日刊IWJガイド「ホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が5位に浮上! ローラさんの呼びかけを批判した井川意高大王製紙前会長の発言こそ大迷惑!?」2019.1.5日号~No.2305号~(2019.1.5 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「確かな景気回復」!?「全世代型社会保障・元年」!?「戦後日本外交の総決算」!? 「参拝客にハイタッチ」!? 安倍総理の年頭会見と伊勢神宮参拝を伝えるNHKの安倍礼賛で中身は虚偽だらけのプロパガンダ放送!? NHKは平壌放送を凌駕したか!? 独裁者の幻影は巨大メディアが作り出す!!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュースフラッシュ>
┠―【1】「東京の出版文化の象徴」紀伊国屋書店が元旦初売りの目玉商品に百田尚樹氏のサイン入り『日本国紀』!? 紀伊国屋書店には「もう行けない」の声が続出!
┠―【2】ホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が5位に浮上! ローラさんの呼びかけを批判した井川意高(もとたか)大王製紙前会長の発言で広がる大王製紙商品・エリエール等の不買運動!? 「大王製紙事件」で会社から縁を切られた井川前会長の発言こそが大迷惑!?
┠■<お知らせ>
┠―■岩上さんは一昨日夜から発熱。昨日朝まで冷えと発汗で眠れず。夜には再び発熱。皆様からの温かい励ましのお言葉を頂いております。ありがとうございます! 本格的な快復と復帰までスタッフ一同、岩上さんを支えてまいりますので、IWJへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日より発売中!お年玉プレゼントに、ぜひご購入をご検討ください!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■はじめに~「確かな景気回復」!?「全世代型社会保障・元年」!?「戦後日本外交の総決算」!? 「参拝客にハイタッチ」!? 安倍総理の年頭会見と伊勢神宮参拝を伝えるNHKの安倍礼賛で中身は虚偽だらけのプロパガンダ放送!? NHKは平壌放送を凌駕したか!? 独裁者の幻影は巨大メディアが作り出す!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日1月4日は「仕事始め」でした。

 安倍総理は伊勢神宮参拝後に三重県伊勢市で年頭記者会見を行い、新元号を4月1日に発表すること、10月から幼児教育を無償化すること、消費税の引き上げに際し十分な対策を講じ、景気の回復基調をより確かなものとしていくこと、などを表明しました。さらに雇用制度改革と社会保障制度全般の改革を進めると述べ、本年を「『全世代型社会保障・元年』だ」と、位置付けました。

 また、日ロ関係については、「北方領土問題を解決して平和条約を締結する。事情が許せば、今月下旬に私がロシアを訪問し、平和条約交渉を前進させる考えだ。今こそ、戦後日本外交の総決算を行っていく」と意気込みました。

 さらに「国会で活発な議論を通じて、国民的な議論や理解を深める努力を重ねていくことが、選挙で負託を受けた私たち国会議員の責務であろうと考えている」と、改憲への意欲を表明した上で、「『参議院選挙に合わせて衆議院選挙を行うのではないのか』という声が一部にあるということは承知しているが、私自身の頭には片隅にもない」と、衆参同日選挙の考えを否定しました。

 世界経済が減速している中、消費税が上がれば景気の回復など、ますます遠のくのは明らか、雇用制度では「定額働かせ放題」を固定化し、社会保障制度では弱者切り捨て、日ロ関係ではプーチン大統領にいいようにあしらわれ、改憲は国民に中身を知られないうちに押し切る。嘘ばかりです。衆参同日選挙もあると思って準備していた方がいいでしょう。

 これら一連の安倍総理の発言や、伊勢神宮参拝の様子を「初詣に訪れた人たちに手を振ったりハイタッチで応じたりしていました」などと伝えるNHKの報道は、まるで独裁国家のプロパガンダ放送の様相を呈しています。読んでいて薄気味悪くなります。本年も日本の報道の自由がますます危機的状況に向かっていることを感じさせます。

※新しい元号 4月1日に発表 安倍首相が表明(NHK、2019年1月4日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190104/k10011767561000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2019.1.5 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第5弾!再配信・IWJ_Youtube Live】15:00~「水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!? 水道供給の停止を一方的に通知された岩手県雫石(しずくいし)町にIWJ八重樫拓也記者が直撃取材!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月18日、19日に収録した、IWJ八重樫拓也記者による岩手県雫石(しずくいし)町取材を再配信します。IWJがこれまで報じてきた水道民営化に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437885
——————

【年末年始特別企画!書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏シリーズ特集再配信 8・IWJ_Youtube Live】18:00~「逆らう者はなで斬り!戦国時代でも飛び抜けて残酷だった信長と秀吉は自身を神格化していた!!秀吉が失敗した朝鮮侵略の再現が明治日本の薩長藩閥による韓国併合!?~11.5岩上安身による書籍編集者・前高文研代表梅田正己氏インタビュー 第5弾(前半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年11月に収録した、岩上安身による書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏インタビュー 第5弾(前半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた梅田正己氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%B7%B1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435188
——————

【『岩上安身のIWJ特報!』まぐまぐアワード2018ジャーナリズム部門5位受賞!シリーズ特集再配信 8・IWJ_Youtube Live】20:00~「日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る『明治礼賛』の虚妄! ~岩上安身による関良基氏インタビュー(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2017年7月に収録した、岩上安身による関良基教授インタビュー(後編)を冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた関良基氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%96%A2%E8%89%AF%E5%9F%BA

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/388960

========

◆中継番組表◆

**2019.1.6 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 308・IWJ_Youtube live】14:00~「南相馬で地元食材を給食に使っても子どもからセシウムは検出されない!? 被ばく線量を3分の1に過小評価していたことが露見した早野龍五・東大名誉教授が2014年福島での国際放射線防護委員会のセミナーで重大発言!?」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 福島第一原発事故による放射能汚染について「危険ではない」との主張をし続けてきた早野龍五・東京大学名誉教授が、英国の科学誌に発表した2本の論文に関して、データの過小評価や、本人の同意を得ていないデータを使用していたことが判明しました。この報道を受け、早野氏が参加した、2014年5月11日開催の国際放射線防護委員会(ICRP)ダイアログセミナーを再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/139878
——————

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第6弾!再配信・IWJ_Youtube Live】16:00~「トランプばりに超上から目線でアンフェアなルールを押し付け!米国を象徴するがごとき「ザ・マネー」メイウェザー選手が、周到に張りめぐらせたワナ!果敢に挑む那須川天心選手に新米記者中村尚貴が突撃取材!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月18日に収録した、IWJ中村尚貴記者による「RIZIN.14 那須川天心公開練習・緊急記者会見・囲み取材」を再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437890
——————

【年末年始特別企画!書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏シリーズ特集再配信 8・IWJ_Youtube Live】17:00~「逆らう者はなで斬り!戦国時代でも飛び抜けて残酷だった信長と秀吉は自身を神格化していた!!秀吉が失敗した朝鮮侵略の再現が明治日本の薩長藩閥による韓国併合!?~11.5岩上安身による書籍編集者・前高文研代表梅田正己氏インタビュー 第5弾(後半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年11月に収録した、岩上安身による書籍編集者・前高文研代表 梅田正己氏インタビュー 第5弾(後半)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた梅田正己氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%B7%B1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435188
——————

【『岩上安身のIWJ特報!』まぐまぐアワード2018ジャーナリズム部門5位受賞!シリーズ特集再配信 9・IWJ_Youtube Live】20:00~「いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(前半)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2018年5月に収録した、岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー(前半)をフルオープン再配信します。IWJがこれまで報じてきた永井幸寿弁護士に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E5%B9%B8%E5%AF%BF

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■<ニュースフラッシュ>
【1】「東京の出版文化の象徴」紀伊国屋書店が元旦初売りの目玉商品に百田尚樹氏のサイン入り『日本国紀』!? 紀伊国屋書店には「もう行けない」の声が続出!

 「リアル書店」の大手老舗で有名な新宿の紀伊国屋書店が、元旦の初売りに向けた目玉商品として、百田尚樹氏の著書『日本国紀』と、百田氏と有本香氏の共著『「日本国紀」の副読本』の著者サイン本をツイッターで宣伝したことから、波紋が広がっています。

※「あけましておめでとうございます。 本日、百田尚樹先生、有本 香先生にご来店いただき、『日本国紀』および『「日本国紀」の副読本』にサインを入れていただきました。元旦からありがとうございます!サイン本お取り置きは2階売場︎03-3354-5702で承っております」(紀伊國屋書店 新宿本店のツイート、2018年12月31日)
https://twitter.com/KinoShinjuku/status/1079962173181325312

 このツイートに対して、「企業ポリシーを疑う」「売れれば何でも良いんですね」という批判から、「紙媒体ってこういう形で滅亡して行くのですね。フェイク本でも売れれば良いという御社の方針は書店業界自体を危うくしている」と結論づけたリプライまでが連なっています。

 百田氏といえば、安倍晋三政権の擁護に徹する「安倍応援団」の一員として広く知られています。「南京大虐殺はなかった」と歴史修正主義発言をしたり、「沖縄の二つの新聞社は絶対に潰さなあかん」と沖縄ヘイトを剥き出しの言論弾圧を扇動したり、「北朝鮮のミサイルで私の家族が死」ぬことがあれば「テロ組織を作って、日本国内の敵を潰していく」とテロ宣言をしたりと、過激というよりも、もはや「狂気」といえる発言を繰り返してきており、言論人や文化人などとは到底いえません。

 しかし、『日本国紀』が批判されるのは、単に百田氏の思想信条によるものではありません。昨年11月21日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、「日本通史の決定版」と銘打って発売された『日本国紀』は発売当初から、コピペ(コピー・アンド・ペースト)の箇所があるという指摘が、SNSなどで飛び交っています。しかも、その引用元には、識者が執筆した文献ではなく、誰でも無料で自由に編集に参加できるインターネット上の百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」が使われていました。

※自称「作家」百田尚樹氏の「話題」の新刊『日本国紀』のコピペ疑惑! 百田氏が自らコピペを認めるも、謝罪をしないどころかコピペを指摘した人たちを「印象操作」と言って攻撃!無知丸出しの上、恥も知らない「沸点が高い」と自称する「作家」の悪あがき!(日刊IWJガイド、2018年11月21日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38076

 巻末に参考文献一覧すらない『日本国紀』は、コピぺどころか「剽窃」とさえ言えるでしょう。剽窃は違法行為です。出版元の幻冬社は各方面から問題が指摘された時点で、同書を回収すべきでした。そのような本の著者サイン本を、知識人の信頼が厚いと思われていた紀伊国屋書店が、初売りのイチ押し目玉商品としてツイートしていることは、近年次々に潰れていく「リアル書店」の「貧すれば鈍する」という現状を象徴しているのかもしれません。

 岩上さんはこの紀伊国屋書店のツイートに対して、以下のようにツイートしています。

「残念ながら、これではもう、紀伊国屋書店には行けない。買えない。東京の出版文化の象徴よ、さようなら。池袋ジュンク堂はどうだろう?まさかこんなバカな本の売り方をしていないだろうなと釘。ジュンク堂の品揃えは以前から紀伊国屋を圧倒的に凌駕していた。健全なまま健在であることを望む」(2019年1月3日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1080702488620064770

 また、この岩上さんのツイートに対して、百田氏の「はっきり言います! 韓国という国はクズ中のクズです! もちろん国民も!」(2019年1月3日)というヘイトツイートを取り上げ、「こんな人の本を平積みする本屋には行けません」と書いたツイートに対して、岩上さんは以下のように返信しています。

「まったくですね。百田の本を売るな、とは言ってません。しかし、どの本をどれだけプッシュするか、平置きにするか棚差しにするか、全てその書店の裁量です。矜持があれば、いくら売れ筋の本であっても、本の内容と筆者の言動にこれだけ問題があれば、片隅に置くくらいの配慮はできるはず」(2019年1月3日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1080840418084810752

 さらに、売れるからという理由でヘイト本を売る書店や出版社を批判した返信ツイートに対しては以下のように返信しています。

「嘆かわしいですね。書店のあり方一つでも、おかしいものはおかしいと苦言を呈することを諦めてしまうと、世の中はぐだぐだぐだと崩れていってしまうものだと思います」(2019年1月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1080858368380624896

 そして、「紀伊国屋だけ批判しても意味が無い?全くそうは思いません。大手である紀伊国屋が批判を受ければ、平積みをやめたりする書店も出現すると思いますよ。紀伊国屋だけ批判するのは確かに違うとは思いますが、批判するのも応援するのも自由だと思います」という意見に対しては、以下のように返信しています。

「全くその通りです。批判も応援も自由です。自分が応援したい書店で本を買い、本の並べ方に著しい偏りを感じる場合は、これはおかしいのではないかと意見を述べる。そうした意見や評判を聞き入れて、本の並べ方を再考すればまた買いに行けばよし。そういう応答が自由闊達にできることが大事なのでは」(2019年1月4日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1081150293037899777

 紀伊国屋書店並びに読書をしようとする人に一定の影響力を持つ大型書店が、こうした耳の痛い意見に耳を傾けるか、注視したいところです。

【2】ホワイトハウスへの辺野古嘆願署名が5位に浮上! ローラさんの呼びかけを批判した井川意高(もとたか)大王製紙前会長の発言で広がる大王製紙商品・エリエール等の不買運動!? 「大王製紙事件」で会社から縁を切られた井川前会長の発言こそが大迷惑!?

 沖縄県名護市の辺野古新基地建設をめぐり、昨年12月17日のこの日刊IWJガイドでもご紹介した、ハワイ在住・沖縄系4世のロバート梶原氏が始めたホワイトハウスへの嘆願署名「 2月24日県民投票が行われるまで辺野古埋め立て作業の停止を」が、昨日1月4日午後の時点で17万5800票以上を集め、この嘆願署名のサイト「We The People」のトップページ5位となりました。

※「全力で埋め立てを進めていく」菅官房長官発言が炎上!~ハワイ在住・沖縄県系4世がホワイトハウスへ嘆願署名「 2月24日県民投票が行われるまで辺野古埋め立て作業の停止を」に賛同者急増!(日刊IWJガイド、2018年12月17日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38150#more-38150

※Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa(We The People)
https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa

 12月8日に始められたこの署名は、12月18日には「ホワイトハウスから請願に対する返答が60日以内に届く」という、10万票のラインを超えました。この署名について、人気モデルのローラさんが「We the people Okinawa で検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」とインスタグラムで呼びかけたところ、2日間で4万を超える署名が集まりました。

 これに対し、SNSではネトウヨからの口汚ない卑劣なバッシングが続いています。昨年12月22日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、作家の百田尚樹氏は自分の過去の著作を引き合いに出し「ローラという牝ガエルが、現実にも登場した」「私は天才的予言者だったのかも」などとツイートして、ネットリンチを煽る始末です。

※辺野古署名を呼びかけたモデルのローラさんへの卑劣なネットリンチを百田尚樹氏が煽る!!「ローラという牝ガエルが、現実にも登場した」などと自分は「予言者」であると称して最低最悪の表現で自著を宣伝!?(日刊IWJガイド、2018年12月22日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38163#more-38163

 ローラさんのインスタグラムのフォロワー数は520万人でその影響力は絶大です。モデルとしてもタレントとしても人気のある存在であるローラさんは、現在契約しているCMや広告も数多く、大手メディアでは「政治的発言でテレビやCMの仕事が激減する懸念もある」などと、他人事のように心配するふりをするコメントも頻繁に見受けられます。

※ローラ、辺野古署名呼びかけの“政治的行動”で仕事激減の懸念…各局が起用自粛の恐れも(ビジネスジャーナル、2018年12月26日)
https://biz-journal.jp/2018/12/post_26057.html

 ローラさんに対して「芸能人が政治的発言をした」というのが、彼女を「心配するふりをする」メディアの特徴です。アメリカのハリウッドと比較され、日本の芸能界では政治的発言が嫌われると思われがちですが、現実には安倍政権を擁護したり、安倍政権に批判的な意見をバッシングしても「芸能人の政治的発言」としてメディアが騒ぎ立てることは一切ありません。

 そこに、テレビ局に数多くのCMを流している高須クリニックの高須克弥院長がツイッターに「僕なら(CMを)降ろします」と百田氏同様に卑劣な投稿をし、ネットリンチに加わりました。

 さらに大王製紙の井川意高(もとたか)前会長がネット番組AbemaNewsの『Abema的ニュースショー』の中で「ちょっと皆さん勘違いしていますね。日本の芸能人がテイラー・スウィフトやレディー・ガガのように政治的発言をしちゃいけないなんてことはない。でも、ローラさんの場合はCMを13社抱えている。本来であれば全部(契約を)切ってから言わないといけないこと」と語りました。

 ちなみに高須クリニックも大王製紙も、ローラさんとはCM契約をしていません。

 これらの発言を受け、SNS上では「今後一切(大王製紙の)エリエールを買わない」などと、大王製紙の製品に対する不買の声が広がっています。しかし、井川氏は大王製紙の会長時代の2010年から2011年にかけて、カジノにはまって大王製紙の子会社7社から106億円を無担保で借り入れ、多くが未返済となったことから大王製紙によって刑事告発され、有罪判決を受け実刑に服している人物です(大王製紙事件)。

 自らの行状をふり返ったとき、ローラさんに対して上から目線で「説教」できるような資格が自分にあるか、よく考えてみるべきでしょう。しかも、古巣の大王製紙に迷惑をかけ、「縁を切られた」形の井川氏が、自分を棚に上げた「おまいう」的発言をすることによって、大王製紙に再び損害を与えるとしたら、「迷惑」という話ではすまないでしょう。井川氏は真摯な謝罪と反省と発言の撤回をすべきではないでしょうか。

※ローラの「辺野古署名呼びかけ」に波紋 大王製紙前会長・井川氏「スポンサーからしたら大迷惑」(アベマタイムス、2019年1月1日)
https://abematimes.com/posts/5490821

 ローラさんの発言をめぐっては昨年12月27日、玉城デニー沖縄県知事が記者会見で質問に答え、「どのような立場であれ言論、表現の自由は保障されている」「なぜそのような発言がなされなければならないのか。現状に関心を持ってもらう大切な機会になるのではないか」と表明しています。

※ローラさん巡り「どんな立場でも言論の自由」 玉城知事(朝日新聞デジタル、2018年12月27日)
https://digital.asahi.com/articles/ASLDW3WBVLDWTPOB001.html

■<お知らせ>
■岩上さんは一昨日夜から発熱。昨日朝まで冷えと発汗で眠れず。夜には再び発熱。皆様からの温かい励ましのお言葉を頂いております。ありがとうございます! 本格的な快復と復帰までスタッフ一同、岩上さんを支えてまいりますので、IWJへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 岩上さんの体調を心配し、連日多くの皆様からいろいろな形で励ましの言葉をいただいています。ありがとうございます。

 その中から本日は、元旦にいただいた年賀状をご紹介させていただきます。

======
謹んで初春のお慶びを申し上げます

貴殿は日本の宝です。
今年一年は、療養に専念してください。
これからも、IWJを支援して参りますのでご心配なく!

仲野 浩貴 様
======

 仲野様、温かいお心遣いと力強い励ましお言葉、ありがとうございます!

 昨日の日刊ガイドでは、一昨日、岩上さんは発熱もなく出社したとお伝えしました。しかしその後、一昨日の夜から徐々に熱が上がってしまったようです。昨日の朝にかけては一晩中、10回以上も激しく汗をかいて着替え、その一方、下半身の冷えも激しく、2回入浴して体を温め直したりを繰り返し、朝9時ごろまで眠れなかったそうです。

 その後夕方過ぎまで眠った岩上さんは、出社しようとしたものの、夜7時ごろ、再び熱が上がってしまいました。

 平熱が続き、少し体調がよくなってきたかなと思って、短い距離を歩くなど、少しでも体を動かすと、またすぐにクラクラしたり、熱が出たり、睡眠障害に陥ったりしてしまい、岩上さん自身も思うようにならない自分の体に戸惑っているようです。昨日は免疫力の低下により舌にできた口内炎のため、喋るのも辛そうでした。やはり安静が必要なのでしょう。

 ここで、ご寄付・カンパのご報告をさせていただきます。

 12月のご寄付・カンパは421万3200円と、月間目標額の450万円には惜しくも届きませんでしたが、94%に達しています。また、年が明けてからの1月4日間では、日割りの目標額の62%となる、37万2000円のご寄付・カンパをいただいています。

 ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます! 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 なお、今期始まってからの8月1日から昨日1月4日までのご寄付・カンパは、日割りの目標額の80%となっています。

 岩上さんが休養中の現在、スタッフ一同は、【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】で慣れないインタビューに挑戦するなどしています。この企画は岩上さんが本格復帰するまで、今後も続けてまいります。

 皆様のより一層のご支援を、どうかよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 昨年、第10弾まで行った【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】を、元旦より順次再配信しています。今後の予定は、以下の配信カレンダーをご確認ください。

――――――――
IWJ 配信カレンダー
https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
――――――――

 ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いがあります。

 どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJを支えてくださるよう、この機会にご検討いただけないでしょうか!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでご都合のよい時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と、年額にすると2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「IWJ特報!」は、岩上さんによるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガで、すでにお伝えしたように「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で、5位に入賞しています! インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 またIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日より発売中!お年玉プレゼントに、ぜひご購入をご検討ください!

 昨年12月20日より、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しております! 今回、発売しているのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 なお、関氏のインタビューDVDは大人気につき、残りわずかとなっております。購入ご希望の方は、どうかご検討をお急ぎください!

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、吉田恒道、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/