日刊IWJガイド・特別公開版 5月はご寄付の月間目標額にあと約251万円足りませんでした! 「今日から6月、IWJの今期は残り2ヶ月! このままでは期末の7月末には大幅な赤字に! 少額でも結構ですのでどうか緊急のご支援をお願いいたします!」2021.06.01号~No.3183号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~5月はご寄付の月間目標額にあと約251万円足りませんでした! 今日から6月、IWJの今期は残り2ヶ月です! このままでは期末の7月末を大幅な赤字で迎えることになってしまいそうです! IWJの活動も窮地に立たされます! 少額でも結構ですのでどうか緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年! その真実に迫る 緊急シリーズ特集 2】本日午後8時から、2018年4月14日収録「【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏」を再配信します!
■5月の「岩上安身のIWJ特報!」は、4月に引き続き「岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」を完結したのち、4月22日に行った「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」から国民投票法改悪部分を抜粋して発行しました! 現在、参院で審議中の緊急のテーマです! 今回は、改憲の危機が迫る緊急性と公益性に鑑み、小西洋之参議院議員のインタビューテキスト版も、サイトにてフル公開します。ぜひ御覧になっていただき、まぐまぐからご購読のご登録をよろしくお願いします! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!
■<新記事紹介1>ジョージ・フロイド氏の死亡事件から1年、しかし、いまだ警察改革法案は議会を通らず! 背景には人種差別と結びついた現代の「奴隷制」ともいえる「刑務所ビジネス」の存在も! これが「自由と人権」という「普遍的価値観」を標榜する米国社会の一側面!
■<新記事紹介2>「(日本の感染者は)この程度の『さざ波』」、「(緊急事態宣言は)『屁みたいな』もの」などのツイートが炎上した高橋洋一・嘉悦大教授が内閣官房参与を辞任! 高橋氏には、時計泥棒で逮捕の履歴あり! 菅政権の任命責任は当然重大!
■<IWJ取材報告>久留米市の高齢者ワクチン接種支援の優れた取り組みに学ぶ。国、省庁の対応と回答はまたも不明瞭な点多し。~5.27第14回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
■<一般会員のサービス拡充のお知らせ>タイムリー再配信でお届けした動画コンテンツが、再配信後2ヶ月間、一般会員の皆さまが御覧になれるようになりました! 再配信をリアルタイムでご視聴いただけない場合でも、ご都合があう時間にお楽しみいただけます。ぜひ、皆さま、会員登録をお願いします!
■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!
■<【IWJ書店】からお知らせ>IWJ代表の岩上安身がインタビューした識者の方々のサイン入り書籍を数量限定にて発売中です!!※IWJ会員様限定販売です。
■<【IWJグッズ】からお知らせ>IWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」収録のDVD好評販売中!!
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■はじめに~5月はご寄付の月間目標額にあと約251万円足りませんでした! 今日から6月、IWJの今期は残り2ヶ月です! このままでは期末の7月末を大幅な赤字で迎えることになってしまいそうです! IWJの活動も窮地に立たされます! 少額でも結構ですのでどうか緊急のご支援をお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 今日から6月、新しい月が始まります。そしてIWJの今期第11期は、いよいよ残り2ヶ月となりました。

 昨年から続くコロナ禍で、そしてそのコロナ禍に対する安倍・菅政権による無策・失政で、多くの人が経済的に苦しめられています。IWJにも、コロナ禍で生活が苦しくなった、会費が払えず、会員を続けていられなくなった申し訳ない等々のメールが毎日のように届きます。

 こうした状況にもかかわらず、IWJの活動をご理解いただき、わたしたちのご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、岩上安身とスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 しかしながら、IWJの5月の財政状況は、大幅な赤字となる見込みです。5月の最終的なご寄付・カンパの集計は、分かり次第この日刊IWJガイドやIWJのウェブサイトでご報告させていただきますが、先週末5月28日(金)時点でのご寄付・カンパは、115件、215万6300円です。

 この金額は、5月以降の新たな月間目標額である467万5000円に対して46.1%にとどまっています。月間目標額の半分に届いていないという状況です! 不足金額は251万8700円にのぼります!!

 今期、目標額に対して4月末までに累積した不足額は、549万5000円です。このままでは、7月末の期末を大幅な赤字で迎えることになってしまうかもしれません!

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

 そして、まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

 赤字が重なれば、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できてはおりません。

 他方、岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しているからです。

 しかもIWJから報酬を得ることなく「ただ働き」で働き続けているので、貯金は増えることなく、日々減り続けており、これ以上IWJに私財を投じれば、貯金が本当に底を尽いてしまうからです。

 つまり、岩上安身が「無報酬」を余儀なくされるような「異常」な状態が続くと、岩上安身がつなぎ資金を貸すこともできなくなり、IWJは行き詰ってしまうのです。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 会費収入については、コロナ禍による会員の減少に伴い、前期比20%減の予想となっています。この現実は大変重くのしかかっています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなるでしょう。

 前述の通り、IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論をこれまで展開できてきたのは、市民の皆さまのご支援があってのことです。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たすことで、皆さまのご期待にこたえたいと思っています。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入にも徹底して反対し、その後に起こりえるであろう、米中の覇権闘争の「捨て駒」として日本がいいように使われ、戦場とされてしまうことにも、断固として反対し、抵抗を貫きます!

 権力とスポンサーに日和り、保身に走る数多の既存メディアのような無様な背信は絶対にいたしません!

 改憲による緊急事態条項によって、自滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に戦い抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 現状は財政的大変厳しくなっています! どうぞ、今月5月と、6月そして今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJが、権力の腐敗と、独裁と、亡国に至る無謀な戦争に対し、抵抗し続けてゆくためには、皆さまからのご寄付・カンパとともに、会員の方々の会費収入がとても重要になってきます。

 ぜひ、皆さま、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします! また、お知り合いの方にぜひIWJの存在や活動について、口コミやSNSを通じて、広めていただき、会員となって支えてくださるようにお伝え願います! どうぞご協力をお願いいたします。

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 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「岩上安身のIWJ特報!」は、岩上安身によるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 5月31日時点の会員数は3761人、このうちサポート会員の方は1304人です。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります!

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 IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。

 会員の皆さま、一部、会費を納め忘れている方がいらっしゃいます! ぜひ、急ぎお納めいただき、有効会員として「復活」してください!

 現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方も、 会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます! ぜひ、再開をお願いいたします!

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◆中継番組表◆

**2021.6.1 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:30~「ミャンマーの人々に寄りそうーいのちと平和と民主主義のために―緊急共同声明 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「『ミャンマーの人びとに寄りそう』有志の会」による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたミャンマー関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/myanmar
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【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 2・YouTube Live】20:00~「 【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2018年4月に収録した、岩上安身による早尾貴紀氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた早尾貴紀氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a9%e5%b0%be%e8%b2%b4%e7%b4%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/418096

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◆中継番組表◆

**2021.6.2 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「ウィシュマさんを偲ぶ会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 5月29日に収録した「ウィシュマさんを偲ぶ会」の模様を配信します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95
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【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 3・YouTube Live】20:00~【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第3弾!】~『大災厄(ナクバ)』の日70年を目前に米大使館がエルサレムに移転!ガザでは今日もイスラエルが非武装の市民を殺戮している!~岩上安身によるインタビュー 第870回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2018年5月に収録した、岩上安身による早尾貴紀氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた早尾貴紀氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a9%e5%b0%be%e8%b2%b4%e7%b4%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421128

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

ジョージ・フロイド氏の死亡事件から1年、しかし、いまだ警察改革法案は議会を通らず! 背景には人種差別と結びついた「刑務所ビジネス」も!これが「自由と人権」を標榜する米国社会の一側面!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492605

「(日本の感染者は)この程度の『さざ波』」、「(緊急事態宣言は)『屁みたいな』もの」などのツイートが炎上した「高橋洋一・嘉悦大教授が内閣官房参与を辞任! 菅政権の任命責任は当然重大!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492649

◆昨日再アップした記事はこちらです◆

(再掲載)総理の関与は体を張って否定する佐川氏!一方で自身の関与は答弁拒否というダブルスタンダード!証人喚問終了直後の共産党・宮本岳志衆議院議員に岩上安身が緊急インタビュー!~岩上安身によるインタビュー 第858回 ゲスト 宮本岳志衆議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/416094

(再掲載)「この問題、IWJぐらいしか取り上げていない!」抗議デモもジャーナリストの取材活動も規制されかねない!? 東京都迷惑防止条例改正の危険性~岩上安身によるインタビュー 第856回 ゲスト 川田龍平参議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415716

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■【イスラエル建国時の隠された暴力! ナクバ(大災厄)から73年! その真実に迫る 緊急シリーズ特集 2】本日午後8時から、2018年4月14日収録「【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏」を再配信します!

 IWJがお届けしている【イスラエル建国時の隠された暴力!ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集】、2回目の本日は、午後8時から、2018年4月14日に収録した、「岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(収録当時、現在は教授)早尾貴紀氏」を再配信します。

 早尾教授はイラン・パぺ著『パレスチナの民族浄化~イスラエル建国の暴力』(2017年、法政大学出版局)の共翻訳者です。本日お届けする再配信は、【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む】と題して、イスラエル人でありながらパレスチナ人への残虐な行いを、詳細な記録にもとづいて書いたパペ氏の著書を、早尾教授に解説していただく連続インタビューの第2弾です。

 5月14日はイスラエルの建国記念日、そして5月15日は、パレスチナ人がイスラエル建国によって土地を奪われ、故郷を追われた「ナクバ(大災厄)」の日です。

 5月10日に始まったパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとイスラエルとの戦闘は、エジプトの仲介により、5月21日に停戦が成立しましたが、パレスチナ問題は「紛争」ではなく、「民族浄化」であるという事実を理解しなければ、複雑な中東情勢は理解できません。イスラエルによる侵略と民族浄化が行われ、それに対して抵抗する人々は「テロリスト」呼ばわりされてきたのです。

 2018年にこのインタビューが行われた直前の4月14日午前10時すぎ(日本時間)、トランプ米大統領(当時)が、「シリアでアサド政権が化学兵器を使用して多数の死傷者を出した」として、国連安保理による決議を経ずイギリス、フランスとともに武力行使におよびました。

※米軍、シリア化学兵器施設への攻撃開始 英仏合同作戦(BBC、2018年4月14日)
http://www.bbc.com/japanese/43763845

 この一報を受け、インタビュー冒頭では、ガザ地区の混乱極まる生活状況がどのように作り出されたのか、国際機関と大国の武力行使の関係についてどのように考えていくべきか、早尾教授にうかがいました。

 早尾教授によると、中東関連の報道に関し、イスラエルやそれを支える米国にとってのみ都合が良い説明が流布されやすいとのこと。「国際社会」は米国と同一ではないことに気を付けるなど、偏った見方に陥らないよう注意深く考える必要があります。

 インタビューでは、1948年のイスラエル建国に際して発生した「ナクバ(大災厄)」と称されるパレスチナ人が被った大規模な暴力、弾圧について掘り下げました。

 早尾准教授によると、イスラエルが建国初期の破壊的な実態を隠蔽し続けてきたにもかかわらず、パぺ氏のような研究が可能になった背景には、30~50年後の公文書公開があったとのことです。

 詳しくはぜひ、本日の再配信をご視聴ください。

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【イスラエル建国時の隠された暴力!ナクバ(大災厄)から73年!その真実に迫る 緊急シリーズ特集 2・YouTube Live】 20:00~
【シリーズ『パレスチナの民族浄化』を読む第2弾!】イスラエルの暴力的建国は公文書によって裏づけられた!ガザ弾圧の起源!~岩上安身によるインタビュー 第861回 ゲスト 東京経済大学准教授(※収録当時)早尾貴紀氏
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■5月の「岩上安身のIWJ特報!」は、4月に引き続き「岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」を完結したのち、4月22日に行った「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」から国民投票法改悪部分を抜粋して発行しました! 現在、参院で審議中の緊急のテーマです! 今回は、改憲の危機が迫る緊急性と公益性に鑑み、小西洋之参議院議員のインタビューテキスト版も、サイトにてフル公開します。ぜひ御覧になっていただき、まぐまぐからご購読のご登録をよろしくお願いします! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーすべて読むことができます!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、「岩上安身のIWJ特報!」として毎月発行しています。

 5月は、4月に引き続き、「日本学術会議任命拒否問題で見えてきた『疑似法治主義』国家ニッポンの姿! 菅総理は憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」の完結編を配信しました。

 立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏は、菅義偉総理が憲法15条を根拠として日本学術会議の新会員に対する任命拒否を行った6人の学者のうちの1人です。

 この問題をめぐっては、自民党の甘利明税制調査会長が「学術会議が中国と軍事研究を共同している」「日本学術会議は中国の『千人計画』に協力」と、デマを述べました。

 松宮教授は、こうした、科学技術の世界で中国がすでに日本を追い越している現実を見ずに「一方的に日本の技術が盗まれてる」と主張する政治家等の発言に対して、「このデマは非常に犯罪的で、日本の行く末を誤る危険なもの」と批判しました。

 最後に松宮教授は、問題の焦点の一つとされる、憲法第23条が保障する「学問の自由」について、「独立して職務を行うべき学術会議の会員」が、「わけのわからない理由で任命を拒否されて、学術会議の意向通りに決まらなかった」ことが、「学問の自由に萎縮的な効果をもたらす」、それが23条違反だととらえて欲しいと語りました。

 5月はさらに、今年4月22日に行われた「岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー」から、与党が6月16日に会期末を迎える今国会で成立を目論む国民投票法改悪についてうかがった部分を抜粋して発行しました。

 インタビューで小西議員は、有効な対策が打てずに新型コロナウイルスの感染を抑えられない政府が、あろうことかコロナ禍を利用して、憲法改正に有利なように、今国会で国民投票法を改正しようとすることに強い危機感を示しました。

 「目の前の危機(コロナ禍)から国民を守らない与党が、緊急事態のために改憲が必要だと言う。じゃあ、緊急事態条項で、内閣に特別な権限を与えて、何かできるんですか!?」(小西議員)

 5月3日、菅総理は改憲派の憲法集会に送ったビデオメッセージで「新型コロナ対応で緊急事態への備えに関心が高まっている」と述べ、緊急事態条項の新設を訴え、国民投票法改正案を「憲法改正議論を進める最初の一歩」と強調しました。

 これは、国民がコロナで苦しんでいる、その窮状を、「特措法の緊急事態宣言と改憲による緊急事態条項はまったく別物なのに、その差異をろくに国民に説明することなく、あたかも改憲による緊急事態条項の導入が、コロナ禍克服の決め手になるかのような虚偽のプロパガンダを展開して、国民を騙し討ちにしよう、ということではないでしょうか。こんな卑劣な話はありません。

 インタビューで小西議員は「現状、国民投票法のCM規制は空っぽで、多額の資金を用意できる個人や団体が、メディアに改憲賛成CMを流すことを規制できない。外国の資金でCMを作ることも可能だ。国民の皆さんが冷静な判断ができなくなる。今のままで国民投票、憲法改正をやるとめちゃくちゃになる」と強い懸念を表明しました。

 さらに小西議員は衆参ともに改憲派議員が3分の2を超えている現状を説明し「国民投票法を改正したら、いつでも憲法改正できるようになる」と訴えました。小西議員は「衆議院選挙と改憲(国民投票)、ダブル選挙もできる。衆議院でもう1回、3分の2を取られたら、来年の参院選で国民投票と、ダブル選挙だってできる」と述べ、「これは本当、目の前の危機ですよ」と強調しました。

 「岩上安身のIWJ特報!」では、このインタビューをフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。お時間がなく、動画は観られない方でも、テキストであれば、いつでもご自分のペースで読むことができます。

 ぜひ、「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

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※シリーズ:IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

■<新記事紹介1>ジョージ・フロイド氏の死亡事件から1年、しかし、いまだ警察改革法案は議会を通らず! 背景には人種差別と結びついた現代の「奴隷制」ともいえる「刑務所ビジネス」の存在も! これが「自由と人権」という「普遍的価値観」を標榜する米国社会の一側面!

 2020年5月25日に米国ミネソタ州で起きた、ジョージ・フロイド氏の死亡事件から1年が経過しました。白人警察官がフロイド氏の首を9分間以上膝で押さえつけて死亡させた事件で、全米のみならず世界規模での「ブラック・ライブス・マター」運動につながった事件です。

 ミネアポリスでは、フロイドさんが死亡した交差点は事件以来、「ジョージ・フロイド広場」と名付けられ、追悼広場となっています。25日にはジョージ・フロイド広場に大勢の人が集まりましたが、30発近い発砲があり、現場の記者が一時退却する場面がありました。

※米黒人男性死亡から1年 現場中継中に突然発砲が…(テレ朝ニュース、2021年5月26日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000217246.html

 フロイド氏を死亡させた元警官は、4月20日に有罪判決を受けました。この種の事件で警官の犯罪を認めたという点で画期的な判決であったとはいえ、警察改革法案は、フロイド氏の命日を過ぎても議会で停滞し、成立していません。「ジョージ・フロイド警察活動正義法案」と呼ばれる警察改革法案に反対する共和党と法案を支持する民主党が真っ向対立しているからです。

 バイデン大統領はフロイド氏の命日にフロイド氏の遺族と面会しましたが、フロイド氏の妹は「兄の命日までに法案を成立させなかった」といってこの面会を拒否しました。

 米国の黒人差別問題は、「プライベートプリズン」の問題とも深く関わっています。新自由主義的な政策を進めてきた米国では、刑務所の民営化が進み、囚人を廉価低賃金な労働力として利用する「刑務所ビジネス」が各州の経済にがっちりと組み込まれています。

 犯罪厳罰主義を徹底し、大量投獄問題をつくる大きな要因となった1994年の暴力犯罪取締法は別名「バイデン法」とも言われています。バイデン氏自身が積極的に推進したからです。

 バイデン政権は中国を新疆ウイグル自治区の人権侵害・虐待・ホロコーストだと厳しく批判し、軍事的な圧力までかけていますが、「自由と人権」を標榜する米国自身が、刑務所-産業複合体の「刑務所ビジネス」によって人種差別と人権無視の強制労働による搾取を制度化しているのが実態なのです。

 この続きはぜひ、以下のURLからご一読ください!

※ジョージ・フロイド氏の死亡事件から1年、しかし、いまだ警察改革法案は議会を通らず! 背景には人種差別と結びついた現代の「奴隷制」ともいえる「刑務所ビジネス」の存在も!これが「自由と人権」という「普遍的価値観」を標榜する米国社会の一側面! 中国を非難する資格が米国にあるのか!? 2021.5.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492605

■<新記事紹介2>「(日本の感染者は)この程度の『さざ波』」、「(緊急事態宣言は)『屁みたいな』もの」などのツイートが炎上した高橋洋一・嘉悦大教授が内閣官房参与を辞任! 高橋氏には、時計泥棒で逮捕の履歴あり! 菅政権の任命責任は当然重大!

 5月24日、内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大教授が辞任しました。高橋氏は5月9日、ツイッターに「日本(のコロナ感染)はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイートして、批判を浴びていました。

 高橋氏の任命者である菅総理は「反省の弁を述べている」と擁護しましたが、高橋氏はさらに執拗にツイート。5月21日の「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな」というツイートがダメ押しとなりました。

 高橋氏には過去に窃盗犯罪の疑惑もあります。

 岩上安身は、この高橋洋一氏に2012年1月18日にインタビューを行っています。

※「財政再建には増税ではなく、天下り先などに貯まっている資産を吐き出すべき」~岩上安身によるインタビュー 第183回 ゲスト 高橋洋一氏 2012.1.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/2488

 高橋氏は元財務官僚で、小泉政権時代に竹中平蔵総務相の補佐官を務めました。

 退官後、東洋大教授となり、財務省批判を展開していた高橋氏は、2009年3月24日に練馬区の「としまえん」内の温泉施設の脱衣所で、他人のロッカーから現金約5万円入りの財布や、数十万円相当の「ブルガリ」の高級腕時計を盗んだ疑いで、3月30日、警視庁に書類送検されました。

 当時の新聞は、高橋氏の供述としてこう報じています。

 「いい時計でどんな人が持っているのか興味があり盗んでしまった」

 高橋氏はこの事件で東洋大学を懲戒解雇され、東京地検は起訴猶予処分という判断を下しました。

 上記のインタビューで、岩上安身はこの事件についても、高橋氏に質問しています。

 インタビューからこの質問と高橋氏の「よくわかんないんだ、正直言うと」などという回答部分を抜き出して記事にしていますので、あわせて御覧ください。高橋氏は「記憶がない」などと言いつつも、自身の犯行を否定していません。貴重な当事者証言です。

※元財務省官僚の高橋洋一氏、窃盗事件・逮捕は財務省批判への権力による謀略か!? それとも…!? 2012年、岩上安身が高橋氏本人に直撃!! 謎に包まれた事件の真相をたぐり出す!! 2019.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463773

 「さざ波、笑笑」、「屁」といった品性が疑われるようなツイートを見れば、菅総理がなぜ高橋氏を内閣官房参与という地位に任命したのか理解に苦しみます。任命者である菅総理の責任は、当然、重大だといわざるをえません。

※菅首相、高橋洋一氏退職の経緯説明 「大変反省しておられた」(毎日新聞、2021年5月24日)
https://mainichi.jp/articles/20210524/k00/00m/010/193000c

 詳しくはぜひ、以下のURLから記事をご一読ください!

※「(日本の感染者は)この程度の『さざ波』」、「(緊急事態宣言は)『屁みたいな』もの」などのツイートが炎上した「高橋洋一・嘉悦大教授が内閣官房参与を辞任! 菅政権の任命責任は当然重大! 2021.5.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492649

■<IWJ取材報告>久留米市の高齢者ワクチン接種支援の優れた取り組みに学ぶ。国、省庁の対応と回答はまたも不明瞭な点多し。~5.27第14回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング

 5月27日午後2時より衆議院本館にて、第14回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリングが開催されました。

 今回のヒアリングでは、福岡県久留米市の大久保勉市長がZoomを通じて参加し、久留米市での高齢者ワクチン接種支援のアイディア豊かな取り組みを解説しました。

 久留米市では5月6日よりワクチン接種の予約受付を開始しましたが、電話コールセンターの受付能力の限界と、ウェブ予約の便利さを早急に見極め、9日よりウェブ予約枠と対応を拡大しました。

 また、高齢者の親族に「母の日(5月9日)のプレゼントにはワクチン接種のウェブ手続きのお手伝いを」という呼びかけをするマーケティングも行いました。

 さらに、高齢者当人によるウェブ操作が困難な場合のサポートは、地域コミュニティセンターや在京高校同窓生ネットワークでも行われました。久留米市では現在高齢者の7割がワクチン接種の予約を完了させています。

 また、久留米市では筑後川の氾濫がここ3年続き、そのような緊急時には消防団員の活動と被災者とのフィジカルな接触が不可避であることから、高齢者のワクチン接種余剰分を積極的に消防団員と介護職員などのエッセンシャルワーカーに振り向けることも進めているとのことです。

 ヒアリング後半では、ワクチン接種進捗状況やオリンピック・パラリンピックに関連した疑問点について、厚生労働省、総務省、防衛省、文部科学省、内閣官房(オリパラ事務局)の担当者との質疑応答が行われました。

 菅義偉総理が宣言した「高齢者のワクチン接種7月末完了」の「7月末完了」とはどのような状態を意味するのか、五輪会場運営計画策定業務にあたるディレクターの日当が35万円(40日勤務で1400万円の報酬)となっていることの正当性などについて、野党議員が省庁担当者に質問しましたが、満足な回答はなされませんでした。

 野党合同チームにより、事前に各省に渡されていた質問事項は以下の12項目です。これに沿ってヒアリングは進行しました。

質問項目

1、総務省に。高齢者のワクチン接種7月末完了の定義は何か。例えば、7月に入ってから接種を申し込んだ高齢者の2回目接種が8月になった場合、この自治体は7月末完了になるのですか、ならないのですか。

2、防衛省に。大規模会場と、東京都の世田谷区などの二重予約の事例が多発していますが、大規模会場で接種したかを確認しないとわかりませんか。

3、防衛省に。来週の東京会場の予約者は何人ですか。空きは何人分ですか。もし空いた場合、高齢者以外に打つのですか。誰にも打たないのですか。

4、防衛省、厚労省に。大規模東京会場の予約に空きが出た分は、エッセンシャルワーカーである介護職員、保育士、障害福祉職員などに打つべきではないですか。

5、厚労省に。アメリカのCDCは、日本を渡航禁止の対象国と指定し、その理由を『たとえ渡航者がワクチン接種をしていても、日本で変異株に感染し、感染を拡大させる危険性があるから』と述べています。CDCの言う『現状の日本では、ワクチン接種をした人でも感染し、感染を拡大させる危険性がある』という認識は、日本政府も同じですか。

6、厚労省に。そもそも今回のワクチンは、感染予防効果はありますか。自分が感染した場合、他人に感染させることを予防する効果はありますか。感染予防効果はなく、重症化防止効果だけですか。

7、厚労省に。薬剤師によるワクチン接種の可否を検討する検討会は、いつ開催されますか。

8、オリパラ事務局に。ファイザーが日本の選手団に提供するワクチンは、無償提供ですか。それとも、選手本人かJOCか、誰が費用を払いますか。

9、オリパラ事務局に。東京都で6月末や7月に緊急事態宣言が出た場合、オリンピックの中止や延期は、選択肢にありますか。それとも、今後いくら感染爆発が続いても、オリンピックの中止や延期は、100%あり得ませんか。また、緊急事態宣言が出たり、ステージ4の感染爆発の場合、東京都がIOCやJOCに、オリンピックの中止、延期、縮小を要望することは可能ですか。

10、厚労省に。「インド株の実効再生産数が5.625という専門家の話もある」との田村厚労大臣発言の根拠を示してください。

11、オリパラ事務局に。代々木公園でのパブリックビューイングが感染拡大につながる可能性はないのでしょうか。

12、オリパラ事務局に。五輪会場運営費1人当たり1日35万円は高すぎるとの批判にどう答えますか。

 これらの質問に、政府の各省の担当者はどう回答したでしょうか。

 詳しくは全編動画を御覧ください。

※久留米市の高齢者ワクチン接種支援の優れた取り組みに学ぶ。国、省庁の対応と回答はまたも不明瞭な点多し。~5.27第14回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492483

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 IWJでは、日々、重要な問題に関連したコンテンツや話題となり注目を集めている動画コンテンツを「タイムリー再配信」としてお届けしています。

 コンテンツの公開から2ヶ月以上が経過して、サポート会員様でなければ見られないコンテンツを再配信でご視聴いただけることはご好評をいただいていますが、一方で、「再配信の時刻次第では観られないことがあり、残念」という声もいただいていました。

 そこでこの度、タイムリー再配信を行った動画コンテンツは、再配信終了後も、2ヶ月間に限り、一般会員の皆さまが御覧いただけるようにすることにいたしました!

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■<お知らせ>IWJは「憲法を着る!」をテーマに今夏も新たなTシャツを製作・販売する予定です。現行の日本国憲法で、皆さまが好きな条文を教えてください!

 IWJでは今夏も、新たなTシャツの製作・販売を予定しています。そして、もしも現在の自公政権で改憲が行われ、憲法に緊急事態条項が加えられてしまえば「永遠のお別れ」となってしまうかもしれない現行の日本国憲法の条文をあしらったTシャツにしたい、「憲法を着たい!」と考えています。

 そこで、IWJ会員、日刊IWJガイド読者の皆さまに、憲法の何条の条文が好きか、自分が着たいと思うか、ご意見を募集します!

 現在の与党・自民党が中心となって進めている、緊急事態条項の追加を前提とした改憲論議は、9条だけでなく、すべてを心肺停止させ、二度と復活させない、現行憲法を全否定するものです。

 そこまでの悪意が、彼らの中には巣食っているのだということを直視し、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきたいとIWJは考えています。

 この機会に、憲法の各条文を改めて振り返り、ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください!

 本日の日刊IWJガイドの「はじめに」では、憲法21条の表現の自由と、憲法12条の国民の不断の努力について、その重要性を記しています。

 IWJが市民メディアとして活動しているのは、表現の自由を根拠とし、同時に我々IWJ自身がこの憲法を守るための国民の不断の努力として、この活動を行なっているのです。それを我々は忘れてはいけませんし、たくさんの方々に、我々を支えてくださることも、憲法12条の国民の不断の努力に相当するものであるということを伝えていきたいと思います。


第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
(2) 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 岩上安身は12条、21条に加えて、一番好きな条文であり、かつ一番重要な条文のひとつとして幸福追求権をうたう13条をあげ、さらに憲法尊重義務を示す99条を推薦しながら、他にも素晴らしい、大事な条文が数多くあると述べています。


第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 例えば憲法前文もいいし、基本的人権を規定する第11条、法の下の平等を示す第14条、奴隷的拘束及び苦役を禁止する第18条、思想及び良心の自由を保障する第19条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する第25条、拷問及び残虐な刑罰を禁止する第36条、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とする第97条、憲法を「国の最高法規」と規定する第98条なども素晴らしい条文です。これを空文にせず「命」を吹き込み続けるのは、先にあげた第12条の「国民の不断の努力」です。

 こんな話を、普通にできるように、このTシャツを契機に、機運を高めたいと思います。現在の与党とエセ野党が進めているのは、9条だけでなく、これら全てを、心肺停止させ、二度と復活させない、そうした現行憲法全否定条項なのだということ、そこまでの悪意が、彼らの中には巣食っているのだということを、直視して、現憲法を守るべく、その素晴らしさも、改善可能性も、のびやかに論じられ、邪悪な政治的意志の意図を見破り、抵抗と連帯の輪を広げていきましょう。

 また現行憲法と、自民党の醜悪で邪悪な改憲草案を全文読み比べる鼎談を、岩上安身と梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士との3者で行い、その内容を加筆した上で書籍にした『前夜』があります。ぜひ、憲法を手に取って、読んでみてください。

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く(IWJ書店)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 憲法をもっと素敵な方向に改めたい、と考えるのは自由です。しかし、憲法がもつ、主権者たる国民から権力者への制約として書かれたという本質、そしてそれが国の法秩序の最上位に存在し、最高法規とされていることを毀損するような「改悪」は決して許されません。

 自民党の改憲案は緊急事態条項の導入も大問題ですが、そもそも自民党案では、国民が権力者にあてて書いた権力の制約という憲法の本質が根本から侵されています。これは憲法と呼べる代物ではありません。

 そのこともぜひ、憲法が危機に瀕しているこの夏、Tシャツを着て、『前夜』をお読みになって、一人でも多くの方々と憲法について、語りあい、憲法12条に定められた「不断の努力」として、何をなすべきか、それぞれお考えいただけたらと存じます。

※ご意見は、下記メールアドレス宛てに、件名を「好きな憲法条文」としてお送りください。
メールアドレス:office@iwj.co.jp

■<【IWJ書店】からお知らせ>IWJ代表の岩上安身がインタビューした識者の方々のサイン入り書籍を数量限定にて発売中です!!※IWJ会員様限定販売です。

『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』 梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士、岩上安身共著

 梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに、岩上安身が計12回、のべ40時間にわたって日本国憲法と自民党改憲草案を逐条で読み解いた「憲法鼎談シリーズ」を書籍化!

『憲法に緊急事態条項は必要か』 永井幸寿先生著

 自民党改憲草案に明記されている緊急事態条項が、いかに民主主義を眠らせ、心停止に追いこむ危険性をはらんでいるか。阪神・淡路大震災以降、21年間にわたって被災者の救済、災害関連法制にかかわってきた永井幸寿弁護士が、その実態を暴いた。

『ナチスの「手口」と緊急事態条項』 石田勇治先生 長谷部恭男先生共著

 自民党が加憲を狙う緊急事態条項。総理に権限を集中させるこの条項は、ナチスの独裁を許したワイマール憲法の条項と酷似する。ヒトラーの全権掌握のカラクリと緊急事態条項を比較し、条項の危うさを解明する。

 いずれの書籍も著者の直筆サイン入りです。

 下記から御注文ください。

※IWJ書店
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=16

 非会員の方は、会員になってぜひお求めください。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■<【IWJグッズ】からお知らせ>IWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」収録のDVD好評販売中!!

 2015年12月20日に収録したIWJ主催のシンポジウム「DVD 饗宴VI」をDVD化して好評販売中です。IWJでは、国民投票法「改悪」から、緊急事態条項(国家緊急権)の創設に対して、自民党の改憲案が発表された当時から、断固反対の姿勢を貫いております。

 そんな中、2015年に行われたシンポジウムには、岩上安身の司会のもと、青井未帆氏(学習院大学教授)、伊波洋一氏(元宜野湾市長)、永井幸寿氏(弁護士)らの登壇者が熱弁を奮っています。国民投票法採決を菅政権が急ぎ、その先に何があるのかがおわかりになると思います。ぜひ手に取って御覧になっていただきますようお願いします。

 なお、会員限定販売となっています。非会員の方は、会員にご入会いただいた上でご購入いただけますようお願いします。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

DVD 饗宴VI(2015年12月20日収録)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=320

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、千浦僚、城石裕幸、木原匡康、六反田千恵、中村尚貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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