日刊IWJガイド・非会員版「第13期初月の8月末も残り5日ですが、ご寄付・カンパは目標額の19%! あと314万円足りません! ご支援をお願いいたします!」2022.8.27号~No.3635号


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■はじめに~連日の訴えで恐縮です! 8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! ご寄付の月間目標額を、今期は390万円に下げさせていただきました! しかしながら8月も残り5日ですが現時点で、月間目標額の19%の75万7000円にとどまっています! IWJは第13期早々、ピンチです! 緊急のご支援をよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■旧統一教会がマスメディアへの反撃を開始!! 日本テレビ『24時間テレビ』に7年間、信徒がボランティアとして関わっていた」と公表! 日テレ系読売テレビ『ミヤネ屋』では、ジャーナリスト・鈴木エイト氏が、内閣改造で留任した山際大志郎経済再生相について「事務所の中に統一教会の関係者がいると、ずっと指摘されている」とコメント! 山際大臣は統一教会系イベント出席について「報道を見る限り、私が出席したと考えるのが自然」と他人事のように釈明!!

■日本テレビの「24時間テレビ」に旧統一教会の信者が7年間ボランティアとして活動していた! 他方、旧統一教会は、20代後半の旧統一教会の女性信者が、過剰報道により自殺未遂を起こしたと発表!

■岸田政権の支持率低下は、統一教会との関係だけではない! コロナ対策の失敗と、インフレとあわせて苦しくなる一方の庶民の生活!! 岸田総理のコロナ感染者「全数把握の見直し」方針に、地方自治体は歓迎と困惑の声! 東京都・島根県は全数把握の意地を表明、小池都知事は「見直しは対処療法にすぎない」とバッサリ! 日本女医会前会長・昭和大学医学部講師である前田佳子医師は「感染状況の把握のシステム自体に問題がある」と指摘!

■本日午後12時に【号外】を発信します。「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」その2を出します! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)追及の調査報道第2回(その2)! 文鮮明の元義理の娘などの目撃者が組織内で広範なマネーロンダリングが行われていると証言! 文はブッシュ(父)の大統領選挙戦に『ワシントン・タイムズ』などで介入!

■<本日のタイムリー再配信>本日午後7時から2014年収録「翁長雄志氏、米軍基地負担と『リンク』した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は『ご破算』にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏」を、公共性に鑑み全編フルオープンで再配信します!

■「お互い『いい一日だったね』って言い合える日々こそ大事にしたい」! ぷかぷか上映会『梅切らぬバカ』のお知らせ
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■はじめに~連日の訴えで恐縮です! 8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! ご寄付の月間目標額を、今期は390万円に下げさせていただきました! しかしながら8月も残り5日ですが現時点で、月間目標額の19%の75万7000円にとどまっています! IWJは第13期早々、ピンチです! 緊急のご支援をよろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 今期も、IWJにとって険しい道のりとなりました。

 第13期のスタートとなる8月も、月末まで残り5日となりました。

 今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、26日の現時点でご寄付は75万7000円、19%にとどまっています!目標額を達成するには、本日、27日土曜日を含めて31日火曜日までに5日間で、あと81%の314万3000円が、必要です!

 なんとか、月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸していますが、まだ全額返済されてはいません。

 個人として、IWJを経済的、物理的に底支えするのは、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、民の皆さまのお支えがあってのことです。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約5ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきました。そうしたところ、米国とウクライナのプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 8月10日にアムネスティ・インターナショナルのレポートを仮訳して「号外」として出しました。御覧いただければおわかりになりますが、ウクライナへのロシア侵攻後、世界的(といっても欧米日が中心)に「ウクライナ=善・被害者、ロシア=悪・加害者」という極端に偏ったキャンペーンが行われ、ウクライナ側のとってきた戦術が民間人を「人間の盾」とする非人道的な戦術であったことを批判できずにいた事実を明らかにしています。

 こちらを、ぜひ御覧になってください。

※【号外】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが「ウクライナの戦闘戦術は市民を危険にさらす」との報告書を公表! ゼレンスキー大統領は「加害者と被害者を同じレベルに置く報告は容認できない」と猛反発! アムネスティのウクライナ支部トップは抗議の辞任! アムネスティ事務総長は「防衛する側にいるからといって、ウクライナ軍は国際人道法の尊重を免除されるわけではない」と言明! アムネスティが公開した報告書をIWJが全文仮訳! 2022.8.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509470

 IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 自民党は、日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。

 「売国」的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。

 緊急事態条項が通ってしまえば、ウクライナと同じく、日本が米国の「代理戦争」の道具となり、戦場となることは避けられません。

 また、安倍元総理が、統一教会の信者の息子である山上徹也容疑者に殺害されるという衝撃的な事件も、7月8日に起きました。

 岸信介元総理から数えて安倍元総理まで3代にわたり、岸・安倍両家は、そして自民党は、韓国という外国発の反社反日カルトである統一教会=国際勝共連合とは、ずぶずぶの関係にありました。

 「日本人が洗脳され、全財産が巻き上げられ」ようとも、「日本はサタンの国」であるとして、その日本人から財産を巻き上げるのは教義上許されるのだと正当化する犯罪的な反日カルトの活動を、警察が組織犯罪として摘発してこなかったのは、統一教会と自民党との深い癒着関係があったからです。

 「保守」「愛国者」「ナショナリスト」を自認している自民党支持者らが、なぜ反日カルトを黙認し続けるのか、到底理解できません。反社・反日カルトに日本人同胞が生き血を吸われようとも、見て見ぬふりをする、そんな連中の「愛国心」とは偽物の「愛国心」に他なりません。

 自民党が、「愛国者」政党ではないことだけは明らかですが、既存メディアも、「銃撃事件」と行き過ぎた献金の話は詳報するものの、統一教会の根本の教義や、自民党がなぜ反社反日カルトとずぶずぶの関係なのか、という根本的・本質的な問題にほとんど立ち入りません。

 その統一教会が求める政策が、9条の改憲であり、緊急事態条項の創設であり、夫婦別姓反対であり、ジェンダーフリー反対であり、LGBT反対なのです。自民党の政策は、韓国発の反社反日カルトである統一教会の求める政策の焼き直しに過ぎません。

 資金面でも、選挙の際のマンパワーの面でも、秘書などのスタッフの派遣などでも、統一教会に支えられてきた自民党は、政策面までも統一教会という外国の反日カルトの「使い走り」に成り下がっていると言っても過言ではありません。

 そんな反社反日カルト集団の言いなりとなっている自民党の改憲を、果たして許していいのでしょうか!?

 また、8月早々に、バイデン大統領と同じく民主党所属の議員であるナンシー・ペロシ米下院議員議長がアジア各国を歴訪するとして、旅程をすべて明らかにしないまま、台湾に向かいました。

 これは、中国の「中国と台湾はひとつである」という主張に対する挑発であり、中国が行ってきた数々の警告を破るものです。米国が中国との間で「約束」してきた「中国はひとつ」というドクトリンを裏切るものでもあります。

 中国軍と米軍が同時に台湾周辺に集まり、一触即発の状況となり、ペロシ氏が離台した4日から、台湾周辺で中国軍は大規模演習を始めました。

 IWJはかねてより、米国が中国を敵視し、覇権交代を阻止するために戦争を仕掛ける可能性があること、集団的自衛権を認めてしまい、安保法制を成立させてしまった日本は、米国の対中戦争に自動的に参戦せざるをえなくなっていることについて、繰り返し警告してきました。会員の皆さまは、よく御存知の通りだと思います。

※「戦場で勝って戦争に負けた」9.11以来の米国の対テロ戦争! その「見果てぬ夢」の続き・対中戦争における日米同盟の危険性! ~9.14岩上安身によるインタビュー 第1052回 ゲスト 元内閣官房副長官補・国際地政学研究所理事長柳澤協二氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496218

 ペロシ氏の訪台強行により、米国の対露「代理戦争」であるウクライナ紛争に引き続き、台湾と日本が、米国の対中「代理戦争」の「道具」として、そしてまたウクライナの国土と同じく「戦場」として使われる可能性が急激に高まってきました。

 戦時の体制にない、平時の日本の国家体制を、一夜にして戦時独裁体制へと切り換える仕組みが、自民党の改憲4項目のひとつ緊急事態条項です。統一教会が、機関紙の『世界日報』等を通じて、熱心に自民党に吹き込んできた改憲条項でもあります。

 喫緊の最大の問題である、緊急事態条項の阻止という、このテーマに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。

https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身


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◆中継番組表◆

**2022.8.27 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1086・IWJ_YouTube Live】19:00~「【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と『リンク』した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は『ご破算』にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2014年10月に収録した、岩上安身による翁長雄志氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた翁長雄志氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%bf%81%e9%95%b7%e9%9b%84%e5%bf%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/183153

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◆中継番組表◆

**2022.8.28 Sun.**

調整中

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■旧統一教会がマスメディアへの反撃を開始!! 日本テレビ『24時間テレビ』に7年間、信徒がボランティアとして関わっていた」と公表! 日テレ系読売テレビ『ミヤネ屋』では、ジャーナリスト・鈴木エイト氏が、内閣改造で留任した山際大志郎経済再生相について「事務所の中に統一教会の関係者がいると、ずっと指摘されている」とコメント! 山際大臣は統一教会系イベント出席について「報道を見る限り、私が出席したと考えるのが自然」と他人事のように釈明!!

 統一教会による、マスメディアへの恫喝が始まりました!

 8月21日にホームページで「当法人および友好団体等とのこれまでの関わり等について、過去に遡って詳細な調査を進めております。調査結果がまとまり次第、全面的に公表させていただく予定です」とマスメディアに対して脅しをかけていた世界平和統一家庭連合(旧統一協会)が、25日、日本テレビの『24時間テレビ』に「女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました」と公表しました。

 プレスリリースには「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登協会」の文字が映し出された写真が添えられ、「日本テレビ『24時間テレビ』2014年番組テロップより」とキャプションが付けられています。

※【異常な過熱報道に対する注意喚起(2)】(世界平和統一家庭連合、2022年8月25日)
https://ffwpu.jp/news/3921.html

 日本テレビ系列の読売テレビの情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』は、連日、政治と統一教会の癒着問題を最も厳しく追及している番組の一つです。

 その『ミヤネ屋』に25日に出演したジャーナリストの鈴木エイト氏が、番組の中で山際大志郎・内閣府特命担当大臣(経済財政政策)経済再生担当大臣について、「山際さんの場合、事務所の中に統一教会の関係者がいると、ずっと指摘されている」と語りました。

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■日本テレビの「24時間テレビ」に旧統一教会の信者が7年間ボランティアとして活動していた! 他方、旧統一教会は、20代後半の旧統一教会の女性信者が、過剰報道により自殺未遂を起こしたと発表!

 25日付で旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)広報部が、報道機関宛に「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」を公式ホームページに発表しました。

※【異常な過熱報道に対する注意喚起(2)】(旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)広報部、2022年8月25日)
https://ffwpu.jp/news/3921.html

 この25日の発表は、2つの情報を伝えています。

 1つが、当該法人の20代後半の女性信徒が自殺未遂を起こしたという情報です。

 「当法人信徒(20代後半・女性)による自殺未遂事件が起こってしまいました。このような事態は、特定の報道機関による過激な偏向報道が原因であるとみられ、被害者家族および親族は困惑し、極めて深刻な状況です」

 このように、旧統一教会は、女性信徒の自殺未遂の原因として「特定の報道機関による過激な偏向報道」をあげています。しかし、そもそもその女性を「洗脳」して「信徒」にしてしまった教団の責任は、自らは問おうとはしていません。

 もう1つが、旧統一教会が進めていた報道機関との関係に関する調査結果の公表です。

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■岸田政権の支持率低下は、統一教会との関係だけではない! コロナ対策の失敗と、インフレとあわせて苦しくなる一方の庶民の生活!! 岸田総理のコロナ感染者「全数把握の見直し」方針に、地方自治体は歓迎と困惑の声! 東京都・島根県は全数把握の意地を表明、小池都知事は「見直しは対処療法にすぎない」とバッサリ! 日本女医会前会長・昭和大学医学部講師である前田佳子医師は「感染状況の把握のシステム自体に問題がある」と指摘!

 日本では8月に入って、1ヶ月近く1日あたりの新規感染者数が20万人前後から下がらず、世界最多数という厳しい状況が続いています。

 東京都の新規感染者数(24日、2万5444人)は、減少傾向に入っていますが、地方での感染はまだ増加しています。8月24日には、新たに静岡県(7971人)、三重県(4674人)、徳島県(3182人)、高知県(2031人)で「過去最多」を記録しました。

※8月24日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)(NHK、2022年8月24日)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/

 岸田文雄総理は24日、加藤厚生労働大臣や山際経済再生担当大臣など関係閣僚との協議した後、オンラインの記者会見を開き、国内コロナ対策と水際対策についての新たな方針を示しました。「療養の考え方の転換、全国ベースでの全数届出の見直し、そして陽性者の隔離期間の短縮」です。

 岸田総理は、保健所や発熱外来が逼迫している状況を緩和するため、「自己検査」を増やし、特に逼迫が著しい地域では、一時的に自治体の判断で患者届出の範囲を限定すると説明しました。つまり、全数届出の見直しとなります。

 「まず第1に、保健所や発熱外来のひっ迫緩和です。これまでもHER-SYS入力の簡素化、検査キットを活用した発熱外来自己検査などを進めているところですが、発熱外来の更なる拡充など、追加策を講じます。特に、発熱外来や保健所業務が相当にひっ迫した地域においては、緊急避難措置として、自治体の判断で患者届出の範囲を高齢者、入院を要する者、重症リスクがあり治療薬投与等が必要な方などに限定することを可能といたします。これによって、医療機関等において必要な方への診療時間を確保していきます」

※新型コロナウイルス感染症対策等についての会見(首相官邸、2022年8月24日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0824kaiken.html

 この判断の変更は、重大な問題をはらんでいます。医療措置を施す者に、優先順位をつけざるを得ないところまで追い込まれている医療現場の現状も大変なことですが、届出そのものを限定してしまっては、重症化リスクは高くない、とされる若年層などが把握からこぼれ落ち、軽症のため動き回って感染を拡散したり、逆に急に重症化した時に、対応できるのか、という問題が残されてしまいます。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■本日午後12時に【号外】を発信します。「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」その2を出します! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)追及の調査報道第2回(その2)! 文鮮明の元義理の娘などの目撃者が組織内で広範なマネーロンダリングが行われていると証言! 文はブッシュ(父)の大統領選挙戦に『ワシントン・タイムズ』などで介入!

 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及報道をご紹介する第2回は、4回連続シリーズでお伝えします。

 この2000年10月11日に発表された記事の総タイトルは、「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」です。

 今回は、「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」その2です。

※Rev. Moon, North Korea & the Bushes(Consortium News、2000年10月11日)
https://www.consortiumnews.com/2000/101100b.html

 その1は以下のURLから御覧いただけます。

※【号外】米国のジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第2回(その1)!「反共」を看板の文鮮明の本質はビジネスを超えたコリアン・ナショナリズムだった!? 2022.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509807

 「文鮮明と北朝鮮とブッシュ家」その2では、朴普熙(パク・ポヒ)が北朝鮮と文鮮明との交渉の文側代理人だったことが明らかにされています。

 そして、北朝鮮は、外貨獲得という点で、文鮮明との関係を重視していたと述べられています。

 現在の金正恩総書記も、2012年に文鮮明が亡くなったときに、弔電を打ち、その1周忌にも打っています。

※金正恩、文鮮明統一教総裁の遺族に弔電(中央日報、2012年9月5日)
https://japanese.joins.com/JArticle/158905

※サンデー毎日2022年8月14日号25頁

 これは、北朝鮮にとって、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係が、現在もなお、ビジネスや外貨獲得の手段として重要であることを示唆しています。

 パリー氏は、文鮮明の北朝鮮への送金が、北朝鮮に対して長期的な禁輸措置を取る米国において、法的問題になる可能性を指摘しています。

 さらに、取引に関して外国人指導者に直接支払いを行った場合、海外での贈収賄を禁じる米国汚職行為防止法(Corrupt Practices Act)に違反する可能性が指摘されています。

 注目すべきは、文鮮明の元義理の娘などの目撃者が組織内で広範なマネーロンダリングが行われていると証言している点です。

 麻薬密輸などで得たダーティーな資金を広範なマネーロンダリングで洗浄しているとすれば、南米での文の活動とつじつまが合います。

 さらには、ブッシュ(父)の大統領選で、ワシントン・タイムズや関連団体の全米自由連合を使って文がいかにこの選挙に介入していたのか、そして、その見返りに、ブッシュ(父)元大統領がホワイトハウスのプライベート・ランチに、ワシントン・タイムズ編集長のウェスリー・プルーデン(当時)を招待したとパリー氏は述べています。

 しかし、文鮮明への見返りがプルーデン編集長のランチ招待だけだったはずはないのです。

 ロバート・パリー氏に文鮮明の右腕と名指しされた朴普熙とはいったい誰なのでしょうか。そして、具体的に、どこで、なにをしてきた人物なのでしょう。

 詳しくは、ぜひ、本日午後12時に発信する号外を御覧ください。

 また、米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会と南米の麻薬問題の関係を追及した第1回の前後編は以下から御覧いただけます。

 ぜひ、あわせて御覧ください。

※【IWJ号外】旧統一教会=国際勝共連合とは国際麻薬連合のことだった! 米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリーによる旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の最暗部追及の調査報道シリーズ第1回(前編)! 文鮮明のダーク・サイドの核心! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509582

※【IWJ号外】中南米諸国を、麻薬密売と投資行動で食い物にしてきた! 米国の、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の調査報道シリーズ第1回(後編)文鮮明のダーク・サイド! 麻薬と文鮮明の関係を追及! 2022.8.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509745

■<本日のタイムリー再配信>本日午後7時から2014年収録「翁長雄志氏、米軍基地負担と『リンク』した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は『ご破算』にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏」を、公共性に鑑み全編フルオープンで再配信します!

 8月25日、沖縄県知事選が告示されました。立候補を届け出たのは、元衆議院議員の下地幹郎氏、元宜野湾市長の佐喜真淳氏(自民・公明推薦)、2期目を目指す現職の玉城デニー氏(オール沖縄推薦)の3人。投開票は9月11日です。

 最大の争点となるのは、名護市辺野古の米軍新基地建設の賛否です。玉城氏が「反対を貫く」「あらゆる手立てを講じて建設を止める」と表明しているのに対し、佐喜真氏は辺野古を容認した上で「普天間飛行場の返還を2030年までに実現する」との公約を掲げています。

 過去の国政選挙で、辺野古への立場を反対から容認へと転じた下地氏は、今回の県知事選では「事実上反対」を表明しています。

※【沖縄県知事選挙2022】玉城氏・佐喜真氏・下地氏の政策発表(沖縄タイムス、2022年8月18日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1009804

 7月に行われた参院選では、32の1人区の中で、沖縄選挙区が最後まで接戦を繰り広げました。玉城知事が支援する無所属の伊波洋一氏にNHKが当選確実を報じたのは、午前1時前、開票率が98%まで進んだ時点でした。相手候補の自民党の古謝玄太氏を支援していたのは、佐喜真氏です。

※【特別寄稿】参院選と沖縄県知事選で浮き彫りになる争点は「米国追随の軍拡路線」対「対話重視の東アジア平和外交」! 伊波洋一参議院議員は「今の日本の安全保障は、『国内を戦場にさせる』というもの」「沖縄が戦場になろうとしているから、沖縄に来る海兵隊は今、もう家族は伴わない」と衝撃の現実を指摘!! 2022.6.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/507833

 当選確実が出たあと、伊波氏はNHKの取材に次のように語っています。

 「県民の民意を盾に、今回の選挙をしましたので、その勝利というのは極めて大きいと思います。

 復帰50年という節目の年に、次の50年に向かう1年にしようということを訴えてまいりましたので、基地のない平和な沖縄を目指してですね、そのような思いで取り組んでいきたい。それでまた、子どもたちのことを最大限に取り組みながら、経済の回復、そしてまた県民生活の回復を、国政の場で取り組んでまいります」。

 しかし最終的な得票数は、伊波氏27万4235票、古謝氏27万1347票と、票差は3000票もなく、得票率は0.5%の違いでした。

※開票速報 沖縄選挙区(NHK)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/47/

 8月にはナンシー・ペロシ米下院議長の訪台をめぐり、中国が台湾周辺で実戦を想定した大規模な軍事演習を行い、日本のEEZ内にミサイルが落下しました。この軍事演習により、台湾有事の際には米軍基地や自衛隊基地が集中する沖縄が、中国軍の標的となることが目に見える形で示されました。

 そこで本日午後7時から、2014年10月16日に収録した「翁長雄志氏、米軍基地負担と『リンク』した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は『ご破算』にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏」を再配信いたします。

 2014年の沖縄県知事選に立候補を表明した翁長雄志氏は、那覇市長を4期連続でつとめ、自民党沖縄県連幹事長もつとめた保守政治家です。

 しかし翁長氏は、岩上安身のインタビューに次のように語っています。

 「私は那覇市長に4期当選しましたが、バックボーンは市民です。自由民主党における私の思いはありましたが、オスプレイ配備のころから、この国はおかしいと思うようになりました」。

 沖縄に米軍基地が押しつけられている現状に対し「沖縄県内の自治体首長が普天間県内移設反対とオスプレイ配備反対の建白書を出したが、(安倍晋三・自民党政権は)一顧だにしなかった」と述べた翁長氏は、「(仲井真弘多・沖縄県知事が、2013年12月27日に普天間基地の辺野古移設を承認した)この後から、保守、革新双方から、『あなたが選挙に出るべきだ』という声が出るようになりました。ならば県民の今の気持ちに答えるだろうと、出馬を決意しました」と、出馬の経緯を語りました。

 この翁長氏が訴えた「保革を超えた沖縄」こそが、「オール沖縄」のバックボーンとなりました。翁長氏は、「イデオロギーよりアイデンティティ」をスローガンに掲げ、この県知事選に勝利しました。

 岩上安身によるインタビューに翁長氏は、右傾化していく日本について次のように語りました。

 「私は第一次安倍政権で『美しい日本』と言ったときからおかしいと思っていた。第二次安倍政権では『日本を取り戻す』。その『日本』に沖縄は入っているのでしょうか。

 万が一戦争になったとき、2発のミサイルを沖縄に落とせば、県民はみな亡くなります。沖縄問題を解決しない日本は、世界に通用しないと思います。基地問題や歴史問題をふまえての『日本を取り戻す』ならいいのですが」。

 基地を押しつけられ、戦争になれば最前線に立たされる沖縄について、岩上安身は次のように質問しました。

 「第一次安倍政権のときに、サッチャー政権時のフォークランド紛争という遠隔地の戦争について研究しにいったという報道があります。(遠隔地にある島が戦場となることで)ナショナリズムに興奮するが、本国は安泰という構図です。沖縄と重なるように思うのですが」

 これに対して翁長氏は、以下のように答えています。

 「サンフランシスコ講和のお祝いをするときに、沖縄が切り離され、『独立』を祝った。これから以降も、本土を防衛する時に沖縄を切り離す、という歴史の教訓があると思います。

 20、30年前から『沖縄は甘やかすな』という言葉があるのです。日本が沖縄に甘えているのか、沖縄が日本に甘えているのか、その検証をしないと、問題の本質が分からないままです。沖縄側の政治もしっかりしないと、県民に申し訳ないなという思いです」。

 「基地と引き換えに振興策を貰うなどとは恥ずかしいこと」と語った翁長氏は、「そういったものと沖縄の自己決定権を引き換えるなどということは、ここで勝利し、ご破算にしてきたい」と訴えました。

 詳しくは、ぜひ本日の再配信をご視聴ください。公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信します。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

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【タイムリー再配信 1086・IWJ_YouTube Live】19:00~
【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※(再掲)【沖縄県知事選スペシャル】翁長雄志氏、米軍基地負担と「リンク」した沖縄振興策に強く反対 辺野古移設は「ご破算」にする意欲を岩上安身に語る~岩上安身によるインタビュー 第469回 ゲスト 翁長雄志氏 2014.10.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/183153

■「お互い『いい一日だったね』って言い合える日々こそ大事にしたい」! ぷかぷか上映会『梅切らぬバカ』のお知らせ

 ぎりぎりのお知らせとなってしまいましたが、本日27日の午前と午後に、NPO法人ぷかぷかによる映画『梅切らぬバカ』上映会およびトークショーが、横浜市健康福祉総合センター4Fホールで行われます。

 ぷかぷかによると、「やまゆり園事件は私たちにとってなんだったのか、どうすれば事件を超える社会を作っていけるのか、をみんなで考える上映会」ということです。

 やまゆり園事件から、丸6年経ちました。

 この間、排除の論理に立脚した障害者をめぐる社会状況はほとんど変わっていません。

 ぷかぷか理事長の高崎明さんは、この映画をなぜ上映するのか、次のように、ブログ「ぷかぷか日記」の中で述べています。

 「『梅切らぬバカ』にはグループホーム反対運動が登場します。この地域に障害者はいない方がいい、と主張しています。やまゆり園事件のように暴力的に排除するわけではありませんが、障害者はいない方がいいという考え方では地続きにあります」

※あなたのアイデア、ぜひ聞かせて下さい。(ぷかぷか日記、2022年8月25日)
https://www.pukapuka.or.jp/2022/08/25/7465/

 映画は、この考え方に対して、言論で反対運動を批判し、論破して、反対運動をつぶすのではなく、障害者とともに時間をすごす日常の豊かさを、そのかけがえのなさを、淡々と描いているといいます。

 高崎さんは、ブログの中で、「やまゆり園事件について、あーだこーだいうよりも、障がいのある人達といっしょにいい一日を具体的に積み上げていく方を大事にしたいと私は思っています。『梅切らぬバカ』との接点はそこにあります」と述べています。

 高崎さんは、この価値観を端的に次のように述べています。

 「お互い『いい一日だったね』って言い合える日々こそ大事にしたい」

 これは、相手が障害者に限らず、人間が人間と一緒に生きるときの大原則であるように感じられます。

 すばらしい思想ではないでしょうか。

 この思想は、たんなる意識改革だけで実現できるものではなく、忙しすぎる労働条件や偏見を煽るメディアなど、この思想の実現を阻む、社会的条件にもフォーカスする必要性を浮かび上がらせます。

 そして、この思想は、ささやかであっても具体的な行動へと誘い、その具体的な行動の積み重ねが、共生の障害になっている社会的条件を突き崩す可能性をも示唆しています。

 高崎さんは、映画上映会の後のトークショーで集まってくれた人々と何を話したいか、次のように述べています。

 「事件に関わる大きな話ではなく、自分の手の届く範囲の話をします。その気になればすぐにでも始められるような話です」

 この上映会と映画『梅切らぬバカ』、NPO法人ぷかぷかにご注目ください。

・午前の部(映画のみ)
 10:00受付開始 10:30上映スタート

・午後の部(映画+トークイベント)
 12:30受付開始 13:00上映スタート

チケットのお求めはPeatix
https://pukapukazyoueikai2022.peatix.com/

またはメール・お電話にて

NPO法人ぷかぷか

メール  info@pukapuka.or.jp
お電話  045-923-0282(アート屋わんど)

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220827

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、尾内達也、中村尚貴)

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