日刊IWJガイド・非会員版「万博後のカジノは大丈夫!? 本日午後7時より、『岩上安身による建築エコノミスト森山高至氏インタビュー(第3回)前編』を初配信!」2025.9.9号~No.4610


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~<岩上安身によるインタビュー撮りおろし初配信!!>大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 本日午後7時より、「岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします! 会員登録もお忘れなく!

■9月になり、IWJの第16期も2ヶ月目に入りました! しかし8月のご寄付・カンパは、月間目標額の16%にとどまり、84%届きませんでした! 9月こそ、有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、よろしくお願いいたします!

■【中継番組表】

■総裁選は10月4日(土)が有力! 自民党は存続可能性の危機に直面! ジャパンハンドラーの代理人か、安倍政権の悪夢の再来か!

■マスメディアでもネットでも、「中国もうすぐ崩壊」論が延々とたれ流されている間に、着々と突き進んでゆく中国のリアル! 中国はタクラマカン砂漠の「流動性砂漠」を克服し、新疆ウイグル自治区・タクラマカン砂漠を囲む総延長約2717kmの砂漠鉄道環線を建設! 砂漠鉄道環線は中国国内の東西を結ぶだけではなく、「一帯一路」が目指すロシア、中央アジア、イラン、トルコ、欧州、パキスタン、インド洋への物流・交通のベースになる!?
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■はじめに~<岩上安身によるインタビュー撮りおろし初配信!!>大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 本日午後7時より、「岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします! 会員登録もお忘れなく!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日午後7時より、「岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編」を撮りおろし初配信します。

  大阪・関西万博も、10月13日の閉幕まで、残すところあと1ヶ月余りとなりました。

 前回、6月16日と17日に撮りおろし初配信した、「岩上安身によるインタビュー第1196回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第2回」では、万博会場のウォータープラザで、指針値の50倍のレジオネラ属菌が検出された問題や、会場の一部のパビリオンのスタッフから、消防に「ガソリンのような臭いがする」と通報があった問題、さらに、大屋根リングへの落雷対策の問題や、熱中症対策への懸念など、多くの問題を指摘しました。

※大阪関西万博で、レジオネラ菌だらけの海水が水上ショーで撒き散らされていた! ミストを吸い込めば、命に関わる危険性も! ユスリカの大量発生もレジオネラ菌の増殖も、写真映えだけで結果を想定せず、溜まり水を作ったことが原因! 岩上安身によるインタビュー第1196回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第2回 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527826

※大屋根リングは木を使うために、「許認可を『建築』として取ってない」!? 人が集まる場所なのに、不燃ではなく「非常に脱法的」! 落雷や熱中症対策にも大きな懸念が!! 岩上安身によるインタビュー第1196回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第2回 後編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527852

 しかし、その後も、複数の海外パビリオンで、「未払い」があり、下請け業者19社が訴えを起こしたり、7月30日にカムチャツカ半島沖巨大地震が起きた際、津波到達予想時刻のあとに、場内放送を流していたり、8月14日には、大阪メトロ中央線の電気系統のトラブルによる運転見合わせで、大勢の来場者とスタッフが帰宅できなくなり、会場内で一夜を過ごすなど、トラブルが続出しています。

 本日初配信する「岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編」では、これらの出来事を振り返り、さらにこうした問題を抱えたまま、万博後には、会場となった夢洲(ゆめしま)に、恒久的施設としてのIR(カジノを含む統合型リゾート)が建設され、採算割れせずに運営してゆくことが可能なのかどうかという問題を検証します。

 詳しくは、本日初配信する「岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編」を、ぜひご視聴ください!

 インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、4日間、全公開で、その後はハイライトは公開、全編動画は会員限定となります。お見逃しの場合は、ぜひ、IWJの会員となって、全編を御覧ください!

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【撮りおろし初配信】19:00~
大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏(第3回)前編
視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528910

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■9月になり、IWJの第16期も2ヶ月目に入りました! しかし8月のご寄付・カンパは、月間目標額の16%にとどまり、84%届きませんでした! 9月こそ、有料会員登録と、ご寄付・カンパによるご支援を、よろしくお願いいたします!

 会員の皆様、ご寄付・カンパによってご支援くださっている皆様、IWJの第15期をお支えいただき、誠にありがとうございました。

 9月になり、8月1日から始まったIWJの第16期は、2ヶ月目に入りました!

 8月は1日から31日までの31日間で、49件、56万7300円のご寄付・カンパをいただいています。これは、これまでの月間目標額350万円の16%にあたります。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。しかし、目標額に、84%届きませんでした。

 9月は1日から8日までの8日間で、6件、7万4000円のご寄付。カンパをいただいています。これは、月間目標額350万円の2%にあたります。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

 IWJをスタートさせたのは、15年前の2010年でした。

 これまで、ご支援してくださった皆様には、この節目に、あらためて感謝申し上げます。

 と同時に、この15年間、あるいはそれ以前から、米国の従属国の地位に甘んじることの危険性に、警鐘を鳴らしてきたことが今、まさに現実になりつつあるのを痛感しています。

 もはや『前夜』などではなく、今まさに波濤が砕けるような時が来ていることに、身震いする思いがいたします。

 岩上安身は、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに、2012年の自民党改憲草案を日本国憲法と序文から補則まで、延べ40時間にわたり逐条解釈し、250項目にわたる詳細な注釈をつけて、2013年に『前夜』(現代書館)として、自民党が憲法に導入を目論む緊急事態条項の危険性を訴えました。

 2015年には、安保法案の成立を受け、56ページ、約50項目の注釈を追加した、「増補改訂版」を発売しました。

 この『増補改訂版・前夜』の「まえがき」や「第九章 緊急事態」を、下記で公開しています。ぜひ御覧ください。

※【特別掲載!】安倍総理による「改憲隠し」にダマされるな! 参院選の真の争点は改憲と「緊急事態条項」の創設である~岩上安身による『前夜・増補改訂版』の「まえがき」を緊急アップ! 2016.6.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/309102

※【特別掲載!】基本的人権を停止させ、国民が「公の機関」の指示に従う義務をうたう「緊急事態条項」を警戒せよ!~『前夜・増補改訂版』より抜粋第2弾!「第九章 緊急事態」をアップ! 2016.6.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/309929

 IWJ書店では、『増補改訂版・前夜』を販売しています。ぜひお買い求めください。

※【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

 国難は避けられない、としても、大難を小難にとどめて、日本が米国の従属国の地位から離脱して、対米自立を果たし、「敵国」ばかりになってしまった周辺国と和解し、各国と平和条約を結んで、「敵」と戦うのではなく、「敵」と和解して、「敵」を消し去ることができるかどうか。

 対米自立と、周辺国との自力での平和構築に失敗すれば、日本は、大きな試練に直面します。平和の上にしか、繁栄も、日々の穏やかな暮らしも、築くことができません。

 トランプ政権から押し付けられた不平等協約の言いなりになって、「対米投資」と称して約80兆円超をむしられ、その使途は米国次第で、日本は口をはさめず、日本が得られる利益はわずか1割で、9割を米国政府がとるという、植民地さながらの搾取に甘んじる屈辱を、このままではこの先も、何度も味わわされることになるでしょう。ついには、国が滅ぶまで吸い尽くされることになると思われます。

 そうならないために、日本は、まだ国力のあるうちに、脱米国依存を図らなければなりません。

 間に合うでしょうか。懸念は尽きません。

 日本の行末に、深い不安を感じつつも、世界を広く見渡せば、新たな息吹や希望や可能性も見出せます。成長著しい地域や、フロンティアも見出せます。進むべき道の道標は、視野を広げさえすれば、まだまだ、見つけ出せるはずです。

 肝心なことは、前向きな希望を信じる力が残っているかどうかではないかと思います。

 IWJの経営も、今は厳しくなっています。

 第15期の期首の2024年8月1日から、期末の本年7月末日まで、当初に予定したご寄付の年間目標額3850万円に対して、実績値は2267万7000円と、大幅なマイナスになってしまいました。

 IWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。

 2025年8月31日時点での会員数は1658名で、うちサポート会員様が641名、一般会員様が1017名です。

 会員数は、第15期は、前年度比で、サポート会員が208名、一般会員が375名、合計583名減少していて、会費収入に換算すると、前年度に比べて約930万円の減少となってしまう見通しです。

 この会費収入と、ご寄付・カンパの収入と合計すると、収入は予定していた目標値を、3197万7000円も下回ることになってしまいました。

 支出については、経費などの大幅な削減に努め、前年度比約1000万円ほど削っています。あくまで現時点の推計ですが、差し引きますと、収支は約2198万円ほどのマイナスです。

 非常手段として、万が一の時に備えて、セーフティネットとして積み立ててきた役員生命保険(受取人はIWJです)を解約することを決断いたしました。解約金1640万円を計上して、赤字の穴埋めとします。残りは、558万円のマイナスです。

 これは、最後の手段です。こうしたセーフティネットはもうIWJに残されていません。今期も同じ支出、同じ収入ですと、約2000万円の赤字になってしまうだろうと思われます。それではもはやIWJの活動を続けていくことができません。

 今回のように、長いこと積み立ててきた保険の解約のような非常手段も、これで最後です。第16期は、支出を思いきって、しぼりこまなければならないと覚悟しています。

 しかし、IWJも、岩上安身も、めげてはいません! 先述したように、状況は厳しくても、希望は失われてはいないと、信じるからです。そう信じている世界中の人々の存在を、今は中央集権的なマスメディアに頼らなくても、見出すことも、つながることもできます!

 困難は、迫ってきています。向こう10年以内が、東アジアでも、全世界においても、第3次世界大戦に巻き込まれるか否かの正念場です!

 今期16期もIWJは、プロパガンダにのみこまれず、事実にもとづく真実をお伝えするというポリシーは一切変えず、より質の高い情報をお届けしつつ、経営面では、黒字転換をめざし、累積していた借金も返済していきたいと思います!

 そのためにも、経営面では、思い切った改革、支出の削減を、断行します!

 どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 損益に直接の関係はありませんが、私からの会社への貸付金は、IWJからの返済が滞っていて(逆の言い方をすると、自分への返済を後回しにしていて)、2025年6月30日現在の貸付残高が、約1150万円あります。

 また、コロナ期に融資を受けた金融機関からの借入金残高は、2025年6月30日現在で、約1870万円となっています。こちらは、毎月、必ず返済していかなければなりません。この連帯保証人は、私、岩上安身1人です。事実上、IWJの代表取締役である私が借りて、私が返済する借金です。

 したがって、今期の収支とは無関係に、私の負っている借金は現在3000万円ほどになります。これらは、今期の赤字とは、また別の借金となります。

 今期の最終的な収支は、決算を終えないとわかりませんが、機材の故障のため、新機材の購入でまとまった出費が必要になるなど、突発的な出費がない限り、おおよそこの予測からは、大きく外れることはないと思われます。最終的な数字が固まり次第、皆様にご報告をさせていただきます。

 どうか、皆様のご寄付・カンパ、そして会費の納付によって、今月の目標額を達成し、さらには、赤字額を少しでも減らすことができれば、と存じます!

 どうぞ、よろしくお願いいたします!

 岩上安身 拝

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

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◆中継番組表◆

**2025.9.9 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。

【撮りおろし初配信】19:00~「大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第3回前編」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528910

 岩上安身による森山高至氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた森山高至氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%a3%ae%e5%b1%b1%e9%ab%98%e8%87%b3

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◆中継番組表◆

**2025.9.10 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。

【撮りおろし初配信】19:00~「大阪・関西万博の開催を口実に、大阪府・市と関西財界はカジノ・IR運営に必要なインフラを税金で整備する算段!! しかし、カジノを中核とした統合型リゾートは既に時代遅れ! 岩上安身によるインタビュー第1205回ゲスト 一級建築士・建築エコノミスト森山高至氏 第3回中編」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/529049

 岩上安身による森山高至氏インタビューを配信します。これまでIWJが報じてきた森山高至氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
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「トランプ関税」の衝撃波が世界を襲う! 貿易政策と安全保障政策の融合!? 逆に米国と同盟国に、経済破綻と社会崩壊の危機が迫る!? 岩上安身によるインタビュー第1188回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第1弾 2025.5.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527367

40年間続いた米国債の価格上昇が、下落へ! 世界一米国債を保有する日本には、巨大な含み損が発生! 米国債務は対GDP比100%を超え、利払い費だけで、米防衛費を超過!「アメリカの、世界に対する覇権を支えている財政システムが、大変動を起こしている」! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 前編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527763

フォン・デア・ライエン委員長は「我々が知っていた西側は、もはや存在しない」と宣言!「日本人がもっと真面目に考えないと。日本の立ち位置って何ですか?『西側の一員です』と。でも、その『西側』はないんです」! 米国債がクラッシュしてしまえば、最大保有国である日本は、最大の被害国に! 岩上安身によるインタビュー第1195回ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 第2弾 後編 2025.6.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527782

ヒンドゥー至上主義のインド・モディ政権によって酷い差別を受けているカシミールは、ユダヤ人至上主義によって民族浄化を受けるガザと共通性がある! パレスチナ問題とカシミール問題はともに大英帝国支配の負の遺産! しかし、英国は責任を果たさない! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第1回 2025.5.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527633

イスラエルは、トランプ米大統領のリゾート開発構想のために、ガザ戦争を再開! 毎日100人単位でパレスチナ人を殺害しているのに、主要メディアではほとんど報じられず、批判もされない! ユダヤ教の極右政党と連立するネタニヤフ政権は、UNRWA施設を破壊し、職員も殺害! 人道援助を妨害し、ガザは「国際法の墓場」に! 岩上安身によるインタビュー第1194回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長 宮田律氏 第2回 2025.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527726

「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、キリスト教シオニストの福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!~岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058

「戦争をやめさせる」はずのトランプ内閣が、ウクライナ紛争を剛腕で停戦させようとしているのに対し、イスラエルのジェノサイドはなぜ野放し!? その謎に迫る!!【ガザ戦争とハマス】15ヶ月に及ぶ戦争は中東地域に何をもたらしたか? トランプ政権によってパレスチナはどうなるのか? 岩上安身によるインタビュー第1184回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 2025.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526531

2024年を振り返る! そして1ヶ月後に始まる第2次トランプ政権で、米国は、そして世界はどう変わる!?~岩上安身によるインタビュー第1175回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525988

ハミッド・ダバシ氏が指摘「ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈した」!「ガザ攻撃における植民地主義の視点」~岩上安身によるインタビュー第1145回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2024.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521575

「イスラエルがどんな戦争犯罪、人道に対する罪を行っても一度も裁かれなかった。こういう国際社会の『伝統』がジェノサイドを可能にしている」!!~岩上安身によるインタビュー第1144回 ゲスト 早稲田大学文学学術院教授・京都大学名誉教授・岡真理氏 2024.2.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/521515

イスラエルがパレスチナ・ガザ地区に対して行なっているのは「民族浄化」! イスラエルによる「報復」でもなければ、ハマスとの戦争でもない!~岩上安身によるインタビュー第1138回 ゲスト 東京経済大学教授 早尾貴紀氏 2023.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519713

「絶望」に突き動かされたハマスがイスラエルを急襲! イスラエルは、「報復」の名のもとに「民族浄化」を開始! パレスチナ人の「完全追放」まで至るのか!?「第2のナクバ」に~岩上安身によるインタビュー第1137回 ゲスト 放送大学名誉教授 高橋和夫氏 2023.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519653

対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏 2023.11.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527

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■総裁選は10月4日(土)が有力! 自民党は存続可能性の危機に直面! ジャパンハンドラーの代理人か、安倍政権の悪夢の再来か!

 9月8日の各メディアは一斉に、「複数の自民党幹部の話」として、総裁選の投開票を10月4日(土)とする日程で調整していると報じています。

 この投票方式は、党員投票も実施する「フルスペック型」で行われ、党所属国会議員の295票(衆参両院議長は除く)と党員票295票の計590票で争われることになります。

 自民党員は、100万人いますが、自民党党則で、国会議員票の数にあわせて党員票も295票となり、党員100万人が投票した各候補の得票率で295票を案分することになります。

 100万人の票が直接1人1票としてカウントされるわけではなく、あくまで「党員の民意を295票に集約」して議員票と同じ比重にする制度ということになります。

 8日、第1号立候補者として、元外相の茂木敏充氏が名乗りを上げました。立候補の意向表明です。

※Japanese lawmakers launch leadership bids after PM resigns, yen sinks(ロイター、2025年9月8日)
https://www.reuters.com/world/japanese-lawmakers-launch-leadership-bids-after-pm-resigns-yen-sinks-2025-09-08/

 しかし、正式に立候補するためには、推薦人20人が必要です。

 昨日もお伝えしたように、総裁選実施までの期間の短さや、衆参両院で議員数が減ったことによる、推薦人20人を集める困難さから、実質的に、高市早苗氏と小泉進次郎氏の戦いになるといわれています。

 8日付『フィナンシャル・タイムズ』は、この点を、こう報じています。

 「自民党は大きな党であり、1955年以来、ほとんど中断なく日本の政権を担ってきた。

 その方法は、党の中に『中道から中道右派、右派から保守、そしてかなり右寄り』までの多様な立場を抱え込み、それをまとめ上げてきたことにある。

 その結束が、今、崩れつつある。だから、次のリーダーは、それをもう一度まとめ直せる人物でなければならない。

 さらに言えば、この7月の参院選で大きな力を示した、小規模なポピュリスト政党にも対抗しなければならない。

 次の総裁候補として有力視されているのは、前回の総裁選で石破氏と戦った高市早苗氏、そして現在農水相を務める若くてカリスマ性のある小泉進次郎氏だ」。

※Transcript: Political instability jolts Japan(Finamcial Times、2025年9月8日)
https://www.ft.com/content/29a6a495-acd4-469c-8576-0f613d2b9d78

 小泉進次郎氏は、米国のジャパンハンドラーと強いつながりがあります。

 2006年、コロンビア大学大学院(政治学修士)を修了し、2006~07年には、ジャパンハンドラーの拠点であるCSIS(戦略国際問題研究所)ワシントン本部の研究員を務めています。

 CSISは、ネオコンの牙城と言えるAEI(アメリカン・エンタープライズ研究所)やPNAC(新アメリカ世紀プロジェクト)と比べると、ネオコンから穏健派現実主義者まで含む広いスペクトラムを持つシンクタンクです。

 しかし、CSISは、アーミテージ=ナイ・レポート(1990年代末以降数度発表)によって、日米同盟の強化、自衛隊の役割拡大、日本の対米従属的路線の維持を一貫して強く主張し、集団的自衛権の解釈変更、安保法制の制定、日米軍の指揮権統合などで、CSISによる日本の安全保障の提言はすべて実現しています。日本側が自発的に隷従して、CSISの言う通りに、率先してやってきてしまった、というべきかもしれません。

 小泉氏は、強力な日米同盟の支持者であり、ほぼほぼCSISの代理人と言っても過言ではありません。ジャパンハンドラーに直接ハンドルされる、という立ち位置にいます。

 2007年、パシフィック・フォーラムCSISに、小泉氏はヤング・リーダーズの一人として寄稿し、「北東アジアの安定が日米同盟抜きに期待されることはない」と、日米同盟への熱烈な信仰告白を行っています。

 小泉氏が寄稿したエッセイの結論部分は、次の通りです。

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■マスメディアでもネットでも、「中国もうすぐ崩壊」論が延々とたれ流されている間に、着々と突き進んでゆく中国のリアル! 中国はタクラマカン砂漠の「流動性砂漠」を克服し、新疆ウイグル自治区・タクラマカン砂漠を囲む総延長約2717kmの砂漠鉄道環線を建設! 砂漠鉄道環線は中国国内の東西を結ぶだけではなく、「一帯一路」が目指すロシア、中央アジア、イラン、トルコ、欧州、パキスタン、インド洋への物流・交通のベースになる!?

 日本では長い間、繰り返し、さまざまな種類の「中国崩壊論」が展開されてきました。中国はいずれ分裂する、中国共産党はもうすぐ崩壊する、中国経済の成長は見せかけであり、早々に崩壊する、中国のダムは決壊寸前である、中国の不動産バブルで中国経済は終わったなどなど、枚挙にいとまがありません。しかし、それらの崩壊論は今のところ、現実になっていません。

 キャノングローバル戦略研究所の瀬口清之氏は2014年に、足元の中国経済が安定を保っているのは明白であるにもかかわらず、「日米欧の多くの学者、政府関係者、ビジネスパーソンは、リーマンショック以降、ずっと中国経済悲観論を信じている。毎年のように、来年はバブルが崩壊する、金融危機が生じる、中国経済が失速すると予想し続け、毎年その予想が外れてきている」と指摘しています。

※誤解による中国経済悲観論が広く信じられている理由(キャノングローバル戦略研究所、2014年12月8日)
https://cigs.canon/article/20141208_2852.html

 こうした日本メディアの状況について、『人民網日本版』は2022年、中国国際問題研究院アジア太平洋研究所副研究員である孫文竹氏の論考を掲載しました。孫氏は、日本メディアの著しく偏向した対中認識によって中国の発展が後退することはないということは歴史的な事実が示している、と指摘しました。

孫文竹氏「日本メディアの『中国崩壊論』によって中国の発展が後退することはなく、ましてや少数の国々やグループの『心理的失調』によって発展途上国の普遍的台頭という歴史の潮流が逆へと向かうことはないということを、事実は証明している」

 日本メディアによる数々の中国崩壊論にもかかわらず、「中国のGDPは2010年に日本を超えた後も成長を続け、2021年には日本の3.4倍に達した」、「日本貿易振興機構(ジェトロ)の今年の調査では、調査対象となった在中日本企業72.2%が2021年に黒字を計上し、40%以上が今後の業務拡大を計画しており、在中日本企業の収益率は在米日本企業の6.1%を遥かに上回る14.9%に達している」と、孫氏は指摘しています。

 孫氏は、日本メディアの「対中認識の偏り」は非理性的であり、「米国の仕掛けた対中世論戦に殊の外積極的」であるのは、欧米に媚びて「世界の一流国」でありたいからだ、と痛いところをついてきています。

孫氏「(日本は)米欧の先兵や手先となって中国を叩くことと引き換えに西側社会の承認を得て、『第二次世界大戦の敗戦国』としての立場を解消し、『アジアのリーダー』や『世界一流国』へと『昇格』することを期待している」

※中国の専門家「日本メディアの対中認識の偏りを示す『中国崩壊論』」
https://j.people.com.cn/n3/2022/0726/c94474-10127666.html

 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の川島博之氏は、「戦前、日本人は中国の実力を過小評価していた。中国軍は弱いと思い込んでしまった。日本軍が一撃すれば、すぐに降伏する(と考えた)」と振り返り、「(現代日本で人気のある)『中国崩壊』と題した本や雑誌は、まさに、国民の願望をあおる形で戦前と同じような状況を作り出してしているのではないか」と問いかけています。

 川島氏は、「心地よい情報だけ聞いていては判断を誤る」と戒め、自らの願望を入れずに「相手をよく見て冷静に分析すること」の重要性を訴えています。

※「中国崩壊」論は、単なる願望にすぎない(東洋経済、2015年11月7日)
https://toyokeizai.net/articles/-/90524

 戦前・戦中にはやった「一撃論」の反復は、対中認識の反復であると同時に、長期的な戦略を練ることを苦手とし、短期で戦術の成果をあげたがる日本人の意識レベルの国民性の反復であるともいえます。

 感情と願望にまかせて繰り返される「中国崩壊論」に惑わされることなく、中国の実力を見極め、過小でも過大でもなく、正当に評価することから始める必要があります。

 中国が進める「一帯一路」のうち、陸上経済ベルトの物流・交通を担う陸のシルクロードには、西安から新疆ウルムチを通って、カザフスタン・ロシア・欧州に向かう北ルート(北部回廊)、西安から蘭州を通って新疆カシュガルからキルギスやウズベキスタンを通ってイランやトルコに向かう中央ルート(南北中央回廊)、雲南省昆明からミャンマー・インド・インド洋へと向かう南ルート(南部回廊)という、3つの主要ルートがあります。

 このうち、南北中央回廊は、新疆ウイグル自治区・タクラマカン砂漠を通るルートになります。

 新疆ウイグル自治区は、面積約166万平方キロメートル、中華人民共和国最大の行政区画です。その中央部には、およそ33万平方キロメートルのタクラマカン砂漠があります。

 タクラマカン砂漠の南は崑崙山脈、その南はチベット自治区で、タクラマカン砂漠を通らないと、中央アジア、イラン、トルコ、インド洋への道が開かれません。

 タクラマカン砂漠は、風で砂丘が流動する「流動性砂漠」であるため、使い道のない「死の海」と呼ばれています。タクラマカン砂漠に通常の道路や鉄道を通しても、一夜にして砂に埋もれてしまうリスクがあるのです。

 このタクラマカン砂漠の南縁を通り、新疆ウイグル自治区ロプノール県とバインゴリン・モンゴル自治州チャルチャン県を結ぶ、約334kmの砂漠公路が2022年6月30日に正式に開通しました。着工は2017年、建設に5年近くかかったことになります。

 どのようにして、風で砂丘が形を変えてゆく砂漠に道路を通したのでしょうか。

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