日刊IWJガイド「クイーンのギタリスト、ブライアン・メイの呼びかけでホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が一気に20万筆超え!」2019.1.9日号~No.2309号~(2019.1.9 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 伊勢神宮参拝だけではない!? 日米同盟についても立憲民主党枝野幸男代表との立場の違いを明確にした逢坂誠二衆院議員! 新年の抱負は「日本の主権を取り戻したい」!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】1100人の応募者にたったの14席!? 倍率はなんと78.6倍! IWJ記者は惜しくも傍聴ならず!「私は無実だ」と訴える日産前会長のカルロス・ゴーン氏の勾留理由開示公判!
┠―【2】クイーンのギタリスト、ブライアン・メイの呼びかけでホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が一気に20万筆超え! 元旦に映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞して「良かった」と語る安倍総理は理解できているのか!?
┠―【3】放射線量データの改竄が明らかになった早野龍五・東大名誉教授が高校生も動員して福島安全神話を作ろうとしていた! さらに震災前、元旦に靖国神社に昇殿参拝していたことも発覚!原発+極右思想の持ち主だったとは!!/本日午後8時より「『神社』は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そして伊勢神宮の祭神アマテラスの起源・・・『国家神道』のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)後半」を冒頭のみフルオープンで再配信します!
┠■<お知らせ>
┠―■岩上さんが悩まされている「末端冷え性」、特に下半身、足の酷い冷えについて、皆様より心のこもった多くのアドバイス、養生法に関する情報、そして、差し入れをいただいております。皆さまの優しいお心づかいに心から感謝申し上げます。岩上さんは、現在、戦線復帰に向けて、体調回復のために「できること」「するべきこと」をすべておこなっています。私たちスタッフも可能な限りのサポートをする所存でおります。皆さまも、どうか引き続きIWJの活動をご支援いただきますよう、何とぞ、よろしくお願い申し上げます!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日より発売中!ぜひご購入をご検討ください!
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■はじめに~ 伊勢神宮参拝だけではない!? 日米同盟についても立憲民主党枝野幸男代表との立場の違いを明確にした逢坂誠二衆院議員! 新年の抱負は「日本の主権を取り戻したい」!

 1月6日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、立憲民主党の枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝し、党の公式ツイッターが悪びれずに公にしたことで支持者から多くの批判にさらされています。

 たった1年前の2018年1月4日に、同じ立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が、安倍総理が伊勢神宮参拝を首相官邸のLINEの公式アカウントで発信したことを受けて、「伊勢神宮の活動に関する助長、促進につながるものと考える」「憲法20条に反するのではないか」との質問主意書を提出、歴代首相による伊勢神宮参拝は「社会通念上、国民に受容されていると考えているのか」とも問いただしていたのに、です。

 しかもその安倍総理や自民党でさえ、「党の公式ツイッターで公にする」などということはしていません。

※はじめに~枝野幸男代表、福山哲郎幹事長、蓮舫副代表ら立憲民主党幹部がそろって伊勢神宮へ集団参拝!! 党の公式ツイッターが悪びれずに公にする無神経さに支持者が猛反発!(日刊IWJガイド、2019年1月6日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38221

 この批判に対しては、党の公式ツイッターでも、各議員のツイッターでも、8日夜現在何の釈明もありません。

 岩上さんは「逢坂議員と、枝野代表、福山幹事長は、同じ立憲民主といえど、憲法観も政治スタンスも違うということなのだろう」とツイートしています。

※岩上さんのツイート(2019年1月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1081235163453878272

 しかし、逢坂議員と枝野代表らのスタンスの違いは、伊勢神宮参拝の問題だけにはとどまらないようです。

 逢坂議員は新年1月3日の自身のウェブサイトに、「日本の主権」を論じた次のような文章を掲載しています。

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1)日本の主権

日本は真の主権国家ではない。

領空も、出入国も、 電波も、警察権も、そして防衛も米国の制限のもとにある。私はこうした制限された日本の主権をすべて日本国が行使できる、そんな状態に取り戻したいと思っている。

その意味で私は、右翼的と分類されても良いはずだが、多くの人は左翼的と受け止めているはずだ。

逆に、安倍総理を右翼的と感じている人も多いと思う。

だが領空のことも、出入国も、米国に対して何も言わず、
現状を維持し、米国に隷属する総理は、私以上に右的な存在とは思われない。

ネット上で、私のことを売国的と指摘する方がいるが、私以上にそれに近いのは総理なのだと思う。

日本の主権が制限されているこの現実を何とかしたいと私は強く願っているし、そのために最大限の働きをしたいと思う。

もちろんこれは簡単なことではないし、米国に隷属する状態から脱却するには長い年限がかかるが、
覚悟を持って取り組むべき問題だと考えている。

(以下続く)
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※19年1月3日 その4150『逢坂誠二の徒然日記』(5847)(衆議院議員おおさか誠二オフィシャルウェブサイト、2019年1月3日)
https://ohsaka.jp/archives/12039.html

 逢坂議員のこのウェブサイトへの文章を読んだ岩上さんは、以下のようにツイートしました。

 「かつて枝野代表は、私の単独インタビューに応じて、『日米同盟基軸』と強調。対して逢坂さんは、記者の質問に答えて、『日米地位協定改定に取り組みたい』と。伊勢参拝だけでなく、日本の自立について、相当の温度差あり」

※岩上さんのツイート(2019年1月6日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1081803086018965506

 岩上さんが早く最前線へカムバックしてきて、逢坂議員らに単独インタビューして、その思いを聞き出す日を待ちたいと思います。

 「岩上安身による立憲民主党代表・枝野幸男衆議院議員インタビュー 」、「岩上安身による立憲民主党逢坂誠二衆院議員インタビュー 」は、ぜひ以下よりご覧ください。

※「憲政史上最悪の国会」にした、 安倍政権「7つの大罪」を斬る!岩上安身による立憲民主党代表・枝野幸男衆議院議員インタビュー 2018.8.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429036

※「安倍一強」崩壊へのカウントダウン開始か!?相次ぐリークに制御不能の安倍政権にとどめを刺すか「森友・加計問題」!岩上安身による立憲民主党逢坂誠二衆院議員インタビュー 2018.4.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/417694

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◆中継番組表◆

**2019.1.9 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第9弾!再配信・IWJ_Youtube Live】 15:00~「自民党改憲案の目的はただ一つ!『戦争ができる憲法』だ!『安倍「4項目」改憲の建前と本音』著者・神戸学院大学 上脇博之教授にIWJ関西中継市民・北野ゆりがインタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月24日に収録した、IWJ関西中継市民・北野ゆりによる神戸学院大学 上脇博之教授インタビューを再配信します。IWJがこれまで報じてきた上脇博之教授に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kamiwaki-hiroshi

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438145
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【IWJ・Ch5】17:00頃~「『東京大学 展覧会「純セレブ文明の夜明け ~道(タオ)の思想に基づく非線形スピーカーのよろこび~」』~純セレブスピーカー発表記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 東京大学 展覧会「純セレブ文明の夜明け ~道(タオ)の思想にもとづく非線形スピーカーのよろこび~」内で開催される、純セレブスピーカー発表記者会見を中継します。IWJがこれまで報じてきた安冨歩氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%86%A8%E6%AD%A9
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【年末年始特別企画!作家・歴史評論家 原田伊織氏シリーズ特集再配信 3・IWJ_Youtube Live】17:00~「公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く『官軍教育』の中で描かれた『偉人』たちの姿は『ウソ』ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年3月に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー(後編)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた原田伊織氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E4%BC%8A%E7%B9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211
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【「国家神道」のルーツを探る!島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビューシリーズ特集再配信 2・IWJ_Youtube Live】20:00~「『神社』は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そして伊勢神宮の祭神アマテラスの起源・・・『国家神道』のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)後半」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年11月に収録した、岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)の後半を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた井上寛司氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AF%9B%E5%8F%B8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/346982

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◆中継番組表◆

**2019.1.10 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第10弾!再配信・IWJ_Youtube Live】 14:00~「極端な規制緩和の果てに安価で危険な食品が市場を埋め尽くす!?活路は共助による資源管理!~小高由貴乃記者と小野坂元(はじめ)記者が東京大学農学部の鈴木宣弘教授に緊急取材!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月27日に収録した、IWJ小高由貴乃記者と小野坂元(はじめ)記者による鈴木宣弘教授インタビューを再配信します。IWJがこれまで報じてきた鈴木宣弘教授に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%AE%A3%E5%BC%98

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438330
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【年末年始特別企画!作家・歴史評論家 原田伊織氏シリーズ特集再配信 4・IWJ_Youtube Live】16:00~「戦国時代の日本では合戦よりも老若男女の生け捕りが横行、奴隷として国内外に売っていた!!戦争賛美の『官軍教育』から抜け落ちた真実に迫る!~7.11岩上安身による作家・歴史評論家原田伊織氏インタビュー第2弾(前半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年7月に収録した、岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー第2弾(前半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた原田伊織氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E7%94%B0%E4%BC%8A%E7%B9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427062
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【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【「国家神道」のルーツを探る!島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビューシリーズ特集再配信 3・IWJ_Youtube Live】20:00~「『神道』理解のカギは室町時代にあり!吉田兼倶による神道理論の体系化、その意義とは?岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー2日目(中世・近世編)前半」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2016年11月に収録した、岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー2日目(中世・近世編)前半を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた井上寛司氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%AF%9B%E5%8F%B8

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】1100人の応募者にたったの14席!? 倍率はなんと78.6倍! IWJ記者は惜しくも傍聴ならず!「私は無実だ」と訴える日産前会長のカルロス・ゴーン氏の勾留理由開示公判!

 昨日8日の日刊IWJガイドでお知らせしたとおり、特別背任の疑いで逮捕された日産自動車のカルロス・ゴーン・前会長が、勾留理由開示の手続きのために、昨日東京地裁に出廷しました。

 IWJ取材班は、傍聴券を求めて、4名のスタッフが抽選のための列に並びました。また岩上さんもツイッターで支援してくださる方に「明日です。ご協力いただける人は、朝7時50分に東京地裁の正門前で。スタッフは腕章をつけていますので、声をおかけください。一緒に並んでぜひとも傍聴券をゲットしましょう!」と、ご協力を呼びかけました。

※岩上さんのツイート(2019年1月7日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1082283110526377984

 こうした努力もむなしく、傍聴はかないませんでした。それもそのはず、14席しかない一般傍聴席を求めて、1100名もの人たちが抽選の列を作ったのです。列を取り囲む報道陣もまた、おそらく300名は下らないだろうという人数でした。海外からのメディアも目立ち、東京地裁付近ではフランス語が飛び交っていました。

※ゴーン前会長、法廷に 傍聴券求めて1100人(朝日新聞、1月8日)
https://digital.asahi.com/articles/ASM1834K5M18UTIL004.html?iref=pc_extlink

 報道によると、ゴーン氏は法廷で「日産に心からの親愛と感謝の気持ちを持っている」と日産への謝辞を述べた後に、都合3回にわたる逮捕容疑に関して、「私にかけられた容疑は無実だ。根拠なく、不当に勾留されている」と、自身の潔白を述べたとのことです。

※「日産に真の愛情と感謝」ゴーン元会長の意見陳述要旨 (日本経済新聞、1月8日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39744050Y9A100C1I00000/?nf=1

 中でも、最初の逮捕容疑である金融商品取引法についてゴーン氏は、「検察の起訴内容とは異なり、私は日産から開示されていない報酬を受け取ったことはなく、開示されていない固定額を受けとるための契約を日産と交わしたこともない」と明確に否定しています。

 これは、昨年12月17日に行われたIWJ川上記者による郷原信郎弁護士へのインタビューでの郷原弁護士の意見と全く同じ主張です。

※【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について、IWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841

 ゴーン氏は腰縄に手錠をつけられるという、ある意味衝撃的な姿で法廷に入りました。そこまでして、彼が選択したこの勾留理由開示公判とは、どのような意味を持つものなのでしょうか。この勾留理由開示公判の意義について、弁護士の郷原信郎がわかりやすく解説しています。

※ゴーン氏は、なぜ勾留理由開示公判に打って出たのか(Yahoo!ニュース 個人、郷原信郎、2019年1月5日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20190105-00110179/

 勾留理由開示とは「勾留されている被疑者・被告人、弁護人等からの請求にもとづいて、公開の法廷で、裁判官がいかなる理由で勾留したかを明らかにする手続」のことです。憲法34条には「何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない」と記されています。その規定にもとづいて刑事訴訟法82条以下で規定されているのが、この勾留理由開示なのです。

 ゴーン氏が勾留理由開示公判に臨んだ最大の目的は「特別背任での再逮捕後、検察側のリークによると考えられる『有罪視報道』が相次ぐ中、『一方的な報道』に対抗するため、ゴーン氏が、マスコミ等の前で、自らの言葉で、特別背任の事実についての無罪を強く主張すること」だと、郷原弁護士は1月5日の時点で推測しています。

 それまで検察の見解ばかりを報道してきたマスコミとしては「対等報道」の観点から、ゴーン氏の陳述をかなり詳細に紹介するだろう、と郷原弁護士は述べています。対等報道とは、検察側と被告人弁護人側の主張を、偏見なく対等にあつかうという方針です。

 また15時からは、ゴーン前会長の代理人である大鶴基成弁護士たちが、外国人特派員協会で記者会見を行いました。その会見の内容は勾留理由開示公判でのゴーン氏の主張を補足する内容となっていました。その模様は、IWJでも生中継を行いました。こちらのツイキャスアーカイブは公開しておりますので、ぜひご覧ください。

※ 日本外国特派員協会主催 カルロス・ゴーン首席弁護士 大鶴基成氏、近藤剛弁護士、押久保雅人弁護士による記者会見
https://twitcasting.tv/iwj_ch4/movie/517918095
 
 また、ゴーン前会長の逮捕について、司法、経済、政治等のさまざまな観点からの取材もIWJは行っています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください!

※(再掲)日産ゴーン会長逮捕でルノー株急落! この値動きの意味するものは!? 日仏関係にどんな影響が出るのか? 日産の中国市場進出・EV開発はどうなる!? 2018.11.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/436173

※【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第8弾!】元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、「既存組織はもう役に立たない!?」日本の司法・経済・外交の根本問題! 2018.12.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/438024

【2】クイーンのギタリスト、ブライアン・メイの呼びかけでホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が一気に20万筆超え! 元旦に映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞して「良かった」と語る安倍総理は理解できているのか!?

 日本では11月9日から公開されている米国映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、米ロサンゼルスで1月6日(現地時間)に行われた第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、作品賞と男優賞を受賞しました。

※ゴールデン・グローブ賞『ボヘミアン・ラプソディ』が作品賞&男優賞の2冠!(シネマトゥデイ、2019年1月7日)
https://www.cinematoday.jp/news/N0105958

 映画は、英国の伝説的なロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳で世を去った、フレディ・マーキュリーの半生を描いたものです。

 映画では1970年代に大ヒットし、日本でもCMに使われたた名曲「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などの誕生のエピソードが描かれ、また、アフリカ難民救済を目的に1985年に行われた、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」のパフォーマンスを再現したことで、世界中で世代を超えて大ヒットしています。劇中で28曲もの楽曲にフレディ自身の歌声を使っていることも、人気の理由のようで、「2回も見た」という声も、多く耳にします。

 クイーンはフレディ亡き後も「解散」を宣言しておらず、4人のメンバーのうち、ベースのジョン・ディーコンは2011年に引退しましたが、ギターのブライアン・メイと、ドラムスのロジャー・テイラーは現在も「クイーン」として音楽活動を続けています。ブライアンとロジャーはこの映画の音楽プロデューサーを務め、ゴールデン・グローブ賞の授賞式にも出席しました。

 その、ブライアン・メイが、1月6日(日本時間7日)、県民投票まで沖縄県名護市の辺野古新基地沿岸の埋め立て工事中止を求めるホワイトハウス請願署名に署名し、ツイッターとインスタグラムで世界に向けて署名を呼びかけました。ツイッターでは「緊急!!緊急!!」「米軍基地に脅かされている美しいサンゴ礁とかけがえのない生態系を守ろう」と書きました。

※ブライアン・メイ(@DrBrianMay)のツイッター(2019年1月6日)
https://twitter.com/DrBrianMay/status/1081962521819398144

※ブライアン・メイ(brianmayforreal)のインスタグラム
https://www.instagram.com/p/BsTTZESBXmh/?utm_source=ig_twitter_share&igshid=mn7t0h6ja1p7

※クイーンのギタリスト、ブライアン・メイさんも協力呼び掛け 県民投票までの名護市辺野古埋め立て工事の中止を求めるホワイトハウス請願署名(琉球新報、2019年1月7日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-857824.html

 この請願署名は、ハワイ在住・沖縄系4世のロバート梶原氏が2018年12月8日に始めたもので、人気モデルのローラさん、タレントのりゅうちぇるさん、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん、作家の盛田隆二さん、思想家の内田樹さん、そして岩上さんも署名したことを公表し、署名を呼びかけました。12月18日には「ホワイトハウスから請願に対する返答が60日以内に届く」という、10万票のラインを超え、今年1月4日には17万5800票以上を集め、この嘆願署名のサイト「We The People」のトップページ5位となりました。

※「https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa …皆さん。ぜひ拡散を。10万人は突破しましたが、このホワイトハウスの署名請願制度を多くの人が体験して、官邸に同様の制度が作られるように求めましょう。今の安倍政権下の官邸だったら、どうせ踏みにじる?そのとおりだろうと僕も思います。が……」(岩上安身のツイート、2018年12月18日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075037936889094146

※ホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が5位に浮上! ローラさんの呼びかけを批判した井川意高大王製紙前会長の発言で広がる大王製紙商品への不買!? 井川氏の発言こそ大王製紙には大迷惑!? 2019.1.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/439038

 ブライアン・メイのツイッターのフォロワーは世界中に84万7000人余り、インスタグラムのフォロワーは100万人です。海外からも多くの人がこの呼びかけに答えたとみられ、8日午後3時現在、署名数は20万筆を超え、その後もどんどん増え続けています!昨日8日午後10時の時点では20万1811筆。現在4位の署名が21万3891筆ですから、もうすぐ4位にランクアップしそうな勢いです。辺野古新基地建設の問題に世界が注目し始めたとしたら、トランプ米大統領が請願署名にどのような返答をするのか、注目されます。

 実はブライアン・メイがツイッターとインスタグラムで署名を呼びかけたのは、川崎市に住む中学生時代からクイーンのファンである女性が、昨年12月28日にブライアンの公式ホームページなどを通じて「たくさんの人の署名が必要です。沖縄の海と日本の民主主義のために、助けてください」とメールを送り、この呼びかけにブライアンが応じて実現したということです。

※QueenのGt. ブライアン・メイさんが署名呼び掛けたきっかけ 辺野古の工事停止求める熱心なファンのメール(沖縄タイムス、2019年1月8日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/368846

 安倍総理は今年元旦に昭恵夫人らと六本木の映画館で「ボヘミアン・ラプソディ」を観賞し、記者団に「良かったですよ」と感想を語っています。「ボヘミアン・ラプソディ」は、ペルシャ系インド移民で両性愛者であったといわれたフレディが、マイノリティーとしての苦悩を歌った曲です。ブライアン・メイが請願署名への参加を呼びかけていることも含め、安倍総理に、クイーンのメッセージが正確に伝わっているのか、正確に理解しているのか、はなはだ疑問です。

※安倍首相、クイーン映画を観賞「良かった」(毎日新聞、2019年1月1日)
https://mainichi.jp/articles/20190101/k00/00m/010/107000c

【3】放射線量データの改竄が明らかになった早野龍五・東大名誉教授が高校生も動員して福島安全神話を作ろうとしていた! さらに震災前、元旦に靖国神社に昇殿参拝していたことも発覚!原発+極右思想の持ち主だったとは!!/本日午後8時より「『神社』は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そして伊勢神宮の祭神アマテラスの起源・・・『国家神道』のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)後半」を冒頭のみフルオープンで再配信します!

 今月3日の日刊IWJガイドでお知らせしたとおり、福島第一原発事故による放射能汚染について「福島は安全」と宣伝してきた早野龍五・東大名誉教授が英国の科学雑誌で発表した2本の論文に、本人の同意を得ていないデータが使われていただけでなく、データそのものが過小に評価されていたことが明らかにされました。これは被曝線量を3分の1に過小評価していたというものです。これはデータの改竄と言ってもいい重大な背信行為です。

※「科学的」な根拠は改竄と捏造だった!? 「福島は安全」と宣伝し続けた早野龍五・東大名誉教授の論文で被曝線量を3分の1にしていたことが発覚!(日刊IWJガイド、2019年1月3日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38213#more-38213

 これまでだんまりを決め込んでいた早野氏ですが、本日8日のツイッターで、ようやく自身の論文改竄についてのコメントを発表しました。

 「本日1/8、文科省記者クラブに『伊達市民の外部被ばく線量に関する論文についての見解』を貼出いたしました。70年間の累積線量計算を1/3に評価していたという重大な誤りがあったことと、その原因、意図的ではなかったこと、今後の対応、伊達市の方々への陳謝などを記したものです」

早野龍五氏のツイート(2019年1月8日)
https://twitter.com/hayano/status/1082488374043103232

 ツイートに添付されている、早野氏が文科省記者クラブに貼り出したという「見解」のには、英国の学術雑誌「JRP」誌より論文に関連して不正と捏造の申し立てが東京大学に対して行われたことにつき、事実の経緯と、主としてデータ解析を担当した早野の見解を述べさせていただきます」として、「70年間の累積線量計算を1/3に評価していたという重大な誤りがあることに、初めて気づきました」と述べ、「誤りそのものについては、意図的でなかったことはご理解いただきたいと思います」と書かれていました。

 また、早野氏は、住民の同意を得られていないデータを論文に使用したことについては、2018年12月14日に「報道を通じて初めて知るところとなりました。私たちが伊達市から受け取ったデータには同意の有無を判断できる項目がなく、さらに幾度となく委託元である伊達市側に解析内容を提示した際にも対象者数に関するご意見なく、適切なデータを提供いただいて解析を行ったと認識しておりました。しかし不同意データが含まれているならば、事は誤りの修正のみにとどまらず、第一、第二論文そのものの扱いにも大きな影響を与える事態であると考えております」と書かれています。

 早野氏は、累積線量計算の過小評価は「意図的ではなかった」、不同意データの使用は「すべて伊達市のせい」と弁明しているわけですが、間違ったデータにもとづく論文に問題があること自体は認めているようです。

 早野氏は去年11月に「JRP」に論文の修正を申し入れ、手続きを進めているといいますが、どうやって正しいデータを揃えるのでしょうか?

 しかし、これについても早野氏は、「東京大学に向けた調査の申し立てがあったことで、伊達市及び市民のみなさまにはご心配・ご迷惑をお掛けしておりますが、どうかご海容いただけますと幸いです」と、極めて軽く軽く謝罪しています。

 岩上さんによるインタビューでIWJに何度もご登場いただいている上智大学の島薗進教授もツイッターで「これは誠実な応答とは言えない」と厳しく批判しています。

※島薗進氏のツイート(2019年1月8日)
https://twitter.com/Shimazono/status/1082618468401213442

 早野氏のこの間違ったデータにもとづいた理論によって、「安全」だとされて帰還させられた住民、それでも疑問を抱いたことを誹謗中傷された人々、地元産の農産物を食べさせられた子どもたちへの責任はどう取るつもりなのでしょうか。記者クラブへの貼り紙とツイッターでの軽い釈明で済む問題とは思えません。

 また、早野氏は「福島は安全」と主張するだけでなく、過去にあろうことか高校生による福島第一原発の視察に、引率者として関わってもいます。これは2016年の11月11日に、福島県立福島高校の生徒13人が、東京電力福島第一原発を視察して、廃炉作業が進められている原子炉建屋などを見学したというものです。もともと入構の条件が「原則18歳以上」となっているにもかかわらず、東電が同校の要請に応じたのです。

※福島第1原発 高校生が廃炉作業見学 復興の課題実感(毎日新聞、2016年11月18日)
https://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00m/040/121000c

 NHKニュースでは、視察した高校生が、信夫(しのぶ)山の線量を計測する様子が伝えられています。信夫山は東日本大震災直後、基準を超える放射線量が計測されたため、利用が制限されていました。

 高校生たちは、自分たちで計測した線量にもとづいて、信夫山への幼稚園児の遠足を再開しても大丈夫だと保護者に説明しているのです。これでは、やっていることが早野氏と同じではないでしょうか。まるで安全神話に高校生が利用されているかのようです。

 早野氏は「廃炉の最終的なところを見届ける世代、特に福島で生まれ育った世代は、それをきちんと見ていく、一番最初のチャンスとして、現場はどうなっているか、君たちの目できちんと見てほしい」などと語っています。ですが、なぜ福島で生まれ育った人間、しかも高校生が廃炉を見届けなければならないのでしょう。見届けるべきは東京電力の役員であり、原発を推進してきた早野氏のような御用学者ではないでしょうか。安全であることを無謬の前提として、計測前から答えがわかっているかのような背信ぶりは、科学者としてのモラルが疑われます。

※原発事故と向き合う高校生(NHKニュース「おはよう日本」、2016年11月24日)
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/11/1124.html

 しかも、こちらの記事によると、早野氏はただ高校生を引率しただけではなさそうです。早野氏は「40年ともいわれる長い廃炉作業をこれから実際に担っていくのは、彼らのような若い世代です。現実をしっかりと見て、考えていく機会をつくりたいと思いました」と語っています。この部分を読む限りでは、企画段階から積極的に関わっていたようです。もはや学者がなすべきことの範囲をこえた、度が過ぎた洗脳活動への加担と言えます。

※続・福島の放射線の量を正しく理解してほしい(webronza、2017年3月7日)
https://webronza.asahi.com/science/articles/2017022100003.html?returl=https://webronza.asahi.com/science/articles/2017022100003.html&code=101WRA

 いったい早野氏のこのカルトめいた安全神話への情熱はどこからくるのでしょう。

 ツイッターでは、早野氏の靖国神社への入れ込みぶりが取り沙汰されています。

 震災前の2011年1月1日のツイートには「靖国神社の昇殿参拝から戻り,来週〆切の某審査レポートを作成・送付.今日中にもう一件審査書類を書いてしまおう」と、元旦に靖国神社の本殿で正式参拝したことをうかがわせる記述があります。

※早野龍五氏のツイート(2011年1月1日)
https://twitter.com/hayano/status/21104994455388162

 一部のツイートでは、早野氏が熱烈な「靖国サンパイヤー」であると、話題になっています。

 早野氏は2013年に「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里氏と対談しています。その時、糸井氏が2011年3月11日の福島原発事故を振り返り「そのとき、早野さんが考える『最悪』は、どのぐらいのものだったんでしょうか?」とたずねると、早野氏は次のように答えています。

 「最悪として想定していたのは、首都圏の退避、ないしは、避難が必要なレベルの汚染になるっていうことです。原発の格納容器が完全に破壊されて中のものが全部むきだしになってしまって、汚染の度合いも地域的な広がりもチェルノブイリ並みになってしまう。そういうことが起こると首都圏の汚染もかなりのレベルになるということは3月の半ばくらいには、うちのチームで最悪の事態として想定していました。

 また、そのころ、政府から意見を求められる機会もあったので、最悪の事態として汚染が広がったときに、政治家が腹をくくって『動くな』と言えるかどうか、ということをかなり議論した記憶があります」

※「早野龍五X糸井重里 早野龍五さんが照らしてくれた地図 第5回 最悪の事態の想定」(ほぼ日刊イトイ新聞、2013年6月21日)    
https://www.1101.com/hayano/2013-06-21.html

 早野氏は「最悪の事故」を想定した上で、「政治家が腹をくくって『動くな』と言えるかどうか」だと言っているのです。国民一人一人の人権などどうでもいいと言っているに等しい主張です。これは、今まさに安倍政権が緊急事態条項でやろうとしていることと同じではないでしょうか?

 第二次大戦で日本軍は、敵に降伏することを許さず玉砕を命じました。無謀な戦争で戦死した230万人の日本軍兵士を、日本は「英霊」として靖国神社に祀っていますが、そのうち6割にあたる140万人は餓死者といわれています。

 元旦からうやうやしく、靖国神社に正式参拝する早野氏に、「原発+極右」の姿を見る思いです。
 
 岩上さんは2016年11月と12月、日本会議が復権を目論む国家神道のルーツを探るべく、島根大学名誉教授で『「神道」の虚像と実像』(https://amzn.to/2FcjIpk)の著者、井上寛司氏に3回にわたってインタビューを行っています。

 本日は午後8時から、「『神社』は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そして伊勢神宮の祭神アマテラスの起源・・・『国家神道』のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)後半」を冒頭のみフルオープンで再配信します! ぜひ以下のURLよりご覧ください!

【「国家神道」のルーツを探る!島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビューシリーズ特集再配信 2・IWJ_Youtube Live】1月9日(水)20:00~
「神社」は7世紀後半につくられた!『古事記』『日本書紀』、そして伊勢神宮の祭神アマテラスの起源・・・「国家神道」のルーツを探る!岩上安身による島根大学名誉教授・井上寛司氏インタビュー1日目(古代編)後半
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

■<お知らせ>
■岩上さんが悩まされている「末端冷え性」、特に下半身、足の酷い冷えについて、皆様より心のこもった多くのアドバイス、養生法に関する情報、そして、差し入れをいただいております。皆さまの優しいお心づかいに心から感謝申し上げます。岩上さんは、現在、戦線復帰に向けて、体調回復のために「できること」「するべきこと」をすべておこなっています。私たちスタッフも可能な限りのサポートをする所存でおります。皆さまも、どうか引き続きIWJの活動をご支援いただきますよう、何とぞ、よろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただきありがとうございます。

 昨日の夕刻、岩上さんあてに宅急便が届きました。「電熱式フットウォーマー」と「蓄熱式エコ湯たんぽ」です。ズボンの下に、ホッカイロを貼ったアンダータイツを2枚重ね、傍らに電気ストーブをつけないと冷えを防ぎきれない岩上さんの救世主となってくれることをスタッフ一同、切に願っています。

 スタッフの間で、今後は「東洋医療」特に「漢方」を視野に入れてはどうかとの声があがっていることについては、一昨日の日刊ガイドでもお伝えしましたが、作日、日刊ガイドをお読みになり、岩上さんが冷えに悩まされていることを知ったサポート会員の山本信彦様より、「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」の差し入れをいただきました。

 これは、漢方とは違いますが、マクロビオティックの世界ではよく知られた、東洋の食に関する伝統と知恵が凝縮された、「梅干し」、「醤油」、「番茶」、および「生姜」をペースト状にした自然健康食品です。お湯で薄めて飲んだり、または調味料として、あらゆる料理に使えるとのことです。

 ここで、山本様よりメールで頂いたメッセージをご紹介させていただきます。

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 IWJの皆様、岩上さん不在の中のお仕事ご苦労様です。サポート会員の山本と申します。昨年11月12月には岩上さんへ食事アドバイスのメールを送った者です。年始になって“冷え”が厳しいという状態を知り、これはただごとではないと思い改めて連絡を致しました。

 マクロビオティックの理論では、その症状は「陰」の食物の摂り過ぎからきていると判断されます。「陰」「陽」の陰です。既に普通の食事だけでは改善に時間がかかる病状と思われますので、差し出がましいかとは思いましたが症状改善に役立つ物を手配致しました。「梅醤番茶(梅干番茶)」といいます。薬ではないので副作用の心配はありませんが、確実に改善に向けて作用してくれるはずです。いわゆる健康食品などの眉唾物ではなく、長年にわたって多くの人が使い続けていますし、私自身も効果を実感しています。おそらく4~5日以内で楽天24からIWJへ届くと思います。到着次第お使いください。(本来は家庭の中で手作りできるものです)
「梅醤番茶」とは
・強い「陽」の食物ですので、陰性の改善に役立ちます。
・梅干、醤油、番茶に生姜を加えてミックスしたものです。今回送ったものは有機なので、通常のものより力があります。
・一日三回、毎食前に飲んでください。そのままのみこんでもかまいませんし、水で飲んでもらってもかまいません。
・もしも食欲がなくて食事をとらない場合でも、これだけは口にしてください。
・一回一包が基本ですが、症状がきつそうなので最初は4~5包飲んでください。

 徐々に減らして一回一包にしてください。※薬ではないので使用量に取り決めはありません。O157が流行した際に、ビオフェルミンを一瓶まるごと飲めという処方があったのと同様です。
 ・飲みきってもまだ必要な場合は、ご連絡ください。

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 出社した岩上さんに早速飲んでもらいました。できれば、継続して飲み続けてもらいたいと思っています。山本様、岩上さんへの配慮に満ちた差し入れ、本当にありがとうございます。この日刊ガイドをお読みになっている皆様も、健康維持のために、ぜひご参考になさってください。

 また、岩上さんの冷えに対しては、IWJ会員の伊藤富彦 様より、メールでのメッセージをいただいておりますので、ご紹介させていただきます。

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 体調を崩しておられるということで心配です。それで年末に会員登録させて頂きました。再雇用が終了したばかりの年金暮らしなのでサポート会員にはなれませんが、バイト収入が入りましたら考えます。岩上さんのようなごく一部の人が崖っぷちの日本を支えてくれているんですね。私のうかがい知れない事ですが、どアホからの訴訟や経営問題など気の休まる時がないのではありませんか?

 私のストレスなどたわいもないものですが、心疾患(心筋梗塞)と不眠と冷えは共通です。

● 不眠 は長年服用の抗うつ剤のリフレックスを減らして、依存性の少ないベルソムラを併用してなんとか寝られるようになりました。もっともリタイアしたことの方が大きいですが。元気になったら散歩やヨガ・太極拳もお勧めです。

● 冷え は子どもの頃からでこの15年以上年中冷える風邪です。そんな時には医療用漢方薬の真武湯(シンブトウ)が温まります。足の指先と手先で強く握手してぐるぐるゆっくり回す(=きくち体操)次第に温まります。寝る前に布団の足の位置に湯たんぽを置いて、寝る時は腹の上に乗せると腹部大動脈が温かい血液を全身に送ってくれます。

 岩上さんが療養する時間は部下が育つ時期ではないでしょうか? ハードな仕事は60過ぎたら難しいでしょう。どうでもいいや、くらいの投げやりな気持ちが一番の良薬!!

 もう一つ、この時期が日頃ただでチャッカリ情報を頂いていた人達の入会へのチャンス。私のように。入会へのお誘いも会員からの泣けるメールを載せるとか、部下のスタッフさんにお任せするのが一番説得力ありだと思います。

 どうかごゆっくり療養され、回復されることをお祈りいたします。

伊藤 富彦 様

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 伊藤様、IWJ会員へのご登録と岩上さんへの温かいお心遣い、そしてスタッフへの激励のメッセージ、本当にありがとうございます! スタッフも今こそ自分たちが岩上さんとIWJを支えるときだと自覚し、日々仕事に励んでいます。これからも末長く、IWJへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、連日IWJスタッフから新年のご挨拶をさせていただいております。本日は総務スタッフの尾崎奈穂子、本泉未祐、山田きさらぎ、福田玲子の4名からご挨拶させていただきます。

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 あけましておめでどうございます。経理・総務を担当しております、尾崎奈穂子と申します。前線で仕事をしている、岩上代表や記者・カメラマンたちを支える役割をしています。

 日頃はカンパ・ご寄付のお願いに対し、温かいご支援をいただいていますこと、心より感謝申し上げます。

 経理としてはおもに、小口現金の管理、経費や給与の支払、会員の皆様からの会費とご寄付の集計、それらをもとに月々の財務諸表を作成して、岩上代表に報告をしております。岩上代表を悩ませる内容が多く、心苦しく思いつつも、厳しい現実をお伝えしている次第です。

 総務としましては、スタッフの契約更新、産業医とスタッフの面談の準備、求人面接のアポ取りなどの業務をおこなっています。

 今年は春に平成から新しい年号に変わり、夏には参議院選挙、秋には消費税率の引き上げなど、私たちの生活に直結する大きな変化がある年です。岩上代表が最前線に完全復活する日を待ちつつ、会員の皆さまのご期待に添えるように、テレビや新聞で報道されない真実をお伝えすべく精進してまいります。今年も引き続きご支援、叱咤激励をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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 皆様

 新年明けましておめでとうございます。総務・経理を担当しております本泉未祐と申します。

 私は日ごろ、バックヤードを担当しておりますので、皆様にこうしてご挨拶する機会はあまりありませんが、皆様からの激励のメールやご支援をいただくたびに、感謝の気持ちと、身の引き締まる思いでいっぱいになります。

 私には6歳と8歳になる2人の息子がいます。子どもたちが成長するにつれ、日本の突き進む未来に不安を覚えますが、今は日々、自分のできることを、信念と感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。

 今年もIWJを何とぞよろしくお願い申し上げます。

※敗戦から73年 追悼や感謝「戦争」についての社会勉強~それぞれの思いで集う8.15千鳥ヶ淵墓苑献花者・靖国神社参拝者へのインタビュー 2018.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429607

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 皆様、あけましておめでとうございます。

 事務スタッフの山田きさらぎと申します。

 これまでも何度かご挨拶させていただきましたが、現在は、会員管理班のサポートスタッフとして会員の皆様の会員登録の変更や更新のお手伝いと、事務所内の庶務・総務を兼務しています。会員の皆様とメールでやりとりさせていただいたり、お電話で直接お話させていただく機会も多く、皆様からの励ましのお言葉を、岩上代表や他班のスタッフにお伝えするのも、大事な業務のひとつです。

 昨年の11月以来、岩上代表の体調が優れず、一進一退を繰り返していますが、このような中でも多くの皆様に変わらずご支援をいただき、また、会員を更新していただいていることに、心より感謝しております。

 お問い合わせなどの対応については至らぬ点も多いかと思いますが、感謝の気持ちを忘れずに真摯に対応したいと思っております。会員の登録・継続等に関してご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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 皆様

 新年おめでとうございます。総務の福田玲子と申します。

 いつもたくさんの皆様からのお励ましは誠にありがたく、心より感謝申し上げます。

 私は、IWJのスタッフ皆が事務所の生活面で、できる限り不便のないよう支えていきたいと思いながら仕事をさせていただいております。週3日の出勤ですので、行き届かないことばかりですが、命をかけて仕事に向き合う岩上さん、寝食を忘れて仕事に打ち込むスタッフの側にいられることは、私の誇りです。

 IWJのスタッフは、本当に一生懸命です。岩上さんも1日も早く健康を取り戻すべく、頑張っております。

 どうか皆様、今後とも岩上さんとIWJスタッフをお支えくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 寒さ厳しき折、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

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 ここで、ご寄付・カンパのご報告をさせていただきます。

 IWJの今期が始まった8月1日から昨日1月8日までにお寄せいただいたご寄付・カンパの総額は1869万4560円、日割りの目標額の77%となっています。新年明けた1月1日から昨日1月8日までのご寄付・カンパは60万7500円で、日割り目標額の50%にとどまっています。

 ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます! 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 ですが、まだまだ厳しい経営状況が続いています。IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

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 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

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 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、池田雄一、浜本信貴、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/