2022年9月27日、午前11時より、東京都千代田区の錦華公園にて、「国葬反対! 安倍元首相の死を悼まない! 共同行動」の主催、「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」の呼びかけにより、「国葬反対! 安倍元首相の死を悼まない! 9・27国葬当日集会&デモ」が実施された。
集会では参加者が、国葬や、弔意を強制されることについて、問題を訴えた。
都教委包囲・首都圏ネットワークの伏見忠氏は、弔意強制について、次のように問題点を指摘した。
「本日は本当に怒りでいっぱいで、ここに来ました。すでに、7月12日、都立学校では、『弔意を表明するように』ということで、多くの学校が半旗を掲げています。
岸田首相は、われわれ一人ひとりに弔意を強制するものではないと言っていますけれども、学校、官庁、そういったところで、半旗を掲げるということは、実際に私たちに弔意を強制するものであると、私は思っています。
ましてや、今日、今、各学校の対応というのはわかりませんけれども、教育委員会が、『善処するように』との通知を出せば、多くの学校は事実上の強制と受け止め、弔意、弔旗を掲げる。それが今の教育現場です。
このような教育現場をつくってきたのは、安倍晋三です。教育を改悪し、国家主義的な教育を押し付けてきた。それが、安倍晋三です。その安倍の葬式に、なぜ我々が弔わなければならないのでしょうか?
今回の国葬。式次第の中で、演奏される曲が、『国の鎮め』。靖国神社の式曲といわれています。また、『悠遠なれ皇御国(すめらみくに)』という曲も演奏するそうです。(中略)
民主主義を否定する『皇御国』というものを、式の中で演奏する。まさに、ずぶずぶの軍国主義じゃないですか。こんな式典を許すわけにはいきません。みんなで、怒りの声をぶつけていこうではありませんか!!」
集会の後は、デモ行進となり、国葬の開催場所である日本武道館方面へ、約600人の参加者がシュプレヒコールをあげ、音楽を流しながら行進した。
詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。