通常国会が召集された1月24日、昨年末の臨時国会で成立した特定秘密保護法の廃止を求める集会が参議院議員会館で開かれた。日弁連の佐野善房副会長や海渡雄一弁護士、日本共産党の仁比聡平参議院議員の他、同法の廃止を求める多くの市民が参加した。
(IWJ・松井信篤)
特集 秘密保護法
通常国会が召集された1月24日、昨年末の臨時国会で成立した特定秘密保護法の廃止を求める集会が参議院議員会館で開かれた。日弁連の佐野善房副会長や海渡雄一弁護士、日本共産党の仁比聡平参議院議員の他、同法の廃止を求める多くの市民が参加した。
■ハイライト
日弁連の佐野副会長は「この法案は廃止するしかない」と挨拶。「政府は諮問機関を作るなどしているが、危険性は払拭できない。日弁連は廃止の旗は降ろさない」と、特定秘密保護法の廃止を求めていく意向を改めて表明した。
仁比議員は「党派を超えた大きな力で廃止法案を国会に提出する状況をみなさんと作り上げていきたい」と述べ、今国会で同法の廃止法案を提出する意向を示した。
特定秘密保護法の廃止法案については、日本共産党の他、民主党が提出する方針を示している。