「差別主義者は法律だけではなくならない!」多文化共生を訴える川崎の青丘社三浦氏が、差別禁止条例でレイシストが活動強化していると指摘!~10.9人権の21世紀をつくる文化の集い2020「ともに生きよう」という私たちの思い 2020.10.9

記事公開日:2021.4.1取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2020年10月9日、東京都品川区の区立総合区民会館「きゅりあん」で、「人権の21世紀をつくる文化の集い」実行委員会主催により、「10.9人権の21世紀をつくる文化の集い2020 『ともに生きよう』という私たちの思い」と題された集会が行われた。

 「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」の7月全面施行を受け、集会で登壇した三浦知人・社会福祉法人青丘社事務局長は、「かつて民族差別の問題については、一度たりとも自治体や行政が、『私たちの責任だ』と規定しことはなかった」としながらも、「『民族差別をなくすことが川崎市の責務だ』と規定したことを文言で見るのは、本当に画期的な事だ」と、感慨を込めて述べた。

 三浦氏は続けて、「条例ができて『差別が犯罪である』という事が規定され、法律で枠組みができたが、差別主義者は法律だけではなくならない」と述べ、「差別主義者たちは活動をさらに強化している」と指摘した。


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  • 話 師岡康子氏(弁護士)/報告 三浦知人氏(青丘社事務局長)
  • タイトル 人権の21世紀をつくる文化の集い2020 「ともに生きよう」という私たちの思い ―ヘイトスピーチは犯罪、人権侵害は許さない―
  • 日時 2020年10月9日(金)18:30〜
  • 場所 きゅりあん(東京都品川区)
  • 主催 人権の21世紀をつくる文化の集い実行委員会

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