「グローバリゼーションよりローカリゼーションを」 TPPの危険性について郭洋春氏と安田美絵氏が講演 2013.11.26

記事公開日:2013.11.26取材地: テキスト動画
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(IWJ・松井信篤)

特集 TPP問題|特集 秘密保護法

 衆議院で特定秘密保護法案が可決された11月26日、同法案と政府が年内の妥結を目指すTPPをテーマにした集会が都内で開かれた。講師として招かれたのは、『TPP~すぐそこに迫る亡国の罠』(三交社、2013.06)などの著書がある立教大学経済学部教授の郭洋春氏と、『サルでもわかるTPP』(合同出版、2012.06)で知られる料理家の安田美絵氏。「こどもの未来を守る会・杉並」が主催した。

■ハイライト

  • 日時 2013年11月26日(火)
  • 場所 東京都内

アメリカの狙いは食料を依存させること

 安田氏は、TPPが日本に与える食生活の影響について解説。遺伝子組換え作物を扱うアメリカの大手バイオ化学メーカーのモンサント社について「食料による世界支配を狙っており、アメリカの国家戦略と非常に近い」と指摘。TPPによる非関税障壁の撤廃によってモンサント社製の遺伝子組み換え食品を日本に流入させることで、「日本の食料をアメリカに依存させようとしている」とその危険性を訴えた。

米韓FTAは「完全な不平等条約」

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