【IWJ号外】ウクライナ軍は8年前から現在まで、ドンバスで救急隊員を執拗に狙い撃ちしている! これは、ジュネーブ条約違反だ!! 現地取材する バートレット記者「ウクライナの戦争犯罪」をIWJが全文仮訳! 2022.10.3

記事公開日:2022.10.3 テキスト
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 ロシア・ウクライナ戦争が始まって7ヶ月となりますが、この間の大手メディアの報道の偏向ぶりは、まったく揺らぐことがありません。

 「ロシアの戦争犯罪」だけが、日本を筆頭に、西側のメインストリームメディアでは大々的に報じられ続け、「ウクライナの戦争犯罪」はほぼまったく報じられません。

 大新聞・テレビのニュースを見続け、これだけ内容に偏りがある情報と、連日、浴びせられていると、「ロシアだけが悪」「ウクライナは善」という固定観念が誰の頭の中にも、植えつけられていってしまいます。恐いことですが、これが「戦時」の「洗脳報道」です。

 日本は間違いなく、「戦時」の「情報戦」のただ中にあり、日本国民は、テレビを見るだけでも、「洗脳」が進行しつつあるのです。

 これに対抗すべく、事実をありのままに知るために、「脱洗脳」を行い続けていくには、公正に、何が起こっているか、事実を「中立」的に調べ、同様に、その根底として、ロシア人も、ウクライナ人も、大きく違わない、人間なのだから、他方が「天使」で、他方が「悪魔」であるということはありえない、という偏りのない認識をもつことが重要です。

 私たちは、むしろウクライナ・ロシア戦争の「伝えられている事実」をお伝えしてゆく過程で、その認識が「確信」に変わるのを強く感じています。

 本日は、「ウクライナの戦争犯罪」について現地取材するエヴァ・カレン・バートレット記者の記事を全文仮訳し、号外としてお届けします。

 ぜひ御覧ください。

 米ニューヨークに本拠を置く非営利団体「コバート・アクション・クォータリー」のメディア『コバート・アクション・マガジン』が、9月23日付けで「ウクライナ軍によるドンバス共和国での救急車、消防車、救助隊への砲撃などの戦争犯罪〜イスラエルや米国が支援するシリアのテロリストと同様のもの」と題した記事を掲載しました。

 執筆したのは、カナダ系米国人ジャーナリストで、中東の紛争地帯、特にシリアとパレスチナで長年取材してきたエヴァ・カレン・バートレット記者です。

 「(ドンバスの)地元住民は、米国から多額の資金提供を受けているこれらの犯罪の加害者(ウクライナ軍)を『恥知らず』で『卑劣な』『テロリスト』と表現している。

 ドンバスの英雄的な救助隊員は、国際法の下で、標的とされずに人々を助ける権利を与えられるべきである」

 記事の冒頭には、このようなサマリー(要約)が付されています。この記事は「洗脳」に加担していない、多くの人々に読まれるべき記事であると我々は考えます。

 この『コバート・アクション・マガジン』の記事を、IWJで仮訳しました。

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