タグ: 自民党憲法改正草案
「テンプレートのような愛国心を煽られ、それを持たない者は反社会勢力と罵られる未来が目に見える」~海外在住の学生有志団体、VOYCE (ヴォイス) による自民改憲草案の全文英訳ページのご紹介 2016.5.21
「自民党は緊急事態の名の下に『言論の自由』と『表現の自由』を制限しようと努め、又、自衛隊を”国防軍”にアップグレードしようと試みています」――。
これは、学生団体VOYCE(ヴォイス)による、「自由民主党による『日本国憲法改正草案』英訳完成に当たっての共同声明」から抜粋した一文です。VOYCE= Voices of Overseas Youth for Civic Engagement(「市民参画のための海外若者有志の声」)は、「日本国内外で起きている様々な政治・社会問題について、日本社会の一員として積極的に向き合っていこう」という意思のもと、留学生ら海外在住の学生を中心に、有志で結成された団体です。(1)政治参加(2)海外への情報発信、そして海外在住メンバーからの情報の(3)フィードバック、という三点を柱に活動しているそうです。
立憲デモクラシー講座 第9回 阪口正二郎・一橋大教授(憲法学)「言論の自由と自民改憲草案」 2016.4.22
2016年4月22日(金)、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパスにて、立憲デモクラシー講座 第9回 阪口正二郎・一橋大学教授(憲法学)「言論の自由と自民改憲草案」が開催された。
長谷部恭男教授 講演会「緊急事態条項は必要か」 2016.4.9
2016年4月9日(水)、東京都中野区の区立産業振興センターにて、九条の会・中野主催による、早稲田大学大学院・長谷部恭男教授講演会「緊急事態条項は必要か」が行なわれた。
【国会ハイライト】安倍総理、またまた逃げた!「緊急事態条項は独裁政治、9条改定につながる!」〜共産・志位氏の追及に回答濁す“とんずら総理”「正々堂々、逃げずに議論する」は口先だけ! 2016.1.27
安倍総理が、またまた改憲議論から逃げた。
2016年1月27日、衆議院本会議の代表質問で、日本共産党の志位和夫委員長が自民党改憲草案に明記されている「緊急事態条項」について、「独裁政治、戦争国家に道を開き、憲法9条改定につながる危険きわまりないものだ」と追及。安倍総理の認識を質したが、安倍総理は「政府としてお答えすることは差し控える」と回答を避けた。改憲をめざすと公言し、しかも「正々堂々と議論する」と言いながら、何の理由も根拠も示さず答弁を拒否。議論からはすたこらと逃げ出した。
自民党が憲法改正で盛り込む「国家緊急権」はナチス以上!? 大震災の被災地で動いた弁護士らが全権委任法も含まれた国家緊急権の「正体」に迫る! 2015.5.1
なぜ、非常事態に人権を停止し、内閣の権限を強化する「国家緊急権」などを憲法改正で導入しようとするのか。「国家緊急権がない国は日本くらいだ」という指摘もあるが、これは「詭弁」であり、今から憲法に明記する必要はない。
では、その背景にはどのような思惑が潜んでいるのだろうか。
憲法学の「神様」がIWJに降臨!前代未聞!自民党改憲草案の狙いを丸裸に!~岩上安身によるインタビュー 第613回 ゲスト 樋口陽一・東京大学名誉教授 2016.2.17
◆ヤバすぎる緊急事態条項特集はこちら!
特集 憲法改正|特集 改憲・統一会派構想
※5月22日テキストを追加しました!
「緊急事態条項は、憲法自体が、国民の自由を縛る根拠になってしまう。権力に鎖をかける憲法の役割が、憲法が憲法の鎖を外すものになってしまう」。
憲法学者・樋口陽一氏は、開口一番懸念を表し、「安倍総理らは改憲の入り口にしやすい。通りやすいといい、もっとも不謹慎だ」と苦言を呈した。
2016年2月17日(水)、岩上安身による憲法学者 樋口陽一・東京大学名誉教授インタビューが行われ、樋口氏は、自民党改憲草案の危険性と法的矛盾を、次々と論破していった。
【岩上安身のツイ録】あの水島朝穂先生が「凄い!歴史に残る!」と大絶賛!前代未聞!憲法学の「神様」東大名誉教授・樋口陽一氏が初めて映像メディアに登場!自民党改憲草案の狙いを鋭く指摘!!
21時より岩上安身による東大名誉教授・樋口陽一氏インタビューを緊急配信!
ご視聴はこちら
本日、3時から中継配信予定だった憲法学の泰斗・樋口陽一東大名誉教授のインタビュー中継を行う予定でしたが、ご自宅まで車でお迎えに行って、車中、「中継だと失言のご心配もおありでしょうが、収録という方法もあります」と水を向けると、それならば、収録で、という展開に。
そうしたわけで、3時からの中継は急遽、取りやめとなりました。直前で、ツィートやサイトなどで告知しましたが、行き届かず、待っていたのに始まらなかったがどうしたのか、と、ご不満、ご不審に思われた方、失礼いたしました。その代わり、収録ではたっぷりお話をうかがいました!
超重要!!【国会ハイライト】ついに国会で緊急事態条項の危険性が取り上げられる! 緊急事態条項は「ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」福島議員が追及! なんと安倍総理は中身について答弁せず逃走! 2016.1.19
「内閣限りで法律と同じ効力を持つことができるのであれば、これはナチスドイツの『国家授権法』と全く一緒だ」――。
2016年1月19日の参院予算委員会で、社民党の福島みずほ・副党首が、自民党の憲法改正草案の中に明記されている「緊急事態条項」の危険性について、安倍総理の認識を問いただした。安倍政権は、来年の夏の参議院選挙で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席(あと11議席)を改憲勢力で占めることを公言している。その場合、発議されるのは9条の改正ではなく、「緊急事態条項」の新設であることも明らかにしている。
参院選で与党を追い込めるのか!? 「批判を忘れた国家は必ず間違いを起こす」~民主党・長妻昭代表代行が「左寄り」説に反論 自民党の改憲草案が通れば「もう手遅れ」 2016.1.14
◆ヤバすぎる緊急事態条項特集はこちら!
※1月20日テキストを追加しました!
「一見、説得力があるように聞こえる議論だが、雰囲気に流されると大変よくない結果になる」
長妻昭・民主党代表代行が2015年1月14日、国会内で開かれた定例会見で「緊急事態条項」について強い懸念をのぞかせ、「いかにこの危機感を国民に伝えられるのかが大きな問題だ」とIWJの質問に回答した。
【再配信企画】「シリーズ特集・標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!」始動!! 2015.11.12
2015年11月12日現在、安倍総理に近いジャーナリスト・櫻井よしこ氏や、「日本会議」名誉会長の三好達氏らが共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が集めている「改憲署名」に、与野党で422名の国会議員が名を連ねたことが発表されました。憲法改正の発議に必要な与野党それぞれの「3分の2」まで、あと57名と迫っています。
憲法改正の発議に必要な与野党それぞれの「3分の2」まで、あと57名…という話を聞いて、なかには安堵された方もいるのではないでしょうか?「なんだ、今現在は改憲反対派の方が多いのだから、参院選で護憲派野党が議席数を維持するだけでも、改憲は阻止できるでしょ」と。
…甘いです!!!!!!
11・1高田馬場アクション 〜憲法破壊を止めよう! 2015.11.1
2015年11月1日(日)、東京新宿区の高田馬場・ビッグボックス前にて、高田馬場有志の会が主催する「11・1高田馬場アクション 〜憲法破壊を止めよう!」と題するリレートークが行われた。
「米国は従属国の独裁を好む」――基本的人権を停止する自民党「国定憲法」で日本の独裁国家化に王手をかける安倍政権!~岩上安身によるインタビュー 第584回 ゲスト「学者の会」呼びかけ人・間宮陽介氏 2015.9.26
「安倍総理は、日本国憲法が、日米同盟のグローバルな展開に立ちはだかる『岩盤』だ、と考えているのではないか」――。
連日にわたって展開された国会前での激しい抗議行動など、市民の広範な反対の声にも関わらず、自民・公明の与党が強引な手法で「可決・成立」させた、集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。
日本を「戦争ができる国」にするこの法案を、このようにゴリ押しするほど政府が急いだのはなぜなのか。その背景には、米国からのあからさまな要請がある。
自民党青年部・青年局全国一斉街頭行動 ―「拉致問題の解決、新憲法制定」について 2015.6.5
自民党青年部・青年局による「全国一斉街頭行動」が2015年6月5日(金)午前、那覇市内を皮切りに始まった。街頭行動は拉致問題・新憲法制定をテーマにしてこの週末を中心に全国およそ100か所で開かれる予定。
【岩上安身のツイ録】立憲主義を根底から覆す自民党憲法「改悪」の動きが本格化!6月7日に全国100カ所で街宣開始 2015.6.3
特集 憲法改正
※6月3日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。
2015年6月7日(日)に、自民党が全国100カ所(※)で一斉に改憲を呼びかける街宣を行う。戦争法案の次はいよいよ憲法の改悪。狙うのは9条2項改正だけではない。国民主権のもと、主権者である国民が権力者を制約するのが憲法だが、その立憲主義そのものが根底から覆される。
(※)沖縄県は6月5日(金)、大阪府・埼玉県は6月6日(土)、栃木県は6月10日(水)、青森県は6月13日(土)、広島県・群馬県は6月14日(日)
「国家を愛せ、家族は仲良くせよ、国旗に敬意を表せと国民に求めている。まったくの勘違いだし、無教養だ」――樋口陽一氏、小林節氏、小沢一郎氏らが改憲に前のめりな安倍自民党政権を徹底批判 2015.4.20
「自民党は改憲草案で、国家を愛せ、家族は仲良くせよ、国旗に敬意を表せと国民に求めている。まったくの勘違いだし、無教養だ」──。憲法学者の小林節氏は、このように断じた。
憲法という「国家の根本」に手を付けようとするなら、それ相応の英知が不可欠、という正論が色濃く反映されたシンポジウムが、2015年4月20日、「緊急鼎談 樋口陽一×小林節×小沢一郎 憲法を語る」と題して、東京都千代田区の憲政記念館で開かれた。
「国民に命ずる項目があってしかるべき」!? 船田元・自民党憲法改正推進本部長が会見で「人権を抑制する」改憲案に言及 〜「国民が国を縛る」という憲法の存在理由を堂々否定 2015.4.28
特集 憲法改正
※4月29日テキストを追加しました!
「国の安全、国民の生活の秩序、そういうものを保つために最低限、国民にお願いする、場合によっては命ずる項目があっても、私はしかるべきだと思う」
自民党憲法改正推進本部長の船田元(はじめ)衆議院議員は、2015年4月28日、日本外国特派員協会で記者会見し、「国が国民を縛る」とする驚くべき憲法解釈を披露した。
「我が軍」発言で現行憲法・政府見解・自民党内の慎重論を否定した安倍総理、その裏にある「ダイヤモンド構想」とは 〜小林節・慶応大名誉教授インタビューを再配信! 2015.3.25
安倍総理は2015年3月20日の参院予算委員会のなかで、自衛隊を「我が軍」と呼んだことを朝日新聞が報じ、波紋を呼んでいる。憲法9条はもちろん「いかなる軍も保持しない」としており、政府の公式見解でも自衛隊は「通常の観念で考えられる軍隊とは異なる」としている。
安保法制をめぐっては、公明党を抱き込むことに成功し、いよいよ閣議決定に向けて加速度的に協議は進められている。集団的自衛権の行使容認によって、「積極的平和主義」の名の下、自衛隊が他国の戦地に赴き、同盟国(主に米国)の軍隊を守り、米軍の軍事行動に参加する「米軍の下請け化」の実現が近づいている。