2015年6月1日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ポリ塩ビ耐圧ホースで汚染水を移送したが、ホースに穴があり最大15トンの汚染水が漏洩、K排水路を経て港湾内へ流出した。港湾外への影響はないと東電は独自に判断している。対策として、問題のホースはPE管と取り換える予定だという。
2015年6月1日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ポリ塩ビ耐圧ホースで汚染水を移送したが、ホースに穴があり最大15トンの汚染水が漏洩、K排水路を経て港湾内へ流出した。港湾外への影響はないと東電は独自に判断している。対策として、問題のホースはPE管と取り換える予定だという。
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5月27日から地下貯水槽の貯留水を溜めていた1000トンのノッチタンクから、福島第一原発3号機タービン建屋に汚染水を移送していた際、移送ホースから漏洩しているのを、5月29日に作業者が発見した。移送を停止、漏洩水をできるだけ回収し、土嚢を積んで、これ以上の漏洩を防止している。
K排水路の出口で採水、分析した結果から、漏洩した汚染水は27日の移送開始時点から漏洩、K排水路を通して港湾内へ流出していたと考えられることが発覚した。ノッチタンク内の滞留水は全βが約110万Bq/L、約7~15トン漏洩したと東電は推定している。
問題のホースは2013年10月に設置した後、定期点検はしておらず、経年劣化も原因の一つと考えられる。配管は曲げた状態で置かれており、無理に曲げたことも原因の一つ。さらに、問題の移送ホースに対して、漏洩をチェックするよう手順書がまだ完成していないため、今回の移送時には漏洩チェックなどの点検をしていなかった。
対策として、他の工事と工程を調整し、速やかにPE管へ取り換えるとともに、他の全配管ホースに対して漏洩有無を点検するという。加えて、手順書を速やかに策定する予定だとした。
同等の耐圧ホースは、2011年震災直後の対応で多数使用されていたが、取扱い上の原因で損傷し、多数の漏洩事故を起こしていた。そのため、より丈夫なPE管に取り換える工事を行っている。ところが、問題の耐圧ホース部分は、工程の関係でまだPE管に換えていなかった。ただし、雨水等、汚染水でない箇所には、同等の耐圧ホースを今後も使用していくという。
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2015年6月1日
2015年5月31日
2015年5月30日
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稲田自由民主党政務調査会会長の福島第一原子力発電所ご視察(2015年5月27日)
1号機PCV内滞留水水位について(常設監視計器の再設置結果)
2015年5月27日
福島第一原子力発電所 H2エリアタンク解体作業の開始について
福島第一原発で移送ホースに穴、最大15トンもの汚染水が港湾内へ流出したと推定、点検していなかった事実も発覚~東電定例会見 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/247560 … @iwakamiyasumi
ここまでくると、自ら破壊工作を行ってるのでは?と勘ぐってしまう。無責任にも程がある
https://twitter.com/55kurosuke/status/605634748816330752