『アベノミクスによろしく』明石順平氏「別人の身長を比較して、身長が伸びたと言っているようなもの」~1.22賃金偽装問題・野党合同ヒアリング「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題について 2019.1.22
特集 野党合同ヒアリング―勤労統計不正「賃金偽装」・年金問題|緊急特集 高度プロフェッショナル制度の異次元の危険性!
※2019年2月5日、テキストを追加しました。(2/15修正)
厚生労働省が毎月勤労統計調査の算出方法を変更したことにより、賃金の伸び率が急速に上がった件について、いち早く疑問を呈し、問題提起をしてきた『アベノミクスによろしく』の著者である弁護士の明石順平氏は、「今まで、賃金算出方法の改定時にはデータに段差ができるので、さかのぼって改定していたのに、それをやめている。従前の低く出る値と、更新後の高く出る値をそのまま比較したので、伸び率が大きくなった。別人の身長を比較して、身長が伸びたと言っているようなもの」と喝破した。