地権者の同意書は偽造?! 福島県鮫川村の高濃度焼却炉建設で地権者の一人が「署名も捺印もしていない」と告発、村に同意書の開示と即時停止を申し入れ~揺らぐ焼却炉建設の正当性 2013.7.12

記事公開日:2013.7.14取材地: テキスト動画

 福島県鮫川村に建設された、1キロあたり8000ベクレルを超える「高濃度」の放射性廃棄物の焼却施設が7月16日、本格稼働する。一度は地域住民からの抗議により工事は一時中止となったが、5月22日、村は「立地地域の大方の同意は得た」として工事を再開。7月4日には既に試運転に入っている。

 しかし今、この建設工事そのものの正当性が大きく揺らいでいる。

 7月12日、施設の建設地の地権者の一人である堀川宗則氏が、「署名押印をしていない同意書をもとに、勝手に工事が進められた」として、村に運転の即時停止を申し入れ、その後記者会見を行った。


チェルノブイリの今 現地に足を運んだ僧侶の報告 佐々木道範氏講演 2013.7.14

記事公開日:2013.7.14取材地: テキスト動画

 2013年7月14日(日)14時30分から、仙台市宮城野区の東本願寺東北別院で、TEAM二本松代表の佐々木道範氏による講演「チェルノブイリの今 現地に足を運んだ僧侶の報告」が行われた。「事故から27年目になっても、牛乳が汚染されている」などと、今なお消えていない、チェルノブイリ原発事故の影響が語られた。


福島選挙区 自民党 森まさこ候補 街頭演説 2013.7.13

記事公開日:2013.7.13取材地: 動画

 2013年7月13日(土)14時45分より、福島県安積町成田の柳沼純子県会議員事務所前において参院選福島選挙区・森雅子候補(自民党)の街頭演説が行われた。


第6回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー「飯舘―問題の認識と対応―」 2013.7.6

記事公開日:2013.7.7取材地: テキスト動画

 福島市保健福祉センターで2013年7月6日(土)から2日間行われてる「第6回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー『飯舘―問題の認識と対応―』」の7日、2日目の模様を中継した。


原発いらない金曜日 in 郡山 2013.7.5

記事公開日:2013.7.5取材地: 動画

 2013年7月5日(金)18時より、福島県郡山市のJR郡山駅 西口広場で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。主催は、原発いらない金曜日in郡山。ある女性は、「夏休み、子ども達だけでも放射能の少ない地域に避難させて下さい。私たちに声をかけて下さい」と訴えたが、通行人の反応はあまりにも薄かった。


子どもと被災者を守れ! 原発事故子ども・被災者支援法の実施を求める市民の集い 2013.7.4

記事公開日:2013.7.4取材地: テキスト動画

 2013年7月4日(木)18時半から、福島県いわき市文化センターで「子どもと被災者を守れ! 原発事故子ども・被災者支援法の実施を求める市民の集い」が行われた。満田夏花氏は、新たな「原発安全神話」の構築を目指す国の姿勢を指摘し、原発事故子ども・被災者支援法を巡るこれまでの経緯や問題点などを解説した。


自由民主党 安倍晋三総裁 街頭演説 2013.7.4

記事公開日:2013.7.4取材地: テキスト動画

 2013年7月4日(木)9時から、福島県福島市の福島駅前で「自由民主党 安倍晋三総裁 街頭演説」が行われた。自由民主党総裁の安倍晋三氏は、第23回参議院選挙の公示日に、東日本大震災とその後の原発事故によって大きな被害を受けた福島で、選挙戦の第一声を上げた。


環境ジャーナリスト・山本節子氏による鮫川村焼却炉・塙バイオマス問題勉強会「これからの子供たちを守るために私たちが出来ること」 2013.6.28

記事公開日:2013.6.28取材地: 動画

 2013年6月28日(金)18時30分より、福島県東白川郡の塙町公民館で、環境ジャーナリストの山本節子氏による、鮫川村焼却炉・塙バイオマス問題勉強会「これからの子供たちを守るために私たちが出来ること」が開かれた。山本節子氏は、日本におけるバイオマス事業促進の背景と、その隠された事実、塙町バイオマス発電所事業の経緯や問題点を挙げた。

 そして、それを推進する環境省を、「行政ではなく、企業。詐欺師だ」と糾弾した。また、バイオマス発電所の、世界での評価や危険性など、実例を挙げながら指摘した。さらに、市民運動の心得、その進め方にも言及し、「とにかくノーと言い、行動してしまうこと。そうすれば、あとから知識や人の輪は広がっていく」と参加者にエールを送った。


鮫川村の実証実験焼却炉に反対し子供を守るママの会による、環境省の指定廃棄物焼却稼働に反対する申し入れ 2013.6.28

記事公開日:2013.6.28取材地: テキスト動画

 2013年6月28日(金)13時30分から、福島県東白川郡の鮫川村役場で、鮫川村の実証実験焼却炉に反対し子供を守るママの会による、環境省の指定廃棄物焼却稼働に反対する申し入れが行われた。この施設は、環境省が主導し、8000ベクレル/キログラム以上の高濃度放射性廃棄物を焼却するために、日立造船が建設、運営をする実験炉だ。非公開で進められた計画は、それを知った住民たちの反対運動で、一旦は建設中止になった。しかし、環境省は1回だけの住民説明会をもって「同意を得た」とし、工事を再開。今年7月には稼働予定になっている。


木田せつこ&山本太郎 対談 2013.6.27

記事公開日:2013.6.27取材地: テキスト動画

 2013年6月27日(木)18時から、福島市のMAX福島で「木田せつこ&山本太郎 対談」が行われた。対談の中では、両者が立候補するまでの経緯、自身の想いなどが語られた。


「環境省は説明会を単なるセレモニーとしか思っていない!」住民の不満続出 〜飯舘村小宮行政区除染作業実施のための住民説明会 2013.6.25

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 2013年6月25日(火)18時30分より、福島県飯野町にある飯舘村役場飯野出張所で「飯舘村小宮行政区除染作業実施のための住民説明会」が行われた。環境省の担当官が、除染方法や除染箇所などについて説明した。また、飯舘クリアセンターに新設する小型焼却炉の概要を伝えた。質疑応答になると、住民から環境省に対し、放射線量の基準や除染方法などについて、不満の声が次々と噴出。最後まで騒然とした空気に包まれたまま、閉会した。


CRMS 2周年 放射能ワークショップ Vol.2 小出裕章パネルディスカッション 「30年後の未来」 2013.6.23

記事公開日:2013.6.23取材地: テキスト動画

 2013年6月23日(日)13時より、福島県福島市にある福島学院大学において「CRMS 2周年 放射能ワークショップ Vol.2 小出裕章パネルディスカッション『30年後の未来』」が行われた。CRMSの活動報告などのあと、小出裕章氏が登壇し「30年後には、石棺で埋め込むしか方法はない」と、福島原発事故の現状と課題などを説明した。また、「子どもを守らないと、私自身を許せない」と心情を吐露し、そのための方策について語った。パネルディスカッションでは、各有識者のさまざまな視点から、被曝への対処方法や課題について、意見が寄せられた。


原発震災被害者の怒りを国会に!「木田せつこさんを応援するつどい」 広瀬隆氏・木田節子氏 講演 2013.6.22

記事公開日:2013.6.22取材地: テキスト動画

 2013年6月22日(土)17時30分から、福島県郡山市労働福祉会館で「原発震災被害者の怒りを国会に!『木田せつこさんを応援するつどい』」が開かれた。広瀬隆氏(作家)が、参院選への出馬が決まった、原発被災者の木田節子氏(緑の党)を応援するために駆けつけ、「原発・福島・人権 そして憲法!」のタイトルで講演。木田氏本人も熱弁をふるった。


原発いらない金曜日 in 郡山 2013.6.14

記事公開日:2013.6.14取材地: 動画

 2013年6月14日(金)18時より、福島県郡山市のJR郡山駅 西口広場で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。主催は、原発いらない金曜日in郡山。今回は、0.22マイクロシーベルト/時の数値を示すモニタリングポストの前で、スピーチを行った。ある男性は「ウクライナでは健康被害があって、福島では安全。そんなことがあり得るんでしょうか?」と、率直に疑問を投げかけた。


汚染水対策・貯蔵タンク群を公開 ~東京電力福島第一原発入構取材 第五弾 2013.6.11

記事公開日:2013.6.11取材地: 動画

 本年3月以来通算5回目の福島第一原子力発電所の報道現地取材が2013年6月11日(火)に行われた。廃スラッジ建屋屋上が初公開され、汚染水処理対策の重要な取材ポイントとなる、汚染水の貯蔵タンク群を一望した。


原発民衆法廷 第9回公判 福島法廷 2013.6.8

記事公開日:2013.6.8取材地: 動画

 2013年6月8日(土)、福島市のコラッセふくしまにおいて「原発民衆法廷 第9回公判 福島法廷」が開かれた。


原発いらない金曜日 in 郡山 2013.6.7

記事公開日:2013.6.7取材地: 動画

 2013年6月7日(金)18時より、福島県郡山市のJR郡山駅 西口広場で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。主催は、原発いらない金曜日in郡山。強い雨の中、参加者達は傘を差しながらメガホンを持った。ある男性は、「半減期を迎え、放射線量が減ったら福島を再生する、という話なら分かるが、現時点でそれをするのは私の考えと反する」と、訴えた。


福島第二原子力発電所、復旧完了現地取材 〜福島第二原子力発電所入構取材 2013.6.7

記事公開日:2013.6.7取材地: テキスト動画

 福島第二原子力発電所にて、冷温停止状態の維持に必要な設備の復旧工事が完了したことから、2013年6月7日(金)に報道現地取材が行われた。主に高台非常用ガスタービン発電車、海水熱交換機、非常用DG、防潮堤の復旧状況が公開された。


第90回 沈黙のアピール 2013.6.6

記事公開日:2013.6.6取材地: 動画

 2013年6月6日(木)15時より、福島市の福島県庁で、「第90回沈黙のアピール」が行われた。呼びかけ人代表の佐々木慶子氏は、佐藤雄平知事に対し「即時原発廃炉」や、「子供の甲状腺検査について、医学的、疫学的に立証できないにもかかわらず『放射能の影響とは言えない』という言い方を止める事」などの内容の、要望書を提出した。主催は、ふくしまWAWAWA-環・話・和-の会。


福島県民18歳以下、甲状腺がん「確定」12人に、「がんの疑い」も15人に増加 ~第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会 2013.6.5

記事公開日:2013.6.5取材地: テキスト動画

 2013年6月5日(水)10時15分より、福島県福島市のコラッセふくしまにて、第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会が開催された。今回、「検討委員を入れ替え、より透明性を図った」と県側は説明する。基本調査、甲状腺調査、健康診査、こころの健康度・生活習慣に関する調査、妊産婦に関する調査などの報告があった。子どもの甲状腺検査について、福島県立医科大学の鈴木眞一教授から「平成23年度は、悪性ないし悪性の疑いは12例。平成24年度は16例あった」と報告があり、記者会見ではその件に質問が集中した。また、こころの健康度では、避難者の運動不足や肥満の危険、飲酒の増加なども報告がされた。