放射能の計測は業者頼み! 聖火リレーの出発予定地・Jヴィレッジで東電が行った工事で発生した、放射能汚染が8000ベクレル以下の廃棄物を東電は分別せず!? ~8.17東京電力 定例会見 2020.8.17

記事公開日:2020.8.21取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

※2021年3月9日、テキストを追加しました。

 2020年8月17日、東京都千代田区の臨時会見場で、東京電力による定例の記者会見が行われた。

 東京電力本社広報による福島第一原子力発電所からの報告後、別途、原子力立地本部から、Jヴィレッジに残留していた放射能に汚染された土などの取り扱いについて報告がなされた。

 小島千秋・原子力立地本部主幹は、汚染土について、Jヴィレッジ内で1キログラム当たり8000ベクレル以上の放射能に汚染されて、特措法の特定廃棄物となっていたものは72立方メートルあり72袋のフレコンバッグに詰めて環境省が引き取った、と説明した。

 また、8000ベクレル以下のものは、業者が引き取ったが、廃棄物の空間線量については受け入れ業者が管理するので、東京電力としてはどのように測定したか、またその記録があるかについては関知していない、とした。

■全編動画

  • 日時 2020年8月17日(月) 17:00~
  • 場所 内幸町 幸ビルディング(東京都千代田区)

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