「権力が発表したことを伝えるのではなく、真実に近い事実を検証していくことが、ジャーナリズムの使命だ」〜韓国の「ニュース打破」のキム・ヨンジン代表にIWJがインタビュー! 2016.11.28

記事公開日:2016.11.30取材地: | | テキスト動画独自
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(取材・文:安道幹)

 2016年11月28日(月)、IWJ記者が韓国の代表的なオルタナティブ・メディア「ニュース打破(タパ)」のキム・ヨンジン代表にインタビューを行った。

 「ニュース打破」は、調査報道専門の独立メディアとして、2012年に登場。当時の李明博政権が、政権に批判的な報道を行うメディアに対して強硬姿勢を取ったことで、メディアから解雇された記者たちを中心に設立された。代表であるキム・ヨンジン氏も、元KBS(韓国の公共放送局)の記者だ。

 キム・ヨンジン氏は、インタビューの中で、調査報道とジャーナリズムの役割について、次のように語ってくれた。

 「重要な、社会的イシューがあれば、そこには誰かの腐敗や、権力の腐敗があるが、その時、基本的には権力はそれを隠したがる。その部分を集中して問い詰めていく。それが調査報道です。

 私たちは、ジャーナリズムの機能の中で、一番重要なのがこの調査報道だと思っています。多くのメディアは、権力の代弁をして、ただ権力が発表したことをそのまま伝えることをしているが、そうではなくて、真実に近い事実を検証していって、視聴者に伝えるのがジャーナリズムの使命だと考えています」

 このように述べ、これまでの具体的な成果や、ジャーナリズムを支える韓国市民の意識について語ってくれた。現在、ニュース打破は4万2000人の会員によって支えられているという。

 インタビューではその他に、ニュース打破の設立経緯や運営方法、李明博政権以降の韓国の言論状況や朴政権への大規模抗議集会について、話をうかがっている。

▲ニュース打破の事務所前

▲ニュース打破の事務所前

▲ニュース打破、キム・ヨンジン代表

▲ニュース打破、キム・ヨンジン代表

▲事務所内の様子

▲事務所内の様子

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■ハイライト

  • 日時 2016年11月28日(月)15:07~
  • 場所 ニュース打破事務所(韓国・ソウル)

 今回の取材は、11月26日にソウルで行われた、朴槿恵大統領に退陣を求める150万人規模のデモをIWJが取材する過程で実現した。デモの様子は、ぜひ、以下の記事からご確認いただきたい。

 朴槿恵大統領の退陣要求デモに至るまでの経緯については、以下の記事にもまとめている。この機会にぜひ、ご一読いただきたい。

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