毎週金曜日に首都圏反原発連合主催で行なわれている原発再稼働に反対する抗議行動が、4月4日(金)、首相官邸前と国会正門前で行なわれた。勝手連が主催する「希望のエリア」でも、安倍政権の原発に由来する被曝に関する対応の甘さを指摘するスピーチが行われた。
原発を「重要なベースロード電源とする」との文言が盛り込まれたエネルギー基本計画の閣議決定が取りざたされている中、さらに、同計画から、福島第一原発事故に対する「反省」の文字が削除されることが明らかとなった。さらに、4日の衆議院本会議で、トルコとUAEへの原発輸出を可能にする原子力協定が自民、公明、民主の賛成多数で可決されるなど、安倍政権は原発回帰への道をひた走っている。
参加者は、これらの動きに抗議し、2時間にわたり力強いシュプレヒコールを行った。