日刊IWJガイド・非会員版「9月23~27日に東部ドンバス地方と南部へルソン州、ザポリージャ州でロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票を実施!」2022.9.22号~No.3661号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナ紛争の最重要局面! 9月23~27日に東部ドンバス地方と南部へルソン州、ザポリージャ州でロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票を実施! 場合によっては核戦争・第三次世界大戦の瀬戸際に!

■【中継番組表】

■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から20日までのご寄付額は73万602円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日夜7時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー第2弾をお送りします!

■政治経済学者、植草一秀氏への岩上安身のインタビューが10月3日(月)に決定!「正当性なき国葬を、勝共派と反勝共派に区分するリトマス試験紙として活用することが大切だ」! 全国で「国葬」反対デモ・集会! IWJはすべて可視化するために臨時中継市民を募集します!

■果てしなく続く自民党と統一教会との腐れ縁! 旧統一教会との接点の有無で山際大臣の回答が二転三転! 旧統一教会との関係は選挙結果に影響しなかったのか? 山際大臣は、どのように旧統一教会との関係が深まっていったのか、明らかにすべき!
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■はじめに~ウクライナ紛争の最重要局面! 9月23~27日に東部ドンバス地方と南部へルソン州、ザポリージャ州でロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票を実施! 場合によっては核戦争・第三次世界大戦の瀬戸際に!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 2月24日に、ロシア軍のドンバス地方への侵攻で始まったウクライナ紛争は、もっとも重大な局面を迎えました。

 9月23~27日に東部ドンバス地方(「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」)と南部へルソン州、ザポリージャ州で、ロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票を実施すると各州の行政責任者が発表したのです。

 ロシアメディアの『Sputnik日本』は、20日にウクライナ東部のドンバス地方の住民投票が9月23日から27日に行われるとツイートしました。

「ドンバスの住民投票 今月23~27日に実施

#ドネツク人民共和国と#ルガンスク人民共和国の両首長は20日、#ロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票の実施に関する法律に署名した。両共和国では、今月23日から27日に住民投票が実施される予定」

※Sputnik日本の20日のツイート
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1572195752600039424?s=20&t=5rbSj6ZUUj-8mPMfzs-1DA

 また、南部のへルソン州も同時期に住民投票を行うとSputnik日本は20日にツイートしています。

 「ドネツク・ルガンスク両人民共和国と同じく、南部 #へルソン州でもロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票が23~27日に行われる」

※Sputnik日本の20日のツイート
https://twitter.com/sputnik_jp/status/1572201194394890240?s=20&t=5rbSj6ZUUj-8mPMfzs-1DA

 ザポリージャ原発のあるザポリージャ州においても、9月23日から27日に、ロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票が行われます。

※Ukraine’s Zaporizhzhia region joins Russia annexation votes(Insider Paper、2022年9月20日)
https://insiderpaper.com/ukraines-zaporizhzhia-region-to-also-hold-russia-annexation-vote/

 明日からウクライナ東部・南部のロシア軍支配地域で、ロシア連邦への編入の賛否を問う住民投票が始まります。

 ドミトリー・メドベージェフ元大統領は、20日のテレグラムへの投稿で、この住民投票について次のように言及しています。

 「ドンバスでの国民投票は、LNR、DNR、およびその他の解放された地域の住民を組織的に保護するだけでなく、歴史的正義を回復するためにも非常に重要です。

 それは数十年にわたるロシアの発展のベクトルを完全に変えてしまうのです。そして、我が国だけでなく新しい領土がロシアに編入されれば、世界の地政学的な変革は不可逆的なものになるでしょう。

 ロシア領土への侵入は犯罪であり、その行為は自衛のためのあらゆる力を行使することができます。しかし、それと同様に重要なことは、いったん我が国の憲法が改正されれば、将来のロシアの指導者、公職者は、これらの決定を覆すことができなくなるということです。

 だからこそ、キエフや西側諸国では、こうした国民投票が非常に恐れられているのです。だからこそ、開催する必要があるのです」

※ドミトリー・メドベージェフ元大統領の20日のテレグラムへの投稿
https://t.me/s/medvedev_telegram

 メドベージェフ元大統領のテレグラムの文章には、ウクライナ東部と南部で実施される住民投票の意味が、的確に述べられています。重要なポイントは、この先、たとえプーチン政権が、別の政権にバトンタッチしても憲法を改正して、これら編入した領土は守り抜くという意思を示しています。バイデン大統領などはしばしばプーチン大統領を「異常な独裁者」のように非難し、彼ひとりを取り除けば西側にとって「扱いやすい」ロシアが戻ってくるかのように宣伝していますが、それは見込み違いである、ということを示しています。

 この4州がロシア連邦へ編入されれば、それはロシアの領土となります。そこへの攻撃は「自衛のためのあらゆる力を行使する」ことができることになります。

 問題なのは、ロシアが「自衛のためのあらゆる力」のうち、核兵器を使用する条件です。

 2020年6月2日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアが国際紛争で核兵器を使用する条件を定めた「核抑止分野におけるロシア連邦の国家政策の基礎について」を承認しました。この文書には、国際紛争時におけるロシアによる核兵器使用の条件がすべてあげられています。

※Об Основах государственной политики Российской Федерации в области ядерного сдерживания(ロシア大統領府、2020年6月2日)
http://actual.pravo.gov.ru/text.html#pnum=0001202006020040

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◆中継番組表◆

**2022.9.22 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】13:00~「第9回 国葬に関する国対ヒアリング ―内容:日本人・外国人の参列者数、黙とうを行う自治体や教育委員会の数、案内状の送付数、参列者数、総額の公表時期」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「第9回 国葬に関する国対ヒアリング」を中継します。これまでIWJが報じてきた国対ヒアリング関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%87%8e%e5%85%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e3%83%92%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0
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【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による国際政治学者 羽場久美子教授インタビュー(続編)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による羽場久美子氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた羽場久美子氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e5%a0%b4%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90

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◆中継番組表◆

**2022.9.23 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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■IWJの財政状態が、大ピンチです! 9月1日から20日までのご寄付額は73万602円、目標額のわずか11%にとどまっています! 8月のご寄付・カンパも、月間目標額の31%の122万3000円にとどまりました! 今月9月の月間目標額は、8月の不足分の267万7000円の繰り越し分とをあわせ、657万7000円です! しかしながら現実には、目標額のわずか11%にとどまっています! どうぞ、緊急のご支援をよろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 8月から始まった第13期も、9月下旬となりました。

 今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、先月第13期のスタート月となった8月分は、8月31日の時点でご寄付は122万3000円、月間目標額の31%にとどまりました。

 目標額に届かなかった残額267万7000円分は、今月の月間目標額に繰り越して上乗せとしました。ですので、今月9月の目標額は657万7000円となります。9月もかなり厳しいスタートとなりました。

 9月は1日から20日までの20日間で、73万602円のご寄付・カンパをいただきました。これは、上記の累積の目標額657万7000円の11%にあたります。9月の1ヶ月の3分の2を過ぎて11%という状態は、かなり厳しいと言わざるをえません。

 なんとかこの9月は、8月の不足分もあわせて月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、市民の皆さまのお支えがあってのことです。

 また、大新聞、大手テレビが、足並みをそろえてウクライナ紛争において情報操作を行っている現状を御覧になればわかるように、権力と大資本から距離を置く独立メディアが存在しないと、真実はまったくわからなくなってしまいます。

 なお、周知の通り、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。

 8月26日に開かれた「安倍晋三元首相国葬反対声明」の記者会見で、霊感商法弁護団共同代表である郷路征記(ごうろ まさき)弁護士は、安倍元総理の国葬が行われれば、統一教会信者を励ますことになる、と懸念を示しました。

 統一教会員にとっては、「霊界で生き」、「地上におけるサタンの勢力との戦いに、天から助けてくれる人」である安倍元総理の存在を、自民党はわざわざ「国葬」扱いとし、「神格化」しようとしています。自民党と統一教会とのいかがわしい「野合」関係を永久に「守護」してもらい、その力を借りてでも「サタンの国」である日本を選民たる韓国の下にはべる「エバの国」にしようとしているのでしょうか!?

※閣議決定のみで国葬を強行!? 郷路弁護士「統一教会員にとって、安倍元首相はまだ霊界で生きている。安倍元総理国葬は旧統一教会を励ます」と危惧~8.26 23期弁護士ネットワーク「安倍晋三元首相国葬反対声明 記者会見」2022.8.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509829

※「日本国自体が統一教会の被害者、自民党政治家等が開き直ることで被害が拡大」! ~岩上安身によるインタビュー 第1083回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509116

※「統一教会を今後どうするのかということに収斂しない議論は意味がない」~岩上安身によるインタビュー 第1086回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509208

 自民党の結党時から幹部であり、CIAのエージェントでもあった岸信介元総理(初代自民党幹事長、第3代自民党総裁)は、統一教会の日本進出に大きな力を貸し、統一教会からも力を借りました。

 それから数えて安倍晋太郎元外相、安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして清和会を中心とする自民党は、韓国発の反社・反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。

 「日本国民が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本は韓国を侵略したサタンの国」であるとして、日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する、犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との、党のスタート時以来の、深い癒着関係があったからです。

 自民党による長期政権とは、統一教会=勝共連合とともにあったのです。これでは、日本国民のためのまともな政治ができるわけがありません。野党の中でも、自民党から分派して成長した維新も、統一教会との関係の深さがきわだちます。改憲派であり、政策的にも、統一教会との関係においても、維新が自民党の「別働隊」であることは否めません。

 自民党や維新が、「愛国者」政党ではなく「売国奴」政党であることは確かですが、既存メディアも、政治家と統一教会の表層的な関わりの有無については報じるものの、統一教会の教義の根本的な問題や、自民党や維新がなぜ反社・反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的・政治的な問題にはほとんど立ち入りません。

 問題は、日本人の生き血を吸い上げるようにして集めたカネを、反日カルト統一教会は何に用いたのか、という問題です。

 文鮮明と韓鶴子が、贅沢な暮らしをするためだけに用いられていたのでしょうか?

 あるいは、日本の自民党や米国共和党にバラまき、自分たちの犯罪捜査に手心を加えてもらうために使われたのでしょうか?

 それだけではすまないようです。文鮮明は、核ミサイルの開発を始めていた北朝鮮の金日成に巨額の資金を渡しているのです。

 IWJは「保守的な『ワシントン・タイムズ』(文鮮明が創刊した極右新聞)を含む文鮮明のビジネス帝国は、強硬派の政府が兵器開発資金を調達するために外貨を必要としていた1990年代初期に、北朝鮮の共産主義指導者に何百万ドルも送金していた」とする、米国で2000年に発表された、調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」を仮訳し、号外としてお届けしています。

※【IWJ号外】米国のジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第2回(その1)!「反共」を看板とした文鮮明の本質はビジネスを超えたコリアン・ナショナリズムだった!? 2022.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509807

※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の調査報道第2回(その2)! 文鮮明の元義理の娘らの目撃者が、文鮮明が広範なマネーロンダリングを行っていると主張! 2022.8.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509899

※【IWJ号外】ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及の報道第2回(その3)! 北朝鮮は文鮮明の生地の土地を99年間賃貸! 信者はここを聖地と呼び、賃貸期間中は治外法権が認められている! 2022.9.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510185

 反日カルトが日本人の生き血を吸うように巻き上げた金が、彼らが掲げてきた「勝共」「反共」どころか、「共産主義」の看板を掲げた金一族独裁の北朝鮮へ送金され、北の核ミサイル開発の資金の一部として使われた可能性すらあるのです。

 文鮮明率いる統一教会と北朝鮮の金一族の蜜月の関係、そして多額の送金の事実は、文鮮明が掲げてきた「反共」という看板がまったくのニセ物であることを示しています。統一教会は、実は独裁者・金一族と共産主義国家である北朝鮮に対して、「密通」していたのです。

 統一教会が熱心に後押ししてきた緊急事態条項の阻止のために、私と、IWJのスタッフは、全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身

■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日夜7時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー第2弾をお送りします!

 本日夜7時より「即時停戦を!『ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある』ウクライナ紛争と米国の戦略」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビューの第2弾をお送りします。

 羽場教授は、6月6日、東京都杉並区の久我山会館ホールにて、「戦争させない杉並1000人委員会」の主催による「ロシアのウクライナ侵攻―武器供与でなく停戦を―アメリカの世界戦略、次は中国」で講演をされました。

 講演の中で羽場教授は、米国による突出したウクライナへの軍事支援に言及し、「米国」にフォーカスしなければ、ウクライナ紛争を正しく理解できないと指摘しました。ご講演の詳細は、IWJ取材で御覧になることができます。

※「100%ロシアに責任がある」は正しくない。ロシア側のみでなく、ウクライナ側、特に、武器供与など、アメリカ側の問題点も報道されるべきである!~6.6羽場久美子教授(国際政治学者)講演会「ロシアのウクライナ侵攻:武器供与でなく停戦を」2022.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506789

 岩上安身は、8月16日、羽場教授にインタビューしました。羽場教授は「停戦こそ最も重要」と訴えました。

 羽場教授は、東西ウクライナの比較、米国及びNATOが、反ロシアの強い西ウクライナを支援して、自治を求める東ウクライナを奪いたい理由が、東部に集中する豊かな資源や肥沃な土壌と、農業、工業、商業、海運などの主要産業が集中していると、ウクライナ紛争の背景を解説しました。

 羽場教授は、2004年のオレンジ革命、そして2014年のユーロマイダン・クーデターに米国が深く関与していたと指摘、NATOの東方拡大の目的は、ロシアの弱体化とプーチン体制の崩壊であり、ウクライナ紛争で米国は利益を得ていると指摘しました。

 羽場教授は、ウクライナ紛争の次は、中国との「台湾有事」が発火する可能性に触れ、東アジアでウクライナ紛争のような事態になることは避けるべきだと主張されました。詳細は、以下で御覧ください。

※「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは米国によるウクライナへの武器供与!」~岩上安身によるインタビュー第1090回 ゲスト 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏 2022.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509539

 第1回インタビューから1ヶ月以上が経ちました。ウクライナ軍が反撃に出て、北東部のハリコフを奪還し、ルハンシク州の一部奪還し、南部ヘルソン州、ザポリージャ原発などでも攻防が続いています。戦局はターニングポイントを迎えたと言われています。ロシア軍は劣勢を挽回できず、ずるずると敗退し続けるだろう、といった予測(あるいは願望や期待)がしきりにマスコミで取り沙汰されています。

 しかし、ロシアのプーチン大統領は、21日、「部分的動員」を発表しました。これまでは「特別軍事作戦」であって、宣戦布告をした「戦争」ではありません。ようやくこれから、ロシアは本気を出して「戦争」を始める、という姿勢のように感じられます。一説では、ロシアは10年以上に渡る長期戦を覚悟しているとの情報もあります。これはプーチン大統領個人が大統領でなくなっても、戦争を継続するという国家意志のあらわれだとも思われます。

 前日、20日には、ウクライナ東・南部の親ロシア派支配地域やロシア軍の占領地域では、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を9月23日から27日にかけて実施すると表明しています。

 仮に住民投票が実施され、ロシアへの編入が住民投票で支持されれば、ウクライナ紛争は、ロシアにとってもウクライナにとっても、そしてウクライナを支援する米国や欧州諸国にとっても、後戻りできないエスカレーションへと進む危険性があります。

※プーチン大統領、国民の「部分的動員」を発表 テレビ演説で(CNN、2022年9月21日)
https://www.cnn.co.jp/world/35193578.html

※ロシア支配地域、編入へ住民投票表明 ウクライナと支援国は非難(ロイター、2022年9月20日)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-referendums-kherson-idJPKBN2QL1FM

 続編となる本日のインタビューでは、最新のウクライナ情勢などを睨みつつ、2004年のオレンジ革命と2014年のユーロマイダン・クーデター、NATOの東方拡大に反対してきた元米国務長官であるヘンリー・キッシンジャー氏とシカゴ大学の国際政治学者であるジョン・ミアシャイマー氏の論考を解説していただきます。

 2014年のユーロマイダン・クーデターによって、ポロシェンコ大統領・ヤツェニュク首相による政権が発足しました。現在、米国大統領であるジョー・バイデン氏は当時、オバマ政権の副大統領で、ウクライナ問題を担当していました。オバマ政権はウクライナ政府に対し、大規模な軍事支援を行い、ウクライナ政府による東部住民・ロシア語話者への迫害、空爆が開始されるなど、内戦状態に陥りました。

 停戦調停が進められ、2015年にミンスク合意2が成立します。羽場教授は、ミンスク合意2の内容を評価されています。現在進行中のウクライナ紛争を停戦に持っていくためのヒントについておうかがいします。

 しかし、ミンスク合意2も十分に守られることはありませんでした。2019年にゼレンスキー政権が誕生したときは、米国はトランプ大統領でしたが、2021年1月にバイデン政権が発足すると、米国のウクライナへの軍事支援が再び拡大されます。2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻に至るまでの経緯について、羽場教授におうかがいします。

 羽場教授は、ウクライナ紛争は米国の世界戦略と深く結びついていると指摘しています。ウクライナ紛争はいつ、どこで、どのような形で「停戦」を実現できるのでしょうか。ロシアの弱体化、プーチン政権の解体まで、米国は軍事支援を継続し、紛争を長期化させるのでしょうか。

 米国の思惑通り、ロシアは弱体化していくのでしょうか。しかし、欧米諸国に対立する中露陣営だけではなく、欧米諸国には与せず、中立を堅持する国々もあります。羽場教授に、今後の国際政治の行方についてもおうかがいする予定です。ぜひ、インタビュー中継を御覧ください。

 インタビューは、冒頭オープンで生配信します。ぜひ他の皆さまに拡散いただき、会員になられていない方は、この機会にぜひ会員になってください。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを視聴できます!

※会員のご登録はこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による国際政治学者 羽場久美子教授インタビュー(続編)」
視聴URL: 調整中

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 これまでIWJが報じてきた羽場久美子氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%be%bd%e5%a0%b4%e4%b9%85%e7%be%8e%e5%ad%90

■政治経済学者、植草一秀氏への岩上安身のインタビューが10月3日(月)に決定!「正当性なき国葬を、勝共派と反勝共派に区分するリトマス試験紙として活用することが大切だ」! 全国で「国葬」反対デモ・集会! IWJはすべて可視化するために臨時中継市民を募集します!

 9月27日に実施される安倍晋三元総理の国葬儀に対する反対運動が大きく盛り上がっています。

 毎日新聞などの調査では、国葬への反対は62%、賛成は27%。朝日新聞の9月10、11日の世論調査でも、国葬への反対が56%、賛成が38%と、ほぼ国民の6割が国葬に反対しています。

※岸田内閣の支持率急降下 「国葬」実施がとどめとなるか?(AERA、2022年9月21日)
https://dot.asahi.com/dot/2022092000069.html?page=1

 国葬に反対する集会やデモは、9月17日以降27日の国葬当日までで、確認できただけで、宮城、東京、埼玉、神奈川、京都など全国7カ所で、23もの反対集会やデモが行われるのです。

 以下、その一部をご紹介します。人員の都合上、IWJがすべて中継に行けるわけではありません。そこでIWJでは、臨時の中継市民を募集します。スマホで撮影できれば十分ですので、ぜひ、お力添えいただける方は、IWJまで、ご連絡ください!

 連絡先は以下です。

代表メールアドレス:office@iwj.co.jp
TEL: 03-3505-3725

・9月17日(土)

宮城『国葬反対スタンディング&アピール』(仙台市青葉区、一番町平和ビル前)

京都【安倍国葬反対デモ@京都第3弾】(京都市役所前) 18:30~集合、19:00~デモ出発

広島『安倍国葬反対 集会&デモ』(広島市 原爆ドーム前)

・9月18日(日)

千葉『安倍元首相の「国葬」反対!中止を求める浦安共同行動』(JR京葉線・新浦安駅前)

・9月19日(月)

東京 国葬反対の大集会とデモ(代々木公園)

・9月21日(水)

東京『「国葬」に反対する 渋谷ハチ公前 毎週連続祈念行動』(渋谷ハチ公前広場) 8日(木)・15(木)・21(水) 呼びかけ:平和をつくり出す宗教者ネット

・9月22日(木)

埼玉『国葬反対!9・22市民アクション』(入間市駅南口)

東京 #国葬反対『0922国葬NO 三鷹アクション』(三鷹駅南口ペデストリアンデッキ)

・9月23日(金)

東京『安倍元首相の国葬反対! 9・23 府中市民 怒りのパレード』13:00~集会(馬場東公園)、13:30~パレード出発

神奈川『国葬反対 街宣&パレード』鶴見区鶴見駅西口⇒鶴見駅東口

・9月24日(土)

東京 国葬反対 萩生田氏追及『政治家と統一協会の癒着を許さない 八王子市民アクション』(JR八王子駅北口オクトーレ前)

東京 #国葬反対『「国葬」に反対する国立市民集会』(国立駅南口前)

・9月25日(日)

東京『総がかりユースアクション 国葬反対 街頭集会』(新宿駅 東南口)

・9月26日(月)

東京 #国葬反対『憲法改悪を許さない 総がかり行動 署名街頭宣伝』(新宿駅西口)

・9月27日(火)

東京『安倍元首相「国葬」反対!9・27国会正門前大行動』場所:国会議事堂正門前

東京『国葬反対!安倍元首相の死を悼まない! 9・27 国葬当日集会&デモ』場所:錦華公園(神保町・御茶ノ水) 11:00~集会、12:00~デモ出発 国葬会場=武道館方面へ

※デモ・抗議開催情報まとめ(反戦・反新自由主義)(2022年9月21日閲覧)
https://w.atwiki.jp/demoinfo/

 9月19日の敬老の日には、国葬などに反対する市民団体が東京・代々木公園で大集会を開き、台風14号の影響による雨が時折強く降りしきる中、約1万3000人(主催者発表)が集まり、渋谷と原宿方面の二手に分かれてデモ行進しました。

※国葬反対、代々木公園で大規模デモ「閣議で何でも決めるな、国会通すのが民主主義」(弁護士ドットコム・ニュース、2022年9月19日)
https://www.bengo4.com/c_1017/n_15020/

 国葬に対する国民の怒りは、最高潮に達しています。

 21日には、首相官邸近くの路上で、国葬に反対する70代の男性が抗議の焼身自殺を図りました。

※首相官邸近くで焼身自殺図る? 手書きの「国葬反対」(朝日新聞、2022年9月21日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15423421.html

 政治経済学者の植草一秀氏は、9月19日のメルマガ『知られざる真実』で、国葬を「国葬=旧統一協会=対米隷属=勝共連合の図式で見ると極めて分かりやすい」と、国葬の本質を的確に指摘しています。

※第3318号 国葬踏み絵で連合立民二分割(メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」、2022年9月19日)
https://foomii.com/00050/2022091906000099575

 植草一秀氏は、国葬の政治的な意義を次のように述べています。

 「国葬によって対米隷属勢力と対米自立勢力の区分が可能になる。

 国葬踏み絵によって真の野党勢力結集を実行することができる。

 災いを転じて福と為すことを考えるべきだ」

 「国葬=旧統一協会=対米隷属=勝共連合の図式」が出てくる背景として、植草氏は、CIA=民社党=同盟=富士政治大学校、松下政経塾の連続性に言及するのです。

 それは、本来国葬に反対すべき労働者の代表である芳野友子連合会長と、野田佳彦立憲民主党最高顧問が、なぜ国葬出席の意向を示しているのかという問題と直結します。彼らの「正体」が、この踏み絵によって、明確になるのです。

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 植草一秀氏への岩上安身のインタビューが、10月3日(月)に決まりました。

 国葬と旧統一教会を突破口に見えてきたCIAによる日本の革新勢力の分断工作などについて、存分に語っていただく予定です。

 ぜひ御覧ください。

 具体的な配信時間は、決まり次第、お伝えします。

■果てしなく続く自民党と統一教会との腐れ縁! 旧統一教会との接点の有無で山際大臣の回答が二転三転! 旧統一教会との関係は選挙結果に影響しなかったのか? 山際大臣は、どのように旧統一教会との関係が深まっていったのか、明らかにすべき!

 山際経済再生担当大臣が、2018年に、旧統一教会が主催したイベントに出席していたことが明らかになりました。『ANNニュース』『朝日新聞』など、各メディアが報じました。

 山際大臣は、2018年7月に開催された「『2018神日本家庭連合希望前進決意2万名大会』祝勝会」に出席した写真が、旧統一教会系団体のホームページに掲載されていると、外部から指摘を受けて、はじめて自身で確認した、ということです。

 公開された写真には、壇上で旧統一教会の韓鶴子総裁が、子どもたちの歓迎を受ける様子を、関連団体のトップとともに見つめる山際大臣と江島潔参議院議員が写っています。

 山際大臣は「批判は真摯に受け止めて、改めておわびを申し上げる」と述べていますが、これまでも外部から指摘を受けてから、その都度、はじめて旧統一教会との接点を認めるといった、不確実で、信用のならない言動を繰り返しています。

※会合で祝辞か…山際大臣 今度は教会トップと(ANNニュース、2022年9月20日)
https://youtu.be/6_xHeL1okcY

※山際経済再生相、旧統一教会会合の出席認める また外部指摘で発覚(朝日新聞、2022年9月20日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ9N4F5TQ9NULFA00R.html

 山際氏は、8月25日には、2016年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体がネパールで開いた会議に出席したのではと指摘を受け、「当時の資料は発見できなかった」「覚えていない」「報道を見る限り、私が出席したと考えるのが自然だと思います」などと、とぼけるような回答を口にしていました。

 しかし、9月3日には、会合に出席した山際氏と山本朋広氏のより鮮明な写真を示され、出席したことを渋々認めるなど、国民に説明する姿勢に一貫性も誠実さも感じられません。

※旧統一教会がマスメディアへの反撃を開始!! 日本テレビ『24時間テレビ』に7年間、信徒がボランティアとして関わっていた」と公表! 日テレ系読売テレビ『ミヤネ屋』では、ジャーナリスト・鈴木エイト氏が、内閣改造で留任した山際大志郎経済再生相について「事務所の中に統一教会の関係者がいると、ずっと指摘されている」とコメント! 山際大臣は統一教会系イベント出席について「報道を見る限り、私が出席したと考えるのが自然」と他人事のように釈明!!(日刊IWJガイド、2022.8.27号~No.3635号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51230#idx-3

※ネパールでの教団関連会合に出席する山際大臣の鮮明な“証拠写真”を入手 「山際氏の秘書が旧統一教会信者」自民党関係者が証言(TBS NEWS DIG、2022年9月3日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/142186?display=1

 国会議員と旧統一教会の関係で、最も重要な問題として、選挙に旧統一教会がどの程度関わってきたのか、という問題があります。選挙への影響を考える際に、統一教会信者が何票を誰に投じたかという問題だけではなく、信者らの熱心な選挙支援によって、選挙結果に影響を及ぼさなかったのか、という問題です。

 山際大志郎氏の選挙区は神奈川18区です。山際氏の初当選からこれまでの衆議院選挙を振り返ってみます。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、前田啓)

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