日刊IWJガイド「えっ!? 立憲民主党枝野幸男代表が野田佳彦前総理の会派入りを歓迎!? IWJ記者の質問に『いっしょにやれないということはありえない』!? ええっ!?」2018.12.22日号~No.2291号~(2018.12.22 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~えっ!? 立憲民主党枝野幸男代表が野田佳彦前総理の会派入りを歓迎!? IWJ記者の質問に「いっしょにやれないということはありえない」!? ええっ!?
┠■【中継番組表】
┠―■<ニュース・フラッシュ>
┠【1】日産ゴーン前会長保釈直前に3度目の逮捕!? 長期化する勾留でますます濃厚になった「国策捜査」の疑いと人質司法の非人道性!/【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】昨日、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に川上記者と小野坂元記者がインタビューし、「自供」に頼る日本の司法の異様さの起源をうかがいました!
┠【2】辺野古署名を呼びかけたモデルのローラさんへの卑劣なネットリンチを百田尚樹氏が煽る!!「ローラという牝ガエルが、現実にも登場した」などと自分は「予言者」であると称して最低最悪の表現で自著を宣伝!?
┠■<お知らせ>
┠―■今期が始まった8月1日から12月19日までの141日間の目標額は2115万円、達成率は一時期の75%前後から74%と下がりつつあります。原因は12月に入ってからのカンパの低迷です。岩上さんが決して無理をできない、無理をさせるわけにはいかない今、スタッフたちが岩上さんに代わって「ピンチヒッター企画」で奮闘中です!どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDがついに発売!! 両氏へのインタビューの内容は、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」でフルテキスト版でも発行しており、「IWJ特報!」はまぐまぐ大賞2018ジャーナリズム部門で5位入賞を果たしました!
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■はじめに~えっ!? 立憲民主党枝野幸男代表が野田佳彦前総理の会派入りを歓迎!? IWJ記者の質問に「いっしょにやれないということはありえない」!? ええっ!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日、12月21日、衆議院内で立憲民主党 枝野幸男代表の定例会見が行われました。12月19日の日刊IWJガイドでお伝えしましたが、衆院会派「無所属の会」が12月10日の総会で、立憲民主党の会派に合流することを決め、同会派に所属する野田佳彦前総理も立憲民主党の会派に入るのかと、その動向が注目されています。

※消費増税の「主犯」野田佳彦前総理が立憲民主党会派入り濃厚!? 立憲側の前提条件は「消費税引き上げへの反対」!?(日刊IWJガイド、2018年12月19日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38154

 IWJ記者は以下のように質問しました。

 「枝野代表は10月29日の衆院本会議で『消費税引き上げが可能な状況ではない』とおっしゃっていますが、野田佳彦前総理は消費税増税を決めた当事者です。仮に野田氏が立憲会派への合流の意志があった場合、現在野田氏が消費税増税についてどのように考えているのか、問いただすつもりはあるのでしょうか。

 また、枝野代表は、街頭で何度も『立憲民主党はあなたです!』と国民に訴えかけたはずですが、もし仮に、立憲民主党の支持者、サポーターが、野田前総理の会派入りに強く反対するようであれば、そうした反対の声に対し、どのように対応するつもりでしょうか?」

 これに対し枝野代表は、「まず一点目ですが」と言いながら、次のように回答しました。

 「かつて消費税導入を決めた時の、当事者でいうと、私も当事者です。したがって、そのことを理由にいっしょにやれないということはありえない。自己否定になりますから。

 私も当時は、適切な判断だと思っていましたが、その判断の下で作ったものが、安倍政権の下で我々の想定どおりに運用されていない。そして、その後の経済状況や社会状況、税の使われ方、その他を考えたら、現状で(税率を)あげることはできない。そして消費税に依存した財政再建ではなくて、直接税の公平、公正を優先して議論すべきだと、私自身も意見を変えました。

 こうした考え方を理解して、賛同して頂けるのであれば、ぜひお加わりいただきたいと考えています」

 野田前総理の立憲会派入りの可能性については、ネット上での、特に立憲民主党の支持者の間で大変大きな話題となっています。そのほとんどは、野田前総理が民主党政権の崩壊、安倍自民党の政権復帰の最大の「功労者」であったことへの反発です。

 2012年6月21日に野田総理のもとで自民党、公明党と三党間において、社会保障と税の一体改革に関する合意がなされました。この時に消費税増税が決められています。さらに同年11月14日、国会で安倍晋三自民党総裁との党首討論で、野田氏は議員定数削減実現を呼びかけ、確約を得られれば16日に衆議院を解散してもいいと明言。実際に衆議院を解散し、民主党は総選挙で大敗したからです。

 立憲民主党・枝野代表の定例会見は1ヶ月に1回行われます。ネット上で野田氏の会派入りへの反発が大きな関心事になっているにもかかわらず、昨日の会見で野田氏について質問したのはIWJのみでした。また、枝野代表はIWJの2つ目の質問「サポーターの反対の声にどう対応するか」という質問には、結局、答えませんでした。

 野田氏が立憲民主党会派への合流が濃厚という報道に、岩上さんは12月19日「これだけは許せない」と、病床から以下のように連投ツイートしています。

※国民民主党に前原氏が当たり前のように入党したことで、国民民主のイメージは決定的なものとなった。2度とこれは覆せない。同様に立憲民主が野田氏を迎え入れることで、立憲民主は致命的ダメージを負った。ただし、立憲民主党には、引き返す道がある。(2018年12月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075044289930018818

※枝野氏は、街頭で何度も「立憲民主党はあなただ!」と訴えた。この言葉が真実ならば、立憲民主の支持者は、野田氏の入党許可を撤回するように「主権者」として請願すべきであり、党執行部はその請願を受け入れて対処すべきである。(2018年12月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075045321640697858

※支持者の請願を党執行部が聞き入れたら、「党が人民の前衛に立つ」とする共産党のあり方よりもはるかに民主的と評判を得るかもしれない。だか、突っぱねようものならば、国民民主党と同類(前原氏と野田氏はまさに同類)であり、ここまで巧みに有権者を欺いてきたと、落胆と怒りは増幅されるだろう。(2018年12月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075046053207003140

※野田氏の入党許可という、こんな破壊的で自滅的な決断を下したのは誰なのか、まずは責任者を明らかにしてもらいたい。党執行部で要職を得ているならば、潔く退き、「主権者」たる党の支持者の声を聞いて、野田氏の入党許可を撤回してもらいたい。(2018年12月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075047784053657607

※もちろん、立憲民主党の支持者が、野田氏の入党取り消し署名を集めようとしないならば、つまりは野田氏の入党を是とするならば、それはそれで仕方がない。支持者も執行部も、安倍政権に「大政奉還」した野田民主党を肯定するようなもので、丸ごとそういう党なのだと思いなすしかない。(2018年12月19日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075048825939726339

 なお、岩上さんが勇み足で野田氏の「入党」と記してしまったことについて、岩上さんは次のようにお詫びのツイートをしています。

※12月19日に、野田佳彦前総理の立憲会派入りについて連投しましたが、その際、「会派入り」のことを「入党」と表現していました。正しくは立憲民主党の会派入りです。訂正するとともに誤解を招いたことをお詫びいたします。(2018年12月21日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1076128633159245825

 枝野代表の記者会見はぜひ以下の動画をご覧ください。

※立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見
https://twitcasting.tv/iwj_ch4/movie/514169118

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◆中継番組表◆

**2018.12.22 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】14:00~「~リスペクトの政治をつくろう!~ どう考える?市民のための経済政策 ―内容:『アベノミクスによろしく』著者・明石順平氏によるレクチャー ほか」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」主催のイベントを中継します。明石順平弁護士による講演、リベラル野党各党のプレゼンなどを予定。2017年12月に収録した岩上安身による明石順平氏インタビューの記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407610
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【IWJ・OKINAWA1】14:30~「音楽&トーク ことりフェス2018 ~お空を飛ぶのは小鳥さんだけがいいな~」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 宜野湾市で開催される、子どもたちと一緒に音楽を楽しみ未来について考えたい 音楽&トーク「ことりフェス」を中継します。「ことりフェス2018」実行委員会が主催。これまでIWJが報じてきた米軍ヘリ落下物関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E3%83%98%E3%83%AA%E8%90%BD%E4%B8%8B%E7%89%A9
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【録画配信・兵庫 IWJ_Youtube Live】18:00~「九条の会.ひがしなだ 憲法学習会 ―講師:神戸学院大学法学部教授・上脇博之氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 12月16日収録。講師に神戸学院大学法学部教授・上脇博之氏を迎えて開催された「九条の会.ひがしなだ」主催による学習会を録画配信します。
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【タイムリー再配信 303・IWJ_Youtube Live】20:00~「『いろいろあったまきちゃう!』モリカケ問題、対米追従、沖縄米軍基地問題まで岩上安身✕作家・室井佑月氏が『ぶっちゃけトーク』!(前編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2017年12月に収録した岩上安身による室井佑月氏インタビュー(前編)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた室井佑月氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%A4%E4%BA%95%E4%BD%91%E6%9C%88

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408506

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◆中継番組表◆

**2018.12.23 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】14:00~「第7回ブラック企業大賞2018 授賞式&シンポジウム」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 毎年恒例でおこなわれるブラック企業大賞の授賞式&シンポジウムを中継します。
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【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第5弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】19:00~「民間水道業者の『給水停止』通知によって混乱した岩手県雫石(しずくいし)町をIWJ八重樫拓也記者が直撃取材!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 12月18日(火)、19日(水)に収録した、IWJ八重樫拓也記者による岩手県雫石(しずくいし)町取材を録画配信します。
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【タイムリー再配信 304・IWJ_Youtube Live】20:00~「『いろいろあったまきちゃう!』モリカケ問題、対米追従、沖縄米軍基地問題まで岩上安身✕作家・室井佑月氏が『ぶっちゃけトーク』!(後編)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2017年12月に収録した岩上安身による室井佑月氏インタビュー(後編)を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。IWJがこれまで報じてきた室井佑月氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%A4%E4%BA%95%E4%BD%91%E6%9C%88

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408506

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■<ニュース・フラッシュ>
【1】日産ゴーン前会長保釈直前に3度目の逮捕!? 長期化する勾留でますます濃厚になった「国策捜査」の疑いと人質司法の非人道性!/【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画】昨日、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に川上記者と小野坂元記者がインタビューし、「自供」に頼る日本の司法の異様さの起源をうかがいました!

 日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が昨日12月21日、東京地検特捜部に3度目の逮捕をされました。同日、実現するとみられていた保釈は実現せず、ゴーン氏の長期勾留は続くことになりました。

 有価証券報告書に虚偽記載をしたという、金融商品取引法違反の容疑で11月19日に逮捕されたゴーン前会長と、日産自動車の前代表取締役のグレゴリー・ケリー氏は、12月10日に起訴されると同時に、前回の逮捕とは別の期間である直近3年間についての同じ容疑で再逮捕されていました。

 この再逮捕について東京地裁は12月20日までの10日間の勾留を決定していましたが、勾留期限の一昨日20日、東京地裁は東京地検が請求していた勾留の延長を却下しました。地検は即座にこの決定を不服として準抗告しましたが、地裁はこの準抗告も却下しました。

 この決定を受けてゴーン、ケリー両氏は21日にも保釈されると見られていましたが、東京地検特捜部は21日、ゴーン前会長を会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕しました。ゴーン前会長が日産の代表取締役兼最高経営責任者(CEO)だった2008年10月に、リーマンショックによって生じた個人の資産管理会社の損失を日産に肩代わりさせたという容疑です。

※ゴーン前会長を特別背任容疑で再逮捕 東京地検特捜部(朝日新聞デジタル、2018年12月21日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDP3H8HLDPUTIL00G.html

 特別背任の時効は7年ですが、海外にいる間は時効が停止するため、日本とフランスを中心に世界各地を行き来しているゴーン氏に、この10年前の容疑の時効は成立していません。

 ゴーン、ケリー両氏は、ゴーン氏の役員報酬について、退任後に受け取る約束だった約50億円を有価証券報告書に記載しなかったという事実については認めているものの、この約50億円を実際の報酬だとする地検に対し、受け取ることは確定していなかったとして、容疑を否認しています。

 刑事訴訟法では逮捕された容疑者の勾留期間は10日間ですが、「やむをえない事由がある」場合に限り、延長が認められます。日本の検察はこの制度を悪用して「人質司法」と呼ばれる、長期間勾留し続けて自白や検察の意に沿った供述を得るやり方が常態化しています。「やむをえない」場合とは本来なら例外を指すはずですが、日本では例外が「原則」になってしまっているのです。

 20日の地裁による勾留延長請求の却下は、こうした長期勾留の非人道性が欧米から批判されていることを考慮し、本来の法律の趣旨を厳格に判断したものと思われます。その一方で検察にとっては勾留延長の請求が認められないというのは異例のことです。

※ゴーン氏勾留延長却下の根本原因は“不当な再逮捕” ~裁判所の特捜への姿勢に重要な変化(郷原信郎弁護士ブログ「郷原信郎が斬る」、2018年12月21日)
https://nobuogohara.com/2018/12/21/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%B0%8F%E5%8B%BE%E7%95%99%E5%BB%B6%E9%95%B7%E5%8D%B4%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AF%E4%B8%8D%E5%BD%93%E3%81%AA%E5%86%8D%E9%80%AE/

 21日のゴーン氏再逮捕は、これまで以上に検察の不自然な強引さが目立ちます。日産を「不可逆的に」ルノーの傘下に統合したいマクロン・フランス政府の要求を、日本が阻止するために検察が「無理筋」な容疑で強引な逮捕に出たという、国策捜査の可能性がますます高まったと見ていいのではないでしょうか。

 日産のゴーン前会長逮捕について、自動車産業に詳しいフリージャーナリストの井上久男氏に、IWJの城石裕幸記者と吉田恒道記者が日産自動車とルノー・三菱自アライアンス(同盟・提携)の今後についてお話をうかがっています。また、川上正晃記者が、ゴーン氏逮捕の問題について郷原信郎弁護士に東京地検の捜査の妥当性についてうかがいました。井上氏と郷原氏のお二人は、「国策捜査」という見方について、正反対の意見をお持ちでした。こちらもぜひご覧ください。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について郷原信郎弁護士に川上正晃記者が訊く!
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 昨日は、川上記者と小野坂元記者がゴーン氏再逮捕に関して、元外務省国際情報局長の孫崎享氏にインタビューし、「自供」に頼る日本の司法の異様さにつき、お話をうかがいました。

 小野坂記者は「昭和戦前期の特高警察が、共産主義者らを拘禁し、『転向』させたときの伝統が残っているのではないか」と問いかけました。思想犯として扱っているわけですから、物証などは問題にされず、「共産主義者を辞めます」と本人から申し出ないと、拷問から解放されなかったのです。こうした悪しき「伝統」が、今なお「自白の強要」につながっているのではないかという問題提起です。

※思想の科学研究会編『共同研究 転向1(東洋文庫)』(平凡社、2012年、初出1959年)(https://amzn.to/2QJ38Uk

 孫崎氏はもっとさかのぼって、幕末維新期の例を出されました。坂本龍馬暗殺の犯人については、決定的な証拠がないにもかかわらず、見廻組(※)による犯行であると一般的に考えられており、歴史学的にも通説となっています。しかし、この問題を新刊の『アーネスト・サトウと倒幕の時代』(現代書館、2018年)(https://amzn.to/2Ctc9bd)の中で検証した孫崎氏は、「見廻組が龍馬を暗殺したという根拠は、自供の史料しかない」と指摘をしました。

※幕末、江戸幕府が治安の乱れた京都市中の警備のために設置した部隊。新撰組とともに京都守護職に属し、尊攘・討幕派の取り締まりにあたった(デシタル大辞泉より)

 この指摘は、日本の近代国家化の起点とされる明治維新の実態がどのようなものであったか、暗殺事件を自供史料のみで考えてきたことに問題はなかったのか、そして現代の人質司法のルーツは幕末維新までさかのぼる必要があるのではないか、等々と考えさせられることになりました。

 収録した本インタビューは、近日中に配信し、サイトにアップします。今しばらくお待ちください。

【2】辺野古署名を呼びかけたモデルのローラさんへの卑劣なネットリンチを百田尚樹氏が煽る!!「ローラという牝ガエルが、現実にも登場した」などと自分は「予言者」であると称して最低最悪の表現で自著を宣伝!?

 12月19日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、ハワイ在住の沖縄系4世のロバートカジワラさんが呼びかけた署名が大きな広がりを見せています。ホワイトハウスの請願サイト「We the People」は、10万筆が集まれば、ホワイトハウスから請願に対する返答が60日以内に届くことになっています。ロバートさんは「辺野古の新基地建設工事を、少なくとも県民投票がある来年2月24日まで止めてほしい」と、トランプ米大統領宛てに請願を出すインターネット署名を12月8日から始めました。12月18日に10万筆を超え、21日午後の時点で14万7000筆あまりとなっています。

※はじめに~12月18日午後3時すぎ開始10日間でホワイトハウスへの辺野古署名が目標の10万筆超える!(日刊IWJガイド、2018年12月19日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38154

※「We the People」Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa
https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa 

 この署名について、モデルのローラさんが「みんなで沖縄を守ろう!たくさんの人のサインが必要なんだ」などとインスタグラムで呼びかけたことが大きな話題になっています。ネトウヨによるネットリンチが横行し、ワイドショーは「政治的発言」を取り上げ、それに対してメディア批判、ローラさんの発言への支持の声が上がっています。

 ネトウヨによるローラさんへのバッシングの中には、4年前のローラさんの父親の不祥事の新聞記事を持ち出し、「辺野古に口だす前に 身内の不祥事をしてください」などと、述語のないおかしな日本語で攻撃するものまで現れています。

 作家の百田尚樹氏はツイッターに「『カエルの楽園』(新潮文庫)を2016年に刊行した時、『これは予言の書か!』と言われた。というのは、『カエルの楽園』に描かれた出来事が次々に現実化したからだ。で、今回、著者自身が腰が抜けるほど驚いたのは、『カエルの楽園』に登場するローラという牝ガエルが、現実にも登場したことだ!!!」「『カエルの楽園』のローラに関して多くの人から『なぜローラという名前?』と聞かれた。作中のカエルたちの名前にはすべて意味があったからだ。でもローラには意味もなく、なぜその名前を付けたのか自分でもわからなかっった。だが今、現実のローラの出現に震えている。私は天才的予言者だったのかも…」などと投稿しました。『カエルの楽園』は日本の平和主義を揶揄した作品で、「ローラ」は「カエルを信じろ、カエルと争うな、争うための力を持つな」という「三戒」を信じるメスガエルとして登場します。

 岩上さんはこれに対して「百田尚樹、これはひどい。自分のこと、天才的予言者だと。気色悪さに鳥肌が立つ」とツイートしています。

※岩上さんのツイート(2018年12月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075703909820227584

 百田尚樹氏といえば著書『日本国紀』について、Wikipediaからのコピペが指摘されたり、文章の矛盾や誤りについて出版社の幻冬舎が改版もせずにこっそり修正するなど、著者の百田尚樹氏だけでなく、版元の幻冬社への批判も高まっています。幻冬舎の代表取締役の見城徹氏は、ツイッターに「[誠意]とは何だろう?僕は先ず第一にスピードだと思っている。時間が経ってしまっては意味が半減するからだ。第2に無理をすること。無理をしなければ相手は感動しない。3つ目は感想を伝えること。人は相手がどう思ったかを気にしているものだ。感想こそ人間関係の最初の一歩だと僕は確信している」と投稿しました。

 これに対して岩上さんは「感想を言えというならば、『日本国紀』は最低の書物である。全面改訂版を出したところで、どうにもならないので、絶版回収が、最も出版社として誠意ある態度であろう。それをご自身の言われる通りスピーディーにやることだ。今さら無理? じゃあ、こんなもったいつけたツィート、するなって」とツイートしました。

※岩上さんのツイート(2018年12月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1075702773314797569

■<お知らせ>
■今期が始まった8月1日から12月19日現在までの141日間のご寄付・カンパの目標額は2115万円ですが、現在の達成率は74%です。一時期の75%前後からじりじりと下がりつつあります。原因は12月に入ってからのカンパの低迷です。岩上さんに無理をさせるわけにはいかない今、スタッフたちが岩上さんに代わって「ピンチヒッター企画」で奮闘中です!どうか皆様、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。

 岩上さんは10月30日に冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症の発作に見舞われてから以降、発熱や下痢、のどの痛みといった様々な体調不良が1ヶ月以上も続き、なかなか復調の兆しが見えません。

 12月13日に総合病院の総合診療科で検査を受けたところ、血糖値、尿酸値、甲状腺機能、肝機能等々、複数項目で異常な数値が出ており、炎症反応もあって体内で炎症が起こっていることも明らかになりました。

 18日の血液検査の結果では、肝嚢胞(のうほう)の疑いも浮上しました。肝嚢胞とは、肝臓の中に嚢胞(水分の溜まった空洞で出血や感染することがある)ができる症状です。岩上さんの肝機能の低下は、肝嚢胞の症状による可能性もあり、これから精密検査が必要であるとのことです。

 さらに19日には、造影剤を使ったCT検査を受けました。検査結果はまだ出ていませんが、岩上さんの今の体調不良の原因はひとつではなく、複数あるのかもしれません。他にもエコー検査など年末の28日まで様々な検査の予定が埋まっています。

 岩上さんは昨日、夕方から事務所に顔を見せ、原稿の校正・校閲や業務全体の進捗管理に取り組みました。

 一昨日、午後から腹痛、下痢に見舞われ、退社して早々に床についたそうですが、夜中に中途覚醒し、持病である睡眠障害が出て、睡眠導入剤を飲んでも眠れなくなり、腹痛に耐え、もうろうとした意識のまま布団にくるまり、寝入ったのが朝9時過ぎで、午後まで寝込んだそうです。

 出社した岩上さんは、腹痛と下痢がおさまったため、苦しそうな表情は見せませんでしたが、声がれは治っておらず、本調子のときのような元気な姿にはまだほど遠い様子でした。何しろ数時間単位で体調が変化するので、安心することができません。

 私たちスタッフとしては、どうにかして岩上さんが療養に専念できるようにバックアップしたいのですが、岩上さんの仕事をすべてスタッフがカバーするということができないため、岩上さんはどうしてもこなさければならない仕事があるというのが現状です。

 昨日も岩上さんは、「岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画」としてIWJ京都中継市民が24日に行う予定の神戸学院大学法学部・上脇博之教授へのインタビューについて、進捗状況を確認した上で詳細にわたって指示を出したり、新たに加わった新人スタッフへ指導を行うなど、体調が悪化しない範囲で仕事をこなしました。

 スタッフ一同は、岩上さんに休んでもらうためにも、今こそ岩上さんに代わってIWJを支えなければいけないという強い危機感と決意をもって、「岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画」に挑戦しています!

 今月13日には「ピンチヒッター企画第1弾」として、11月の玉城デニー沖縄県知事訪米をレポートした上杉英世記者が、辺野古への土砂投入の前日に参議院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員をお招きし、IWJ沖縄中継市民のKEN子さんも交えてスカイプ会談でお話をうかがいました。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材!
https://www.youtube.com/watch?v=ge-KlQTmb7M

 今月15日は、自動車産業に詳しいフリージャーナリストの井上久男氏に、IWJテキスト班スタッフの城石裕幸記者と吉田恒道記者が取材しました! 日産の前会長、カルロス・ゴーン氏逮捕で大きく揺れる日産自動車とルノー・三菱自アライアンス(同盟・提携)の今後についてお話をうかがっています。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

 17日は、 テキスト班上杉英世記者は福岡県から、川内原発行政訴訟・第10回口頭弁論に関する記者会見や報告集会などを中継。テキスト班の川上正晃記者は、ゴーン氏逮捕の問題について郷原信郎弁護士に単独取材をして、東京地検の捜査の妥当性についてうかがいました。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!
https://twitcasting.tv/iwj_areach6/movie/513481447

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性について郷原信郎弁護士に川上正晃記者が訊く!
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 また、八重樫拓也記者は岩手県雫石(しずくいし)町で、民間企業が水道事業を担う問題点について、17日から19日まで取材を行いました。さらに18日は、東京大学東洋文化研究所の安冨歩教授に小野坂元記者が、「子どもを守る」ための政治・経済・文化について取材を行いました。

 さらに昨日21日は小野坂記者と川上記者が、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に取材を行いました。東京地検特捜部が昨日21日にゴーン氏の3回目の逮捕に踏み切った問題や、米国から不要な武器を買い増大し続ける防衛費の問題、米中関係と米国に従属する日本、そして日本政府が強行する辺野古への土砂投入の問題など、多岐にわたってお話をうかがいました。

 雫石町取材、安冨教授への取材、孫崎氏への取材は、編集作業を終了、準備ができ次第、配信の予定をお知らせいたします。

 この「ピンチヒッター企画」を通じてスタッフは、これまで岩上さんがやってきた仕事の大変さのほんの一端を感じ取ることができたとともに、もっともっと成長しなければいけないという思いをより強くするきっかけになりました。

 2018年も終わりが近づいてきましたが、この後も「ピンチヒッター企画」続きます! 神戸学院大学法学部の上脇博之教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授への取材が決まっています!

 企画を成功させるためにスタッフ全員が奮起し、岩上さんも療養に専念しながらも、記事のチェックや指示出しや進捗管理などをこなしています。IWJが独立メディアとして独自の取材を続けられるよう、どうか、IWJへのご支援のほど、よろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ご寄付・カンパの状況をお知らせします。残念ながら12月に入ってペースダウンし、前月より厳しい状況になっております。

 12月1日から19日までにいただいたご寄付・カンパは100件、181万9960円で、月間目標額450万円の40%にとどまっています。このままでいくと、月間目標額に遠くおよばない可能性があります。

 今期が始まった8月1日から12月19日までの141日間の目標額は2115万円ですが、達成率は74%(※注)にとどまっています。今期は依然として厳しい経営状況が続いています。

※注:8月1日から12月19日および12月1日から19日までの日割り目標額は、月間目標額の450万円を一ヶ月の日数で割って、1日の目標額を15万円として計算しました。また、月間の目標額を一ヶ月の日数で割り切れない場合は、四捨五入して算出しています。

 ご寄付・カンパの月間目標額は本来は500万円ですが、前期(第8期)がまさかの逆転赤字だったため、今期からは緊縮予算を組み、月間目標額を450万円に設定し直しています。

 緊縮予算を組んだ上で、さらに岩上さんは自らの役員報酬を50%カットすることを決断しました。岩上さんは文字通り、身銭を切り、心身をすり減らしてIWJを支えてきました。しかし、岩上さん一人の奮闘や個人的犠牲には、やはり限界があります。現在のIWJの活動規模を支えきれるものではありません。皆様のお力添えが必要です。

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へ。どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJをお支えいただけますよう、この機会にご検討ください!

 一般会員にご登録していただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを一ヶ月間、アーカイブでお好きな時にご覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1,000円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万円と2ヶ月分お得になっています!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
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 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「IWJ特報!」は、岩上さんによるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

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 また、IWJの記事は単品販売もしております。岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。ぜひご利用ください。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDがついに発売!! 両氏へのインタビューの内容は、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」でフルテキスト版でも発行しており、「IWJ特報!」はまぐまぐ大賞2018ジャーナリズム部門で5位入賞を果たしました!

 大変お待たせしました! ついに、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しました! 今回、発売するのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。関氏インタビューDVDは残りわずかとなっております。

 DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 今回DVD化した岩上さんによる関氏インタビューと前川氏インタビューは、どちらも毎月末に発行している「岩上安身のIWJ特報!」で、詳細な注釈をつけたフルテキスト版として発行しました。

 この「IWJ特報!」が、「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で5位に入賞しました!ところでこの結果が意味するものとは何でしょうか? 選考方法は公表されていないので、現状では受賞の意味がよくわかっていません。週明けにでもまぐまぐ社に評価基準について問い合わせるつもりです。

 なお、賞金・賞状は一切届いておりません。

※MAG MAG AWARDS 2018 ジャーナリズム
https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/journalism.html?id=3

 以下のURLからまぐまぐにご登録すると、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読いただけます。ぜひ、定期購読をご検討ください! 月単位での購入も可能です。

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
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 「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。

※シリーズ: IWJ特報
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 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃、小野坂元、城石裕幸)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/