日刊IWJガイド・非会員版「統一教会が『改革推進本部』を設置したと記者会見! 国会議員に迷惑をかけたと謝罪しながら被害者への謝罪はなし!」2022.9.23号~No.3662号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~統一教会が「改革推進本部」を設置したと記者会見! しかし国会議員に迷惑をかけたと謝罪しながら被害者への謝罪はなし! それを追及されると「監禁説得で強引に訴えさせている」と「被害」に反論! 北朝鮮との関係追及には「文鮮明氏は命懸けで北朝鮮に行った」、北朝鮮へ日本の献金が送られたことは「断じてない」と主張!!

■文春が統一教会元信者の証言をスクープ!「教団幹部の指示で仲間と下村博文氏の選挙事務所に行き、用意されていた有田芳生氏の中傷ビラをポスティングした」!! 中傷ビラの配布は名誉毀損に当たる! 下村博文氏と事務所スタッフそして統一教会は共謀共同正犯ではないのか!?

■<新記事紹介>文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!!「人類の真のお父様」を自称する文鮮明はレイプ魔! 元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! 全国弁連は旧統一教会の解散請求を要請する「声明」を採択!~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について

■【中継番組表】

■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から22日までのご寄付額は75万3600円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

■<本日の岩上安身によるインタビュー・日時変更のお知らせ>本日夜8時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー第2弾をお送りします! ぜひご視聴ください!

■米連邦準備理事会(FRB)は3回目の0.75%の利上げを決定、すると円が145円に下落! 黒田東彦総裁が記者会見で金融緩和継続を表明すると、さらに1ドル146円と、約24年ぶりとなる円安水準へ突入! 政府・日銀はついに24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切る! エコノミストの田代秀敏氏は岩上安身のインタビューで、実質実行為替レート(REER)で見れば、円の実力は1970年台まで後退していると指摘していた!

■「国賊」安倍元総理の国葬に「最初から反対だし、出るつもりもない」と、「自民党ひとり良識派」を自認する村上誠一郎元行政改革担当大臣が、明言!


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■はじめに~統一教会が「改革推進本部」を設置したと記者会見! しかし国会議員に迷惑をかけたと謝罪しながら被害者への謝罪はなし! それを追及されると「監禁説得で強引に訴えさせている」と「被害」に反論! 北朝鮮との関係追及には「文鮮明氏は命懸けで北朝鮮に行った」、北朝鮮へ日本の献金が送られたことは「断じてない」と主張!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は、昨日22日午後2時から、記者会見を行いました。

 旧統一教会をめぐっては、9月16日に行われた全国霊感商法対策弁護士連絡会の集会で、文部科学大臣に、宗教法人法にもとづき、「解散命令」を請求することを求める声明が採択されるなど、「解散」を求める声が高まっています。

※文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!!「人類の真のお父様」を自称する文鮮明はレイプ魔!元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! 全国弁連は旧統一教会の解散請求を要請する「声明」を採択!~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510688

 一方で20日行われた、立憲民主党による野党合同ヒアリングでは、この「旧統一教会の解散命令を出すよう裁判所に請求すべきだ」という全国弁連の声明について、宗教法人法を所管する文化庁宗務課の担当者が、「安易に解散命令の請求をするわけにはいかない。裁判所が確実に命令を出すだろうという状況がなければ請求すべきでなく、文化庁として無責任な対応はできない」「教会の幹部らが刑事罰を受けていない中で、裁判所が解散命令を出すのは難しいと考えている」などと答弁しました。

※“旧統一教会の解散命令請求は難しい“ 政府側 野党に認識示す(NHK、2022年9月20日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220920/k10013827851000.html

 この宗務課の答弁に対して全国弁連の紀藤正樹弁護士は22日、ツイッターで「被害を放置してきた宗務課から『安易』と言われるのはとても心外。できない理由を見つけるのではなく、できる理由を見つ出すのが国民の安全安心を目指す行政の役割ではないか」と批判しました。

※紀藤正樹弁護士のツイート(2022年9月22日)
https://twitter.com/masaki_kito/status/1572628590805807105

 22日の旧統一教会による記者会見は、こうした「解散命令」を見据えた動きに対抗するものとの見方が濃厚です。この日、会見に臨んだのは、過去2回会見を行った田中富広会長ではなく、新たに設立された「教会改革推進本部」本部長に就任した勅使河原秀行(てしがわらひでゆき)氏でした。

 勅使河原氏は、1992年にソウルでの合同結婚式がメディアで大きく取り沙汰された際、元オリンピック新体操日本代表で、その後タレントとして活躍していた山崎浩子さんのマッチング相手として注目された人物です。

 山崎さんと勅使河原氏は入籍することなく、その後山崎さんは統一教会を脱会しています。

 また、会見には長年統一教会の顧問弁護士をつとめる福本修也(のぶや)弁護士も同席しました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■文春が統一教会元信者の証言をスクープ!「教団幹部の指示で仲間と下村博文氏の選挙事務所に行き、用意されていた有田芳生氏の中傷ビラをポスティングした」!! 中傷ビラの配布は名誉毀損に当たる! 下村博文氏と事務所スタッフそして統一教会は共謀共同正犯ではないのか!?

 9月22日発売の『週刊文春』2022年9月29日号が、自民党の下村博文元文部科学大臣と旧統一教会との関係について、スクープを放ちました。

 『週刊文春』は、2009年の衆院選で下村氏の選挙をボランティア支援したという、「当時、東京・武蔵野市の『武蔵野教会』に所属していた統一教会信者」だった元信者「Xさん」の証言を次のように報じています。

 「『今度の衆院選で有田(芳生)さんが東京11区から出馬する。落とすために対抗馬の下村さんを応援してください』

 (教団幹部のF青年部長から)指示を受け、Xさんは、同じ教会の3~4人の仲間と板橋区内にある下村氏の選挙事務所に向かった。

 『そこには、近隣の教会から来たと思われる信者が、他にも10人ほど集まっていました。事務所には有田さんを中傷するビラが用意されていた。それをポスティングするのが役目でした』(Xさん)

 (中略)『手伝ったのは1日だけでしたが、下村さんは自分たちが信者だとわかっている様子でした。交通費は教会で精算した。開票日に有田さんが負けると信者の間で盛り上がりました』(Xさん)」

※「信者が集まって中傷ビラを」下村博文元文科相への選挙支援を統一教会元信者が告白(文春オンライン、2022年9月22日)
https://bunshun.jp/articles/-/57625?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 下村氏は自民党の「点検」に対し、統一教会による選挙支援を否定しています。

 この証言が事実であれば、有田氏への中傷ビラは、下村氏の事務所が用意し、統一教会問題追及の第一人者である有田氏を落選させるために、教団信者を使って抽象ビラをポスティングさせていたことになります。

 中傷ビラの配布はもちろん、名誉毀損に相当します。事実であれば、れっきとした違法行為です。下村博文氏と事務所スタッフ、そして信者を使った統一教会は、共謀共同正犯に問われるべきではないでしょうか!?

■<新記事紹介>文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!!「人類の真のお父様」を自称する文鮮明はレイプ魔! 元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! 全国弁連は旧統一教会の解散請求を要請する「声明」を採択!~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について

 9月16日(金)午後1時10分より、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷にて、全国霊感商法対策弁護士連絡会(以下、全国弁連)の東京集会が行われました。内容は「統一教会の被害実態および政治との関与について」です。

 本集会については、すでに日刊IWJガイド2022.9.19号の<IWJ取材報告>でご報告しましたが、記事と動画をアップしたため、改めてご案内します。

 全国弁連は、「旧:世界基督教統一神霊協会(統一協会・統一教会)、現:世界平和統一家庭連合(家庭連合)による『霊感商法被害の根絶』と『被害者の救済』を目的として1987年5月、全国の約300名の弁護士が賛同して結成された会」(全国弁連ウェブサイトより)です。以降、信者やその家族の相談に応じたり、官公庁やマスコミへの申し入れ等の活動を行ってきました。

 全国弁連では、例年3月と9月に集会を行っています。安倍元総理の銃撃事件後、統一教会の被害実態や政治との関与に注目が集まっていることを受け、今回の集会では、「(1)元信者の方、二世の方からの生の声を基にした被害実態に関する報告、その問題点の分析、(2)政治と統一教会の関わりに関しこれまでの情報をまとめた上でその対策をいかに図るかの検討、(3)カルトによる被害を撲滅するための規制のあり方」(開催案内より)を主眼に開催されました。

 この日の集会は、オンラインと会場あわせて合計220数名が参加し、7時間以上にわたって行われました。

 集会は、基調報告以下、第1部「旧統一協会による被害実態について(1)」、第2部「全国弁連からの声明」、第3部「旧統一協会による被害実態について(2)」、第4部「政治と統一協会」で構成されました。

 そこでは、被害相談の実態報告をはじめ、文鮮明氏の婚外子サミュエル・パク氏が、「私の母は17歳の時に文鮮明にレイプされた」と衝撃の告白を語るほど、「二世」を含む元信者の生々しい体験談が語られました。そして「全国弁連からの声明」で、文科大臣に「解散命令」請求を求めることなどが明らかにされました。さらにフランスの「反セクト法」の詳細や、自民党の統一教会汚染、聖職者の協力問題など、今後の旧統一教会問題の解決に向かって、注目すべき内容が盛り沢山に発表されました。

 詳しくは、下記の本文と全編動画を御覧ください!

※文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!!「人類の真のお父様」を自称する文鮮明はレイプ魔!元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! 全国弁連は旧統一教会の解散請求を要請する「声明」を採択!~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510688


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◆中継番組表◆

**2022.9.23 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】15:00~「国葬反対!STOP!辺野古埋め立て『憲法改悪を許さない全国署名街頭宣伝』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「憲法9条を壊すな!実行委員会 街頭宣伝チーム」主催の街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた国葬関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%9B%BD%E8%91%AC
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【IWJ・Ch7】17:30~「国葬反対!安倍元首相の死を悼まない!リレートーク&デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 「国葬反対!安倍元首相の死を悼まない!共同行動」主催の抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきた安倍晋三氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による国際政治学者 羽場久美子教授インタビュー(続編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による羽場久美子氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた羽場久美子氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e5%a0%b4%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90

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◆中継番組表◆

**2022.9.24 Sat.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

文鮮明の婚外子サミュエル・パク氏が「母は17歳の時、父・文鮮明に強姦された!」と告白!! 元信者が伝道の実態を証言!「集団詐欺の手先のようなことをやっていた」!! ~9.16 全国弁連東京集会―内容:統一教会の被害実態および政治との関与について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510688

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■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から22日までのご寄付額は75万3600円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 8月から始まった第13期も、9月下旬となりました。

 今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、先月第13期のスタート月となった8月分は、8月31日の時点でご寄付は122万3000円、月間目標額の31%にとどまりました。

 目標額に届かなかった残額267万7000円分は、今月の月間目標額に繰り越して上乗せとしました。ですので、今月9月の目標額は657万7000円となります。9月もかなり厳しいスタートとなりました。

 9月は1日から22日までの22日間で、75万3600円のご寄付・カンパをいただきました。これは、上記の累積の目標額657万7000円の11%にあたります。9月の1ヶ月の3分の2を過ぎて11%という状態は、かなり厳しいと言わざるをえません。

 なんとかこの9月は、8月の不足分もあわせて月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、市民の皆さまのお支えがあってのことです。

 また、大新聞、大手テレビが、足並みをそろえてウクライナ紛争において情報操作を行っている現状を御覧になればわかるように、権力と大資本から距離を置く独立メディアが存在しないと、真実はまったくわからなくなってしまいます。

 統一教会が熱心に後押ししてきた緊急事態条項の阻止のために、私と、IWJのスタッフは、全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身

■<本日の岩上安身によるインタビュー・日時変更のお知らせ>本日夜8時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー第2弾をお送りします! ぜひご視聴ください!

 日刊IWJガイド9月22日号で、22日とお知らせしました、岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビューの第2弾「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」は、1日延期となり、本日8時より、生配信でお送りします。急な日程変更となり、大変申し訳ありませんでした。

 インタビュー内容の予告は、日刊IWJガイド9月22日号でお読みください。

※<本日の岩上安身によるインタビュー>本日夜7時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー第2弾をお送りします!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51333#idx-4

 羽場教授は、ロシアによるウクライナ侵攻は「あってはならないこと」とされています。一方、羽場教授は、2022年2月24日に突然侵攻が始まったのではない、2022年2月24日から見るとウクライナ紛争の真相は見えない、と指摘されています。

※「100%ロシアに責任がある」は正しくない。ロシア側のみでなく、ウクライナ側、特に、武器供与など、アメリカ側の問題点も報道されるべきである!~6.6羽場久美子教授(国際政治学者)講演会「ロシアのウクライナ侵攻:武器供与でなく停戦を」2022.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789

 羽場教授は、ユーロマイダン・クーデターが起きた2014年から8年間継続してきたウクライナ政府と東部の分離自治派の間の内戦の延長にウクライナ侵攻がある、と指摘しています。ウクライナ政府による東部住民への迫害に端を発した内戦は、1万4000人とも1万5000人ともいわれる犠牲者を出しながら継続してきました。

 羽場教授は、その背景には2004年のオレンジ革命から顕著になった米国のウクライナへの関与があると指摘されています。

 IWJも今年4月、「オバマ政権のウクライナ政治への関与は息を飲むほどだった」(CATO研究所、テッド・ガレン・カーペンター・シニア・フェロー、2017年)と言われた、米国による「ウクライナ支援」があったことを検証するレポートを出しました。こちらもぜひ、お読みください。

※【IWJ検証レポート】「オバマ政権のウクライナ政治への関与は息を飲むほどだった」! ユーロ・マイダン革命は欧米が作った! ウクライナ侵攻は米国にも重大責任! CATO研究所「米国のウクライナ偽善」レポート! 2022.4.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/504470

 岩上安身は、8月16日、羽場教授にインタビューしました。羽場教授は、一貫して「停戦こそ最も重要」と訴えていらっしゃいます。

 第1回インタビューから1ヶ月以上が経ち、ウクライナ軍が反撃に出て、ロシアのプーチン大統領が9月21日に重要演説を行い、予備役の部分動員と、「あらゆる手段」でロシア領土を守ることを宣言しました。20日には、ウクライナ東・南部の親ロシア派支配地域やロシア軍の占領地域では、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を9月23日から27日にかけて実施すると表明していました。

 戦局はターニングポイントを迎えたと言われています。ウクライナ紛争は、「特別軍事作戦」から「戦争」へと、ロシアにとってもウクライナにとっても、そしてウクライナを支援する米国や欧州諸国にとっても、後戻りできないエスカレーションへと進む瀬戸際に差し掛かっています。

※プーチン大統領、国民の「部分的動員」を発表 テレビ演説で(CNN、2022年9月21日)
https://www.cnn.co.jp/world/35193578.html

※ロシア支配地域、編入へ住民投票表明 ウクライナと支援国は非難(ロイター、2022年9月20日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-referendums-kherson-idJPKBN2QL1FM

 続編となる本日のインタビューでは、最新のウクライナ情勢などを睨みつつ、「即時停戦」を訴える羽場先生に、ウクライナ紛争の背景と米国の関与、今後の国際政治の流れなどについて、お話をうかがいます。ぜひ、インタビュー中継を御覧ください。

 インタビューは、冒頭オープンで生配信します。ぜひ他の皆さまに拡散いただき、会員になられていない方は、この機会にぜひ会員になってください。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを視聴できます!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による国際政治学者 羽場久美子教授インタビュー(続編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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 これまでIWJが報じてきた羽場久美子氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e5%a0%b4%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90

■米連邦準備理事会(FRB)は3回目の0.75%の利上げを決定、すると円が145円に下落! 黒田東彦総裁が記者会見で金融緩和継続を表明すると、さらに1ドル146円と、約24年ぶりとなる円安水準へ突入! 政府・日銀はついに24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入に踏み切る! エコノミストの田代秀敏氏は岩上安身のインタビューで、実質実行為替レート(REER)で見れば、円の実力は1970年台まで後退していると指摘していた!

 米連邦準備理事会(FRB)は、20日・21日と開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.75%の大幅な利上げを決めました。政策金利は3.00─3.25%としました。『ロイター』ほかが報じました。

 13日に発表された米国の8月CPIが、前年比8.3%上昇であったことから、0.75%の大幅利上げになるであろうとは、予測されていました。

※米CPI、8月は前年比8.3%上昇:識者はこうみる(ロイター、2022年9月13日)
https://jp.reuters.com/article/usa-cpi-instantviews-idJPKBN2QE1G1

 0.75%は、1回の利上げとしては通常の3倍の大きな上げ幅で、かつ、今年、6月・7月に続き、3回目となります。FOMCの後に記者会見をしたFRBのパウエル議長は、「インフレ抑制に向け手を緩めることはない」と明言、「インフレ率の2%回帰を約束する」と述べました。

 パウエル議長は「我々はインフレを克服しなければならない」とインフレ抑制の強い意志を示し、懸念される景気後退について、「そうするため痛みの伴わない方法があればいいが、それはない」と述べました。

 『ロイター』によると、米国の経済見通しは2022年末で0.2%成長と、鈍化が想定されています。2023年には1.2%成長に回復する見込みとはいうものの、潜在成長率を大きく下回るとみられています。米国株も、乱高下した後、終盤にかけて大幅安となりました。S&P総合500種は1.8%安でした。

 11月の中間選挙に向けて、インフレの行方が選挙に影響する懸念もあるためか、FRBは多少の「痛み」をともなっても、断固、インフレを抑制に全力を集中する方針です。

※FRBが3回連続0.75%利上げ、年内もう一段 「制約的」水準維持へ(ロイター、2022年9月21日)
https://jp.reuters.com/article/fomc-idJPKBN2QM1SK

 FRBが0.75%の利上げを決めたことを受け、22日の外国為替市場では円相場が、一時、1ドル=146円に迫るところまで下落しました。これは、1998年8月以来となる、およそ24年ぶりの円安・ドル高水準です。

 日本銀行の黒田東彦総裁は、22日の記者会見で、政策金利を「当面引き上げることはない」と明言しました。黒田総裁は、日本はまだコロナ禍からの回復途上にあり、8%・9%といった高いインフレ率に苦しむ欧米諸国に比べれば、消費者物価指数(CPI)も2.8%にとどまり、2023年以降は再び1%台に下落すると見られており、まだ経済再生のために、大規模な金融緩和の継続が適切であると説明しました。

 米国のFRBをはじめ、欧州のECBなど、インフレに苦しむ欧米諸国が軒並み、利上げ・金融引き締めに入ったのに対し、日銀が政策金利を据え置く方針の違いが明確になりました。そのため、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが膨らみました。

 『日本経済新聞』は「日本が金融危機にあった98年8月に付けた147円台の円安水準に急速に接近している」と、報じました。2022年1月には1ドル=114.8円でしたので、30円以上、30%近くも、円が安くなってしまったことになります。

 今年初めに100万円持っていたとすれば、今や、対ドルでいえば70万円に減ってしまったことになります。

※円1ドル=146円に接近 黒田日銀総裁会見中に下落加速(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB073OD0X00C22A9000000/

 円安が急速に進めば、輸入物価があがり、資源エネルギーや食糧など、生活に必要な物資の多くを輸入に依存している日本の国民生活を直撃します。

 9月16日に岩上安身がインタビューをした、エコノミストの田代秀敏氏は、輸入物価が上がるだけではなく、購買力が弱いために、旺盛な購買力を持っている中国などに日本企業が「買い負け」する傾向が広がっており、輸入商品が貧弱になっていると、鮮魚など具体的な事例をあげながら、解説しました。

 田代氏はさらに、日本の国内総生産(GDP)と国内総所得(GDI)の差が「3ポイントも乖離」する、極めて稀な異常事態になっていると指摘しています。頑張って働いた分の生産は増えているけれども、頑張って働いた分が海外に流出してしまい、所得がまったく増えていないというのです。田代氏は、日本は「働けど働けど暮らしは楽にならず」という状態にあると説明しています。

 急速な円安によって、輸入物価の上昇、「買い負け」、頑張っては働いた分の海外流出といった三重苦に日本は陥っているのです。

※「頑張って働いた分が海外に流出し、働けど働けど暮らしは楽にならず」の日本はこれからどうなるのか!~岩上安身によるインタビュー第1097回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510693

 急速に進む円安に対し、ついに、政府・日銀は22日、円買い・ドル売りの為替介入に踏み切りました。円買い介入は、1998年6月以来、約24年ぶりとなります。鈴木俊一財務相大臣は、為替介入の実施後、22日夜に財務省内で記者会見し、為替介入に踏み切ったことを明らかにしました。

 『日本経済新聞』によると、鈴木財務大臣は、「為替は原則として市場で決まるものだと前置きしつつ、『投機による過度な変動が繰り返されることは決して見過ごすことができない』と理由を述べた。介入が日本単独かどうかや規模、タイミングなどについては明言しなかった」ということです。

 日本政府としては、1ドル=145円以上の円安は容認できないというメッセージを市場に示したことになります。しかし、日米の金利差という金融的現実が円安の背景に厳然と存在しており、日本の政策金利が上がらない以上、為替介入の効果は一時的かつ限定的であるといわざるを得ません。

 日本の財政赤字が膨らみ続け、2021年の日本の政府債務残高は対GDP比257%にまで増加しています。そのため、日銀が金利を引き上げれば、政府の利払いは膨張し、国の台所が火の車となるため、日銀が金利を引き上げないのではなく、「上げられないのだ」と投機筋に足元を見られているのです。

 中央銀行が低金利政策を維持し金融緩和をしていれば、経済活動が活発になり、株価は上がるのが通常ですが、現在の日本では「トリプル安」、為替、株、国債すべてが売られる「日本売り」に陥っています。

※政府・日銀、24年ぶり円買い介入 円一時140円台に上昇(日本経済新聞、2022年9月22日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA12A5H0S2A410C2000000/

 1ドル=146円の円安を受けて、『日本経済新聞』をはじめとする、日本のメディアは22日、いずれも「24年ぶりの円安」と一斉に報じました。

 しかし、エコノミストの田代秀敏氏は、9月16日の岩上安身によるインタビューで、今、メディアが取り上げている「対ドル為替レート」は表面的な数字だけで、内外物価変動による通貨の購買力の変化を反映しておらず、実際の円の実力を正確には表していない、と指摘しています。

 田代氏は、国際決済銀行(BIS)公表の実効レートの時系列データから独自に作成した実質実行為替レート(REER)のグラフを示し、日本円の実質実効為替レートはおよそ60(基準値100に対して)で、1ドル360円の固定金利から変動金利に移行した直後の1970年台の初期とほぼ同じ水準にまで下がっていると説明しました。

 つまり、「1998年の金融危機以来24年ぶり」どころか、実質的には「50年ぶり=半世紀分」、世界における円の実力は後退したことになるのです。危機的な状況下にあっては、正確な状況把握がなければ、突破口も見えてきません。

 岩上安身は、来週9月26日月曜日に、再度、田代秀敏氏にインタビューを行う予定です。詳細が決まりましたら、日刊IWJガイドでご案内しますので、ぜひ御覧ください。

■「国賊」安倍元総理の国葬に「最初から反対だし、出るつもりもない」と、「自民党ひとり良識派」を自認する村上誠一郎元行政改革担当大臣が、明言!

 自民党の村上誠一郎元行政改革担当大臣が、20日、自民党内で記者団の質問に対し、安倍晋三元総理の国葬について「最初から反対だし、出るつもりもない」「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。(安倍元総理は)国賊だ」と語ったと、20日付け時事通信が報じました。

※安倍氏国葬を欠席へ 自民・村上氏(時事ドットコム、2022年9月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022092000842&g=pol

 21日午後の松野博一官房長官の会見では、共同通信記者が「村上誠一郎氏が『国民の6割以上が反対している』として、欠席を明言された。与党内から国葬への疑問の声が上がっていること、国民に理解が広がっているとは言い難い現状について、見解を」と質問しました。

 これに対して松野官房長官は、「国葬議についてさまざまな意見があることは承知していますが、いずれにせよ政府としては、これまでも丁寧に説明してきている。これからも説明を尽くしていきたい」と答えました。

※内閣官房長官記者会見 令和4年9月21日(水)午後(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202209/21_p.html

 21日付け毎日新聞は「村上氏の言動に対し、安倍派議員らは強く反発。同派議員の一人は「そんなことを言うなら離党すべきだ」と主張する。村上氏が、常設の最高意思決定機関である総務会メンバーから外れるべきだとの意見も出ている」と報じています。

※自民・村上誠一郎氏「国賊」発言に党内で反発も 国葬欠席へ(毎日新聞、2022年9月21日)
https://mainichi.jp/articles/20220921/k00/00m/010/240000c

 安倍元総理を批判したことに対し、「離党すべき」や「最高意思決定機関である総務会メンバーから外れるべき」という意見が続出してくる、ということは、自民党の多くの議員が、安倍晋三という人物のダークサイドである、統一教会との深い癒着について、解明の努力も浄化の努力も、説明責任も果たすつもりもない、という「本音」をあらわにした、といえるでしょう。

 岩上安身は2014年7月4日と2017年8月21日に、「自民党ひとり良識派」を自認する村上誠一郎議員にインタビューを行っています。ぜひ御覧ください。

※【大義なき解散総選挙13】「たとえ一人でも、やらないといけない」集団的自衛権行使容認に反対した自民党・村上誠一郎衆院議員に岩上安身がインタビュー 時折涙を見せる場面も~岩上安身によるインタビュー 第434回 ゲスト 村上誠一郎衆院議員 2014.7.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/150285

※「安倍さんは武士(もののふ)として自ら進退を決めるべきだ」~ミスター自民党がアベ政治をぶった斬る!「こんな財政状況で改憲の話している場合ではない」~岩上安身によるインタビュー 第780回 ゲスト 村上誠一郎議員 2017.8.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/395998

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220923

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、前田啓、中村尚貴)

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