福島第一原発、移送ホースからの汚染水流出問題で、汚染水移送の作業は規制庁への事前報告が「手順通りならない」と見解、今後の対策に不透明さ残す~東京電力定例記者会見 2015.6.4

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 2015年6月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ノッチタンクからの汚染水移送中に耐圧ホースから漏水した問題について、東電は、「改善していきたい」と主張するも、これまでと同様の汚染水を移送する作業は、手順通りなら事前に規制庁への報告はないと述べた。今後、再発防止のための対策が打たれるのか、不透明な状況だ。


福島第一原発で移送ホースに穴、最大15トンもの汚染水が港湾内へ流出したと推定、点検していなかった事実も発覚~東電定例会見 2015.6.1

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 2015年6月1日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ポリ塩ビ耐圧ホースで汚染水を移送したが、ホースに穴があり最大15トンの汚染水が漏洩、K排水路を経て港湾内へ流出した。港湾外への影響はないと東電は独自に判断している。対策として、問題のホースはPE管と取り換える予定だという。


「もう我慢の限界」福島原発事故から4年、初期被曝の責任を問う初めての裁判〜原告、井戸川克隆前双葉町長の提訴に踏み切った想いとは 2015.5.20

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※5月31日テキストを追加しました!

 「私達も、多くの国民の皆さんと同じく、法で守られ、平和で、自由で、家族と共に暮らしたいという素朴な願いがいつまでも、曖昧にされて、元通りの安定した生活の実現が危うくなってきたからです」

 福島第一原発事故での政府の避難指示の遅れが、住民らに初期被曝を強いたとして、国と東京電力を相手に約1億5千万円の損害賠償を求める「福島被ばく訴訟」が2015年5月20日、東京地方裁判所に提訴された。原告は、前双葉町長の井戸川克隆氏。避難指示区域の解除や、賠償・支援の打ち切りを急ぐ国や東電に対し、訴訟が相次いでいる中、住民への「被曝」の責任を初めて問う裁判に注目が集まっている。


RO濃縮塩水からストロンチウムを除去する水処理完了~東京電力中長期ロードマップの進捗に関する記者会見 2015.5.28

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 2015年5月28日17時30分から、東京電力で中長期ロードマップの進捗に関する記者会見が開かれた。大きなリスクとなっていたRO濃縮塩水からストロンチウムを除去する処理が全て完了した。β線源であるストロンチウムを除去することで、敷地境界線量が低減された。今後、他の核種の除去やフランジ型タンクの解体を行う予定だ。


「ポツダム宣言は短い。『つまびらかに』読まなくてもわかるはず」 ~古賀茂明氏「エネルギー政策、改憲、IS人質、報道問題」で安倍政権を徹底批判 2015.5.21

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※5月26日テキストを追加しました!

 安倍首相は、ポツダム宣言を読んだことがないのではないか──。こう指摘する古賀茂明氏は、「(13条しかない)ポツダム宣言って短いんですよ。『つまびらかに読む』という表現は当たらない。安倍首相は、この種の質疑では必ず逃げる」と断じた。

 2015年5月20日に行われた党首討論で、過去の日本の戦争は間違っているとしたポツダム宣言への認識を問われた安倍首相が、「ポツダム宣言をつまびらかに読んでいないので」とかわしたことを受けて、古賀氏からは辛辣な言葉が続いた。


福島第一原発2号機放水路で一時急上昇した放射線量、低下したが原因はいまだ不明、引き続き監視、原因究明を続ける構え~東電定例会見 2015.5.25

記事公開日:2015.5.25取材地: テキスト動画

 2015年5月25日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機放水路上流や地下水観測孔E-9で全βが上昇していたが、22日には低下した。原因はまだ特定できておらず、東電は継続して監視を続ける構えだ。


「年間20ミリ基準」を司法の場で争う時が来た――福島県南相馬市の住民534人が国を相手に提訴「避難勧奨解除は違法」経産省前で解除撤回を求め訴え 2015.4.17

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※4月20日テキストを追加しました!

 国による一方的な「年間20ミリシーベルト」基準が、初めて、司法の場で争われることになった――。

 福島県南相馬市の住民132世帯534人が、2015年4月17日、国の「特定避難勧奨地点」解除は違法だとして、1人あたり10万円の慰謝料と解除の取り消しを求め、東京地裁に提訴した。提訴に先立ち行なわれた経済産業省前でのアピール行動で、住民の1人は、いまだ毎時10〜20マイクロシーベルトを測定するホットスポットが点在している中、昨年2014年12月末の解除後、住民がほとんど帰還していない現状を訴えた。


新自由主義は「機能不全の経済」 ~ノーム・チョムスキー教授講演会 第2回「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」 2014.3.6

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 現代における最高の「知の巨人」の一人、マサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー氏による講演「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」が、2014年3月6日(木)、上智大学四谷キャンパスで行われた。

 チョムスキー教授の講演は、前日の第1回「言語の構成原理再考」に引き続き、今回が第2回となる。チョムスキー教授の研究テーマである「言語学」からさらに発展し、人類にとって「資本主義」「民主主義」とは何か、という深い命題を問う講演となった。


「日本『主権回復の日』記念式典 抗議集会!」とデモ 2013.4.28

記事公開日:2013.4.28取材地: 動画

 2013年4月28日(日)、東京・日比谷図書文化館で「日本『主権回復の日』記念式典 抗議集会!」とデモがおこなわれた。


「自民党は何をやってるんだ!解散しろ!」―自民党本部前抗議行動 2013.3.29

記事公開日:2013.3.29取材地: 動画

 2013年3月29日(金)20時から、自民党本部前で反原発抗議行動が行われ、約20名の参加者が原発反対を訴えた。

 抗議に参加した千葉麗子氏は「『2030年代原発稼動ゼロ』(という環境戦略)がなくなり、福島の避難も進まない中、原発は再稼動する。自民党は何をやってるんだ。解散しろ」と怒号をあげた。


「犬も意見陳述をさせていただく」命をテーマに様々な声 ―経済産業省対話集会 2013.3.29

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特集 TPP問題

 原発、TPP、憲法改正など命をテーマにした経済産業省対話集会が2013年3月29日(金)、経済産業省前で行われた。

 原発事故を起こした人間に対して、犬・動物も意見陳述をさせていただきたいと、参加者から代弁の読み上げを行い、原発事故で失ったものは人間だけではないと怒りの声が挙がった。


石原伸晃環境大臣兼原子力防災担当大臣 定例記者会見 2013.1.11

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 2013年1月11日(金)10時30分、東京都千代田区の環境省において、石原伸晃環境大臣兼原子力防災担当大臣の定例記者会見が開かれた。会見の冒頭、石原大臣は、「原発事故のあと、地球温暖化防止の話題が埋没している気がしてならない」と切り出し、これまで国を挙げて取り組んできたクールビズやエコカーの普及など、低炭素社会を実現していくための政策を、今後も継続していく方針を示した。


STOP TPP!! 首相官邸前アクション 2013.1.8

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特集 TPP問題

 2013年1月8日(火)、東京都千代田区の首相官邸前で、「STOP TPP!! 首相官邸前アクション」が行われた。自民党主導に政権が変わり、初めて行われたTPPに関する抗議行動となった。参加者の人数は、主催者の発表によると約150名。


子どもたちを核戦争から守れ! 12.28ふくしま集団疎開裁判文科省前抗議行動 2012.12.28

記事公開日:2012.12.28取材地: 動画

 2012年12月28日(金)、東京都千代田区の文部科学省前で、「子どもたちを核戦争から守れ! 12.28ふくしま集団疎開裁判文科省前抗議行動動」が行われた。主催はふくしま集団疎開裁判で、今回が21回目となる。あいにくの冷たい雨の中、参加者たちは合羽などで身を包みながら、今年最後となる抗議行動を敢行した。恒例となった寸劇では、福島から避難したものの就職先が見つからず、再び戻ってくる人たちの例などを紹介し、「集団疎開を政策として実現すれば解決する問題」と訴えた。


自民党本部前抗議行動 2012.12.28

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 2012年12月28日(金)、東京都千代田区の自由民主党本部前で、「自民党本部前抗議行動」が行われた。自民党の歴代政権と比較し、近年の自民党が掲げている主義・主張は、長年、政権与党として培ってきた自民党とは異なると、抗議の声を挙げた。


大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 2012.12.28

記事公開日:2012.12.28取材地: 動画

 2012年12月28日(金)、東京都千代田区の首相官邸前および国会正門前で、「大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」が行われた。第二次安倍内閣発足後、初めての金曜抗議行動となった。参加者からは、自民党が進めてきた原子力政策を反省すべきとの声が挙がった。


茂木敏充経済産業大臣 定例会見 2012.12.28

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 2012年12月28日(金)10時5分から、東京都千代田区の経済産業省で、茂木敏充経済産業大臣の定例会見が開かれた。茂木大臣は、原子力規制委員会によって、安全と認められた原発については、再稼働を進める意向を示すとともに、その判断については「国が最終的な責任を持つのは当然」と述べた。


田村憲久厚生労働大臣 就任会見 2012.12.27

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 2012年12月27日(木)、東京都千代田区の厚生労働省で、田村憲久厚生労働大臣の就任会見が開かれた。田村大臣は、三重県松阪市出身で、三重4区出馬の衆議院議員である。2002年には、厚生労働大臣政務官を務めている。会見で、田村大臣は「3年3カ月、野党という立場で厚生労働行政に接し、非常にいい経験になった。そのときの経験を活かして、しっかりと大臣の任を務めてまいりたい」と決意を語った。


「『聖域なき関税撤廃』を前提とするTPP交渉参加は困難」 / 林芳正農林水産大臣 就任会見 2012.12.27

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特集 TPP問題

 第2次安倍政権発足に伴い、27日(木)午前10時から農水省で、林芳正農林水産大臣の就任会見が行われた。就任した林大臣はTPP交渉について、「聖域なき関税撤廃を前提とする限り、交渉に参加することは難しい」と語り、自民党の政権公約の内容に準じて対応していく考えを示した。


茂木敏充経済産業大臣 就任会見 2012.12.27

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 「原発、順次再稼働する」。12月26日(水)、経済産業省記者会見室で、茂木敏充経済産業大臣の就任記者会見が行われた。茂木大臣は原発の再稼働について、「原子力規制委員会により安全性が確認された原発については、政府の責任で再稼働を決めていきたい」と語った。