日刊IWJガイド・非会員版「政府・日銀の為替介入でも、円安は止まらず! エコノミスト田代秀敏氏の『米国が協調介入しなければ意味がない』との予測的中!」2022.9.25号~No.3664号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~政府・日銀による24年ぶりの円買い・ドル売りの単独為替介入で円は5円急騰! しかし、翌日には再び円安基調に戻り、143円へ! 岩上安身が16日インタビューしたエコノミストの田代秀敏氏は「米国が協調介入しなければ意味がない」と、日本単独の介入効果はないとバッサリ! 予測的中! 26日に岩上安身は、続編として、田代氏にこの円安問題と日本売り問題について再度インタビューする予定です! ぜひ御覧ください!

■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から22日までのご寄付額は75万3600円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告 1>「自民党は、旧統一教会とのつながりはないと前提して『点検した』と言っている。もっともっと統一教会との癒着があったはず!」憲法9条を壊すな! 実行委員会・菱山南帆子氏~9.23国葬反対! STOP! 辺野古埋め立て『憲法改悪を許さない全国署名街頭宣伝』

■<IWJ取材報告 2>旧統一教会の改革案に対し「何も変わらない」「中身がない」と全国弁連が徹底批判!~9.22 立憲民主党 第11回 統一教会国対ヒアリング ―内容:旧統一教会の会見をうけて、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士より

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方を募集します。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。

■【スタッフ募集・事務班】中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションである事務班のスタッフを募集します。PC操作のスキルがあり、スケジュール調整のためにアポ取りのコミュニケーションスキルのある方、歓迎です! これまでの社会経験も生かせます! 時給は1200円からのスタートです。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

■【スタッフ募集・動画班】岩上安身によるインタビューを撮影・編集したり、大臣会見やビデオカメラによる現場取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方、特にYouTubeの撮影・編集などの経験のある方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です! 時給は1300円からのスタートです。
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■はじめに~政府・日銀による24年ぶりの円買い・ドル売りの単独為替介入で円は5円急騰! しかし、翌日には再び円安基調に戻り、143円へ! 岩上安身が16日インタビューしたエコノミストの田代秀敏氏は「米国が協調介入しなければ意味がない」と、日本単独の介入効果はないとバッサリ! 予測的中! 26日に岩上安身は、続編として、田代氏にこの円安問題と日本売り問題について再度インタビューする予定です! ぜひ御覧ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 9月22日、日本銀行の黒田東彦総裁が記者会見で、大規模な金融緩和の継続を表明すると、記者会見の最中に、円相場が一時、1ドル=146円に迫るところまで下落しました。

 急速に進む円安に対し、ついに、政府・日銀は同日、円買い・ドル売りの日本単独での為替介入に踏み切りました。円買い介入は、1998年6月以来、約24年ぶりとなります。鈴木俊一財務相大臣は、為替介入の実施後、22日夜に財務省内で記者会見し、為替介入に踏み切ったことを明らかにしました。

※米連邦準備理事会(FRB)は3回目の0.75%の利上げを決定、すると円が145円に下落! 黒田東彦総裁が記者会見で金融緩和継続を表明すると、さらに1ドル146円と、約24年ぶりとなる円安水準へ突入! 政府・日銀はついに24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切る! エコノミストの田代秀敏氏は岩上安身のインタビューで、実質実行為替レート(REER)で見れば、円の実力は1970年台まで後退していると指摘していた!(日刊IWJガイド、2022年9月23日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51338#idx-7

 政府・日銀による22日夕方の介入を受け、円相場は急騰、一時1ドル=140円台となりました。介入の効果が出て、5円ほど上昇しました。

※政府・日銀、24年ぶり円買い介入 円一時140円台に上昇(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA12A5H0S2A410C2000000/

※円が急騰、一時140円台前半に 政府が円買い介入(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB20BRG0Q2A920C2000000/

 22日付『日本経済新聞』は、「40分ほどで5円超も急速な円高・ドル安が進んだ」ものの、黒田総裁が利上げを否定したため、「介入による円高の持続性を疑問視する声は多い。円買い介入は外貨準備の上限があり、無制限に介入を続けられるわけではない」と懸念を示していました。

※「抜いた宝刀」効果どこまで 円買い介入、利上げ伴わず(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB220N30S2A920C2000000/

 実際、介入の翌日、23日には、午前10時過ぎに1ドル=141円後半となったあと、再び下落が続いています。24日午前0時には1ドル=143.31円まで下がっています。日本の単独介入による円高効果の持続性には疑問があると、マーケットから突き放された形です。

※円相場(ドル)(日本経済新聞、2022年9月24日閲覧)
https://www.nikkei.com/markets/kawase/

 23日付『日本経済新聞』は、「世界的な金融引き締めの流れのなかで日本は金融緩和を貫き、短期金利がマイナス水準に『水没』する主要国で唯一の国」だと指摘しました。

※介入後も消えぬ円安圧力 緩和貫く日本、唯一の金利水没(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB231W40T20C22A9000000/

 国際通貨基金(IMF)の対日審査団長を務めるラニル・サルガド氏は、日本政府と日銀が22日に為替介入を実施したことに関する質問に対し、IMFは円相場の最近の不安定な動きに留意し状況を注意深く監視していると述べました。『ロイター』などが23日、報じました。

 サルガド氏は文書で「米国、その他の国での金融政策引き締めを背景に円はこの数週間、非常に不安定な動きをしている。我々は状況を注意深く監視している」と述べた、ということです。

※円は非常に不安定、状況を注視=IMF対日審査団長(ロイター、2022年9月23日)
https://jp.reuters.com/article/japan-economy-boj-imf-idJPKBN2QO16A

 『ブルームバーグ』は23日、「22日の日本の為替介入は全くの単独行動」であり、「米財務省当局者は米国が参加しなかったことを確認」、「欧州中央銀行(ECB)報道官は外為市場に介入していないと述べた」と報じました。

※日本含め各国は単独の為替介入余儀なくされる-協調行動の公算薄(ブルームバーグ、2022年9月23日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RIMTV0T0G1KW01

 日本の単独介入が行われた9月22日の、その6日前の9月16日に、急速に進む円安問題について、岩上安身はエコノミストの田代秀敏氏に緊急インタビューを行いました。

 インタビューの中で、田代氏は、「政府・日銀が円安を抑制するために為替介入をしても、米国との協調介入でない限り、その効果は限定的」であり、「インフレを全力で抑え込みたい米国が、協調介入などするわけがない」と指摘していました。まさに、田代氏が予測した通りの展開になっています。

※「頑張って働いた分が海外に流出し、働けど働けど暮らしは楽にならず」の日本はこれからどうなるのか!~岩上安身によるインタビュー第1097回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510693

 以下に、16日のインタビュー、会員限定部分における田代氏の発言をご紹介します。ぜひ、IWJの会員となって全文をお読みください。
 
 岩上安身が、14日行われた日本銀行のレートチェックについて、政府・日銀は為替介入に踏み切るのか、仮に政府・日銀が為替介入した場合、どのくらい効果があるのだろうか、と尋ねました。

※焦点:レートチェックで蓄積する円安マグマ、「危険な賭け」との声も(ロイター、2022年9月15日)
https://jp.reuters.com/article/japan-yen-idJPKBN2QG0CU

田代氏「とにかく(レートチェックなど)口先介入はなるべく先にやってみるわけですよね。それで沈静化できれば『儲かった』と考えるべきです。国債を発行する費用はゼロじゃないんですから。巨額の資金を集めるわけですから、それを考えれば、(まず口先介入をするの)は当然。

 問題は、為替介入って日本だけじゃ意味がないんです。アメリカ側も同じくそれに呼応した行動を取ってくれないといけないんだから」

岩上「いわゆる協調介入ですね?」

田代氏「日本銀行が円を買ってドルを売る時に、アメリカ側でもそれと同じ行動を取ってくれなければ、動かないわけですよ。マーケットはね。

 でも問題は、インフレーションでのたうちまわっているアメリカ側が、円安ドル高を止める、つまり、ドル高を止めるということに納得するだろうか。(現状のまま)ドルが上がるということは、輸入価格がドルベースで下がっていくわけだから、インフレの抑制にはもってこいなんですよ。

岩上「聞いてる人で、分からない人もいるかもしれないので、ドル高とインフレ退治というのは、どう結びつくんですか?」

※ここから先は【会員版中略】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

—————–中略終わり——————

 自国通貨安に苦しんでいるのは日本だけではありません。『ブルームバーグ』は23日、「タカ派的な米金融政策や米国経済の強さ、相場低迷の中で安全資産を求める投資家の動きを受け、ドルはあらゆる通貨に対して大きく上昇している」と、報じました。米国は自国のインフレ対策として大幅な利上げを続けており、インド、チリなどでもドル売り介入をしました。

 『ブルームバーグ』は現在の「ドル一強」の状況を、世界の経済大国が1985年のプラザ合意で、ドル高是正に共同で取り組むことで一致した1980年代と比較し、「今回は、そうした合意に近づいている兆しはほとんど見られない」と指摘しました。

 『ブルームバーグ』は、新たなプラザ合意のような協調行動には米政府も巻き込む必要があると指摘し、「米財務省が現在、ドル押し下げのために介入する確率はゼロに近い」という専門家の発言を紹介しました。

※日本含め各国は単独の為替介入余儀なくされる-協調行動の公算薄(ブルームバーグ、2022年9月23日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RIMTV0T0G1KW01

 今後、プラザ合意のような落とし所がないとしたら「ドル一強」はどこまで進むのでしょうか。「円安」はどこまで進み、日本はどのように生き延びていけばいいのでしょうか。

 岩上安身は、26日(月)に、田代秀敏氏に、円安、トリプル安の日本の状況と、今後進むべき方向性についてお話をうかがいます。明日の日刊IWJガイドで詳細をお知らせしますので、ぜひ、御覧ください。

■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から22日までのご寄付額は75万3600円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 8月から始まった第13期も、9月下旬となりました。

 今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、先月第13期のスタート月となった8月分は、8月31日の時点でご寄付は122万3000円、月間目標額の31%にとどまりました。

 目標額に届かなかった残額267万7000円分は、今月の月間目標額に繰り越して上乗せとしました。ですので、今月9月の目標額は657万7000円となります。9月もかなり厳しいスタートとなりました。

 9月は1日から22日までの22日間で、75万3600円のご寄付・カンパをいただきました。これは、上記の累積の目標額657万7000円の11%にあたります。9月の1ヶ月の3分の2を過ぎて11%という状態は、かなり厳しいと言わざるをえません。

 なんとかこの9月は、8月の不足分もあわせて月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、市民の皆さまのお支えがあってのことです。

 周知の通り、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。

 8月26日に開かれた「安倍晋三元首相国葬反対声明」の記者会見で、霊感商法弁護団共同代表である郷路征記(ごうろ まさき)弁護士は、安倍元総理の国葬が行われれば、統一教会信者を励ますことになる、と懸念を示しました。

 統一教会員にとっては、「霊界で生き」、「地上におけるサタンの勢力との戦いに、天から助けてくれる人」である安倍元総理の存在を、自民党はわざわざ「国葬」扱いとし、「神格化」しようとしています。自民党と統一教会とのいかがわしい「野合」関係を永久に「守護」してもらい、その力を借りてでも「サタンの国」である日本を選民たる韓国の下にはべる「エバの国」にしようとしているのでしょうか!?

※閣議決定のみで国葬を強行!? 郷路弁護士「統一教会員にとって、安倍元首相はまだ霊界で生きている。安倍元総理国葬は旧統一教会を励ます」と危惧~8.26 23期弁護士ネットワーク「安倍晋三元首相国葬反対声明 記者会見」2022.8.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509829

※「日本国自体が統一教会の被害者、自民党政治家等が開き直ることで被害が拡大」! ~岩上安身によるインタビュー 第1083回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509116

※「統一教会を今後どうするのかということに収斂しない議論は意味がない」~岩上安身によるインタビュー 第1086回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509208

 自民党の結党時から幹部であり、CIAのエージェントでもあった岸信介元総理(初代自民党幹事長、第3代自民党総裁)は、統一教会の日本進出に大きな力を貸し、統一教会からも力を借りました。

 それから数えて安倍晋太郎元外相、安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして清和会を中心とする自民党は、韓国発の反社・反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。

 「日本国民が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本は韓国を侵略したサタンの国」であるとして、日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する、犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との、党のスタート時以来の、深い癒着関係があったからです。

 自民党による長期政権とは、統一教会=勝共連合とともにあったのです。これでは、日本国民のためのまともな政治ができるわけがありません。野党の中でも、自民党から分派して成長した維新も、統一教会との関係の深さがきわだちます。改憲派であり、政策的にも、統一教会との関係においても、維新が自民党の「別働隊」であることは否めません。

 自民党や維新が、「愛国者」政党ではなく「売国奴」政党であることは確かですが、既存メディアも、政治家と統一教会の表層的な関わりの有無については報じるものの、統一教会の教義の根本的な問題や、自民党や維新がなぜ反社・反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的・政治的な問題にはほとんど立ち入りません。

 問題は、日本人の生き血を吸い上げるようにして集めたカネを、反日カルト統一教会は何に用いたのか、という問題です。

 文鮮明と韓鶴子が、贅沢な暮らしをするためだけに用いられていたのでしょうか?

 あるいは、日本の自民党や米国共和党にバラまき、自分たちの犯罪捜査に手心を加えてもらうために使われたのでしょうか?

 それだけではすまないようです。文鮮明は、核ミサイルの開発を始めていた北朝鮮の金日成に巨額の資金を渡しているのです。

 IWJは「保守的な『ワシントン・タイムズ』(文鮮明が創刊した極右新聞)を含む文鮮明のビジネス帝国は、強硬派の政府が兵器開発資金を調達するために外貨を必要としていた1990年代初期に、北朝鮮の共産主義指導者に何百万ドルも送金していた」とする、米国で2000年に発表された、調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」を仮訳し、号外としてお届けしています。

※【IWJ号外】米国のジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第2回(その1)!「反共」を看板とした文鮮明の本質はビジネスを超えたコリアン・ナショナリズムだった!? 2022.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509807

※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の調査報道第2回(その2)! 文鮮明の元義理の娘らの目撃者が、文鮮明が広範なマネーロンダリングを行っていると主張! 2022.8.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509899

※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の報道第2回(その3)! 北朝鮮は文鮮明の生地の土地を99年間賃貸! 信者はここを聖地と呼び、賃貸期間中は治外法権が認められている! 2022.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510185

 反日カルトが日本人の生き血を吸うように巻き上げた金が、彼らが掲げてきた「勝共」「反共」どころか、「共産主義」の看板を掲げた金一族独裁の北朝鮮へ送金され、北の核ミサイル開発の資金の一部として使われた可能性すらあるのです。

 文鮮明率いる統一教会と北朝鮮の金一族の蜜月の関係、そして多額の送金の事実は、文鮮明が掲げてきた「反共」という看板がまったくのニセ物であることを示しています。統一教会は、実は独裁者・金一族と共産主義国家である北朝鮮に対して、「密通」していたのです。

 また、統一教会は70年代から本部を米国におく多国籍組織であり、他の国にも繁殖していっています。

 ロシアでは、統一教会は、厳しい規制と監視の対象になっていますが、逆にウクライナには拠点が築かれ、精力的に活動をしています。

 両国の違いを比較し、両国の紛争をどう評価するか、という点でも、統一教会に対する両国の姿勢の差は、重要な判断材料となるでしょう。

 統一教会を「反共」という一点で評価し、あとは「反日カルト」という本質も、北朝鮮との「密通」関係も見て見ぬふりをして、「野合」してきた、日本の自民党、維新、その他の改憲勢力、「保守」「右翼」らは、統一教会の正体を知らなかったのか、間抜けにも長年だまされてきたのか、それとも正体を知っていながら「共犯関係」にあったのか、すべて明らかにすべきです。

 また、8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党所属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かいました。

 これは、中国の「中国と台湾はひとつである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。米国が中国との間で「約束」してきた「中国はひとつ」というドクトリンを裏切るものでもあります。

 クリミアやウクライナ東部ドンバスで多数を占めるロシア系住民の、ウクライナからの自治・独立の意志は認めないのに、台湾住民が中国から独立を目指すなら米軍が介入してでも独立を果たさせる、という米国の主張は、道理がまったく通らないダブルスタンダードであり、欺瞞です。

 中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となり、ペロシ氏が離台した4日から、台湾周辺で中国軍は大規模演習を始めました。

 IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があること、そして2015年、第2次安倍内閣が解釈改憲によって、集団的自衛権を認めてしまい、安保法制を成立させてしまったことで、日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなってしまったことについて、警鐘を鳴らしてきました。

 日本が、都合よく中国からのミサイルの「盾」として、あるいは、米国の「鉄砲玉」として使われてしまう危険性があることについても、繰り返し警告してきました。会員の皆さまは、よく御存知の通りだと思います。

※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218

 ペロシ氏の訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き、台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、そしてまたウクライナの国土と同じく「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。

 平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制へと切り換える仕組みが、自民党の改憲4項目のひとつ緊急事態条項です。統一教会が、機関紙の『世界日報』等を通じて、熱心に自民党や維新など、改憲派に吹き込んできたのが、この緊急事態条項でもあります。

 また、大新聞、大手テレビが、足並みをそろえてウクライナ紛争において情報操作を行っている現状を御覧になればわかるように、権力と大資本から距離を置く独立メディアが存在しないと、真実はまったくわからなくなってしまいます。

 統一教会が熱心に後押ししてきた緊急事態条項の阻止のために、私と、IWJのスタッフは、全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身

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◆中継番組表◆

**2022.9.25 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:00~「第3回 浅野健一が選ぶ講師による『人権とメディア』連続講座~緊急講座『なぜメディアは統一協会と自民党の癒着を報じてこなかったのか』―登壇:鈴木エイト氏(やや日刊カルト新聞主筆)、浅野健一氏(元同志社大学大学院教授)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「たんぽぽ舎講座会議」主催の「人権とメディア」連続講座を中継します。これまでIWJが報じてきた統一教会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b5%b1%e4%b8%80%e6%95%99%e4%bc%9a

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◆中継番組表◆

**2022.9.26 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】13:00~「立憲民主党 第12回 統一教会(野党合同) 国対ヒアリング ―内容:宗教法人法の解散命令について、統一教会電話相談の現状・被害者の実態把握・霊感商法等の悪質商法への対策検討会・9月22日に発表された旧統一教会の改革の方向性について」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「第12回 統一教会(野党合同) 国対ヒアリング」を中継します。これまでIWJが報じてきた国対ヒアリング関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0
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【IWJ・Ch5】14:00~「国葬反対大集会―『今回の国葬は、法的にも政治的にも無理がある』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「岸田政権による安倍元首相の国葬強行を許さない実行委員会」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた国葬関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e8%91%ac
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【IWJ_YouTube Live】19:30~「急速な円安は『アベノミクス』の経済的帰結!? 通貨も株式も国債も売られる『日本売り』が起きている! 岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビュー 第2弾」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による田代秀敏氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e4%bb%a3%e7%a7%80%e6%95%8f

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■<IWJ取材報告 1>「自民党は、旧統一教会とのつながりはないと前提して『点検した』と言っている。もっともっと統一教会との癒着があったはず!」憲法9条を壊すな! 実行委員会・菱山南帆子氏~9.23国葬反対! STOP! 辺野古埋め立て『憲法改悪を許さない全国署名街頭宣伝』

 2022年9月23日、午後3時より、東京・新宿駅西口地下広場にて、憲法9条を壊すな! 実行委員会 街頭宣伝チームの主催により、「国葬反対! STOP! 辺野古埋め立て『憲法改悪を許さない全国署名街頭宣伝』」が開催されました。

 街宣と並行して、通行人にシール投票(「安倍元首相の『国葬』に賛成か反対か」のどちらかにシールを貼ってもらう)に参加してもらい、また、国葬反対の署名も募るという、「参加型」の街宣となりました。

 冒頭、主催である「憲法9条を壊すな! 実行委員会」の菱山南帆子(ひしやま なほこ)氏が挨拶をし、その中で、自民党と旧統一教会のつながりについて、以下のように述べました。

 「自民党がですね、『私たちは自分の党内のことを調べた』と言っていて、これだけの方が統一教会と付き合っていたというデータを出しましたけれども、あれもほとんど正確ではない。

 後から、ぽろぽろ、ぽろぽろ、『実はつながりがありました』、『実はお金を渡してました』、『実はパー券買ってました』ということが出てくるわけです。それもそのはずなんですね。

 茂木(敏充・自民党幹事長)さんが、『自民党の内部調査をしたのですね?』と記者が聞いたら、『調査じゃないです』と。『では、アンケートですか?』と(聞いたら)、『アンケートではない』と。『では、何なのですか?』と聞いたら、『点検だ』と言ったんですよ。

 こんなふざけた回答がありますか? 胸を張って、『自民党は自己点検をしました』と。もともと、自民党は、旧統一教会とのつながりはない、ということを前提として点検しました、と言っているんです。

 こんなデータ、信じられるはずがないんですよ。もっと、もっと、統一教会との癒着があったはずなんです。こうした被害者たちがいる中で、自民党の皆さんはこれからどう責任を取るんだろうというふうに、私は思います」

 シール投票は、「国葬反対」が「国葬賛成」を圧倒的に上回る結果となり、国葬反対の署名は、33筆が集まりました。

 憲法9条を壊すな! 実行委員会は、9月27日の国葬に向け、これから連日の行動を開始します。

 9月25日(日)は新宿駅東南口で午後6時から、若者が中心となり、国葬反対街頭集会を開催し、9月26日(月)、国葬前夜には、再度、新宿駅西口で、午後6時から集会を開催。そして、国葬当日は、国葬と同時刻、午後2時に国会正門前に集まる予定です。

※憲法9条を壊すな!実行委員会@48daisyukai(ツイッター、2022年9月24日閲覧)
https://twitter.com/48daisyukai?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 こちらの全編動画は、間もなくアップする予定です。URLはIWJのホームページ、ツイッターでお知らせします。

■<IWJ取材報告 2>旧統一教会の改革案に対し「何も変わらない」「中身がない」と全国弁連が徹底批判!~9.22 立憲民主党 第11回 統一教会国対ヒアリング ―内容:旧統一教会の会見をうけて、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士より

 2022年9月22日(木)午後3時より衆議院本館で、立憲民主党の国対ヒアリングが行われました。同日の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による記者会見を受けたものです。

※はじめに~統一教会が「改革推進本部」を設置したと記者会見! しかし国会議員に迷惑をかけたと謝罪しながら被害者への謝罪はなし! それを追及されると「監禁説得で強引に訴えさせている」と「被害」に反論! 北朝鮮との関係追及には「文鮮明氏は命懸けで北朝鮮に行った」、北朝鮮へ日本の献金が送られたことは「断じてない」と主張!!(日刊IWJガイド2022.9.23号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51338#idx-1

 出席者は、全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)から、木村壮(きむら そう)弁護士と阿部克臣(あべ かつおみ)弁護士。省庁からは、文部科学省から石崎宏明文化庁宗務課長が基本的にヒアリングに回答。その他、法務省、消費者庁、警察庁、厚生労働省、文部科学省の職員が出席しました。

 司会を務めた立憲民主党の山井和則衆議院議員は、「統一教会の話を聞いて一番ショックを受けたのは、マスコミや国会議員へのお詫びはあったが、一番肝心な被害者の方々へのお詫びがなかったこと」だと述懐しました。

 山井議員は、「2009年のコンプライアンス宣言は形骸化している」との認識を示しました。

山井議員「旧統一教会は2009年のコンプライアンス宣言で、強引な献金・勧誘はしないと言っておきながら、今回発表した『教会改革の方向性』で、『威迫・困惑を伴うような献金奨励・勧誘行為はしてはならない』、『勧誘の当初から家庭連合であることを明示する』、『献金が信者の生活を圧迫することがないよう指導を徹底』などとしている。

 ということは、コンプライアンス宣言が十分に実行されていなかった、反社会的状況が続いていたことを、統一教会がお認めになられたということだ」

 全国弁連の木村弁護士は、会見について「統一教会は何も変わらない」、「改革の方向性は中身がない」と断じました。

木村弁護士「『先祖の因縁等と結びつけるような、威迫・困惑を伴うような献金・勧誘行為はしない、過度な献金とならないように十分配慮する』と言っているが、結局それは一部の信者が行ったことに過ぎないと言い続けている。

 新世事件(2009年発覚した霊感商法事件)でも認定されたように、組織として行ってきたことを、相変わらず否定しており、誠意のないもの(であった)」

 また、木村弁護士は、コンプライアンス宣言以降も複数の裁判があり、統一教会が1億円以上の賠償を命じられているにも関わらず、「判決はゼロ」と説明した欺瞞を指摘しました。

 旧統一教会側は会見で、被害者へ謝罪しない理由を「ほとんどの人は感謝して献金をしており、被害と呼べない」「一部被害者は拉致監禁されて無理やり裁判をやらされた」と、被害がないかのような主張を展開しました。

 木村弁護士は、「(旧統一教会側は)裁判で違法性が認められたことに真摯に向き合う姿勢が見られず、この『改革』では何も変わらない」と結論付けました。

 阿部弁護士は、旧統一教会の「35年間で1237億円と報じられる被害額は実額ではない」との主張を、「むしろ逆で、実際はこれよりかなり多い」と否定しました。

 阿部弁護士は、「他の消費者被害でも、消費者センターや弁護士に相談するパーセンテージはかなり低い。集計された被害額の、実際は数倍から十数倍が実額」としました。

 旧統一教会の「献金は信者本人の自由意思」等の主張を、阿部弁護士は、裁判結果や元信者の相談を踏まえて否定しました。

 さらに、旧統一教会の「左翼弁護士が国民をミスリード」との主張に対し、阿部弁護士は、「全国弁連は特定の政治的思想にもとづかず、統一教会被害者救済の一点で結びついている」など、様々な切り口で統一教会の主張に反論しました。

 一方、石崎文化庁宗務課長は、旧統一教会が提示した改革案に関して聞かれ、「これによってどう変わっていくかが大事。現時点でダメだとも、これでいいとも言えず、判断がつかない」と回答しました。

 立憲民主党の柚木道義衆議院議員が、「解散命令については、改革の方向性を見極めてから議論するということか?」と質問すると、石崎宗務課長は「法人のやることには関係なく、宗教法人法81条1項1号から2号前段に該当するかどうかが大事で、法律上の要件にあたればそう動く。ただ、現時点では解散請求は難しい」と回答しました。

 また、立憲民主党の小西洋之参議院議員が、「改革案に関して、文化庁は今後、旧統一教会とやり取りするのか?」と質問すると、石崎課長は「現時点では考えてない」と回答しました。

 石崎課長はその理由を、「宗教法人法は宗教法人を監督する法律ではないので、根掘り葉掘り先方のやることを把握しなければならない立場に我々所轄庁はない」「正直申し上げて、いろいろ対応することが多く、相手をする時間を捻出することが難しい」等と弁明しました。

 社会民主党の福島瑞穂参議院議員は「刑事で有罪判決が、民事でも多数の請求判決が出ているのに、なぜ解散請求できないのか?」と質問しました。

 石崎課長は福島議員に対し、「(要件は)組織的対応と刑法違反等。旧統一教会の役職員が刑法で刑罰を科せられた事例はなく、関連団体の株式会社の方が刑事事件で刑罰を受けた例だけだから、難しい」と回答しました。

 その他、日本共産党の宮本徹衆議院議員等3人が質問を行いました。

 最後に、二世信者の女性Aさんが、旧統一教会の会見の感想を述べました。なお、この部分は、証言者保護の観点から、中継も録画配信も禁止とされました。

 Aさんは、「もし統一教会の信仰をもって家庭が幸せなら、こんなにたくさんの二世信者が離教していない」、「教団はいつも『末端の信者がやったこと、現場の責任』と言うが、組織のトップとして、たくさんの二世信者を犠牲にしてきたことを、真摯に謝罪してほしい」等と訴えました。

 ヒアリングについて、詳しくは、全編動画を御覧ください。

※旧統一教会の改革案に対し「何も変わらない」「中身がない」と全国弁連が徹底批判!~9.22 立憲民主党 第11回 統一教会国対ヒアリング ―内容:旧統一教会の会見をうけて、全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士より
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510925

■<今週の新記事振り返り>

「頑張って働いた分が海外に流出し、働けど働けど暮らしは楽にならず」の日本はこれからどうなるのか!~岩上安身によるインタビュー第1097回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510693

【IWJ号外】旧統一教会汚染は、ノーベル平和賞受賞の韓国民主化の旗手、金大中氏にまで広がっていた! ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の調査報道第3回(後編)! 2022.9.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510837

新宿アルタ前で市民らが国葬反対の思いをアピール!「私たちの誇りをかけて、アベ!『あんたたちのような人たち』とは仲よくしない!」~9.15 国葬反対! アルタ前リレートーク #国葬させない連続アクション 2022.9.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510672

避難者・菅野みずえさん「こんなにたくさんの人が原発事故で避難をして、まだ元の暮らしを取り戻していないにもかかわらず、なぜ原発政策を推進していくのか?」~9.12 原発推進政策の撤回を求める集会&政府交渉 2022.9.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510548

「過去に下された旧統一教会系団体の判決などをもとに解散命令をだせたはずだ。しかし自民党はそれをずっと抑えてきたのではないか?!」~9.13前川喜平さん講演会「旧統一教会と自民党・政権の結託解明、国葬反対」 2022.9.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510621

文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!! 元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! 全国弁連は旧統一教会の解散請求を要請する「声明」を採択!~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510688

「国葬のあとには戦争が来る! 国が『供養しなさい、弔いをしなさい』と個人の心の自由を奪っていくのは、戦前と同じような状態!!」~9.21 国民に弔意を強制してはならない! 国葬に反対する渋谷ハチ公前毎週連続祈念行動 2022.9.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510875

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド「ウクライナ侵攻後初の中露首脳会談開催! 中露が多極化世界を強化する方向で一致! 世界は3極化へ急速に進んでいる!」2022.9.18号~No.3657号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51318
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220918

日刊IWJガイド「気象庁が『過去に前例がない』と呼ぶ超大型台風14号! 18日に鹿児島県に上陸後、北上!『経験したことのない』大雨、暴風に警戒を!!」2022.9.19号~No.3658号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51322
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220919

日刊IWJガイド・非会員版「上海協力機構(SCO)は、参加国を拡大し、貿易の非ドル決済を進め、具体的なエネルギー資源の協力体制を着々と進めている!」2022.9.20号~No.3659号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51328
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220920

日刊IWJガイド・非会員版「米国がザポリージャ原発への攻撃はウクライナ軍だと認めた! ロシア軍が攻撃していると報じていた日本の新聞、テレビは誤報を謝罪すべき!」2022.9.21号~No.3660号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51330
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220921

日刊IWJガイド・非会員版「9月23~27日に東部ドンバス地方と南部へルソン州、ザポリージャ州でロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票を実施!」2022.9.22号~No.3661号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51333
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220922

日刊IWJガイド・非会員版「統一教会が『改革推進本部』を設置したと記者会見! 国会議員に迷惑をかけたと謝罪しながら被害者への謝罪はなし!」2022.9.23号~No.3662号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51338
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220923

日刊IWJガイド・非会員版「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも二つの革命から見ていく必要がある』岩上安身による 国際政治学者羽場久美子氏インタビュー報告!」2022.9.24号~No.3663号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51341
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220924

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方を募集します。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

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■【スタッフ募集・事務班】中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションである事務班のスタッフを募集します。PC操作のスキルがあり、スケジュール調整のためにアポ取りのコミュニケーションスキルのある方、歓迎です! これまでの社会経験も生かせます! 時給は1200円からのスタートです。

 スケジューリングする事務班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションです。PCの操作のスキルとスケジュールのためにアポ取りのためのコミュニケーションスキルは、最低限必要になります。時として動画班のように、カメラをもって取材現場に行く場合もあります。スタート時は時給1200円からで能力・実績に応じて昇給します。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。

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■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

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 動画班で、大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画へのスーパー挿入やハイライトの作成等の動画編集を行うスタッフを募集します。

 PCによる動画の編集作業の経験がある方を特に優遇し、最優先で募集します。

 経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です。もちろん、必要な研修はIWJ内にて教えていきます!

 時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。定年退職(65歳)となれば勤務年数に応じ満額の退職金をお出しできるよう会社が積み立てています。

 他方、副業としての雇用や業務委託契約、外注も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、浜本信貴、六反田千恵)

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