┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに～＜本日の岩上安身によるインタビュー＞本日午後6時30分より「岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第2回」を配信します！
┠■衆議院予算委員会で、菅総理長男である菅正剛（せいごう）氏による総務省の違法接待問題！ 菅正剛氏が利害関係者かどうか、曖昧答弁で議論中断！ しかし、他の事業者とはこれほど頻繁に会食をすることは「ございません」と、菅正剛氏の特別扱いが答弁で明確に！
┠■【中継番組表】
┠■世論調査で森氏「辞めたのは当然だ」が72％！ 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会新会長選出は、今週目処!? 3.11から10年「復興五輪」の名目で、旧森派＝清和会支配の下で進む五輪利権!!
┠■日本経済は米国に追いすがる薄くて小さな影!? 日銀と外資に買い支えられて日経平均株価がバブル期以来の3万円台を一時回復する一方、実体経済を表すGDP成長率は前年比4.8%のマイナス！
┠■＜本日の新着IWJ・note記事＞
┠■【新着！】IWJへの茂木大臣回答「尖閣への中国船侵入は遺憾だが、米中対立に戦争勃発のリスク『トゥキディデスの罠』はあてはまらない!?」を、岩上安身インタビューで孫崎亨氏が徹底批判!! 大臣は「わかってない！」～2.9茂木敏充外務大臣定例会見
┠■【公開中】そのほかのテキスト・動画ラインナップもご紹介します！
┠■コロナ禍でIWJは存続できるかどうかの危機に直面!! 会員数がついに4000人未満に！ さらに2月15日までのご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています！ IWJは会費とご寄付・カンパの減少が拡大しており、今期の半分終了した1月末時点で、ご寄付の目標額に対する累積不足分は約978万円となっています！ 会員登録とご寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いします！
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■はじめに～＜本日の岩上安身によるインタビュー＞本日午後6時30分より「岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第2回」を配信します！
おはようございます。IWJ編集部です。
本日午後6時30分より、岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第2回をお届けします。
前回インタビューの冒頭で岩上安身が「国際情報局長としてインテリジェンスをもって、それを我々に開陳してくれる国宝みたいな人」と呼んだ孫崎享氏に、米国バイデン新政権が世界や東アジア、そして日本に与える影響についてお話をうかがいます。
※バイデン新政権始動！ 強硬な対中国政策と「同盟再強化」は東アジアでの戦争発火へつながるのか？ そのとき日本はもはや傍観できない～岩上安身による第1028回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第1回 2021.2.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488564
米国ではトランプ支持者の連邦議会乱入という衝撃的な事件を経て、1月20日にバイデン大統領が就任。米国内の結束や民主主義が呼びかけられました。
バイデン大統領は就任当日に17本の大統領令に署名し、トランプ前大統領の政策を次々に転換しましたが、対中国強硬姿勢はトランプ前政権以上であり、親イスラエルの姿勢にも変わりはありません。米中対立を基本軸とする国際関係の緊張はさらに深まり、各国がそれぞれに向きあわなければならない対コロナ対策と、コロナ禍によって引き起こされた経済危機への対処に集中するのを妨げ、世界経済の回復を遅らせることでしょう。
孫崎氏は「バイデン政権は金融資本をベースにする軍産複合体をバックに出てきた政権」と分析しています。バイデン新政権によって、米中関係は今後どのように変化するのでしょうか。そして、米中のはざまにある日本にどのような影響があるのでしょうか。
また、2月13日には、上院議員が陪審員を務める弾劾裁判においてトランプ前米大統領は無罪であるとの評決が下されました。1月6日にトランプ氏を支持する集団が連邦議会議事堂に乱入した事件に関連し、「反乱を扇動した」とする罪で、トランプ氏は弾劾訴追されていましたが、その「罪」は問われず、トランプ氏の政治的影響力は残存することになったのです。
※トランプ前米大統領に弾劾裁判で無罪評決！トランプ氏の「愛国的な美しい運動は始まったばかり」と今後の政治活動への意欲強調！ トランプ氏の政治的影響力は残存！ しかし重大な疑惑が発覚！（日刊IWJガイド、2021年2月15日）
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48295#idx-1
罪が確定すれば、トランプ氏は2024年に行われる次の大統領選に再出馬することはできず、トランプ氏の政治生命は絶たれ、政治的影響力は大きく減殺されるところでした。
しかし、結果は無罪評決となりました。
トランプ氏は今回の無罪評決を受け、今回の弾劾裁判は「我が国の歴史の中で最大の魔女狩り」などと批判する声明を発表。「アメリカを再び偉大なものにしようという歴史的で愛国的で美しい運動は、まだ始まったばかり」等と訴え、今後の政治活動への並々ならぬ意欲を強調しています。
※Read Trump’s full statement: Former president welcomes impeachment acquittal（WAVY.com、2021年2月13日）
https://www.wavy.com/news/politics/read-trumps-full-statement-former-president-welcomes-impeachment-acquittal/
果たしてトランプ氏は次期大統領選に出馬するのでしょうか？
お少なくとも、トランプ氏の政治生命が絶たれなかったことで、分断の解消は遠のくことでしょう。ひとつになれない米国は、世界情勢にいったいどんな影響をもたらすのでしょうか？ 孫崎氏にお話をうかがいます。
詳しくはぜひ、本日のインタビューをご視聴ください！
インタビューは冒頭のみオープンで、その後はIWJ会員の方限定での配信となります。まだIWJ会員でない方は、この機会にぜひ、会員へのご登録をお願いします。
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【IWJ_YouTube Live】18：30～
岩上安身による元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第2回
視聴URL： https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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■衆議院予算委員会で、菅総理長男である菅正剛（せいごう）氏による総務省の違法接待問題！ 菅正剛氏が利害関係者かどうか、曖昧答弁で議論中断！ しかし、他の事業者とはこれほど頻繁に会食をすることは「ございません」と、菅正剛氏の特別扱いが答弁で明確に！
2月15午後3時過ぎからの衆議院予算委員会で、立憲民主党の今井雅人議員が、菅総理の長男である菅正剛氏の総務省の違法接待問題について質疑を行いました。
谷脇康彦（たにわきやすひこ）総務審議官、吉田眞人（よしだまさと）総務審議官、秋本芳徳（あきもとよしのり）情報流通行政局局長、同局官房審議官の湯本博信（ゆもとひろのぶ）氏の４名が、菅正剛氏に違法な接待を受けた疑惑です。
菅正剛氏が取締役を務める、東北新社の子会社『株式会社囲碁将棋チャンネル』は、2018年4月に業務認定を受けています。2月12日の衆院予算委員会で立憲民主党の後藤祐一議員に対し、総務省の湯本博信官房審議官が、当時認定された12社16番組のうち、ハイビジョン未対応であるにもかかわらず、認定を受けたのは「囲碁将棋チャンネル」1番組だけだと認めました。湯本審議官は、菅正剛氏と会食をした１人です。
「囲碁将棋チャンネル」の認定が「特別扱い」ではなかったか、「特別扱い」の背景に収賄や菅総理（当時は官房長官）の肩書きが影響したのではないかという疑義が高まっています。2018年当時の認定の最高責任者である総務省情報流通行政局長は、菅総理の会見の司会でおなじみの山田真貴子内閣広報官であったことから山田広報官にも疑いがかかっています。
今井議員は、菅正剛氏、谷脇審議官、吉田審議官、山田真貴子内閣広報官らの参考人招致を求めていましたが、実際に予算委員会に来たのは、秋本局長だけでした。
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原官房長「倫理規定上の利害関係者に該当するという疑義があることは否定できないと存じます」
「疑義があることは否定できない」とは、回りくどいお役所言葉ですが、「調査する」だけの答弁からは、半歩ほど出た感じです。今井議員は次に、菅総理に質問しました。
今井議員「総理、今、私のやり取りを聞いていただいて、どうお感じになりました？」
※予算委員会（衆議院インターネット審議中継、2021年2月15日）
https://www.shugiintv.go.jp/jp/
菅総理は自分の長男の疑義についてどのように答えたのでしょうか。続きはぜひ、近日中に公開するnote記事でお読みください｡
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◆中継番組表◆
＊＊2021.2.16 Tue.＊＊
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch6】9：10～「橋本聖子 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見」
視聴URL：https://twitcasting.tv/iwj_ch6
橋本聖子 東京オリンピック・パラリンピック大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた橋本聖子大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%a9%8b%e6%9c%ac%e8%81%96%e5%ad%90
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【IWJ・Ch7】17：40メド～「ワクチン接種に関する河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣の記者会見」
視聴URL：https://twitcasting.tv/iwj_ch7
河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた河野太郎大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b2%b3%e9%87%8e%e5%a4%aa%e9%83%8e
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【IWJ_YouTube Live】18：30～「岩上安身による孫崎享氏インタビュー」
視聴URL（冒頭以降は会員限定）：https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
岩上安身による孫崎享氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
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◆中継番組表◆
＊＊2021.2.17 Wed.＊＊
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 866・IWJ_YouTube Live】20：00～「尾崎治夫会長は、『第3波は危険で、厳しい！』緊急事態宣言は『午後8時までは大丈夫ではなく、 午後8時とはいわず、接触は避けるべきだ。このままでは危険です！』と警鐘!!～1.12 東京都医師会定例記者会見」
視聴URL：https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
1月12日に収録した、東京都医師会の記者会見を再配信します。これまでIWJが報じてきた東京都医師会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e4%bc%9a
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487562
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
バイデン新政権始動！ 強硬な対中国政策と「同盟再強化」は東アジアでの戦争発火へつながるのか？ そのとき日本はもはや傍観できない～岩上安身による第1028回 ゲスト 元外務省情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488564
2021年 福島県立医科大学「県民健康調査」国際シンポジウム―県民健康調査の10年とこれから～福島のレジリエンス（回復力）に寄り添うために～「避難者の心身の健康のケアと回復」「福島の回復力に寄り添うために」「世界との連携」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488749
2021年 福島県立医科大学「県民健康調査」国際シンポジウム―県民健康調査の10年とこれから～福島のレジリエンス（回復力）に寄り添うために～「妊産婦調査と子育て支援」「甲状腺検査の現況と展望」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488731
おことわリンク・宮崎俊郎氏「7月の五輪はまず中止すべき！ 組織委員会はこの声を会合の議題にすべきだ!!～2.12五輪中止！組織委員会解散！JOCもIOCも解体！オリ・パラ廃止！組織委の臨時会合に合わせ、緊急行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488716
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
IWJへの茂木大臣回答「尖閣への中国船侵入は遺憾だが、米中対立に戦争勃発のリスク『トゥキディデスの罠』はあてはまらない!?」を、岩上安身インタビューで孫崎亨氏が徹底批判!! 大臣は「わかってない！」～2.9茂木敏充外務大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488569
◆昨日再アップした記事はこちらです◆
（再掲載）新聞もテレビも週刊誌までも日本中の既存メディアが嫌韓煽動！ 週刊ポストの断韓特集に「僕は今後小学館の仕事はしないことにしました」とツイート！ ～岩上安身によるインタビュー緊急インタビュー 第957回 ゲスト 神戸女学院大学名誉教授・内田樹氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/457034
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■世論調査で森氏「辞めたのは当然だ」が72％！ 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会新会長選出は、今週目処!? 3.11から10年「復興五輪」の名目で、旧森派＝清和会支配の下で進む五輪利権!!
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、女性侮蔑発言で国内外の批判を受け、2月12日に辞任しましたが、その後も組織委員会の混乱が続いています。
辞任を決めた後も森氏は、自分の後任に「盟友」の川渕三郎氏を据えるために画策、川淵氏は2月11日に「もらい泣き快諾」を表明しました。
「森さんから『川淵さんしかいない』と頼まれて受けた。いろいろな話を聞いて、もらい泣きをした。自分が受けるならば、森さんには相談役でサポートしてほしいとお願いした」
※川淵氏、後任要請にもらい泣き 森氏に「相談役」依頼（毎日新聞、2021年2月11日）
https://mainichi.jp/articles/20210211/k00/00m/050/197000c
しかし、問題を起こした人物が後任を独断で決めるこの「密室人事」と、森氏の影響力を残す「森院政」に世論が反発、川淵氏は、わずか１日後の12日に辞退を発表しました。小池百合子東京都知事は、後任会長人事の手続きの透明性を訴えました。
「世界から注目を集めているのは、今後の会長職がどう決まっていくのか、そして誰なのかだと思う」、「どのような決め方にしていくのか、手続きの透明性なども世界が見ている」
※組織委会長後任、川淵氏が要請辞退の意向 橋本五輪相が浮上（ロイター、2021年2月12日）
https://jp.reuters.com/article/olympic-kawabuchi-idJPKBN2AC0D2
川淵氏が11日、「（菅総理に）もっと若い人、女性はいないかと言われた」と話した件も、問題視されています。JOC（日本オリンピック委員会）の定める「五輪憲章」には、五輪に政治の介入があってはならないと定められ、菅総理の介入は、五輪憲章違反に相当するからです。
この件について記者に質問され菅総理は、12日、「あの、川淵さんと話していません」と関与を否定しました。川渕氏と菅総理の言い分は真っ向から食い違います。
しかし、菅総理は、自分の関与を否定しつつも、同時に「国民から信頼され、歓迎される組織、（会長の）決め方が大事である、こういうことはしっかり申し上げている」と、森氏に自分の志向を伝えたことは否定しませんでした。
※あの、川淵さんと話していません」 菅首相、口を濁す（朝日新聞、2021年2月12日）
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a75932e76fa3dcb484ed39ad9a7e4b8de8ab1b8
菅総理は、会長人事は組織委員会が決めることとしてきましたが、他方で介入する権限がないことが明確に法に定められている日本学術会議の人事には強硬に介入しておりダブルスタンダードではないかと、世論の批判が高まると一転して、12日「私は組織委の最高顧問。決め方は申し上げるべきだと思っている」と開き直る姿勢を見せています。
※菅首相が姿勢を一転、「私は組織委の最高顧問」 森氏に「信頼される決め方が大事」と伝える（東京新聞、2021年2月13日）
https://www.tokyo-np.co.jp/article/85645
加藤官房長官も13日、声明を出しました。
「大会組織委員会は、公益財団法人でもあります。人事を含めた運営についても、透明性のある形で対応されていくべきものと承知している」
※森氏辞任表明 後任“白紙”に 川淵氏 一転“辞退”（FNNプライム、2021年2月13日）
https://www.fnn.jp/articles/-/143600
川淵氏辞退の後、日本政府、東京都、世論の反発を受け、東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日遅く、候補者検討委員会を設置する方針を明らかにしました。
候補者検討委員会の委員長は、東京五輪・パラリンピック名誉会長の御手洗冨士夫氏に決めたこと、これまた選出過程が不透明のまま発表が行われました。
12日に行われた会見でIWJ記者が、委員長選任のプロセスについて質問しても、武藤敏郎東京2020組織委専務理事・事務総長は巧妙な言い回しで、事実上、回答を回避しました。
※＜IWJ取材報告1.＞森氏の後任は誰になるのか!? 「構造的な課題」を解決するためには選任に「透明性のあるプロセス」が必要であると認識しておきながら、選考委員会委員長の選任理由の説明責任を果たさず!!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48287#idx-4
※東京 2020 組織委員会 「評議員会・理事会合同懇談会」後の記者会見
https://youtu.be/3e09d3fiS3g
※東京五輪組織委 後任会長人事で「候補者検討委員会」、委員長に御手洗名誉会長（東京新聞、2021年2月12日）
https://www.tokyo-np.co.jp/article/85602
12日に行われた森会長辞任表明後の記者会見終了後、高谷正哲東京2020組織委スポークスパーソンは囲み取材に応じました。
「（東京2020組織委会長の候補者検討委員会）メンバーを選ぶために、また新たに理事を承認することはないということですか？」という他社の女性記者からの質問に対し、高谷スポークスパーソンは「それはそうでしょうね」と、小馬鹿にするように笑いながら答えました。
組織委の中に構造的な課題があるとの認識を示しておきながら、理事会の編成を組み換えることも検討していないという方がおかしいのではないでしょうか。
今回の女性蔑視発言に始まる一連の次期会長任命騒動を問題としてとらえるそのものさしは、我々国民と、東京2020大会組織委とでは大きく異なるようです。
それは、高谷スポークスパーソンの次の発言からもうかがえます。
高谷スポークスパーソン「新しい理事を専任するために、評議委員会を開けなければいけないですし、定款上人数が決まっていて、今確か、アッパーリミットになっていると思いますので、『常識的に考えて』この理事の中から選ぶというふうに考えてもらっていいと思います」
この「常識」とは一体何を指すのでしょうか？我々国民からすれば、理事会メンバーを編成し、森会長が院政を引くことのできない環境へ刷新することが「常識」なのではないでしょうか。
候補者検討委員会は、委員長以外のほかのメンバーは公表されていませんが、そのメンバーで今週中に組織委員会会長の候補者を一人に絞り込む見通しだということです。
※五輪組織委、会長後任の選考を本格化（日本経済新聞、2021年2月15日）
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG150V50V10C21A2000000/?unlock=1
五輪を開催するのであれば、という保留付きではありますが、開催準備の大詰めで森氏の発言に端を発した一連の問題について、朝日新聞が13、14日に電話による世論調査を実施しました。
朝日新聞によると、「辞めたのは当然だ」が72％、「辞める必要はなかった」は21％。森氏の発言をめぐる一連の問題に対する政府や自民党の対応については、「妥当ではなかった」が52％で、「妥当だった」35％を上回っています。特に無党派層で、「妥当ではなかった」が53％と、「妥当だった」29％の2倍近い数字になっています。
※森喜朗会長の辞任「当然だ」72% 朝日新聞世論調査（朝日新聞、2021年2月15日）
https://www.asahi.com/articles/ASP2G7798P2GUZPS002.html
女性蔑視発言、密室人事、政務の無責任、五輪憲章に違反する菅総理の人事介入、森氏辞任後の対応の相も変わらずの不透明性など、旧森派＝自民党清和会支配の下にあるこの20年間の日本社会の問題の縮図のごとき泥沼模様ですが、後任者の選考過程のドタバタぶりや、後任に決定した人物次第では東京五輪そのものへの嫌気や反発がさらに高まる可能性もあります。
ネットでもどうして森氏がここまでの影響力を持っているのかという疑問の声が湧いています。岩上安身は、森氏の影響力について以下のようにツイートしました。
「なぜ、森が政界引退後も重用されるかって、それは旧森派こと清和会が2000年以降、自民党における最大派閥として約20年にわたって政界を牛耳っているのだから、当たり前でしょう。小泉純一郎、安倍晋三も旧森派における子分。小派閥の麻生太郎、無派閥の菅義偉は担がれただけ」
※岩上安身@iwakamiyasumi（ツイッター、2021年2月15日）
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1361207898940956673
森前会長の功績は大きい、その調整力がなければ東京五輪は不可能といった声もあります。
そもそも、なぜ政界を引退したはずの森喜朗氏があのように重用されるのかについても、多くの国民は疑問に思っていることと思いますが、これこそは、清和会岸信介一派を源流とし、福田赳夫氏になって、福田氏によって福田派として形づくられ、その後森氏が首相になり、小泉氏にバトンが渡されて以降、自民党内で最強最大の派閥として日本を牛耳ってきた清和会の支配力が背景にあるのだということを指摘しないわけにはいきません。
その清和会支配のもとで、五輪は国民の血税を乱費する巨大な利権と化してきたのです。
森氏は、「自分は五輪の組織委員会会長として、一銭ももらっていない。手弁当だ」と強調していますが、事実は違います。森氏は政界引退後も自らの政治団体を維持し続け、その政治団体を受け皿に五輪関連業者から年間6000万円もの献金を受けてきたのです。
※「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金（NEWSポストセブン、2020年２月15日）
https://www.news-postseven.com/archives/20210215_1635595.html?DETAIL
こうした五輪関連業者の献金を受けて、業者を潤わせるために、五輪予算は膨らみ続けてきました。こうしたエコ五輪を謳って7300億円の予算で始まった東京五輪は、すでに2019年の段階で3兆円以上の費用に膨れ上がっています。そのうち、国の支出が1兆600億円、東京都は1兆4100億円。組織委員会が負担しているのは6000億円だけでした。これは、五輪を利権化する清和会の政治支配力が国や都にもおよんでいる事実なくして説明できる現象ではありません。
※五輪経費「3兆円」に さらなる肥大化が心配だ（毎日新聞、2019年12月8日）
https://mainichi.jp/articles/20191208/ddm/005/070/015000c
森前会長はオリンピックスタジアム問題のときに、「国がたった2500億円出せなかったのかね」と発言、その金銭感覚と、税金ならばいくらでも使ってよいという感覚に違和感を覚えた人は多かったのではないかと思います。
※森元総理「国がたった2500億円出せなかったのかね」（テレ朝news、2015年7月17日）
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000054962.html?r=rss2&n=20150718013800
「清和会」とは、岸信介氏にまで遡る自民党のタカ派の派閥です。福田（赳夫）派、森派、安倍派へと継承されてきました。福田氏と田中角栄氏の「角福戦争」当時は非主流派でしたが、1993年の田中派・経世会の分裂以後、田中派が弱体化し、小泉政権以降に、清和会が名実ともに総裁派閥かつ主流派になりました。
3.11から10年の今年、「復興五輪」という偽物の看板を掲げて開催されようとしている東京五輪の、異常な予算の膨張の陰に隠れた自民党清和会支配の実態こそ、根本的にメスが入れられるべきではないでしょうか。
■日本経済は米国に追いすがる薄くて小さな影!? 日銀と外資に買い支えられて日経平均株価がバブル期以来の3万円台を一時回復する一方、実体経済を表すGDP成長率は前年比4.8%のマイナス！
2月15日、内閣府は「2020年10～12月期四半期別GDP速報（1次速報値）」を発表しました。発表によると、10～12月期の実質GDP成長率は前期比で12.7%となりました。しかし2020年全体を見ると、前年比の実質GDP成長率は4.8%のマイナスとなったことが明らかになりました。
※四半期別GDP速報（内閣府、2021年2月15日）
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sokuhou/sokuhou_top.html
一方、日経平均株価は一時、バブル期の1990年8月以来、30年ぶりとなる3万円台を付け、3万84円15銭で取引を終えました。
※日経平均（日本取引所グループ、2021年2月15日）
https://www.jpx.co.jp/
しかし、日銀とETFが必ず買い支えることで異常な株高を演出している今の株式市場は、実体経済と乖離した異常なバブル状態と言えます。
株値を吊り上げるメカニズムが明白であることから、短期的に日本の株高が続くことは予測されており、昨年9月14日の日刊IWJガイドでも、日経新聞が報じた世界3大投資家の1人と称されるジム・ロジャーズ氏の言葉を紹介しています。
（ここから日刊IWJガイド、9月14日号）
菅候補の優勢を受けて、安倍政権の経済政策が継承されるという観測が東京株式市場の相場を支えています。日経新聞によると、世界3大投資家と1人と称されるジム・ロジャーズ氏は、「市場の楽観は根強く、短期的には日本の株高は続く」と短期的には良好な状況が保たれるとした上で、中長期的には「際限なき財政支出と日銀による金融緩和は将来に禍根を残す」として、国家の債務が膨れ上がる一方で、少子化が進み、人口が減少して経済規模が縮小していく日本経済の未来は暗いという予測をしています。
ロジャーズ氏は「私はETFも保有しているため日銀の政策はプラス。ただ繰り返しになるが、日本の将来にとっては良くない」と、一投資家として短期的には今の安倍政権の経済政策が継承されることを歓迎する一方で、「いま仮に10歳の子供がいるとすると、この子のお先は真っ暗ではないだろうか」としています。
もちろん、コロナ禍で必要な支援はしっかりとするべきですが、マスク配布や特定給付金の「中抜き」構造、PCR検査もせずに、拙速なワクチン購入に莫大な税金をつぎ込むようなやり方では、底の抜けた鍋に水を注いでいるようなものです。
菅政権が誕生すれば既定路線のようにこの放埓な経済政策が続くことになります。「今だけ、金だけ、自分だけ」の経済政策がこれ以上続くことがほんとうにいいのか、有権者はしっかりとチェックしていかなければならないのではないでしょうか。
※日刊IWJガイド、2020年9月14日号
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/46118#idx-1
2020年9月7日付の日本経済新聞の記事によると、ジム・ロジャーズ氏は、「市場の楽観は根強く、短期的には日本の株高は続く」と短期的には良好な状況が保たれるとした上で、中長期的には「際限なき財政支出と日銀による金融緩和は将来に禍根を残す」として、国家の債務が膨れ上がる一方で、少子化が進み、人口が減少して経済規模が縮小していく日本経済の未来は暗いという予測をしています。
ロジャーズ氏は「私はETFも保有しているため日銀の政策はプラス。ただ繰り返しになるが、日本の将来にとっては良くない」と、一投資家として短期的には安倍政権以来の経済政策を歓迎する一方で、「いま仮に10歳の子供がいるとすると、この子のお先は真っ暗ではないだろうか」としています。
※ジム・ロジャーズ氏「菅政権でも株高、賞味期限短い」（日本経済新聞、2020年9月7日）
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07I16_X00C20A9000000/
安倍政権とそれを継承した菅政権によって経済も軍事も米国に追従すれば良い、という方針の政治が続いているから半ば当然のことですが、日本のGDPと株式市場の状況は米国のそれに似ています。
米国も株式市場はダウ平均株価が12日に3万1458ドル40セントとなり、最高値を更新したばかりですが、一方で2020年度の実質GDP成長率はマイナス3.5%でした。
※米GDP成長率、2020年第4四半期は4.0％、通年でマイナス3.5％（日本貿易振興機構、2021年2月1日）
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/02/6fd14c4f48031d7b.html
※NYダウ反発し27ドル高 ワクチン普及で経済回復期待（日本経済新聞、2021年2月13日）
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00002_T10C21A2000000/
気がかりなのは、米国ですら、経済成長は長きに渡って「鈍化」すると予測されていることです。米議会予算局の長期予測について、IWJは２月3日に報じています。
※混乱が続く米国、2021年の経済成長は4.6%!? 急回復を思わせるが、米議会予算局の発表をよく見ると、前期はマイナス3.5％で、前々期だと約1％程度の成長！この先米国経済の成長は長きにわたり「鈍化」するとの予測！（2021年2月3日）
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48236#idx-6
コロナの蔓延状況を見れば米国は「最悪」としか言いようがない有り様ですが、それでも、GDP後退の度合いは日本よりマシです。また、中国の台頭でシェアは低下しつつあるとはいえ、米国はIT産業などウィズ・コロナ時代の成長分野のリーディング・カンパニーを複数抱えています。それに引き換え、現在の日本は企業も金融機関も世界的に見て遥かに弱体化しています。
株式市場も縮小するはずなのに、日銀が買い支えることで株価が上がり、鉄板で上がるとわかっているから外資が買っては売って利益を確定していく、外資への「貢君市場」になっています。
今や日本の企業の一部上場企業の約300社以上の、筆頭株主が日銀。これを資本主義と呼んで良いのかすら疑問です。
米国ですら経済成長が「鈍化」するかもしれない中、株価を操作し、「幻の好景気」を演出されるだけの日本経済の「実力」は、今後、一体どうなってしまうのでしょうか？
IWJがこれまでお届けしてきたコンテンツには、その答えやヒントが含まれています。中でも、昨年末から今年初頭にかけて行なわれた岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏インタビューでは、最新の世界経済を踏まえて詳しくお話をうかがっており、必見です。まだ御覧になっていない方は、この機会にぜひご視聴ください！
※「『アメリカンデモクラシー』の終焉、ヒットラーの亡霊が米議事堂に」!! バイデンは「世界最大のリスク」!? 尖閣めぐる安全保障政策は!?～岩上安身によるインタビュー 第1027回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー第5弾！ 2021.1.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487706
※新型コロナウイルスの突然変異によってワクチン期待の「株価バブル」は弾けるのか!? 先進諸国経済と成長に向かう中国経済の落差！ 岩上安身によるインタビュー 第1025回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第4弾！ 2020.12.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486865
※米国の政権移行期の空白を突いて 中国は包囲網を突破!? バイデン政権で「ワシントン・コンセンサス」へ回帰する米国の未来は復活か、没落か！ 岩上安身によるインタビュー 第1023回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第3弾 2020.12.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485714
※コロナ再来に欧米日市場が乱高下！人民幣相場はドルに対して急上昇！急速に進化する「中国の現実」と 加速する米中逆転のシナリオ!? 岩上安身によるインタビュー 第1021回 ゲスト 中国通エコノミスト 田代秀敏氏 2020.11.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/485078
※コロナ再来に欧米日市場が乱高下！人民幣相場はドルに対して急上昇！急速に進化する「中国の現実」と加速する米中逆転のシナリオ!? 岩上安身によるインタビュー 第1019回 ゲスト 中国通エコノミスト 田代秀敏氏 2020.11.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484870
IWJでは、この、「日経平均株価が1990年以来30年半ぶりとなる3万円台を回復したこと」について、岩上安身によるインタビューでおなじみの、エコノミスト・田代秀敏氏にコメントをいただきましたのでご紹介します。「株価が高騰し続ける背景」「実体経済との関連」「今後の見通し」のそれぞれについて論考をお願いしました。
日経平均株価が1990年以来30年半ぶりとなる3万円台を回復したことについて、株価が高騰し続ける背景について田代氏は以下のように分析し、語りました。
「日経平均株価がここまで高騰しているのは、実体経済がボロボロだからに他なりません。
実体経済が悪いと各国の政府は大規模な財政出動を試み、中央銀行は金融緩和に乗り出します。日銀であればETF（上場投資信託）や国債を買い進めて、市中に流れるお金の量を増やすわけです。しかし、現在のように経済の先行きが不透明な状態だと、企業も新規事業に投資したりはせず、主に株式市場にお金が向かってしまう。
そこで利益が出たとしても消費に回すのではなく、新たに別の株を買い増すため、株価だけがますます高騰し、実体経済との乖離が広がっていくのです」
田代氏の分析に従うと、株価が高騰していることは、何も喜ぶことではなく、逆に日本の実体経済が悪化している証拠であり、嘆かわしいことと深刻に受け止める必要がある、ということになります。きわめて重要な指摘であり、分析です。
実体経済との関連については、以下の様にコメントされました。
「パンデミック以前から、株式市場は実体経済とは無関係です。トランプ政権下で米国の株式市場は空前の上昇相場でしたが、その最大の原動力は、株式を発行している企業が自社の株式を買い戻すことでした。
アップルは、自社の利益額を上回る資金を投じて、アップル株を市場から買い戻しました。市場に出回る株式が減ると株価が押し上げられます。経営幹部の報酬は株価に連動するので、経営幹部は『濡れての粟』の利益を瞬時に得られます。
日本の株価上昇の最大の原動力は、日本銀行とGPIFとによる株式の買取です。中央銀行が株式を購入するのは世界に類を見ない異例の行為です。数多くの企業で日本銀行が筆頭株主になっています。政治的な営為として株式を買い取るので、企業の経営状態も実体経済の動向とも無関係です。『株価は実体経済の先行指標である』という終わってしまった話は、実体経済から解離した株価を正当化するために、『精神安定剤』として語られています」
凡百のエコノミストや経済学者が口にする、株価高騰の正当性の主張が、いかにデタラメなものか、田代氏は辛らつに指摘しています。「チャート分析にもとづき株価の高騰を予見していた」などと売り込む自称エコノミストが、ネット上に山ほどいますが、株価上昇に、実体経済にもとづく必然性は何もない、と知ることは、個人投資家にとって次の梯子を外されることもありうる、という予測を立てておく上でよくよく聞いておくべき「忠告」であろうと思います。
最後に、「今後の見通し」について、田代氏はこう述べました。
「パンデミック対策を口実に、ありとあらゆる資産の買取を正当化してきましたから、パンデミックからの出口が見えてくると、今度は何かをきっかけにして『バブルが崩壊』することがありえると、株式投資家なら次第に気づき始めます。
崩壊する崩壊する前に自分だけは売り抜けようと考える人達が増えて臨界を超えると、実際に株価が下落を始めます。その時、日本銀行が株式の買取を少しでも躊躇すると、一気にバブル崩壊となるでしょう。そうなれば実体経済に甚大な被害が及びます」
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■【新着！】IWJへの茂木大臣回答「尖閣への中国船侵入は遺憾だが、米中対立に戦争勃発のリスク『トゥキディデスの罠』はあてはまらない!?」を、岩上安身インタビューで孫崎亨氏が徹底批判!! 大臣は「わかってない！」～2.9茂木敏充外務大臣定例会見
（目次）
・茂木俊充外務大臣が定例会見で米中対立に戦争勃発のリスク『トゥキディデスの罠』はあてはまらないと楽観!? 岩上安身によるインタビューで元外務省国際情報局長・孫崎享氏は「茂木大臣はアリソンが何者かを知らない」と痛烈批判！（2021年2月9日 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏 連続インタビュー第1回よりハイライト動画）
・尖閣領海への中国船侵入は遺憾だが、米中対立に戦争勃発のリスク『トゥキディデスの罠』には当たらない!?（2021年2月9日 茂木敏充外務大臣定例会見より全編動画）
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■【公開中】そのほかのテキスト・動画ラインナップもご紹介します！
【テキスト】決めてはIOCの「手のひら返し」か、スポンサー企業の相次ぐ批判表明か!? 東京五輪パラ組織委・森喜朗会長が辞任表明の意向！ 自民党清和会が仕切る金まみれ五輪に自浄能力はあるのか!?
（目次）
・「#わきまえない女」がツイッタートレンド入り！ 衆院本会議では女性議員が白い服で抗議の意思表示！
・IOCの「手のひら返し」！ 謝罪会見で「この問題は終了」と言ったはずが「極めて不適切」と声明発表！
・スポンサー企業からも批判続出！ トヨタ社長は「誠に遺憾」と決算発表記者会見でコメントを表明！
・金の切れ目が縁の切れ目!? 自民党清和会で固めた身内に自浄能力はあるのか!?
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【テキスト】体罰擁護に対韓右派歴史認識！ 差別発言で辞任意向速報が流れる東京五輪・パラ組織委森喜朗会長の後任に名前があがったのは、「月刊Hanadaの愛読者」で「櫻井よしこさんはまさに国士」と絶賛する川淵三郎氏！
（目次）
・後任として名前が上がる日本サッカー協会元会長 川淵三郎氏！ネット上では「差別主義者から差別主義者へ」のバトンタッチと批判の声が！
・川淵氏がツイッターで展開する独自の主張！ 体罰は「魂と魂のぶつかり合い」!?「[中田宏と共に尊厳死を考える会]の会長に任命された」！
・徴用工問題で韓国の「反日」を批判、当時（戦前）の日本の韓国人への差別を否定する歴史観の持ち主、川淵三郎氏は「月刊Hanadaの愛読者」で百田尚樹氏、石原慎太郎氏、櫻井よしこ氏を大絶賛！
・本質は「日本は神の国」発言の森喜朗氏と同じ!? 偏った歴史認識の川淵三郎氏で世界の信頼を回復できるのか!?
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…2564文字
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【テキスト】菅内閣がワクチン大臣に河野規制改革相！ 「全量検査やらない」と断言の菅総理は、安全性疑問のワクチンだけで五輪強行のつもりか!? 他方で感染経路不明の英国変異株を確認!! 市中感染拡大か!? しかも変異株にはワクチンが効かない可能性も!?
（目次）
・「ワクチン担当大臣」新設し、2月下旬までに接種開始と、ワクチンに前のめりの菅総理!!
・リトアニアではファイザーのワクチン接種後に医師79人が感染判明!! 接種後に23人死亡!! 問題相次ぐ!!
・ノルウェーでは、ファイザーのワクチン接種後に23人が死亡！ 米国でも、ファイザーのワクチンを接種した医療従事者が死亡している！
・感染力高い英国型変異株が日本国内で次々確認、水面下で「市中感染」拡大の懸念!! そして変異株にはワクチンが効かないとの恐るべき可能性!!
・変異株にワクチンが効かない可能性があると、権威ある科学誌「ネイチャー」が論文を発表！
IWJはこの問題に警鐘を鳴らしてきたが、日本政府は聞く耳を持っているのか!?
・岩上安身の質問に菅総理は「全量検査はやらない」と断言!! 検査と隔離徹底という基本おろそかに、安全性未確立のワクチン頼りで東京五輪に突き進む愚かさ!!
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…2726文字
※IWJ（一般会員はアップ後2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488629
※note（100円）
https://note.com/iwjnote/n/nd704346fabd3
【動画】対コロナ戦争における世界で一番の戦勝国、中国！ 新型コロナウイルスの感染が始まった場所であるにも関わらず、命も経済も守り切った中国に垣間見る「ポスト・コロナ」の世界！ 中国通エコノミスト・田代秀敏氏による解説を特別公開！
◎フルオープンで公開いたします。
※IWJ
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/487881
※note
https://note.com/iwjnote/n/n11b2fb36b194
【動画】【テキスト】沖縄県知事選で公明党の遠山清彦議員（当時。2021年2日1日議員辞職）が玉城デニー氏を攻撃するデマを拡散！ 遠山議員こそが「ゆくさー（うそつき）」だ！ 2018.9.24
◎本記事は1ヶ月間だけフルオープンで公開いたします。その後は会員登録もしくは購入後に全文閲覧いただけるようになります。
※IWJ（1ヶ月後以降は、一般会員は2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能）
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※note（1ヶ月後以降は、100円）
https://note.com/iwjnote/n/n505996551c98
【テキスト】コロナワクチンスピード認可・接種への動き加速と、人々の間に高まるワクチン忌避、女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美選手ら五輪選手も「接種拒否」を次々と表明！（前編）
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…5,817文字
※IWJ（一般会員はアップ後2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能）
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※note（100円）
https://note.com/iwjnote/n/n5c2dcdbc87a9
【テキスト】日本政府が英アストラゼネカ社の新型コロナウイルス用ワクチン1億2000万回分の購入契約締結を発表！ しかし同社の臨床試験は、深刻な有害反応の報告で中断！ 4日後に再開したが、重篤な後遺症を残す可能性もある難病という情報も!!
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…8,305文字
※IWJ（一般会員はアップ後2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能）
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※note（200円）
https://note.com/iwjnote/n/na81bf5e00216
【テキスト】”第3波の重症者数は第2波の2倍以上！ 「改正予防接種法」が成立！
新型コロナウイルスワクチン接種無料化の一方で、副反応など健康被害の企業は免責され、国が負担!? 政府にまともに責任を取る覚悟などあるのか!?”
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…3,182文字
※IWJ（一般会員はアップ後2ヵ月間、サポート会員は期限制限なく無料閲覧可能）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486607
※note（100円）
https://note.com/iwjnote/n/n2f42b2cb618d
【テキスト】あの「ネイチャー」も警告!! 南アフリカ・英国・ブラジルの変異株にワクチンが効かない!? わずか1453検体から感染経路不明の英国変異株が発見の日本は、すでに「市中感染」で拡大中か!! GoToトラベルや五輪の妄想に溺れる菅政権には危機意識が皆無!!
（目次）
・感染者数、死亡者数ともに桁違いに多い南アフリカ!!
・南アフリカの変異株「501Y.V2」はワクチンが効かない!? 1月21付「ネイチャー」が警告!! 日本をはじめワクチン頼みの国々では打つ手なしに!?
・抗体の中和力が、変異株「501Y.V2」にはすべて弱まった!! テストした生物情報学者は「非常に心配だ」！
・英国の変異株やブラジルの変異株にも、「免疫応答を回避する能力」があり、自然感染によって獲得した抗体も、ワクチンも効かない可能性!?
・501Y.V2へのワクチンによる抗体効力に穏やかな低下が見られることを発見
・IWJの直撃質問に厚労省は、南アフリカの変異株にも英国の変異株にも、効率的サーベイランス体制はまったく未整備!!
・わずか1453検体で見つかった英国との接点のない英国変異株感染者の事例!! 背景に、「市中感染」が急速に広がっていると考えるのが当然！ 厚労省担当官の言う「変異株の面的広がりはない」という認識には何の根拠もない!!
・英国は3か月で旧来株が変異株に置き換わり「制御不能」に!! しかもワクチン効かない可能性!! GoToトラベルや五輪の妄想に溺れている状況ではない!!
◎会員登録もしくは購入後に閲覧できるテキスト…2982文字
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!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/488073
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■コロナ禍でIWJは存続できるかどうかの危機に直面!! 会員数がついに4000人未満に！ さらに2月15日までのご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています！ IWJは会費とご寄付・カンパの減少が拡大しており、今期の半分終了した1月末時点で、ご寄付の目標額に対する累積不足分は約978万円となっています！ 会員登録とご寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いします！
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
1月は皆様から、151件、209万5900円のご寄付・カンパをいただくことができました。コロナ不況の中、IWJにご支援をお寄せくださった皆様には、岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
しかしながら、1月も月間のご寄付・カンパの目標額450万円に対し、47%の達成率にとどまり、240万4100円の不足となってしまいました。
また、2月はすでに折り返し地点を過ぎましたが、2月15日までのご寄付・カンパは40件で47万6300円、目標額の11%の達成率にとどまっています。
IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。
今期も、事業規模を縮小して必要最低限の予算を組んでおり、皆様からのご寄付・カンパは、毎月、月額450万円あれば収支のバランスが取れる見通しです。
しかし、安倍政権、菅政権の失政によるコロナ不況により、会費とご寄付・カンパの減少が拡大しています。IWJの今期第11期は、期のスタートの昨年8月から1月末までの6ヶ月間で期の半分が終わりちょうど折り返し地点にいますが、ご寄付・カンパは目標額2700万円に対して、毎月の累積不足分が約978万円にも積み上がっています！
IWJは1月に、当座の資金として岩上安身個人から追加で400万円借りざるをえなくなりました！ IWJはこれまでにも、資金が不足するたびに岩上安身個人の蓄えからの借り入れを繰り返しており、その総額は993万5000円にまで累積しています。もうすぐ1000万円を越えてしまいます。富裕層でも株長者でも、もちろん「上級国民」でもない岩上安身の貯金は、もう底を尽きかけています。
これ以上は、岩上安身個人ではIWJを経済に支えることが難しく、柱となるインタビューや、記者会見・シンポジウムなどの公共コンテンツの中継配信の縮小、日刊やテキスト記事の本数の大幅な縮小などをせざるをえず、現状のレベルの活動は困難な状況です。
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調査会社東京商工リサーチは、昨年の2月に新型コロナウイルス関連での倒産第1号が確認されて約1年後の今年、2月5日に、1000社に到達したと発表しました。2020年のデータでは、約5万社の中小企業が、休・廃業に追い込まれています。私たちIWJも、倒産や、休・廃業に追い込まれていく企業のことを他人事であると思えずにいます。
※日刊IWJガイド「『新型コロナ破綻が1000件に達した』と東京商工リサーチ！ 飲食業、アパレル業、建設業、宿泊業、そして食品卸業、食品製造業にも深刻な影響！ 2019年消費増税のダメージに加え、安倍・菅政権の間違ったコロナ対策！ 非科学的なコロナ対策を改められないのであれば、政権交代を！」2021.02.04号～No.3066号
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それでは、本日も1日よろしくお願いします。
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IWJ編集部（岩上安身、仲川正紀、六反田千恵、木原匡康、中村尚貴）
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