2023年8月21日午後6時30分より、東京都千代田区のたんぽぽ舎にて、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏による講演「続”複合汚染”:医師の目から見た日本の破壊」が行われた。
西尾氏は、札幌医科大学を卒業後、国立病院機構北海道がんセンター(旧名:国立札幌病院・北海道地方がんセンター)放射線科の臨床医として39年間務め、2013年に同院の名誉院長に就任。以降、「市民のためのがん治療の会(東京都国立市)」や「認定NPO法人 いわき放射能市民測定室『たらちね』」などの顧問をつとめつつ、がん医療の問題だけでなく、被爆の問題に取り組んでいる。
このたびの講演のタイトルとしても使われている「複合汚染」とは、放射線被爆、農薬などの化学物質、遺伝子組み換え食品など、現代人の健康を害するさまざまな問題を総括した呼称である。
西尾氏は、この「複合汚染」の問題を、約2時間という講演時間の中で解きほぐし、そのひとつひとつの問題について、『ウソ』と『インチキ』を指摘しつつ、わかりやすく解説した。
「今、地球人口80億ですね。ところが、1800年の人口って10億人、それから100年後、1900年の人口は20億です。で、産業革命以降、ガーっと増え出して、今は80億過ぎましたよね。
だから、1990年に、ビル・ゲイツなんかは『今の地球人口は5億人くらいがちょうどいい』なんて講演しているわけです。
それで、インドにボランティアと称してワクチンを供給して、50万人以上、神経麻痺の障害が残って、要するに人を殺しているわけです。ワクチンを供給して、訴訟になっています。
裏でそういうことが動いてるわけです、実際に。とにかく『金儲け』だけでしか動いてないのが、今の社会です」。
「自然破壊もどんどん進んでいる。こんな、『科学のイロハ』もわかってないバカどもが、お金儲けのために騒いでいる。それに乗っかってる。で、ジャーナリズムも、まともに、物事を科学的に考える人は、ほとんどいません。
で、事故が起こってもにわか勉強して、嘘だらけで書かれているICRP(国際放射線防護委員会)の教科書を読むものだから、まったく真実は伝わらない。たまに、まともな記事を書いてもデスクのレベルで止められる。
今のジャーナリズムは、膨大に、内閣機密費のお金が流れているんですよ。要するに、何千万という単位で、大手のジャーナリズム、テレビ局や新聞社に寄付されているから、もう本当に『御用機関』になっているんですね。だから大本営発表しかしていないんですよ。
それをみんな鵜呑みにしてるわけだよ。昔よりSNSが普及したり、テレビやコンピューターが普及しちゃったら、洗脳しやすいんですよ。みんなを馬鹿に(することが)できるんですよ。洗脳しやすい、より危険な状態になっている。しかも、日本人は平和ボケして何にも自分の頭できちっと考える人がいない。もう今日の結論ですよ。簡単に言えば」。
「コロナの問題だってね、みんな『陰謀説』だって言うけど、あれだってもともとは、アメリカが作っているんですよ。で、武漢に持ち込んでいるんですよ、2019年の秋に。世界の軍人会議が武漢であって、アメリカの軍人が持ち込んで、武漢発にしちゃった。
で、もう、ワクチンを作っている会社が、世界一のボロ儲けしてる会社になっちゃった。で、メッセンジャーRNAなんて、まったく、僕は『打つべきじゃない』と思っている。
若い女性が不妊になるかもしれない。子宮頸がんワクチンだって、あれも『インチキ』でね、すごい副作用でね、もう一生、まともに歩けなくなっちゃうような副作用。
あれは世界で初めて遺伝子組み換え技術で作られたワクチンなんです。それで、効果を持続させるためにアルミニウムを加えて作ってるから、ああいう神経症状が出る。一切報じられてないでしょう?
今までは、『不活化ワクチン』か『弱毒化ワクチン』で作っていたから、大きな問題にはならなかった。だから、遺伝子組み換えで作った子宮頸がんワクチンもやばいし、その副作用が出ても、賠償しなくていいという法律をアメリカで作って、それをそのまま日本にも取り入れて、今、やっているわけです。
嘘だらけなんだからね、金儲けのために。国民は金儲けの対象なんだ」。
参加者との質疑応答を含め、西尾氏の講演の詳細については、全編動画を御覧いただきたい。