6000人が原発廃止訴え!「原発をやめようと言う人が、表に出てものを言えなくなった、13年で日本はそこまで落ちた!」「私たちは後期高齢者になったが、権力と戦う精神力はある!」~3.20「さようなら原発全国集会」トークライブ 2024.3.20

記事公開日:2024.3.21取材地: テキスト動画
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(取材・文、木原匡康・IWJ編集部、文責・岩上安身)

 福島原発事故から13年目の2024年3月20日、「さようなら原発全国集会」が、東京・代々木公園で例年どおり開かれ、6000人(主催者発表)が集まった。主催は「さようなら原発」一千万署名 市民の会。メインプログラムの「トークライブ」をIWJが中継した。

 主催者挨拶で、呼びかけ人の作家・落合恵子氏が、「私たちは見事に後期高齢者になった。後期高齢者は弱くない。体に何か(疾患を)抱えていても、精神力はある。それは、権力と戦うという精神力だ」と語りかけた。

 「3月11日(の原発事故から)13年。私たちは忘れてないが、忘れさせていくシステムは山ほどある。ダルビッシュ有も(大谷)翔平もかっこいいが、それを楽しみながら、一方で、許さないぞ、この現実をと(いう思いを)持ち続けなければいけない」「能登半島地震では、志賀原発の停止がラッキーだっただけ。動いていたら、近くの、原発(開発)を止めた珠洲市の人たちさえ巻き込んだ」「2011年から2020年まで、世界中のマグニチュード6以上の地震の17.9%が日本周辺。地震大国に原発はいらない」と訴えた。

 その上で、「これ以上私たちを、その子どもや孫や、そのまた子どもたちを苦しめるなら、降りてもらおう、自民党に」と政権交代を呼び掛けた。

 同じく呼びかけ人の作家・澤地久枝氏は、「将来のエネルギー問題を言う時、『原発をやめよう』とか言う人は、もう表面に出てきてものを言ったり書いたりできない世の中になった、13年の間に、日本はそこまで落ちた」と嘆いた。

 しかしその一方で、あいにくの悪天候だった集会当日に、「今日はどんなに寥寥(りょうりょう)とした会になるかと心配したが、大勢の方がいらした。これは力だ」と多数の参加に感謝を述べた。「私は呼びかけ人だが、93歳という年齢は酷いもので、身体は不自由になる。しかし私は、地球から原発をやめる、それから、日本が軍備を持たない国に、憲法の原点に返っていく、それを実現したい。そのために努力することを忘れないでいたい」と、改めて決意を語った。

 続いて、各地で反原発の活動に携わる市民の方々が、それぞれの活動と思いを語った。フクシマ連帯キャラバン、これ以上海を汚すな!市民会議、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団団長、3・23女川原発の全国集会、東海村村会議員等の方々が登壇した。

 閉会挨拶は、呼びかけ人のルポライター・鎌田慧氏。最後に、会場の参加者が一斉にプラカードを掲げ、「さようなら原発」等とシュプレヒコール。終了後は、参加者が原宿方面と渋谷方面に分かれてデモ行進を行った。

 詳しくは、全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画

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