今日も渋谷ハチ公前には多くの人々が集まった。その数は前回の#渋谷署前抗議0531をはるかに超える。
このデモ抗議は先月5月22日に起きた、日本の警察によるクルド系トルコ人の暴力行為に訴えるものであるが、世界で広がる#blacklivesmatterのプロテスト参加者も加わり、権力を濫用する警察を非難した。
IWJ記者は外国人参加者にインタビューした。アメリカとフランスのハーフの黒人女性はこう話す。
『正義のために(デモに)来た。(中略)世界にいる全員がこの問題について考えなければいけない。今、世界は変わりつつある。みんながデモ抗議をしている。だから(日本でこのような抗議があることを)とても誇りに思っている」
また、人種差別問題について日本人へのメッセージを求めたところ、「できる限り情報を集めてほしい。黙りこまないでほしい。沈黙は見て見ぬふりをしているのと同じ。私たちは団結しなければならない。正義を獲得するまで一緒に声を上げて、訴えて、叫んでいかなれければならない」と訴えた。
さらに、他の外国人参加者は「違いがあるからこそ楽しい。人を殺したらこれは全部消える。日本の人を殺したら、日本の文化は全部消える。警察の人、それでいいですか?ダメでしょう。人を守ることとは世界を守ることです。黒人だけじゃない。我々の子供が続いてゆくために一緒にならなければいけない」と熱弁をふるい、その場にいた多くの人々の共感を得た。
今回は、多くのメディアが集まり、ますます問題意識が高まる。6月14日(日)には代々木公園で#blacklivesmattertokyoが行われる予定だ。「NO JUSTICE NO PEACE」を合言葉に社会変革を求めていく。