コロナ禍での外出自粛や休業の要請に多くの人が苦しむ中、安倍昭恵総理夫人と、カルト発言を繰り返す自称「変態ドクター」、「ドクタードルフィン」こと松久正医師との、大分宇佐神宮参拝が週刊文春に報じられた。
▲左・安倍昭恵総理夫人 右・松久正医師(松久正氏Facebook 2月16日より 現在は削除済み)
松久氏は『ウィルスの愛と人類の進化』なる著書で「コロナウィルスは意識する人がかかります」と記述。出版社のYouTube動画では「コロナウイルスって天照大御神さんよ」とまで言い切っている。
国会で文春に報じられた昭恵夫人の神社参拝、大分旅行を指摘された安倍総理は、「神社の参拝は密閉ではないから三密にあたらない」と答弁。「不要不急の外出は今はダメだが、その時はフェーズが違う」と苦しい答弁で逃げたのである。
ところが文春は続報で、小池百合子東京都知事が外出自粛を要請した3月25日よりも後、27日に昭恵夫人が再び九州を訪れ、天照大神伝説のゆかりの地、宮崎県の高千穂町に滞在していたことを明らかにした。
一方、昭恵夫人はかつて、「もしも私が放射能だったら」「悲しいだろうなあと思ってしまいます」「私は放射能に感謝の気持ちを送ります。ありがとう」などと、非科学的で政治責任から目を逸らせるかのような内容をフェイスブックに投降していたのである。
国会では「三密とならないように気を付けて」「参拝のみ」など苦しすぎる総理の答弁
この話は、国会でも問題となった。国民民主党の岡本充功衆院議員が衆議院厚生労働委員会で4月17日に安倍晋三大臣総理に質問したのである。
▲安倍晋三総理大臣に安倍昭恵総理夫人の「大分神社50人参拝」に関して、質問をする国民民主党・岡本充功衆院議員(衆議院インターネット審議中継より)
岡本議員「『三密は避けてください』、総理自身がですね、『自身の身を守る警戒をしてください』と言っていた翌日、しかも、特措法が改正された翌日、施行された翌日にですね、総理夫人が50人の皆さんと一緒に参拝をしていた、大分の神社を、と。
これ、総理、ご存じだったのでしょうか。
そして、また、それについて、何らかご存じだったら、コメントをされたんでしょうか。どうですか?」
安倍総理「(事前に用意された原稿を読み上げながら)私の妻によればですね、3月15日にご指摘の大分県の神社を参拝したとのことでございますが、報道されている団体のツアーに参加したものではありません(註・3月14日に大分県の別府ビーコンプラザで行われた松久正氏の『神ドクター降臨 in Oita』に昭恵夫人は参加していないと総理自ら否定)。
参拝のみ、当該団体と合流して行ったものであります。
この大分訪問は、小池都知事が週末の外出自粛を都民に要請した3月25日より前に行ったものでございますし、また、私がですね、不要不急の外出の自粛を呼びかけたのは、3月28日であったわけでございますが、また、参拝以外は特に観光等は行っていない、そして、参拝時にかぎって、あえてマスクを外したということでございます。
もちろん、三密については、私が申し上げていたところでございますが、訪問中を通じて、感染拡大の防止には十分に注意して行動していた、ということでございます。
なお、私の妻が、大分県を訪問し、神社を参拝することについては、事前に本人より聞いていたところでございますが、その際、三密についてはですね、三密とならないように、しっかりと気を付けてもらいたいということは申し上げていたところであります」
しかし、この安倍総理の答弁は虚偽であったことが判明する。後日、写真週刊誌『FRYDAY』が、「約50人がパワースポットで『密集・密接している写真』」を暴露した。
▲事前に用意された原稿を読み上げる安倍晋三総理大臣(衆議院インターネット審議中継より)
岡本議員「じゃあ、総理、ご存じのうちで、総理の奥様が、東京以外の都府県を訪れられているケースは、3月15日以降、今日に至るまで、他にはあるんでしょうか。もうないんでしょうか」
安倍総理「(原稿はなしで)あの、今、すぐに、お答えできないと思いますが、いわば、外出を自粛、不要不急の外出を自粛するようにということについてはですね、っていうことを申し上げて以降、もちろん、それは東京都から出てることはないんだろうと思います」
後述するが、この安倍総理大臣の答弁もまた、嘘であった。
▲不要不急の外出を自粛するように小池都知事が要請した3月25日以降は、安倍昭恵総理夫人は「東京都からは出てることはないんだろう」と述べる安倍晋三総理大臣(衆議院インターネット審議中継より)
安倍総理「で、あの、その段階で、いわば、大分を訪問した段階ではですね、これは国会議員の皆さんも含めて、多くの方々もご地元に帰っておられるのではないかと。このように思います」
岡本議員「いや、我々が地元に帰る、私も帰ってますよ。帰るけれど、それはもう仕事と選挙区と選挙区のニーズをきいていくという我々の仕事だから、それは行くんです。
ただね、今の話で、大分に行くっていうと、ちょっと違うのかな、ましてや、三密のところっていうのは、違ったのかという気が私はします。
そこでね、外で何かアクティヴィティーしたっていうのは別だと思いますよ。『三密の状況つくるな』と言っておきながら、やったということについては、やっぱ問題があったと。結果として三密ができちゃったと。ということに問題があったという認識を総理はお持ちですか。最後にそれだけきいて、終えたいと思います」
安倍総理「まあ、いわば、神社の参拝ということについてはですね、密閉、ということについてはですね、密閉ではないわけでありまして、人が集まっている、ただ、密接があったかどうかは別だろうと。人が何人か集まっているということが密集ということかもしれません。
これが三密が重なったら駄目だと。いうことを私は申し上げているわけでございます。今、これ、フェイズは、その時と今とはフェイズが変わっていますから、その時ですね、いわば、不要不急の外出ということについては、これは、今はこれはもちろん行うべきではないのは当然のことであろうと思います。
ただ、これは地方に行くっていう、人が地方に動くかどうか、っていうことであればですね、例えば、地元に帰って意見を聞くのであれば、例えば、我が党においては、電話においてですね、地元に帰らずに、えー、この、地域の皆さんの意見を、陳情したいということを徹底しているわけでございまして、本人が動くということ自体もですね、自粛を今はしていただいているということでございますから、ぜひ、そういうことについても、ご協力をいただきたいと、このように思います」
東京都の外出自粛要請も他人事?「週刊文春」に高千穂旅行を暴露された昭恵夫人
安倍総理の国会答弁は、普段通りの言い逃れや開き直りの連続である。
安倍昭恵総理夫人の「オトモダチ」のカルト医師・ドクタードルフィンこと松久正氏が「コロナ・ウィルスの愛」なる言葉でオカルト商法!! コロナによる死者は「ウィルスに愛されている」と診断。 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476124
@iwakamiyasumi
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