【第474-477号】岩上安身のIWJ特報!新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は 帝国陸海軍体質の「情報非開示」と「自前主義」のせいで民間検査が進まない!? 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏インタビュー第2弾 2020.7.31

記事公開日:2020.7.31 テキスト独自
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(IWJ編集部)

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 2020年2月末から、日本の社会にも「新型コロナウイルス・パンデミック」の不安がリアルに漂い始めた。

 安倍晋三総理が唐突に全国の小・中・高校の一斉休校の方針を打ち出し、3月以降、通学路から子どもたちの姿が消えた。共働き家庭、ひとり親家庭から「子どもを家に残して仕事に行けない」と悲鳴が上がった。行事が集中する年度末の予定がふっ飛んだ教育現場は大混乱に陥った。

※一斉休校、判断根拠示さず 具体策乏しく 感傷的に「断腸の思い」首相会見(毎日新聞、2020年2月29日)
https://bit.ly/31mBccK

 マスクや消毒液の品薄状態は続き、「本日、マスクの入荷はありません」の貼り紙があっても、ドラッグストアの店員に詰め寄り、暴言を吐く客が後を絶たない。その一方で、ネットのオークションサイトではマスクが高額転売されていく。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が、「これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」と発表したのが2月24日である。それから、ちょうど2週間目にあたる2020年3月9日、東京都内のIWJ事務所にて、岩上安身による第2回目の上昌広氏インタビューが行われた。

 この専門家会議について、上氏は第1回目のインタビュー(2020年2月16日)で、「国が集める専門家の会議が、正しいことを決められるかどうか、わからない」と指摘している。さらに、専門家会議のメンバーに国立感染症研究所(感染研)の関係者が多いことに触れ、「感染研はもともと陸軍731部隊、陸軍防疫部隊」と発言して岩上安身を驚かせた。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://bit.ly/3eHUKvZ

 その後、上氏は新潮社の会員制情報サイト『フォーサイト』に「帝国陸海軍の『亡霊』が支配する新型コロナ『専門家会議』に物申す」というタイトルの記事を2回にわたって寄稿、大きな反響を呼んでいる。

※帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申す(上)
(新潮社「フォーサイト」、2020年3月5日)
https://bit.ly/31qhBIW

※帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申す(下)
(新潮社「フォーサイト」、2020年3月5日)
https://bit.ly/31uMLPr

 なお、専門家会議は6月24日、突如政府によって廃止が発表された。今後は感染症の専門家だけではなく、自治体関係者や危機管理の専門家など、幅広い分野の人材が加わる「新型コロナウイルス感染症対策分科会」という組織が新設されることとなった。感染症の「専門家」集団という性格すら「希釈」されてしまう可能性が高い。

※政府、専門家会議を廃止 新たな会議体で第2波へ備え(朝日新聞デジタル、2020年6月24日)
https://bit.ly/2Zf9f45

※専門家会議、唐突に幕 政権批判封じ?政府発表前倒し―新型コロナ(時事ドットコム、2020年6月27日)
https://bit.ly/3dK71Pb

 この第2回目のインタビューでは、これまでの政府の新型コロナウイルス対策を振り返るとともに、そこに助言をする専門家会議への違和感、そのルーツには軍隊と一体化した研究者たちの存在があったことを、歴史を紐解きながら語っていただいた。

記事目次

  • 専門家会議の「2週間が瀬戸際」発言に合理的な根拠なし! 「専門家は、わからないなら正直にわからないと言わなきゃいけない」
  • 特措法改正を閣議決定、緊急事態宣言を可能に! 「特措法はあくまで道具。国民の何を守るために必要なのか、安倍総理自身が説明を」
  • 今になって中国、韓国から渡航者制限、入国後2週間の隔離!? 「政治的判断は別にして、今やる合理的な理由はない」
  • 「特効薬がないから検査しても意味がない」という論調には賛成できない。診断が出たら個々にサポーティブケアができるはず!
  • 早期発見を重視し「政府の方針には従わない」とした和歌山県知事の英断!「患者さん目線の発言で素晴らしい」
  • 「検査を増やすと患者が殺到、医療崩壊」と騒ぐのは「この壺を買わないと祟りが」みたいなもの。崩壊しないように知恵を出せ!
  • 感染研、医科研、医療センター、慈恵医大。この4組織のメンバーが専門家会議の中心! 「行司が相撲をとったら信頼は得られない」
  • 予算の権限を握る健康・医療戦略室ナンバー2は和泉洋人首相補佐官との不倫スキャンダル発覚で注目を集めた大坪寛子氏!大坪氏も慈恵医大卒の感染研OBで厚労省医系技官! 古巣にお金を手厚く配分!?
  • ある意味、軍と一体化していた伝染病研究所! 戦後、感染研の幹部に731部隊関係者が名を連ねていた背景とは?
  • 陸軍の人脈、価値観が受け継がれた組織風土。個々の患者ではなく学問優先、政策医療を掲げて邁進する専門家たち!
  • 専門家会議の面々はルーツが同じ! 軍隊から継承した「情報非開示」と「自前主義」が21世紀の今も息づいている!
  • 感染研と国内メーカーの「オールジャパン体制」が守りたい「ワクチン利権」? グローバルな疫病には海外のメガファーマと連携を!
  • 中国が送ってくれた検査キットに感染研が難癖をつけ、棚ざらし!? こんな非常時、使えるものは使うべきでは?
  • 日本のコロナ対策を仕切る感染研・医系技官・医科研・慈恵医大のカルテット! 外の世界と乖離した専門家が産業政策を論じる「病巣」
  • 日赤に取材! 「献血で新型コロナウイルスを調べるシステムはない。だが、輸血によるSARSやMERSなどの感染例はなし」
  • コロナ対策のためなら何をやってもいいような雰囲気だが、基本は現場で一人ひとりを丁寧に診ること
  • 兵隊に号令をかけても自分は最前線に行かない「特殊な軍医の文化」を平時に持ち込まれても困る。情報公開は絶対に必要!

(…会員ページにつづく)

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