被災地取材10日目を終えた九州緊急特派チームによる、取材と支援の総括。
2016年4月26日、熊本県菊陽町の地震の影響を受けた工場地帯から九州緊急特派がレポートを行なった。
2016年4月26日、九州緊急特派チームは、熊本市内の障がい者支援施設へ支援物資を届け、施設避難者の生活状況をレポートした。
※5月1日テキストを追加しました!
「熊本・大分大地震は、中央構造線上で起きた大きな事件。2011年の東日本大震災は、日本が乗っかる基盤岩を一挙にずらしてしまった。牡鹿(おしか)半島は東南東に5.4メートル動き、首都圏でも40センチ動いた。それまでは年間数センチの移動だったプレートが大きく動いたことで、地震も火山も起きやすくなった」
地震学の世界的権威である武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は、2016年4月25日、東京都内で行われた岩上安身のインタビューで、このように語り、今なお、収束の様子を見せない熊本・大分大地震をはじめ、南海トラフ大地震、首都圏直下型地震、8000年サイクルで起きている阿蘇山などのカルデラ破局噴火などの可能性について説明した。
【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震 緊急取材と関連情報
2016年4月25日(月)、九州緊急特派チームが、別府市鉄輪温泉の土産屋の様子と「お食事処 湯沢家」のご主人にインタビューを行ない、熊本・大分大地震被災地レポート 【その27】として中継した。
2016年4月25日(月)、九州緊急特派チームが、別府市旅館ホテル組合連合会の方々へのインタビューを行ない、熊本・大分大地震被災地レポート 【その26】として中継した。
2016年4月25日(月)、九州緊急特派チームが、別府市鉄輪温泉「おにやまホテル」おかみと支配人に行ない、熊本・大分大地震被災地レポート 【その27】として中継した。
2016年4月16日(土)、京都市内で私たちの防災教育講演会「近くの原発が動き始めた…」が開催され、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏とフリーライターの守田敏也氏が講演を行った。
4月14日夜と16日未明に起きた、最大震度7、マグニチュード7.3の「熊本地震」は、1週間が経過した現在も依然として震度5程度の余震が続いている。死者は48人、熊本県内の避難者は9万8000人に達するなど、今回の地震による被害は極めて甚大なものとなった。 気象庁は、4月14日夜の会見では、最初の地震を「本震」とし、その後に起きた地震を「余震」と位置づけていた。しかし、16日未明にマグニチュード7.3の地震が起きた後は、こちらを「本震」とし、14日夜の地震を「前震」であると訂正した。
九州入り8日目の2016年4月24日(日)、緊急特派チームは大分県に入り、同県湯布院町からレポートを行った。
2016年4月24日、九州緊急特派チームは、避難所になっている由布院小学校体育館より現地の状況と現場責任者の方へインタビューを行った。