福島原発事故の後、裁判官たちも、原発容認の判断を真剣に見直そうとした! しかし!~3.8 院内集会「司法の独立を問う!原発事故後、最高裁判所で何が起きていたのか?」―登壇:安原幸彦弁護士、海渡雄一弁護士 2024.3.8

記事公開日:2024.3.12取材地: テキスト動画

 福島原発事故の責任を問う裁判で、国や東京電力を免責する判決が下され、原発容認へと向かう司法の動きに対して、背景にある、法曹界と国、電力会社の癒着が批判されている。

 しかし2024年3月8日、衆議院第一議員会館での院内集会「司法の独立を問う!原発事故後、最高裁判所で何が起きていたのか?」における、安原幸彦弁護士の報告によれば、事故発生後の一時期、裁判所内でも、過去の原発容認の司法判断を真剣に見直す動きがあったという。院内集会の主催は福島原発刑事訴訟支援団。


最高裁判事や規制庁職員が東電側代理人等の事務所に!~2・11「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会 ―講演:後藤秀典氏(ジャーナリスト)「裁判所・東電・巨大法律事務所のつながりと原発裁判」ほか 2024.2.11

記事公開日:2024.2.13取材地: テキスト動画

 能登半島地震により、改めて福島原発事故の教訓無視との批判が広がる中、2024年2月11日に東京都渋谷区で「大手法律事務所に支配される最高裁!東電刑事裁判で改めて問われる司法の独立」東京集会が開催された。

 集会では、ジャーナリストの後藤秀典氏が、「裁判所・東電・巨大事務所のつながりと原発裁判」と題した講演で、原発事故裁判での東電経営陣や国に対する免責判決の背景に存在する、法曹界と国、電力会社の癒着を指摘した。


最高裁は「是正義務」を国会に厳しく突きつけた上での合憲判決! 伊藤真弁護士は「『人口比例選挙1人1票』を実現する方向に進んでもらいたい」と訴え!!~1.25 1人1票裁判(2021衆院)最高裁大法廷判決期日後の記者会見 2023.1.25

記事公開日:2023.1.26取材地: テキスト動画

 2023年1月25日、午後4時45分より、東京・司法記者クラブにて、1人1票裁判(2021年衆議院)最高裁大法廷判決後の記者会見が行われ、原告である弁護士グループの升永英俊氏、伊藤真氏、黒田健二氏らが登壇した。

 会見冒頭、升永英俊弁護士はこのたびの最高裁の判決について、次のように述べた。


性暴力被害から7年「最近やっと『サバイブ』から『生活する』に」。同じ被害者に「時間はかかるが素直に心と向き合い、自分をかわいがってあげて」~7.20最高裁判決言い渡し後の伊藤詩織氏、弁護団による記者会見 2022.7.20

記事公開日:2022.7.21取材地: テキスト動画

 2022年7月20日午前11時より、東京都港区のNS虎ノ門ビルにて、ジャーナリストの伊藤詩織氏による記者会見が行われた。

 伊藤氏は、元TBS記者の山口敬之氏から2015年に性暴力を受けたとして、山口氏に慰謝料など損害賠償を求める民事訴訟を提訴していた。


福島原告団長・中島孝氏「生きる苦難を一身に背負ってしまった人たちに、これでもか、というくらい無責任な判決!」~6.17 原発事故損害賠償4訴訟(千葉・群馬・生業・愛媛)最高裁判決後の第一声、記者会見 2022.6.17

記事公開日:2022.6.20取材地: テキスト動画

 2022年6月17日、午後3時頃より、東京都千代田区の最高裁判所第二小法廷にて、原発事故損害賠償4訴訟(千葉・群馬・生業・愛媛)についての最高裁判決が出された。

 最高裁判所正門から姿を現した弁護団事務局長の馬奈木厳太郎弁護士は、判決内容について、集まった関係者や報道陣に向け、激しく、厳しい口調で次のとおり報告をした。


国の責任を最高裁が認めず! 馬奈木弁護士「事故前の対応が適切だったのかという問題に正面から向き合うことなく判断を回避! 到底受け入れられない!!」〜6.17 原発事故損害賠償4訴訟最高裁判決後の報告集会 2022.6.17

記事公開日:2022.6.19取材地: テキスト動画

 2022年6月17日金曜日、午後5時半頃から、「原発事故損害賠償4訴訟(千葉・群馬・生業・愛媛)最高裁判決後の報告集会」が日本教育会館一ツ橋ホールで行われた。

 福島第一原発事故に伴う避難をめぐり、国と東京電力に賠償を求めた裁判は、全国で約30件ほど起きている。原告の総数は約1万2000人を超える。


「長期評価に何もしなかった国と保安院の責任が問われなければならない!」――4.25「福島(生業訴訟)」最高裁上告審弁論期日~国と東京電力に責任を認めさせよう! 最高裁統一行動(院内集会・記者会見・報告集会) 2022.4.25

記事公開日:2022.5.2取材地: テキスト動画

 2022年4月25日、午後2時30分より、東京都千代田区の衆議院第一議員会館にて、「『福島(生業訴訟)』最高裁上告審弁論期日~国と東京電力に責任を認めさせよう! 最高裁統一行動」として、院内集会、記者会見、および報告集会が開催された。

 福島原発事故をめぐり、最高裁は2022年3月2日付けで、避難住民らによる、東京電力への損害賠償集団訴訟で、東京電力による上告を退けた。


「被害の実相に照らして被爆者に光を当てて欲しい」と救済を要求!「黒い雨」訴訟で広島県と広島市は上告しない方針である一方、厚労省は態度を明らかにせず~7.19厚生労働省への「黒い雨」訴訟最高裁上告断念の申入れ 2021.7.19

記事公開日:2021.7.22取材地: テキスト動画

 2021年7月19日(月)11時より、東京都千代田区の衆議院第2議員会館で、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)、伊方原発広島裁判原告団による、広島県、広島市、厚生労働省への「黒い雨」訴訟最高裁上告断念の申入れが行われた。


映画監督・周防正行氏「冤罪も含め、『市民目線』でおかしいと思ったら声を上げないと何事も変わらない」~11.14第51回司法制度研究集会「今の司法に求めるもの―特に、最高裁判事任命手続きと冤罪防止の制度について」 2020.11.14

記事公開日:2021.1.27取材地: テキスト動画

 2020年11月14日(土)午後1時より、自由法曹団ほか3団体の共催で、東京・永田町の全国町村会館にて、第51回司法制度研究集会「今の司法に求めるもの-特に、最高裁判事任命手続きと冤罪防止の制度について」が行われた。


(再掲)日本の司法の根幹にある「統治と支配」と「人権軽視」!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身によるインタビュー 第876回 ゲスト 元大阪高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授 2018.5.9

記事公開日:2018.6.5取材地: 動画独自

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 2018年5月9日(水)14時30分より東京都港区のIWJ事務所にて、明治大学法科大学院の瀬木比呂志教授に岩上安身がインタビューを行い、官僚化してしまった現在の裁判官の構造的な問題などについて話を訊いた。


政治とカネの闇の中枢に切り込むか!? 使途不明・領収書なしの内閣官房機密費に対する情報公開訴訟で最高裁が一部文書の開示を命じる判決!〜原告団の要請書を内閣府は受け取り拒否! 2018.1.19

記事公開日:2018.1.20取材地: 動画

 2018年1月19日(金)、内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟での最高裁判決を受け、「政治資金オンブズマン」共同代表で神戸学院大学教授の上脇博之氏ら原告団の出廷の模様を最高裁判所前から中継した。また、17時より東京都千代田区の霞が関司法記者クラブにて記者会見が行われた。


政治的配慮!? 2016年参院選「一票の格差」3.08倍に「合憲」判決!過去5回の「違憲状態」判決を理由も示さず覆した最高裁に「法治国家の破壊、憲法98条違反」と原告弁護士らは猛批判! 2017.9.27

記事公開日:2017.9.30取材地: 動画

 2017年9月27日(水)13時20分頃より、1人1票裁判・最高裁大法廷判決前に行われる裁判所入りパレードと判決後の旗出しを収録。また、17時30分より東京・霞が関 司法記者クラブにて、最高裁大法廷判決後の記者会見が開かれた。