委員でもない、ましてや議員ですらない秘書などの与党関係者ら約20人の乱入によって「盗まれた」、安保関連法案の参院特別委員会での採決。この凶行は速記録の停止中、つまり議事の中断中のできごとだった。
「委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」――。
民主党・幹事長代行で、特別委員会の理事も務めた福山哲郎参議院議員は2015年9月25日、岩上安身のインタビューに答え、「盗まれた採決」の一部始終を語った。
福山議員は鴻池祥肇委員長の不信任決議案で50分にわたる気迫のフィリバスターを演じ、最後の最後まで法案を廃案にすべく徹底抗戦した。そんな福山議員に対し、国会前で「安保法案廃案」の声をあげていた市民らは「福山頑張れ!」と「福山コール」を送り、福山議員の闘いにエールを送った。
福山議員は岩上安身のインタビューで「あとで映像を確認してウルッときた。私のような、いわば負け戦をしたような人間にもコールしてくれた。党派もなく応援してくれた。なんというか、政治家冥利に尽きる」と言葉をつまらせた。
さらに、日本共産党が「国民連合政府構想」を打ち出していることについては「自民党に攻撃されるだろう」と慎重な見方を示しつつも、「これからは色んな『安倍的なもの』を跳ね除ける闘いが始まる」と主張した。
そのうえで、「SEALDsの皆さんの誠実さと、感覚的な新しさ。彼らの感性を大人がどう伸ばし、国民の皆さんに広げるか。これは僕らの役割だ」と述べ、まずは野党間の代表同士での会談を重ね、安倍政権を倒すべく「試行錯誤し、ブレイクスルーしければならない」と決意を口にした。
福山さんには民主党政権の時から理論的な人間性のある人だと思っています。だから他の人から利用されないように気お付けて下さい。安保法案の違法採決のいきさつのなかで、鴻池委員長をかばっておられましたが鴻池委員長は強行採決を避けたかったんですね。結果として犯罪的採決が為され供に非難を受けないで済んだということが良く分かりました。
これからの戦いは参議員の選挙で勝利することです、その為には共産党ではなく野党第一党民主党が提案すべきではないのでしょうか。細野の様に委員長同志の会談すら反対とは何と了見の狭い人なのか。共産党のどこを恐れるのか。国民は安倍政権(自公政権)の暴挙を期待しているのです。ならば共産党とは組めないと理屈を言う前に、政権を倒す方法を国民に提示すべきです。
私も労働組合で政治闘争を指導してきました。その組合も連合で大同団結して連合が出来ましたが、民主党が政権をとった時のように期待は大きかったのですが多くの組合員や国民の期待を裏切りました。連合の古賀は私が所属していた同盟の組合出身者です。この同盟の組合のなかでは反共教宣活動が為されていました。しかしそれは間違っていたと今は痛切に考えています。あまりにも多くの人が労働組合を知りません。民主党政権が出来る時には労働組合押しているから民主党では行政改革などできないと田原氏などが中傷していましたが今度はそれが共産党に変わったのですね。
今の連合は立場の弱い労働者のための組合員ではなく、組織を護ることが組合員を護ることより優先しているのです。
それは組合の役員はサラリーマン化して運動家ではないからです。だから、消費税、原発再稼働賛成、TPP推進、大手組合には関係の無い労働法の改悪にも内心は賛成なのです。何故なら全て自分達の企業の利益が優先するからです。
戦争法案も軍需産業で会社が設けられるので、人が死のうが関係ないのです。軍事予算5兆円に群がるハイエナに等しいのです。しかしアメリカを観ても軍事産業で会社は潤っても国民の生活は決して豊かにはならない。貧しい人から税金を集めてその金を餌としていなりたっている産業が長続きはしないのです。その構図は原子力村で経験していることではないのか。
真面目にこの国の将来、この国の若い人たちの将来の展望を示してほしい。私が若い時の国策ともいうべき姿は、民社党の要綱にもあった平和・福祉国家を目指してきたのだ。その為の産業の発展と雇用の安定であった。しかしそれが今は完全に破壊される時代が来るとは残念でならない。私はこの為に共産党の提案に賛同する。そして若い人々とともに戦っていきたい。
また、NHKの報道にもあきれました。与党の都合で報道していたらしいですね。私は料金を払っていませんし、もうNHKを観ていませんが、今日の日刊現代に出ていた「受信料の義務化」を自民党がするなら、この実現のために裏取引のあった報道が為されていたとしか思えません。新たな政権は籾井を辞めさせNHKを民営化するか予算を通さないでください。NHKは廃止してもいいと思っています。