「日本は反対勢力が無力化されている!」パリ同時多発テロの裏側、緊急事態宣言の恐怖、安倍政権の暴走と対策とは?~岩上安身によるインタビュー 第603回 ジャーナリスト カレル・ヴァン・ウォルフレン氏 2015.11.17

記事公開日:2016.1.10取材地: 動画独自

 2015年11月17日(火) 14時30分より、東京都港区のIWJ事務所に、ジャーナリスト・カレル・ヴァン・ウォルフレン氏を迎え、岩上安身がインタビューを行った。


「中東はメルトダウンを起こし、われわれの知っていた中東は、もうそこにない」――中東・フランスの研究者らが警告、日本は「スターリンもヒットラーもうらやむ『自粛』体制の国」 2015.3.28

記事公開日:2015.4.10取材地: テキスト動画

特集 中東
※4月10日テキストを追加しました!

 「パリ連続テロ事件と『イスラム国』の衝撃 その後の中東と日本」と題した公開研究会が2015年3月28日、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館620号室において、中央大学人文科学研究所研究会チーム「批判的比較文化研究」の主催で行われた。

 講師として、立教大学大学院特任教授の西谷修氏(フランス思想・哲学)が「シャルリ・エブド事件はフランスの9・11か」、千葉大学教授の酒井啓子氏(中東・イラク政治学)が「イラク戦争後の中東、アルカイダから『イスラム国』へ」、日本女子大学教授の臼杵陽(うすき・あきら)氏(現代中東・ユダヤ研究)が「背後にあるイスラエル・パレスチナ問題」を、それぞれのテーマで複眼的視点から、中東・ヨーロッパ情勢を語った。


「今度は、日本がガザを殺す立場になる」日本とイスラエルの協調姿勢を糾弾、「暴力の根源」を探り解決を見出す必要性 ~京都大学教授・岡真理氏に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第514回 ゲスト 岡真理氏 2015.1.26

記事公開日:2015.2.2取材地: テキスト動画独自

特集 中東
※2月11日テキスト追加しました!
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 政府は2月10日、事件の一連の対応を検証する委員会の初会合を首相官邸で開き、4月に報告書をまとめる見通しだが、会のメンバーは政府関係者で構成されるため、検証における客観性の確保や、検証結果の情報公開が充分になされるのかが懸念される。中東、危機管理等の専門家や有識者の意見を聞く予定だというが、首相や閣僚への聴取は予定されていない。


臼杵陽・日本女子大学教授が紐説くイスラム国による邦人人質殺害予告事件とシャルリー・エブド襲撃事件――2つの事件の背景にあるものとは 2015.1.23

記事公開日:2015.1.26取材地: テキスト動画

特集 中東

 日本女子大学教授臼杵陽氏の緊急講演会が1月23日(金)、「臼杵陽氏が読み解く パリ襲撃事件と『表現の自由』」と題され、「土井敏邦・パレスチナ 記録の会」主催により明治大学駿河台キャンパスにて開かれた。

 主催のジャーナリスト土井敏邦氏は、1月20日に発生したイスラム国による日本人人質殺害予告事件を受け、講演会では急遽、初めに「イスラム国とは何か」を臼杵氏に語ってもらうことにしたと述べた。


【IWJブログ】いつの日か私たちは「シャルリ」と名づけられたドローンが、イスラム世界に爆弾を落とす日を目撃するのだろうか(菅美香子記者) 2015.1.20

記事公開日:2015.1.20 テキスト

 パリ銃撃テロ事件は、「イスラム国」との戦争の序曲だったのだろうか――。

 日本時間2015年1月20日午後、「イスラム国」が日本人2人を人質にとり、72時間以内に身代金2億ドル(約236億円)を支払わなければ殺害する、という犯行予告映像を公開した。

 一連のパリのテロ事件において、ユダヤ教信者向けの食料品店に立てこもったクリバリ容疑者と、イスラム国との関連性が明らかになり、欧米各国で「イスラム国」への強硬姿勢が強まっていた。そして、中東を歴訪していた安倍総理も、その戦列に足並みを揃えた、その矢先の出来事である。

 パリのテロ事件と、その地続き上にある今回の邦人人質事件。それを根拠にして、戦争へ向かおうとする流れがあるのだとしたら、我々は一瞬立ち止まり、発端である「シャルリ事件」について考えなければならない。

 その根底には、西洋化された社会、グローバル化された世界の原理とも言える「ネオリベラリズム」の社会と、そこに組み込まれない「イスラム社会」の対立という構図が横たわっている。


パリ銃撃テロ事件「背景に移民政策による格差の問題」9.11後の米国と近似するフランス、そして日本~ 岩上安身によるインタビュー 第501回 ゲスト 高橋和夫氏 2015.1.15

記事公開日:2015.1.15取材地: テキスト動画独自

特集 中東

※1月27日テキストを追加しました。

 2015年早々、パリで起きた風刺週刊誌「シャルリ・エブド」襲撃、警察官射殺、ユダヤ系食料品店での立てこもり。これら一連の事件には、国際テロ組織のアルカイダや、イスラム組織「イスラム国」の関与が報じられている。

 食料品店に立てこもったアメディ・クリバリ容疑者は、「自分はイスラム国のメンバーだ」と仏テレビ局に語り、「シャルリ・エブド」を襲撃したクアシ兄弟との連動を主張していた。クアシ兄弟は、アルカイダから資金提供を受けたとされている。

 しかし、中東問題に詳しい国際政治学者で、放送大学教授の高橋和夫氏は、アルカイダとイスラム国による共同テロという図式に疑問を投げかける。


仏「シャルリー・エブド」襲撃事件に舛添知事「断じて許すことはできない」仏国の「一番大事な所をやられてしまった」 2015.1.9

記事公開日:2015.1.13取材地: テキスト動画

 東京都の舛添要一知事は1月9日、定例の記者会見を行ない、前回の会見に引き続き、東京五輪のための迎賓施設「延遼館」復元などについて冒頭発言した。記者からの質問では、仏の新聞「シャルリー・エブド」襲撃事件への感想を語った。


サザン・桑田氏へ在特会らが抗議デモ 排外デモで日本の「品格」を貶める在特会がサザンに「品格」を語る矛盾 2015.1.11

記事公開日:2015.1.12取材地: テキスト

 昨年末の紅白歌合戦でサプライズで登場し、『ピースとハイライト』を披露したサザンオールスターズ。その歌詞について、「横行するヘイトスピーチを批判している」、チョビ髭をつけて登場した桑田佳祐氏の姿も合わさり、「安倍政権を批判したものだ」として、ネットを中心に話題にのぼっている。

 いわゆる「ネトウヨ」界隈からは、「反日」「売国奴」など、口汚い批判もあがっている。

 2015年1月11日、昨年末、横浜アリーナで開催されたサザンオールスターズの年越しライブで、桑田氏が受勲した紫綬褒章をオークションにかけるパフォーマンスをしたことなどが「不敬にあたる」として、約20人ほどが13時より、所属事務所「アミューズ」の入る渋谷区のビルの前で、抗議行動を行った。抗議行動は「在特会」のカレンダーで告知され、抗議にも「在特会」の排外デモに参加しているメンバーの姿があった。


キリスト教圏とイスラム教圏の「文明の衝突」に、なぜ日本が首を突っ込むのか!?――改憲論者でありながら、安倍政権の集団的自衛権行使容認を批判する慶応義塾大学名誉教授の小林節氏へのインタビューを再配信! 2015.1.10

記事公開日:2015.1.10取材地: テキスト動画

★小林節氏のインタビューを1月10日(土)19:30から、会員限定で再配信!会員登録はこちら

 1月7日(現地時間)、フランス・パリの風刺週刊誌「シャルリ・エブド」本社で起きた乱射事件の衝撃がおさまらない。誘発されたのか、報復なのか、フランス各地で次々と銃撃事件や爆破事件が連続している。

 2日後の8日には、フランス東部ヴィルフランシュ•シュル•ソーヌや、中部のルマンにて、いずれもモスクの内外で爆発が起きるなど、緊張感は高まる一方だ。各国メディアは軒並み「イスラム過激派」を犯行の主体として決めつけて報道しているが、現在のところ、犯行声明は出されていない。


【岩上安身のニュースのトリセツ】パリ風刺雑誌銃撃テロ事件で揺らぐ「表現の自由」~「文明の衝突」は不可避なのか? 2015.1.10

記事公開日:2015.1.10 テキスト

 1月7日午前11時20分(日本時間午後8時20分)、パリ中心部にある風刺週刊誌「シャルリ・エブド」の本社に、黒い戦闘服を着てカラシニコフ銃で武装した覆面の男2人が押し入り、銃を乱射。編集長や風刺画家らと警官2人の計12人が死亡した。

 犯人らは、編集会議が行われていた会議室で、「預言者の敵討ちだ」と叫びながら銃を約30発乱射。AFP通信によると、現場に居合わせた人々は、男2人が「預言者のかたきを打った」「アッラー・アクバル」(アラビア語で神は偉大なりの意)と叫ぶのを聞いたという。

 午前11時半(日本時間午後8時半)、警察が現場に急行すると、犯人らは再び「アッラー・アクバル」と叫び逃走。警察と撃ち合いとなった後、駐車していた車で逃走した。