

そういうことを毎日絶えずしているうちに足の指先、足の裏のジンジン(血行の悪さ、疲れからくる)も、それから足の先の寒気もなくなって来ました。

繰り返しになりますが、
まずホッカイロをお腹と背中に(急激にやるとびっくりしちゃうかもしれませんが、今は万事休す!) 。
身体が、毛細血管が、機能してなく相当冷え込んでいると思います。

大きな貼るホッカイロを前と貼って 暖めることです。血液 を少しは流れするようにする、できれば壊死寸前の毛細血管の血液を少しは流れさせるようにすることです 。

私はそれで冷えから直りました。
是非試してみてください 。

M.A. 様

ーーーーーーーー

 M.A.様、メッセージありがとうございます!

 岩上さんは厚手のアンダータイツを履いて、ホッカイロを足先、ふくらはぎ、腰などに貼るなどして、相当の対策をとっています。それでも冷えは相当きついようです。

 この日刊IWJガイドを読んでいらっしゃる方の中にも、冬は特に手足が冷える方も多いと思います。ぜひ、M.A.様のおすすめの方法を試してみてはいかがでしょうか。

 岩上さんが休養中の現在、スタッフ一同は、【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】で慣れないインタビューに挑戦するなどしています。昨年、第10弾まで行った【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】を、元旦より順次再配信しています。今後の予定は、以下の配信カレンダーをご確認ください。

――――――――
IWJ 配信カレンダー
https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
――――――――

 この企画は岩上さんが本格復帰するまで、今後も続けてまいります。岩上さんの体調は一進一退を繰り返していますが、本格的な快復と現場復帰に向け、これからもスタッフ一同、岩上さんを支えてまいります。

 本日はそんなIWJスタッフの事務ハドル班の浜本信貴、小高由貴乃より、新年のご挨拶をさせていただきます。

ーーーーーーーー

 明けましておめでとうございます。

 会員の皆様、はじめまして、IWJスタッフの浜本信貴と申します。事務の仕事を中心に、その他、オフィス内で必要なあらゆる業務の補助的な仕事をしています。作年(2018年)の6月23日からIWJで働き初め、すでに半年が経過しました。よく「あっと言う間でした」と言いますが、私の場合は、「あっと言う前に」すでに半年が過ぎていました。それくらいあらゆる経験が圧縮された「濃い」半年間でした。

 まだまだわからないことだらけですし、自分の日々のパフォーマンスにまったく自信はありませんが、会員の皆様にIWJのサービスを気持ちよく享受していただけるよう、会員様の視点で仕事をしていきたいと考えています。

 この半年間で、私が一番強く感じたこと、それは、IWJと会員の皆さまとの間の強い「つながり」、そして、私も含めたスタッフに対する会員の皆さまからのやさしい「お心遣い」です。

 季節のものの差入れは止んだことがありませんし、情報提供や叱咤激励のメールは毎日届きます。特に、岩上さんが体調を崩してしまって以降、お気づかいや激励や差入れは、より思いやりに満ちたものになっているように感じます。

 そのような会員の皆様に、マスメディアでは伝えることができない、真に価値のある情報をお届けする一助となれるよう、毎日の仕事の中で全力を尽くします。皆様、何卒よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーー

 明けましておめでとうございます。

 会員の皆さまいつもお世話になります。先月、つまり昨年の12月にIWJに入職した新人で、事務ハドル班に配属された小高由貴乃と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 事務ハドル班での私の役割は、主に、取材のアポ取りをしてIWJの記者、カメラマンを派遣する、言わば、現場と記者の橋渡しをするような業務です。一言で取材のアポ取りと言っても快く取材を引き受けていただけることもあれば、一筋縄では行かない交渉もある、ということが、わずか一ヶ月の経験でもわかってまいりました。

 また、会員の皆さまからの取材依頼や貴重な情報提供を頂くことで、貴重な取材が実現する、ということも目の当たりにしてきました。

 改めまして会員の皆さまには会費およびご寄付・カンパによるご支援のみならず、貴重な情報提供を頂いていることお礼申し上げます。

 無事取材のお約束をいただけましたら記者、カメラマン等の担当割り振りして担当者を派遣するのですが、スタッフの健康管理のためにも週2日休みのローテーションをきちんと守っているため、いつもギリギリの人員で稼働しているIWJでは、記者やカメラマンの担当の割りふりも細かい配慮が必要であるということもようやくのみこんできたばかりのところです。

 世の中は日々めまぐるしく変化していきます。そのような中で自身の業務を滞りなくこなすだけでも容易ではありません。まして、日々変化していく世の中の情報を、仕事にスムーズにつなげることはとても難しいことであると痛感しています。

 しかし、そのようなめまぐるしい状況の中でも、IWJが独立メディアとして存在感のある報道をし続けてこれたのは、会員皆さまの支えがあってのことなのだなと、内部に入ってみて初めて実感いたしました。日々の温かいご支援、心より感謝申し上げます。

 今年は7月に参議院の選挙もあり、激動の年となる予感がします。何よりも改憲の発議と国民投票が抜き打ち的に行われやしないか、非常に心配です。迫りくる激動の波を皆さまと共に乗り越えることができるよう、単に新たな取材機会を探すべく、アンテナを張り巡らしていなければいけないのですが、そういう時に、まずは自分のやるべきことに全力で力をつくしていきたいと存じます。一日も早く仕事を覚え、皆さまの期待に応えられるよう精進致しますので、今後ともご支援とご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーー

 IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いがあります。

 どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJを支えてくださるよう、この機会にご検討いただけないでしょうか!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「IWJ特報!」は、岩上さんによるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガで、すでにお伝えしたように「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で、5位に入賞しています! インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 またIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日より発売中!ぜひご購入をご検討ください!

 昨年12月20日より、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しております! 今回、発売しているのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 なお、関氏のインタビューDVDは大人気につき、残りわずかとなっております。購入ご希望の方は、どうかご検討をお急ぎください!

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、池田雄一、浜本信貴、小高由貴乃、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/