日刊IWJガイド・特別公開版 「本日憲法審で国民投票法審議! 参考人報告集会4時IWJ中継! 5月ご寄付目標約216万円不足! 残り2ヶ月で期末大幅赤字! 緊急ご支援を」2021.06.02号~No.3184号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~本日、参院憲法審査会で国民投票法「改悪」案審議! 参考人質疑の報告集会を午後4時からIWJが中継!「目の前の危機」と訴える小西洋之参議院議員インタビュー特別公開中! 5月はご寄付の月間目標額にあと約216万円足りませんでした! IWJの今期は残り2ヶ月! このままでは期末の7月末を大幅な赤字で迎えることになってしまいそうです! IWJの活動も窮地に立たされます! どうか緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■5月発行のメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」より「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」の1本をIWJサイトで特別公開! 現在、参院で審議中の国民投票法「改悪」案がテーマです! ぜひ、まぐまぐで購読の登録を! あるいはサポート会員に登録するとバックナンバーを含めてすべて読むことが可能です! サポート会員登録も、ぜひ、ご検討ください!
■【撮りおろし初配信】本日午後5時から「500人以上が献花! 入管で姉・ウィシュマさんを亡くしたワヨミさんは『姉が愛した日本で亡くなったことが考えられない』と無念さを訴え~5.29追悼 ウィシュマさんを偲ぶ会」を撮りおろし初配信します!
■特捜が菅原一秀前経産相を公選法違反で略式起訴の見通し! 菅原前経産相は罰金刑による失職を見越して議員辞職の意向!
■【イスラエル建国時の隠された暴力=ナクバ(大災厄)から73年! その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3】本日午後8時から、2018年5月14日収録「【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※肩書は収録当時、現在は教授)早尾貴紀氏を再配信します!
■<IWJ取材報告1>「基本的人権をなくしたい」は自民党の本音か!? と問われて「人権に対して支持をする、しないという二つのグループに分けられるものではございません」と、はぐらかす上川大臣!~6.1上川陽子 法務大臣 定例会見
■<IWJ取材報告2>現地で逮捕・拘束されたジャーナリストの北角裕樹氏が「現地では、バリケードは住民がボランティアで作り、警察や軍が来ると合図を送っていた」と報告!~6.1ミャンマーの人々に寄りそう―いのちと平和と民主主義のために―緊急共同声明 記者会見
■<IWJ取材報告3>「コロナ分科会の五輪リスク評価、公表に政府の了承得られず」報道の真偽は!? 事前通告にも内閣府担当者あらわれず!「いつ議論するのか!?」~5.31第15回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
■<IWJ取材報告4>「公正公平な国民投票ができないのに発議することは普通はナンセンス」立憲提出の国民投票法改正案の修正案で「改憲発議できないのか?」との質問に枝野幸男代表の甘すぎる回答!~5.31立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見
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■はじめに~本日、参院憲法審査会で国民投票法「改悪」案審議! 参考人質疑の報告集会を午後4時からIWJが中継!「目の前の危機」と訴える小西洋之参議院議員インタビュー特別公開中! 5月はご寄付の月間目標額にあと約216万円足りませんでした! IWJの今期は残り2ヶ月! このままでは期末の7月末を大幅な赤字で迎えることになってしまいそうです! IWJの活動も窮地に立たされます! どうか緊急のご支援をお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日午後1時から参議院憲法審査会が開催され、憲法改悪に直結する国民投票法「改悪」案が審議されます。

 岩上安身による5月22日のインタビューで山添拓参議院議員は、毎週水曜開催の参院憲法審査会のスケジュールについて、来週「6月9日を目途に与党側は(採決を)考えているだろう」と推測していました。翌週16日は会期末のため、会期末ぎりぎりまで引っ張ることはないだろうとの予測です。

※暴力・虐待・死亡例が相次ぐ日本の入管は、現代のアウシュビッツか!? 世論の広がりで入管難民法改悪案を廃案に追いこんだ! 次は国民投票法を廃案に! ~5.22岩上安身によるインタビュー 第1041回 ゲスト 日本共産党・山添拓参議院議員 2021.5.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492288

 であるとすれば、本日6月2日の憲法審査会は、採決前の最後となり、非常に重要です。

 本日の憲法審査会の内容は「参考人の意見陳述」「参考人に対する質疑」「委員間の意見交換」と、参議院憲法審査会サイトで告知されています。

 この「参考人」として意見陳述する、福田護弁護士、飯島滋明名古屋学院大学教授による参考人質疑の報告集会が、本日午後4時から東京都内で開催予定で、IWJでは生中継いたします。詳しくは中継番組表を御覧の上、ぜひ御視聴ください。

 また、後段の記事で、5月発行のメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をご紹介していますが、その中の「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」の1本を、IWJサイトで特別公開中です。

 小西議員は後述するように、政府がコロナ禍を利用して国民投票法を改正しようとしていること、資金力のある個人や団体、あるいは外国勢力が改憲賛成CMを流すことを規制できない欠陥法である現在の国民投票のもとで「国民投票、憲法改正をやるとめちゃくちゃになる」と強い危機感を表明。さらに改憲派議員が3分の2を超えている現状で「国民投票法を改正したら、いつでも憲法改正できるようになる」「これは本当、目の前の危機」と訴えています。

 メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をご購読いただくとともに、下記で特別公開中の小西議員インタビュー第1弾を、ぜひ御覧ください。

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※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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※【第516号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾 (その1) 2021.6.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492700

 昨日から6月、新しい月が始まりました。そしてIWJの今期第11期は、いよいよ残り2ヶ月となりました。

 昨年から続くコロナ禍で、そしてそのコロナ禍に対する安倍・菅政権による無策・失政で、多くの人が経済的に苦しめられています。IWJにも、コロナ禍で生活が苦しくなった、会費が払えず、会員を続けていられなくなった申し訳ない等々のメールが毎日のように届きます。

 こうした状況にもかかわらず、IWJの活動をご理解いただき、わたしたちのご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、岩上安身とスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 しかしながら、5月のご寄付・カンパは月間目標額に到達せず、大幅な赤字となってしまいました。5月の最終的なご寄付・カンパの集計が確定しましたが、148件、250万9300円です。

 この金額は、5月以降の新たな月間目標額である467万5000円に対して53.7%にとどまっています。月間目標額の約半分という状況です! 不足金額は216万5700円にのぼります!!

 今期、目標額に対して4月末までに累積した不足額は、549万5000円です。このままでは、7月末の期末を大幅な赤字で迎えることになってしまうかもしれません!

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

 そして、まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

 赤字が重なれば、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できてはおりません。

 他方、岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しているからです。

 しかもIWJから報酬を得ることなく「ただ働き」で働き続けているので、貯金は増えることなく、日々減り続けており、これ以上IWJに私財を投じれば、貯金が本当に底を尽いてしまうからです。

 つまり、岩上安身が「無報酬」を余儀なくされるような「異常」な状態が続くと、岩上安身がつなぎ資金を貸すこともできなくなり、IWJは行き詰ってしまうのです。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 会費収入については、コロナ禍による会員の減少に伴い、前期比20%減の予想となっています。この現実は大変重くのしかかっています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなるでしょう。

 前述の通り、IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論をこれまで展開できてきたのは、市民の皆さまのご支援があってのことです。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たすことで、皆さまのご期待にこたえたいと思っています。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入にも徹底して反対し、その後に起こりえるであろう、米中の覇権闘争の「捨て駒」として日本がいいように使われ、戦場とされてしまうことにも、断固として反対し、抵抗を貫きます!

 権力とスポンサーに日和り、保身に走る数多の既存メディアのような無様な背信は絶対にいたしません!

 改憲による緊急事態条項によって、自滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に戦い抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 現状は財政的大変厳しくなっています! どうぞ、今月5月と、6月そして今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

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支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
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城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 5月31日時点の会員数は3761人、このうちサポート会員の方は1304人です。

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◆中継番組表◆

**2021.6.2 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

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【IWJ・Ch5】16:00~「6・2改憲手続法の参議院憲法審査会 参考人質疑 報告集会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」、「9条改憲NO!全国市民アクション」、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」主催の報告集会を中継します。これまでIWJが報じてきた憲法改正関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3
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【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「ウィシュマさんを偲ぶ会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 5月29日に収録した「ウィシュマさんを偲ぶ会」の模様を配信します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95
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【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3・YouTube Live】20:00~【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏(前半)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2018年5月に収録した、岩上安身による早尾貴紀氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた早尾貴紀氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a9%e5%b0%be%e8%b2%b4%e7%b4%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421128

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◆中継番組表◆

**2021.6.3 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

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【IWJ_YouTube Live】18:00~「岩上安身による放送大学 高橋和夫名誉教授インタビュー」
視聴URL: 調整中

 岩上安身による放送大学 高橋和夫名誉教授インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「コロナ分科会の五輪リスク評価、公表に政府の了承得られず」報道の真偽は!? 事前通告にも内閣府担当者あらわれず!「いつ議論するのか!?」~5.31第15回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492631

【第516号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾 (その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492700

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■5月発行のメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」より「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」の1本をIWJサイトで特別公開! 現在、参院で審議中の国民投票法「改悪」案がテーマです! ぜひ、まぐまぐで購読の登録を! あるいはサポート会員に登録するとバックナンバーを含めてすべて読むことが可能です! サポート会員登録も、ぜひ、ご検討ください!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、「岩上安身のIWJ特報!」として毎月発行しています。

 5月は、4月に引き続き、「日本学術会議任命拒否問題で見えてきた『疑似法治主義』国家ニッポンの姿! 菅総理は憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」の完結編を配信しました。

 さらに、今年4月22日に行われた「岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー」から、与党が6月16日に会期末を迎える今国会で成立を目論む国民投票法改悪についてうかがった部分を抜粋し、最初の1本を発行しました。

 この続きの残り3本は、6月のなるべく早いうちに発行する予定です。今国会が続いているうちに、なるべく多くの方々に読んでもらい、世間に周知する必要があるからです。

 新聞・テレビが一体となったマスコミは、民放連が自主規制をせず、無制限に改憲CMを受け入れる方針のため、「改憲CMビジネス」で大儲けできる可能性があり、新聞も含め、この国民投票法「改悪」案について、批判的に検証し、報じることは、まずありません!

 マスコミが頼りにならない今こそ、独立メディアであるIWJが、声を枯らして世にこの問題の先行きの危うさを伝えるべく、有料メルマガを特別公開する次第です! ぜひ、拡散してご協力ください!

 5月に「まぐまぐ」で発行した、この「岩上安身のIWJ特報! 第516号 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 『原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国』に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾 (その1)」を、緊急性と公共性に鑑み、IWJサイトで特別公開しました。ぜひ、ご一読ください。

※【第516号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾 (その1) 2021.6.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492700

 インタビューで小西議員は、有効な対策が打てずに新型コロナウイルスの感染を抑えられない政府が、あろうことかコロナ禍を利用して、憲法改正に有利なように、今国会で国民投票法を改正しようとすることに強い危機感を示しました。

 以下は、小西議員のインタビューでの発言です。

 「目の前の危機(コロナ禍)から国民を守らない与党が、緊急事態のために改憲が必要だと言う。じゃあ、緊急事態条項で、内閣に特別な権限を与えて、何かできるんですか!?」(小西議員)

 5月3日、菅総理は改憲派の憲法集会に送ったビデオメッセージで「新型コロナ対応で緊急事態への備えに関心が高まっている」と述べ、緊急事態条項の新設を訴え、国民投票法改正案を「憲法改正議論を進める最初の一歩」と強調しました。

 これは、国民がコロナで苦しんでいる、その窮状を悪用し、「特措法の緊急事態宣言」と「改憲による緊急事態条項」はまったく別物なのに、その差異をろくに国民に説明することなく、あたかも改憲による緊急事態条項の導入が、コロナ禍克服の決め手になるかのような虚偽のプロパガンダを展開して、国民を騙し討ちにしよう、ということではないでしょうか。こんな卑劣な話はありません!

 インタビューで小西議員は「現状、国民投票法のCM規制は空っぽで、多額の資金を用意できる個人や団体が、メディアに改憲賛成CMを流すことを規制できない。外国の資金でCMを作ることも可能だ。国民の皆さんが冷静な判断ができなくなる。今のままで国民投票、憲法改正をやるとめちゃくちゃになる」と強い懸念を表明しました。

 さらに小西議員は衆参ともに改憲派議員が3分の2を超えている現状を説明し「国民投票法を改正したら、いつでも憲法改正できるようになる」と訴えました。小西議員は「衆議院選挙と改憲(国民投票)、ダブル選挙もできる。衆議院でもう1回、3分の2を取られたら、来年の参院選で国民投票と、ダブル選挙だってできる」と述べ、「これは本当、目の前の危機ですよ」と強調しました。

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※シリーズ:IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

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 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビューは、以下のURLから全編動画を御覧いただけます。

※日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策!「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! ~岩上安身によるインタビュー 第1038回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491229

※5月6日の連休明けにコロナ禍のドサクサに紛れて国民投票法改悪案が衆議院で可決!? 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1039回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491497

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

■【撮りおろし初配信】本日午後5時から「500人以上が献花! 入管で姉・ウィシュマさんを亡くしたワヨミさんは『姉が愛した日本で亡くなったことが考えられない』と無念さを訴え~5.29追悼 ウィシュマさんを偲ぶ会」を撮りおろし初配信します!

 5月29日(土)14時より築地本願寺にて、ウィシュマさんを偲ぶ会実行委員会の主催で「ウィシュマさんを偲ぶ会」が行われ、ウィシュマさんの遺族や友人、遺族の代理人弁護士の指宿昭一弁護士、社民党党首の福島瑞穂参議院議員や立憲民主党の石川大我参議院議員が参加した他、500人以上の一般市民の方々が献花に訪れました。

 本日午後5時から、IWJが取材したこの「ウィシュマさんを偲ぶ会」を撮りおろし初配信します。

 スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんは昨年8月、DV被害を静岡県警に相談。しかし、在留資格がないことが発覚し、名古屋入管に収容されました。

 今年1月頃から体調が悪化し始めたウィシュマさんは、吐き気や嘔吐などを訴えるようになり、同28日に吐血。名古屋入管は検査を受けさせましたが、ウィシュマさんが求めた点滴などは行われませんでした。その後、3月6日に、収容中だった名古屋市の入管施設で亡くなりました。

 入管による杜撰な対応の末にウィシュマさんが亡くなったことは大きな問題となり、入管において繰り返される収容者への差別や暴力が改めて注目を集めました。また、国会では入管の権限が拡大される入管法改正案に批判が集まり、法案が取り下げられるに至りました。

 献花した市民のひとりは、「支援者のみなさんと一緒にとにかくビデオを開示させるということと、それからウィシュマさんの事件をきっかけに入管を抜本的に見直さなきゃいけないんじゃないかなと思ってるんで、そういうための運動をこれからも続けていきます」と述べました。

 また、指宿弁護士やウィシュマさんの妹のワヨミさん、友人のマンジリさんらから挨拶がありました。

 ワヨミさんは「姉がとても愛していた日本でひどい状況になって亡くなったことが考えられません。まだ、生きていられる可能性があったのに、ちゃんと治療を受けさせてくれなかったことや、入管の厳しいルールのせいで私の姉は亡くなりました」と、無念さを抑えきれずに語りました。

 詳しくはぜひ、本日の配信をご視聴ください。

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【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】14:00~
500人以上が献花! 入管で姉・ウィシュマさんを亡くしたワヨミさんは「姉が愛した日本で亡くなったことが考えられない」と無念さを訴え~5.29追悼 ウィシュマさんを偲ぶ会
視聴URL]:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■特捜が菅原一秀前経産相を公選法違反で略式起訴の見通し! 菅原前経産相は罰金刑による失職を見越して議員辞職の意向!

 自民党の衆議院議員で前経済産業相の菅原一秀議員が、議員を辞職する見通しです。

 菅原議員は、2019年10月に秘書が地元支援者の通夜で香典を渡したことが「週刊文春」で報じられ、これが公職選挙法違反にあたることから経産相を辞職。その後、刑事告発されていましたが、昨年6月25日に東京地検特捜部が起訴猶予処分としました。

 これに対して昨年7月、刑事告発を行った人物が、検察審査会に審査を申し立て、今年2月24日に、検察審査会が「起訴相当」と議決しました。

※文春による菅原一秀経産相の公職選挙法違反写真入り報道で本日菅原氏が国会で釈明!? 野党は辞任を要求! しかし、安倍政権には他にも萩生田、稲田、高木と疑惑の問題閣僚が山積み!(日刊IWJガイド、2019年10月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39289

※香典等に関する買収疑惑報道で経産大臣を辞任した菅原一秀議員が不起訴に! ツイッターデモで#菅原前経産相の不起訴に抗議します、がトレンド入り!(日刊IWJガイド、2020年6月26日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/45592#idx-5
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200626#idx-5

 6月1日付け朝日新聞によると、東京地検特捜部は近く、菅原議員を公職選挙法違反(選挙区内での寄付)で略式起訴する見通しとのことで、「簡裁の略式命令による罰金刑が確定すれば、公選法の規定で衆院議員を失職する。公民権は原則5年間停止され、その間は立候補もできなくなる」、「処分を受ける前に議員辞職することにしたとみられる」と、報じています。

※菅原一秀・前経産相、議員辞職へ 略式起訴の見通し(朝日新聞デジタル、2021年6月1日)
https://www.asahi.com/articles/ASP61366DP61UTIL00G.html

 コロナ対策の失政により、菅政権の支持率は下がりつつあります。支持率の低下を見て特捜が強気の処分に出たのか、また、このスキャンダルによって政権の支持率がさらに下がるのか、衆院選が近いだけに注目されます。

■【イスラエル建国時の隠された暴力=ナクバ(大災厄)から73年! その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3】本日午後8時から、2018年5月14日収録「【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※肩書は収録当時、現在は教授)早尾貴紀氏を再配信します!

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘は停戦となりましたが、パレスチナの人々の窮状は何も変わりません。パレスチナの根本的問題は、歴史的経緯を抜きに理解することはできません。

 IWJでは、岩上安身によるインタビューなどを通して、一貫してこの問題を取り上げてきました。

 2018年5月14日、岩上安身は、イラン・パペ氏の著書『パレスチナの民族浄化:イスラエル建国の暴力』(法政大学出版局)(https://amzn.to/2wButOE)の翻訳者で、シオニズムの実態に迫る研究を重ねてきた、東京経済大学・早尾貴紀准教授へのインタビューの第3弾を行いました。

 このインタビューの再配信を、本日午後8時から行います!

 インタビュー当日の2018年5月14日は、折しもイスラエル建国70周年の日であり、米国が在イスラエル大使館をエルサレムへ移転する日でした。また、翌15日はまさにこのインタビューのテーマでもある、「大災厄(ナクバ)」の日。ユダヤ人入植者で編成された武装勢力によって村々が攻撃され、計画的・継続的にパレスチナ人が難民となって故郷を追われたことを心に刻んだ日です。

 その2018年5月14日、米国大使館の移転に反対する大規模な抗議活動が、パレスチナのガザ地区のイスラエル国境付近で行われ、イスラエル軍はまたも実弾を使ってパレスチナ人を殺戮しました。ガザ保健省によるとパレスチナ人28人が死亡、1693人が負傷したということです。

※米大使館エルサレム移転の抗議活動に軍発砲 28人死亡(朝日新聞デジタル、2018年5月14日)
https://www.asahi.com/articles/ASL5G6HSBL5GUHBI04N.html

 インタビューの冒頭でもお伝えしましたが、アルジャジーラは2018年4月9日、「西側メディアが戦争犯罪や人道に対する罪に反対の声を上げようものなら、シオニストに『反ユダヤ主義者』と呼ばれ、ヨーロッパ人は口をつぐんでしまう」として、西側メディアを批判するオピニオン記事を掲載しました。

 記事を執筆したハミド・ダバシ氏は、「イスラエルは大きな力を誇る、欧州植民地支配主義の最後の名残りである。パレスチナ人の土地を奪い、軍事国家を建設し、欧米帝国主義の途切れず続いている植民地支配主義的・帝国主義的利益のために、その軍事国家を駆使している」として「これがまぎれもない事実、まぎれもない真実であり、日に一度でもそれを読みさえすれば、『西側メディア』の大衆欺瞞の影響を受けずにすむ」と訴えています。

 IWJではこの英文記事を全文仮訳し、公開しましたので、ぜひお読みください。

※イスラエル兵の実弾がパレスチナ人の無防備な身体と「衝突」!? BBCはイスラエルがガザで犯した残虐行為を正当化している! 早尾貴紀氏が注目したハミド・ダバシ氏による「『西側メディア』と大衆欺瞞」をIWJが一挙仮訳! 2018.5.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421141

 また、2018年5月13日朝には世界一のムスリム人口を有するインドネシアで、キリスト教会を狙った自爆テロが3件ありました。この事件について早尾氏は、「今回のことはわからないが、一般化していえば、正当な抗議運動を弱体化させ、分断するために、コラボレーター(内通者)によりおこなわれることもある」と、平和的なデモの正当性を失わせるために仕組まれた可能性もあることを指摘しました。

 早尾氏は、「『ユダヤ人であるからこそ、不正な占領がユダヤ人によっておこなわれているのが許しがたい』という倫理観を持っている研究者です」として、サラ・ロイ氏の著書『ホロコーストからガザへ パレスチナの政治経済学』(青土社)(https://amzn.to/2Idgofn)を紹介。さらに「大災厄(ナクバ)」70年で、「パレスチナーイスラエル問題 ―暴力と分断の70年」という特集を組んだ『現代思想』2018年5月号(青土社)(https://amzn.to/2Gcp8wE)も紹介しました。

 この『現代思想』5月号には「『いい土地ですから、前に進めてください』とバルフォアはロスチャイルドに言った」という栗田禎子千葉大学教授の寄稿もあり、早尾氏は「秀逸なタイトルです」と絶賛していました。

 詳しくは、本日午後8時から配信する下記インタビューを、ぜひ御覧ください!

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【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3・YouTube Live】20:00~
【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 なお、YouTubeでのライブ配信は当日限りの公開となりますが、IWJの一般会員様は再配信終了後から2ヶ月間、サポート会員様はいつでも、以下のURLから動画をご視聴いただけます。

※【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3・YouTube Live】20:00~【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421128

 また、早尾氏への前回、前々回のインタビューもぜひあわせて御覧ください。

※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第1弾!】パレスチナ問題の原点であるイスラエルによる「民族浄化」の真実を暴く!~岩上安身によるインタビュー 第842回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏 2018.1.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410412

※【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏 2018.4.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418096

■<IWJ取材報告1>「基本的人権をなくしたい」は自民党の本音か!? と問われて「人権に対して支持をする、しないという二つのグループに分けられるものではございません」と、はぐらかす上川大臣!~6.1上川陽子 法務大臣 定例会見

 6月1日に法務省内で行われた上川陽子法務大臣記者会見で、IWJ記者は自民党の基本的人権に対する認識について、以下のように追及してきました。

IWJ記者「入管において変死を遂げたウィシュマさんの事件に対する、政府と上川法務大臣の姿勢に、疑問と批判の声が高まっています。事件の真相を明らかにしなくては、事件を解決することができませんし、入管が恒常的な人権侵害の場になってしまっている現状も変えることができません。

 ところが、事件の解明どころか、監視カメラの映像ひとつ、いまだに公開しようとされない。多くの人が、上川大臣の公開拒否の頑なな姿勢の理由はなぜなのかを知りたいと思っています。

 入管での人権侵害の問題は、外国人だけの人権問題なのではなく、自由と基本的人権に関わる普遍的な価値観の問題のはずです。

 第一次安倍政権で第77代法務大臣をつとめた、同じ自民党の長勢甚遠(ながせじんえん)元法相をご存知だと思います。長勢甚遠元法相は、2012年の『創生「日本」』の集会にて、『自民党の改憲草案に不満がある。国民主権、基本的人権、平和主義、この三つをなくさなければならない』と訴えかけ、それに呼応して、安倍晋三前総理以下、同じ壇上に居並ぶ、自民党の主だった政治家たちが大きな賛同の拍手を送りました。

 『創生「日本」』とは、会長に安倍晋三前総理、副会長に菅現総理、下村博文政調会長らが並ぶ自民党議員による政治集団です。長勢甚遠元法務大臣はこの『創生「日本」』の会長代理も務めています。その長勢元法務大臣の言われた、『基本的人権を、なくしたい』。これが、昔はともかく、今の自民党の本音なのではないかと思われます。

 自民党の2012年改憲案においては、戦前・戦中の特高による拷問への反省から設けられた現行日本国憲法36条の『公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる』との規定から、恐ろしいことに『絶対に』の文言がわざわざ割愛されています。

 上川大臣の頑なな監視カメラ映像開示拒否の姿勢は、現行憲法の拷問を禁じる条文から、『絶対に』という言葉を削いでいこうとする現在の自民党の動向に同期したもののように思われてなりません。

 自民党という政党は、『基本的人権』という普遍的な価値感に背を向けた、特殊な思想集団であるように映ります。自民党の一員である上川大臣が、監視カメラ映像開示を頑なに拒むのは、上川大臣が、長勢甚遠元法相の『基本的人権全否定の思想』と同様の思想をお持ちであり、この基本的人権をはじめとした現行憲法秩序を停止する、緊急事態条項の入った改憲案を実現しようとする自民党のご出身だからなのでしょうか?

 その点をおうかがいしたいと思います」。

上川法務大臣「まずですね、事案の真相究明、真相解明をするという、まさにその目的で今回調査チームを立ち上げさせていただきました。

 それには若干公正性という意味で第3者に入っていただきまして、そのことをしっかりと真実を明らかにする。そしてそのことがご遺族の皆さまに対しましての説明責任を果たす事、という風に私自身は思っておりましたので、中間報告も早い段階でお出しをし、様々なご指摘があり、疑問があったそのことも含めて最終報告の中で、それに関しても検証し、そして改善策をとっていくという事が極めて大事であると私自身の基本的考え方にもとづいて、今取り組んでいるところでございます。

 先ほどご質問ございましたように、なるべく早いタイミングで出すようにという事を私自身は指示しておりますが、調査チームもその様な主旨で今動いているという風に思っているところでございます。

 ビデオの開示につきましてはですね、私ども日本は法治国家でございますので、数々の法律にもとづいて、情報公開に関しましては、こうした収容施設内の映像記録につきましては、被収容者の具体的状況の記録であるという事でございまして、不開示情報としてこれまでも取り扱って参りました。そうした基本的な考え方にのっとって、情報の開示についても考えているところであります。基本的な考え方はそうした考え方であります。

 3点目、自由民主党の中で私が国会議員であるという中で、今一連の憲法にかかる基本的人権の問題についてご指摘をいただきました。

 人権というのはご承知のとおりでありまして、赤ちゃんで生まれて来た一人の人が人らしく生きるために、欠かすことのできない大変重要な権利であります。そのことの一番ベースの部分、この部分については、人として、その命そのものをしっかりと見つめていく、とこういう考え方でございますので、これは誰にとりましても、例えば命を大切にする、でありますとか、みんなと仲良くするという事についての基本を、小さいころから育ちの中で培っていくものという風に考えております。

 そういう社会であってほしいし、また、そうした社会に向けて、政治家一人一人、また、今日ここにいらっしゃるお一人お一人も、国民の皆さんのお一人として、絶えず自問しながら、そして自分の中の奥深くにあるこうした人権に対しての考え方を問い続けていくべきものであると、私自身思っております。

 前も申し上げたことがありますが、人権に対して支持をする、支持をしないという二つのグループに分けられるものではございませんので、今のように、明らかにそれと、そうじゃない物に分けるという事のような、議論で語るべき課題ではないという風に思っております。皆さんお一人お一人、絶えずそういったことを深く考えながら、活動、行動をしているという事をお伝えさせていただきたいという風に思っております。

 まあ、今日ヘイトスピーチの許さないという事で、これは、前はもう少しおとなしい形でしたけど、もうちょっと皆さんに気づいていただきたいという事で、ちょっとインパクトのある、同じメッセージでありますが、こういったものをポスターとして掲示させていただくという事であります。

※ヘイトスピーチ、許さない。(法務省)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00108.html

 こういったことを通じて、気づいていただくと、気づいていただくかどうかという事を、啓蒙啓発するという事でありますので、これを気づいた後にその方がどのように考えてそして、行動するか、というところは、粘り強くいろいろな事案の中で、探求していくべきことではないか、という風に思っております。

 限られた枚数でありますが、駅とかそういうところに、あるいは大学の校内などにも張らせていただいているところでありますので、しっかりと目に触れて、また、ひとり一人に思いを、こうした視点の思いを致していただく事ができるように努力してまいりたいという風に思っております」。

 長勢元法相の「憲法から平和主義、国民主権、基本的人権をなくしたい」という発言が、安倍前総理ら、自民党の主要な政治家が集う『創生「日本」』という改憲派の議員連盟の集会で堂々と行われ、安倍前総理らは賛同の拍手をしたこと、そして今まさに、国会で憲法秩序を停止させることのできる緊急事態条項を改憲によって導入しようとするための国民投票法「改悪」法案が可決成立されるべく、与党のゴリ押しが続いていることなどについては、完全にスルーをされました。自民党の「正体」について、上川大臣は問われても答えない姿勢を決め込んでいるようです。

 上川陽子法務大臣記者会見の詳細は、以下の全編動画を御覧ください。

※210601 上川陽子 法務大臣 定例会見
https://youtu.be/M6S3w9ZAWf4

■<IWJ取材報告2>現地で逮捕・拘束されたジャーナリストの北角裕樹氏が「現地では、バリケードは住民がボランティアで作り、警察や軍が来ると合図を送っていた」と報告!~6.1ミャンマーの人々に寄りそう―いのちと平和と民主主義のために―緊急共同声明 記者会見

 6月1日午後1時半、衆議院議員第二会館で、「ミャンマーの人々に寄りそう―いのちと平和と民主主義のために―緊急共同声明 記者会見」が、「ミャンマーの人びとに寄りそう」有志の会の主催で開催され、IWJが生中継しました。

 2月1日から続くミャンマー国軍による突然のクーデターに対し、敢然と抗議する人々を、国軍が銃弾で抑えつけるという惨状が続いています。

 今回発表された共同声明は、先進国の中で突出して国軍との間に「特別のパイプ」を持つとされる日本の、政治的責任のある人々に向けて、「国軍の蛮行をやめさせ、ミャンマーが民主主義への道を再び回復できるような支援策をただちに講じ」るように訴えるものです。

 そのために、ミュージシャンの坂本龍一氏や作家の瀬戸内寂聴氏、作家・クリエイターのいとうせいこう氏、法政大学名誉教授の田中優子氏をはじめ、67名の各界を代表する方々が賛同しています。

 声明文では、麻生太郎・副総理が最高顧問を務め、自民・公明・立憲民主の与野党の重鎮が顧問や理事に名を連ねる「日本ミャンマー協会」に対して、「即座に暴力を停止し、民主化を崩壊させないように政府に働きかけてください」と求めています。

 また、国軍がクーデターの理由とする「不正選挙」について、日本が、選挙監視団を派遣し、二重投票を防止するための特殊インクも供与したこと。外務省が、選挙は平穏に透明性をもって行われたと確認したことをあげて、「政府は、選挙が自由かつ公正に実施されたことを国軍と国際社会に強く伝え、アウンサンスーチーさんたちの解放を求めてください」としています。

 さらに、与党、野党の枠を超えて多くの国会議員が参加した「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」の共同声明にある活動目標と要請に賛同し、政府がこの要請に応え、早急に実行するようにさらに強く働きかけることを訴えています。

※緊急共同声明「ミャンマーの人びとに寄りそう」-坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さん、いとうせいこうさんら60名超が賛同
https://www.jvsmyanmar.com/%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%BA%E3%82%89%E3%81%AE%E7%B7%8A%E6%80%A5%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%A3%B0%E6%98%8E/

 6月1日の記者会見には、落合恵子(作家)、古今亭菊千代(落語家)、田辺寿夫(ビルマ研究者、ジャーナリスト)、羽仁カンタ(環境活動家、NGOコーディネーター)、湯川れい子(音楽評論家、作詞)の各氏が参加しました。さらに、現地で逮捕・拘束され、先日解放されて帰国したジャーナリストの北角裕樹氏も特別参加しました。

 湯川れいこ氏は、アウンサンスーチー氏がロヒンギャへの虐殺をかばう発言をしたと非難されたことに関して、日本在住のロヒンギャの方の言葉として、「ロヒンギャはバングラデシュから流れ込んできた避難民なので、ミャンマーではいないことになっている。だから、80万人のロヒンギャに対して、5000万人を超えるミャンマーの人たちが対立するような構図を作ることは、アウンサンスーチー氏は、これはダメだと思ったのではないか」という主旨のコメントを紹介しました。

 湯川氏は、それはあくまでその人の想像だとしながらも、「スーチーさんは苦しくてもそういう選択をしなければならなかった。でも、ロヒンギャの自分は、アウンサンスーチーさんしか、ミャンマーで軍事政権から民主主義を取り戻すことができるリーダーはいない。だから何とかしてもう一回デモクラシーをミャンマーに取り戻すためには、国際社会も含めてスーチーさんの支援をしてほしい」という言葉が、自分の学びになったとしました。

 北角裕樹氏は「現地では、バリケードはデモ隊ではなく、住民がボランティアで作り、デモ隊の活動中には見張りを立てて、警察や軍が来ると合図を送っていた」と市民が一体となった抵抗運動の様子を紹介しました。

 「ミャンマーでもアーティストの方々がデモに参加しており、刑務所でも理想の国づくり等について話した」「自分の解放に力を尽くしてくれた誇り高い日本の外交官もいた」「民主主義の国は一人ひとりが声をあげれば動く」等、現地での弾圧を体験した方ならではの報告をしました。

 各氏への質疑応答での貴重なお話を含め、詳しくは下記で記者会見の録画をぜひ御覧ください。

※ミャンマーの人々に寄りそう―いのちと平和と民主主義のために―緊急共同声明 記者会見
https://youtu.be/CfDUbKsAinY

※(再掲)【IWJ検証レポート】「どの国家にも属さない最も虐げられてきたロヒンギャ」問題は軍事政権によって意図的に作られた!?「民族浄化」に対し世界中からアウンサンスーチー氏に対して非難の声!! 2017.9.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398193

■<IWJ取材報告3>「コロナ分科会の五輪リスク評価、公表に政府の了承得られず」報道の真偽は!? 事前通告にも内閣府担当者あらわれず!「いつ議論するのか!?」~5.31第15回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング

 5月31日、東京都千代田区の衆議院本館で「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」が、高齢者へのワクチン接種体制など、9項目について、政府側担当者に対しヒアリングを行いました。

 合同チームは、事前に5月31日の毎日新聞の報道に触れ「コロナ分科会がオリンピックのリスク評価を提出しようとしたら、政府の了承を得られず、公表されていないと言う件について」質問通告していました。

 立憲民主党の山井和則・衆議院議員は、これとあわせて、コロナ分科会の尾身茂会長が「菅総理から指示があれば、コロナ分科会で五輪の感染リスクを議論し、意見を言う」と、繰り返し国会答弁していることにについて「コロナ分科会ではオリンピックの感染リスクをいつ議論するのか?」と質しましたが、内閣府から担当者が出席しておらず、政府側からの回答はありませんでした。

 山井議員は「コロナ分科会はなぜ、今日来ていない?」「担当者も出て来ないということ自体が、やましいことでもあるのかな」と述べ「オリンピックはいうまでもなく、このまま突っ込んだら人命がかかって多くの人が死ぬリスクがあることについて、いつコロナ分科会で議論するのか、私たちが質問通告しているにもかかわらず、ほかの担当者は全員来ているのに、この問題だけ、ここだけ来ないというのは謎だ」と、強い疑念をにじませました。

 詳しくは全編動画を御覧ください。

※「コロナ分科会の五輪リスク評価、公表に政府の了承得られず」報道の真偽は!? 事前通告にも内閣府担当者あらわれず!「いつ議論するのか!?」~5.31第15回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492631

■<IWJ取材報告4>「公正公平な国民投票ができないのに発議することは普通はナンセンス」立憲提出の国民投票法改正案の修正案で「改憲発議できないのか?」との質問に枝野幸男代表の甘すぎる回答!~5.31立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見

 5月31日午後3時30分より、東京都千代田区の衆議院第2議員会館にて、立憲民主党・枝野幸男代表の定例会見が行われました。

 冒頭、枝野代表からの報告があり、続いて各社記者との質疑応答となりました。

 報告の中で、枝野代表は、5月31日を期限として9都道府県に出されていた緊急事態宣言を6月1日から20日まで延長したことに触れ、「今回の第4波は、感染が十分に収まっていない段階で、私たちが明確に反対したにもかかわらず、宣言などを解除した、そこに原因がある。したがって、『人災』と言わざるを得ない」と厳しく批判しました。

 また、6月16日までを会期とする第204回国会(常会)について、「緊急事態宣言などの延長によって、6月20日の緊急事態宣言期間が切れる前に、国会が閉じることになる」とし、「さらなる延長が必要かどうか、あるいはこの延長に伴う対策などについて、なんら対応が示されることなく、感染が収まっていない場合、あるいは、第5波が生じた場合の迅速な対応などを考えると、国会を閉じることはまったく理解不能である」と述べました。

 質疑応答では、枝野代表とフリーのジャーナリスト・宮崎信行氏の間で、「国民投票法改正案」について、以下のやりとりがありました。

宮崎氏「『国民投票法を改正する法律案』の衆議院における修正、立憲民主党主導の修正という言い方でいいかと思うんですが、この解釈について、『国民投票法施行後3年を目処に、CM規制やインターネット有料広告規制などについて、国が検討を加え、必要な法制上の措置、その他の措置を講ずるもの』という、一項が入るだけの修正ですが、この解釈なんですが、『国がCM規制など国民投票の公平及び公正に関する検討を3年後に加える』ということは、これから3年間、国会は憲法改正の発議をできないという読み方もできるかと思います。

 そこの立憲民主党代表の立場として、国はこれから3年間、改憲を発議できないのか? また、解散直後の衆議院憲法審査会で、例えば会長や会長代理を選んだりする、そういったものにも応じないといった事もあり得るのか? いかがでしょうか?」

枝野代表「まず、法律の解釈ですので、政治がいろいろ言って、それは参考資料にはなりますが、法解釈とは客観的になされるものです。

 で、一応、弁護士として客観的に申し上げますと、この法律案は、成立をした場合、現行国民投票法に、重大な欠陥がある。公平公正という観点から重大な欠陥があることを、法律自体、立法者自体が認めている法律であるということは、法解釈上明確です。

 つまり、重大な欠陥がある法律を使った国民投票法を、この法律を根拠に使うことは、欠陥のある国民投票を実行するということ。これが法解釈の必然だというふうに思っています」

宮崎氏「確認ですが、向こう3年間、9月に施行のようですから、2024年とか、まあそこまで杓子定規でなくてもいいですが、だいたい2024年の秋ぐらいまでに、憲法改正の発議はないし、そもそも議論にも応じないということでしょうか?」

枝野代表「法律の解釈と、国会で議論をするかどうかというのは別次元の問題だと思っています。

 しかし、国民投票法が公正公平な国民投票ができないのに発議をすることは、普通はナンセンスなことだと思っていますし、その公正公平でないという重大な欠陥を補うことにこそ、まずは全力を傾けるのが常識的な判断だというふうに思っています」

 枝野代表はこのように答えましたが、5月26日の参院憲法審では与党側が「法律上は発議できる」と答弁し、立憲民主の修正案提出者である山花郁夫議員も「法的には発議できると与党と共通認識を持っている。ただ政治的には、ルールの公正性が担保されていないから難しいんじゃないか」と答弁しています。つまり、与党側がその気になれば、いつでも改憲発議ができるということです。

※はじめに~「改憲発議できるのか?」26日の参院憲法審で維新・松沢成文議員の追及に、国民投票法改正案の修正案発議者である立憲民主・山花郁夫議員が「法制上はできる」と認めてしまう! 今国会で法案が成立すれば、戦時独裁体制樹立可能な緊急事態条項の加憲は目前に! 5月も残り4日! IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!(日刊IWJガイド、2021年5月28日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48856#idx-1
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210528#idx-1

 「常識」や「ナンセンス」、「政治的」などを根拠に与党側が発議しないと考えるのは危険ではないでしょうか。

 このほか、会見では重要土地利用規制法案や次期衆院選、都議選、東京五輪や党首討論について質問が続きました。

 枝野代表からの報告、および各社記者との質疑応答の一部始終は、全編動画にてご確認ください。

※「公正公平な国民投票ができないのに発議することは普通はナンセンス」立憲提出の国民投票法改正案の修正案で「改憲発議できないのか?」との質問に甘すぎる枝野代表の回答!~5.31立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492634

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、城石裕幸、浜本信貴、渡会裕、木原匡康、中村尚貴、富樫航)

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