「基地が好きだから容認しているわけじゃない」――街角インタビューで聞いた、県民それぞれの胸の内~ぎぎまき記者による沖縄取材4日目(3月8日) 2015.3.8

記事公開日:2015.3.11取材地: テキスト

 「(基地建設の)容認派は、本当に容認しているわけではなくて、(基地は)無い方がいいと思っています。基地が好きだから容認しているわけじゃありません」

 沖縄取材最終日の3月8日、キャンプ・シュワブのゲート前は、「島ぐるみ」(沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議)バスに乗ってきた市民で溢れた。参加者が、国道に向けて「基地反対」のプラカードを掲げると、素通りする車両が大半だが、中には、手を振ったり、クラクションを鳴らし、呼応する運転手も少なくなかった。ゲート前での座り込み抗議は、すでに240日を超えた。地元にすっかり定着しているように見える。


IWJのカメラが大浦湾海上へ! 国の埋め立て工事が頓挫する可能性?! 沖縄平和市民連絡会・北上田毅氏に聞く――ぎぎまき記者による沖縄取材3日目 2015.3.7

記事公開日:2015.3.10取材地: テキスト動画独自

※3月10日テキストを追加しました!

 新基地建設に伴う埋め立てに着工したい沖縄防衛局は、間もなく、海底ボーリング調査を再開しようとしているが、そもそも、辺野古海上での建設作業は順調に進んでいるのだろうか。

 毎週土曜日は、防衛局の作業が休みのケースが多いといい、海上保安庁のゴムボートも見られない。海上行動を続けるカヌー隊「辺野古ブルー」のメンバーらは、3月7日の土曜日、攻防戦のないチャンスを活用し、作業の進捗状況を確認するために、静かな大浦湾へと漕ぎ出した。中には、ボーリング調査のためのスパッド台船によじ上るメンバーの姿も見られた。

 この日、IWJは、メンバーたちの安全や進行をサポートするための並走船の1隻、「ラブ子」に乗船。船長の北上田毅氏(沖縄平和市民連絡会)に、防衛局による海上での作業状況や問題点などの解説をお願いした。


新基地建設で揺れる沖縄県辺野古 〜カヌー隊を発案した東恩納琢磨名護市議に聞く――ぎぎまき記者による沖縄取材2日目(3月6日) 2015.3.6

記事公開日:2015.3.7取材地: テキスト動画独自

※3月7日テキストを追加しました!

 「全国からカヌーオーナーを募集して、カヌーを預かる代わりに、使わない時は環境教育や基地建設反対運動で使わせてもらいました」

 連日、大浦湾海上で、新基地建設作業を進める防衛局に抗議するカヌー隊だが、カヌーを使った抗議行動を発案したのは、地元出身の市議会議員、東恩納琢磨(ひがしおんなたくま)議員だった。

 IWJは3月6日、東恩納議員の自宅を訪問し、建設作業を強行する政府と、それに反対する市民の攻防が繰り広げられている名護市について、話を聞いた。


【2・22与那国で自衛隊配備の住民投票開始】「賛成する人は、戦争を知らない」 〜戦争体験者、牧野トヨ子さん(92)にインタビュー 2015.2.22

記事公開日:2015.2.22取材地: テキスト動画独自

※2月22日21時、大勢が判明。賛成632票、反対票445、無効17票で、陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備賛成派が、反対派を上回った。投票率は85.74%だった。(2月22日21時更新)

 「国境の守りを固め 安心・安全・島の活性!」、「神高い島 軍隊はいらない!」

 町内のいたるところには、賛成と反対ののぼりが対立するように立ち並んでいる。

 2015年2月22日、日本最西端に位置する沖縄県与那国町では、陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票の投開票日を迎える。


「沖縄だけでは止められない、力を貸して欲しい」――『海猿』の暴力が続く辺野古海上からの報告〜新基地建設に反対する海上行動のリーダー、仲宗根和成さん(35)に聞く(ぎぎまき記者) 2015.1.21

記事公開日:2015.1.22取材地: テキスト独自

 「沖縄差別」が止まらない。

 今月15日から激しさを増している、沖縄・辺野古での市民と県警との衝突。キャンプ・シュワブのゲート前では、21日、 新基地建設に反対する市民と県警機動隊のもみ合いで、女性2人が後頭部を打撲。前日にも85歳の女性が、強制排除の際に転倒し、意識を失った後に病院に搬送されている。


「なくそう原発・核燃あおもりネットワーク」共同代表・大竹進氏、山田清彦氏へ原子力防災に関する自治体アンケート集計結果報告と分析についてインタビュー 2014.11.12

記事公開日:2014.11.12取材地: 動画

 「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」が青森県内40市町村と北海道函館市に対して行った原子力防災に関するアンケートの集計結果報告と分析について、12日(水)16時から、IWJ青森が共同代表の大竹進氏と山田清彦氏にインタビューを行った。


川内原発再稼働の県の「同意」を前に市民らが責任転嫁を繰り返す知事・県議会の推進派を批判 2014.11.5

記事公開日:2014.11.7取材地: テキスト動画

 「我が国の無責任体制を粉砕するのは、県民、国民の力しかないと思うんですよ」

 11月5日(水)、鹿児島県議会臨時本会議が開会し、三日間の会期の末に県議会としての判断が示される見通しとなっている。県議会開会にあわせ、鹿児島県庁の前には、川内原発の再稼働に反対するグループのメンバーおよそ50人が集まり、報告集会が開かれた。

 10月28日に行われた薩摩川内市議会と同様の拙速な議論を牽制し、批判する声が響くなか、IWJは集会に参加した市民に、臨時本会議を傍聴しての感想や、抗議運動の見通しについて聞いた。


反原発かごしまネット代表・向原氏「県民の土地から恣意的に排除する事態は呆れたもの」鹿児島県庁舎前、座り込み抗議者インタビュー(聞き手:IWJ記者) 2014.11.5

記事公開日:2014.11.6取材地: テキスト動画独自

 「負けるはずないと思っているんです。世論が後押しするのですから」

 10月30日(木)、川内原発再稼働に反対する市民たちによって、鹿児島県庁前にテントが立ち上げられた。この日、テント前で集会が行われ、参加者らは240時間の座り込みを宣言した。他方、県当局は、職員50人、施工業者50人を動員して、テント周辺、車道と歩道の境界にフェンスを設置し、抗議活動を妨害する手段に出た。


鹿児島県庁前でのインタビュー 2014.11.6

記事公開日:2014.11.6取材地: 動画

 11月6日(木)13時頃より、鹿児島市の鹿児島県庁前で、IWJ記者による集会参加者へのインタビューが行われた。


「仮に再稼働しても、ひっくり返すことは可能」――若い世代の反原発運動の中心、天文館ATOMS代表・鮫島亮二氏インタビュー 2014.10.31

記事公開日:2014.11.4取材地: テキスト動画独自

 「川内原発再稼働が決まったら、この運営の方法、いわば鹿児島方式が全国に広まってしまうのではないか」――。

 10月29日(水)、鹿児島県日置市にて川内原発再稼働に関する手続きの一環として、住民説明会が行われた。運営側の不備や、説明不足を指摘する声が鳴り止まぬなか、質疑応答を打ち切る形で会は幕を閉じた。

 一夜明けた10月30日(木)、IWJは、鹿児島市内の若い世代による反原発運動の中心、天文館ATOMS代表の鮫島亮二氏にインタビューした。


「闘いだとしても、争いにしてはいけない」新しい世代の市民運動のあり方を模索する鹿児島市在住のラッパー・泰尊氏インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.4取材地: テキスト動画独自

 「喧嘩をしに来たわけではありません。話をしにきているんです」

 10月29日、鹿児島県日置市で開催された、川内原発再稼働に係る住民説明会は、怒号と紛糾のうちに終始した。平日の夕方から始まるこの説明会に参加することができたのは、限られた者だけだ。より多くの住民へ、より生活者の目線に立った説明責任を問いかける声は、閉会後もやむことがなかった。

 この日、説明会が開始する前にも、再稼働に反対する市民らは、説明会場前で抗議行動を行っていた。


「『国が責任を持つ』など、詭弁でしかない」川内原発再稼働反対を唱え続けてきた薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画独自

 川内原発の再稼働をめぐり、拙速な議論への批判、市長の姿勢に対する抗議の声が市庁舎前でこだまする10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働への同意が決定した。

 それから一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)へ聞き取り取材を行った。


「子や孫、のちの世代のためにも、闘い続けていく」川内原発再稼働に反対する鹿児島県議会議員・遠嶋春日児氏(無所属)インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画独自

 「『同意、という言葉を使っていない』と市長が言うのであれば、(市長、同意と報道した)あらゆる新聞に(市長自ら)激しく抗議すべきだと私は思います」

 川内原発の再稼働をめぐって、地元の「同意」による責任を回避し、再稼働を事実上容認した薩摩川内市長を厳しく批判する鹿児島県議会議員・遠嶋春日児氏(無所属)。原子力規制委員会、資源エネルギー庁の参考人招致を行い、精力的に再稼働反対活動を続けてきた県議として、この結果をどう考え、のちの活動につなげていくのか。

 今回の結論ありきの地元同意の流れについて、10月29日、遠嶋氏にインタビューした。


「市長も苦渋の決断をしたのでは」〜川内原発再稼働推進派の一人、薩摩川内市議会議員・上野一誠氏(無所属)インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.3取材地: テキスト動画独自

 住民の懸念が広がる中、10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働の同意が決定した。

 一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・上野一誠氏(無所属)に聞き取り取材を行った。


再稼働同意も「議論は尽くされていない」~原発依存を牽制する、川内原発建設反対連絡協議会会長・鳥原良子氏インタビュー 2014.10.29

記事公開日:2014.11.1取材地: テキスト独自

 経済的利益優先の名のもとに、原発産業が推進されてきた鹿児島県薩摩川内市。地場産業や観光業が育たず、自前の町おこしという発想が生まれない地域に、原発再稼働の足音が響く。

 川内市議会と市長による、再稼働同意が表明された日から一夜明けた10月29日(水)、北薩ブロック平和センターにて、川内原発建設反対連絡協議会会長・鳥原良子氏へのインタビューを行った。


川内原発、揺らぐ規制委の判断基準、火山地質学者が審査のありかたを批判~井村隆介・鹿児島大准教授インタビュー(聞き手:原佑介記者) 2014.10.8

記事公開日:2014.10.12取材地: テキスト動画独自

 原子力規制委員会の「新規制基準」適合性審査を通過したことで、再稼働の最有力候補と言われている鹿児島県・川内原発。しかし、火山大国である鹿児島で、川内原発は、十分に噴火のリスクに備えているのだろうか。IWJは10月8日、鹿児島大学准教授で火山地質学者の井村隆介氏に話を聞いた。

 規制委は、「鹿児島のカルデラ噴火には約9万年の周期があり、現在、マグマが浅いところにあるという情報もない」として、巨大噴火リスクが「十分に低い」と判断しているが、井村氏の見方は違う。


【IWJブログ】「集団的自衛権の閣議決定は憲法を踏みにじる暴挙です!」――長崎平和式典で安倍総理を前にして果敢に批判した被爆者・城臺美弥子さんが胸の内を激白 「戦争への道は絶対に許せん!」 2014.8.20

記事公開日:2014.8.20 テキスト

 人類史上初の原爆投下から69年が経ち、今年も広島、長崎では核廃絶を訴える平和記念式典が開かれた。2つの「原爆の日」は、戦争をめぐる市民と政府の考えの違いを浮き彫りにし、現場では、さまざまな立場の人間の思いが交差した。

 IWJは式典の模様をUst中継し、式典参列者に多数のインタビューを敢行した。さらに、安倍総理の目の前でアドリブを交えながらスピーチし、集団的自衛権をめぐる解釈改憲を糾弾した被爆者代表の城臺美弥子(じょうだい みやこ)さんへインタビューも行い、止むに止まれぬ思いを聞いた。


敗戦から69年 靖国神社参拝客に聞く 20代若者、戦争体験者、遺族の方…それぞれの思い 2014.8.15

記事公開日:2014.8.16取材地: テキスト動画

 敗戦から69年目を迎えた8月15日、靖国神社には多くの参拝客が訪れた。千鳥ヶ淵墓苑へ献花した安倍総理は、靖国神社への参拝は行わず、代理を通じて神社に私費で玉串料を奉納した。

 閣僚からは、新藤義孝総務相、古屋圭司国家公安委員長、稲田朋美行政改革担当相の3人が参拝。国会議員では他にも、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)の84人も参拝した。

 IWJはこの日、「参拝する会」による記者会見を中継した他、靖国神社を訪れた一般の参拝客にインタビューし、それぞれの戦争に関する胸のうちを聞いた。


千鳥ヶ淵戦没者墓苑献花者の様々な思い 「日本は不戦の国であるように」 2014.8.15

記事公開日:2014.8.16取材地: テキスト動画

 敗戦から69年目を迎えた8月15日。太平洋戦争中、海外で死亡した日本人のうち、身元不詳で遺骨の引き取り手がない戦没者の霊を慰めるための千鳥ヶ淵戦没者墓苑で、献花が行われた。

 安倍総理はこの日、午前中に千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ、献花を行った。献花場所にいた報道陣の前に、複数の護衛の人間と姿を表した安倍総理は、係の者から花束を受け取り、献花。記者からの質問には答えず、無言のまま千鳥ヶ淵戦没者墓苑を去った。この間、わずか2分にも満たなかったという。


「政府の間違った判断が、悲劇を生んだ」 ~「青森空襲展」にて青森空襲を記録する会 今村修氏インタビュー 2014.7.26

記事公開日:2014.7.26取材地: テキスト動画

 2014年7月26日10時過ぎより、青森市の中央市民センターで行われている「青森空襲展」を、「青森空襲を記録する会」会長の今村修氏の案内で巡り、当時の様子や記録する会の活動内容などについて聞いた。

 終戦間近の7月28日に、市街地のおよそ90%を焼いた青森空襲では、空襲を恐れて郊外に避難・疎開をしていた住民を『防空法』を根拠に呼び戻したことによって、1000名以上の犠牲者を生んだ。「青森空襲展」は、空襲から69年となる7月28日まで開催された。