2012年3月25日(日)、福岡県北九州市の小倉駅前で行われた「みんなの力でがれき処理プロジェクト街頭キャンペーン」の模様。
( IWJ福岡・金子)
特集 震災がれき問題
2012年3月25日(日)、福岡県北九州市の小倉駅前で行われた「みんなの力でがれき処理プロジェクト街頭キャンペーン」の模様。
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予定時間を少し回った11時40分頃、細野大臣が姿を現し街頭演説、被災地の窮状と震災がれきの広域処理への理解を求め訴えた。その後、大臣自らチラシを手にし、道行く人々に手渡すパフォーマンス。「頑張ってください」とにこやかに握手を求める住民と、受け取りを拒否する住民と、反応はさまざまだった。受け入れ反対派の市民からは、がれき拡散の撤回を求める悲痛な訴えが上がり、終盤、反対派市民数名と大臣との対話も行われたが、話は平行線をたどった。
記者会見で大臣は「がれきの問題を大変心配していらっしゃる方がいることもよくわかった。より一層の丁寧な説明をしていきたい」と述べる一方、「それでもがれきの広域処理はどうしても必要」と重ねて強調した。