東京電力が2018年、福島県の財団法人に返還した、サッカーのナショナル・トレーニング施設「Jヴィレッジ」(福島県広野町・楢葉町)に、放射性物質で汚染された土壌が残されたまま、福島県に返還されていたことが明らかとなっている。
2020年8月24日、東京都千代田区の東京電力臨時会見場で、東京電力による、定例の記者会見が行われた。
また、先週(8月17日)の定例会見では、東電によって行われた除染作業に法令違反の疑いがあり富岡労働基準監督署が聴取している問題や、除去した土壌の量などについて回答が二転三転した問題について、記者らが確認を求めていた。しかし、原子力立地本部の加藤誠志・広報グループマネージャーと小島千秋・主幹は会見に現れず、極めて不誠実な対応となった。