2022年9月23日、午後3時より、東京・新宿駅西口地下広場にて、憲法9条を壊すな! 実行委員会 街頭宣伝チームの主催により、「国葬反対! STOP! 辺野古埋め立て『憲法改悪を許さない全国署名街頭宣伝』」が開催された。
街宣と並行して、通行人にシール投票(「安倍元首相の『国葬』に賛成か反対か」のどちらかにシールを貼ってもらう)に参加してもらい、また、国葬反対の署名も募るという、「参加型」の街宣となった。
冒頭、主催である「憲法9条を壊すな! 実行委員会」の菱山南帆子(ひしやま なほこ)氏が挨拶をし、その中で、自民党と旧統一教会のつながりについて、以下のように述べた。
「自民党がですね、『私たちは自分の党内のことを調べた』と言っていて、これだけの方が統一教会と付き合っていたというデータを出しましたけれども、あれもほとんど正確ではない。
後から、ぽろぽろ、ぽろぽろ、『実はつながりがありました』、『実はお金を渡してました』、『実はパー券買ってました』ということが出てくるわけです。それもそのはずなんですね。
茂木(敏充・自民党幹事長)さんが、『自民党の内部調査をしたのですね?』と記者が聞いたら、『調査じゃないです』と。『では、アンケートですか?』と(聞いたら)、『アンケートではない』と。『では、何なのですか?』と聞いたら、『点検だ』と言ったんですよ。
こんなふざけた回答がありますか? 胸を張って、『自民党は自己点検をしました』と。もともと、自民党は、旧統一教会とのつながりはない、ということを前提として点検しました、と言っているんです。
こんなデータ、信じられるはずがないんですよ。もっと、もっと、統一教会との癒着があったはずなんです。こうした被害者たちがいる中で、自民党の皆さんはこれからどう責任を取るんだろうというふうに、私は思います」
シール投票は、「国葬反対」が「国葬賛成」を圧倒的に上回る結果となり、国葬反対の署名は、33筆が集まった。
憲法9条を壊すな! 実行委員会は、9月27日の国葬に向け、これから連日の行動を開始する。
9月25日(日)は新宿駅東南口で午後6時から、若者が中心となり、国葬反対街頭集会を開催し、9月26日(月)、国葬前夜には、再度、新宿駅西口で、午後6時から集会を開催。そして、国葬当日は、国葬と同時刻、午後2時に国会正門前に集まる予定である。
街宣の詳細については是非、全編動画をご視聴ください。