足立区・宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関する住民説明会 2012.2.29

記事公開日:2012.2.29取材地: テキスト動画
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 2012年2月29日(水)、足立区役所内庁舎ホール「足立区・宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関する住民説明会」の模様。前半、他の区と同じように説明映像が流れる。

■イントロ

  • 日時 2012年2月29日(水)
  • 場所 足立区役所内庁舎ホール(東京都足立区)
  • 主催 区・都・東京二十三区清掃一部事務組合(告知

 質疑応答は予め受け付けた質問への回答からはじまり、質問者は足立区民に限定された。「他のゴミと混交して燃やすのは薄めてごまかそうとしているのではないか」という質問に対しては、東京23区清掃一部事務組合運営担当課長の秋腰氏が、「通常のゴミを優先し、余力で焼却するため」と答えた。「東電の責任なので東電に処分させるべきで、六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物処理施設に持っていったらどうか」という質問には、東京都環境局一般廃棄物対策課長の今井正美氏が「時間的に処理できるかどうか、現状の法律での放射性物質への現実的な対応として都の埋め立て処分場があり、六ヶ所村へ持っていくというのは不可能ではないか」と述べた。「現地で処理したらどうか」という質問に対しては「現地で処理はしており、国が決めた3年以内に間に合わないぶんを現地の要望によって引き受けている」と返答し、東京都の基準値越えのゴミ焼却灰の最終処分場である「中央防波堤の埋め立て処分場で海が汚染される」という指摘に対しては「海と陸を隔てて30年50年管理する。実際には海に流れたり飛散したりすることはない」と答えた。

(…会員ページにつづく)

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「足立区・宮城県女川町の災害廃棄物受入れに関する住民説明会」への1件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    去年の段階では住民側の感情に入れ込みましたが、選挙後みてみると議論がまったくかみ合ってません。
    特に東京都の焼却灰が中央防波堤に埋め立てられることがどうなのかが今となっては気になります。

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