2021年4月7日、日本学術会議の梶田隆章会長らが東京都千代田区の内閣府を訪れ、井上信治・科学技術政策担当大臣と会談。日本学術会議の在り方の見直しを巡る報告書の素案を手渡した。
梶田会長は、会員の選考過程の見直しについて「(菅総理の任命拒否により)会員の欠員がある状態での見直しには抵抗がある」と述べ、引き続き検討課題になる、とした。
会談後、井上大臣が会見し、報告書案は「組織形態については、国の特別の機関である現行組織が最も望ましい」としながらも、特殊法人などを含めた他の形態も検討を続ける意向を示していることを、明らかにした。