日刊IWJガイド「10年前のリーマン・ショック時に並ぶ米国株の大暴落! 日本市場でも2万円割れ!」2018.12.26日号~No.2295号~(2018.12.26 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 昨日25日は、IWJテキスト班で記者として活躍していた松本聰さんの告別式が営まれました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
┠■【中継番組表】
┠■松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長が、任期中にダブル辞職するだけでなく、公明党との密約文書も暴露!? 大阪都構想の実現のために「なりふりかまわぬ」!?/【「ゆ」党再編の要!? 橋下徹と維新の「正体」!シリーズ特集】本日午後7時より、「市の財源が4分の1に減少、暮らしは不自由になり、府が吸い上げた財源は無駄な公共事業へ!? 橋下氏が提唱する『都構想は、百害あって一利なし』日本共産党・清水忠史衆院議員が警鐘」を再配信!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】インドはファーウェイの5G設備を禁止しない! インドでは、テスト基準を設定し、すべての電気通信設備を検査する民間ラボを設立中! インドと中国の経済連携は深まっている! 日本は米国の根拠のない要請に盲従するだけ!?
┠―【2】10年前のリーマン・ショック時に並ぶ米国株の大暴落! 日本市場でも前日比1000円以上も下げ、2万円を割り込む!
┠■<お知らせ>
┠―■2018年も残りわずかとなりました。年内に岩上さんが快復するのは難しいと思われますが、その分、スタッフや中継市民の方たちで「ピンチヒッター企画」に取り組み、岩上さんの不在を埋めるために奮闘しています! 12月はご寄付・カンパがペースダウンして厳しい状態ですが、これからもIWJの活動を続けていくためにどうか、ご支援をよろしくお願いいたします!
┠■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! 岩上さんによる関良基氏インタビューは『週刊金曜日』の投書欄で紹介されました! ぜひご購入をご検討ください!
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■はじめに~ 昨日25日は、IWJテキスト班で記者として活躍していた松本聰さんの告別式が営まれました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日25日は、IWJテキスト班で記者として活躍していた松本聰さんの告別式が営まれました。享年59歳でした。今年9月10日に熱を出して仕事を休んでから12月21日にがんのため急逝されるまで、あっという間のことで、訃報を聞いたときは驚きと信じられない思いでいっぱいになりました。

 告別式にはスタッフも参列し、松本さんに最後の別れを告げました。IWJスタッフと、松本さんの記事を楽しみにしていた方々にとって、とても悲しいクリスマスとなってしまいました。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。

 フットワークが軽く、様々な記者会見へ飛び込んでゆき、他社の記者が遠慮しがちな場面でも、物怖じせずにどんどん質問していく松本さんの姿勢は、特に経験の浅い若手記者にとっては模範となっていました。松本さんが手がけてきた取材と執筆してきた記事は、下記のURLよりご覧ください。

※「3mより浅い部分」の既存データにもとづき、「3mより深い部分」のゴミ混入率を想定!? それがゴミ撤去費用=破格の値引き代8億2000万円の根拠!? 石井啓一国交相に問う!~4.27 国交相記者会見 2018.4.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/419345

※オウムは「東京上空サリン散布構想」を計画!「事件の全容解明を考えているか?」とのIWJの質問に、上川法相は安倍政権に特徴的な常套句で答える!? 〜7.13上川陽子 法務大臣 定例記者会見 2018.7.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427324

※国交省が大都市圏で被害予想を立てた上で想定した「1000年に一度の雨量」を、西日本豪雨ははるかに上回った!「想定を見直し、対策を立て直すべきでは」とのIWJの質問に、国交相は答えられず!! 〜7.20 石井啓一 国土交通大臣 定例記者会見 2018.7.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427857

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◆中継番組表◆

**2018.12.26 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】13:00~「外国人労働者 野党合同ヒアリング ―内容:外国人労働者の受け入れ拡大に関する『基本方針』『運用方針』や『総合的対応策』等について法務省、厚生労働省よりヒアリング ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 外国人労働者 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた外国人労働者に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%8A%80%E8%83%BD%E5%AE%9F%E7%BF%92%E7%94%9F
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【WJ・Ch4】17:00前後~「いよいよ論告、求刑へ!―福島原発刑事訴訟・第35回公判後の報告会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 福島原発刑事訴訟・第35回公判後におこなわれる報告会を中継します。※中継開始時間はおおよその時間になりますのでご了承ください。
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【「ゆ」党再編の要!?橋下徹と維新の「正体」シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】19:00~「市の財源が4分の1に減少、暮らしは不自由になり、府が吸い上げた財源は無駄な公共事業へ!? 橋下氏が提唱する『都構想は、百害あって一利なし』日本共産党・清水忠史衆院議員が警鐘」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2015年5月に収録した、日本共産党・清水忠史衆院議員(当時)インタビューを再配信します。「大阪都構想」、その是非を問う住民投票についてお話をうかがいました。IWJがこれまで報じてきた大阪都構想に関する記事は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%83%BD%E6%A7%8B%E6%83%B3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/244266

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◆中継番組表◆

**2018.12.27 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh2・福島】13:30~「第33回福島県『県民健康調査』検討委員会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2/

 福島第一原発事故後に福島県がおこなっている「県民健康調査」の検討委員会の模様を中継します。これまでIWJが報じてきた検討委員会の模様は、以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9C%8C%E6%B0%91%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%AA%BF%E6%9F%BB
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【WJ・Ch5】16:00前後~「いよいよ論告、求刑へ!―福島原発刑事訴訟・第36回公判後の報告会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 福島原発刑事訴訟・第36回公判後におこなわれる報告会を中継します。※中継開始時間はおおよその時間になりますのでご了承ください。
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【IWJ・Ch2】17:45~(予定)「『中長期ロードマップの進捗状況』に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。「中長期ロードマップの進捗状況」の記者会見は、毎月1回開催されています。これまでIWJが報じてきた「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第5弾!】水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!? 水道供給の停止を一方的に通知された岩手県雫石(しずくいし)町にIWJ八重樫拓也記者が直撃取材!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437885

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性についてIWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!上杉英世記者が取材!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437839

【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437530

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■松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長が、任期中にダブル辞職するだけでなく、公明党との密約文書も暴露!? 大阪都構想の実現のために「なりふりかまわぬ」!?/【「ゆ」党再編の要!? 橋下徹と維新の「正体」!シリーズ特集】本日午後7時より、「市の財源が4分の1に減少、暮らしは不自由になり、府が吸い上げた財源は無駄な公共事業へ!? 橋下氏が提唱する『都構想は、百害あって一利なし』日本共産党・清水忠史衆院議員が警鐘」を再配信!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 すでに多くのメディアが報じているように、大阪府の松井一郎知事と、大阪市の吉村洋文市長が、任期中での辞職を示唆しています。両名は、公明党の幹部らに対して、大阪都構想の協議が進まない場合、任期途中で辞職した上で、来春の統一地方選の日にあわせて、知事選、市長選のダブル選挙を行うと伝えたのです。

 松井、吉村両氏は、12月21日に公明府本部の幹部らと、都構想の住民投票の日程について協議しました。来年夏の参院選と同日投票を主張する維新側と、参院選以降の実施を主張する公明側が折り合わず、協議はもの別れに終わります。それを受けて松井、吉村両氏は、26日までに参院選との同日実施を公明が了解しなければ、19年4月7日の統一選前に辞職し、同日に知事、市長のダブル選挙を行うと、公明側に通告しました。

※大阪知事・市長、出直し選へ 19年統一地方選と同日か(日本経済新聞、2018年12月24日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39327170U8A221C1AC8Z00/

 しかし、仮に辞職したあとで出直し選挙に当選しても、知事・市長の任期は、来年の11月、12月で切れてしまいます。そのことから「ダブル選は松井知事、吉村市長の出直し選とは限らず、吉村市長の知事選出馬案など、別の候補になる可能性もある」と毎日新聞は報じています。

※大阪府知事・市長 辞職へ 都構想巡り 統一選でダブル選か(毎日新聞、2018年12月25日)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181224/ddm/001/010/156000c

 このように、松井、吉村両氏の、公明党への詰め寄りは、かなり強引にみえます。朝日新聞によれば、維新の会は、今の議会構成のうちに都構想案をまとめなければ、改選後に議論が白紙に戻りかねないと考えているようです。そのために維新の会は早期の住民投票を目指しているのです。

 さらに松井氏は「26日までに都構想案のとりまとめに前向きな回答がなければ、過去の水面化の協議内容をあきらかにする」と述べています。まるで公明党に対する脅迫のようです。朝日の取材に対して、維新の会の幹部は「住民投票について公明側と交わした密約文書がある」とまで述べています。

※大阪知事と市長、辞職意向 都構想協議進まぬなら同日選(朝日新聞、2018年12月24日)
https://www.asahi.com/articles/ASLDS4RRXLDSPTIL00L.html?iref=sp_poltop_feature_list_n

 この密約文書については、毎日新聞の別の記事でも取り上げられています。それによると「昨年6月の法定協議会(法定協)再設置に際し、住民投票の実施まで協力することで両会派が合意した趣旨」の文書のようです。公明党が、大阪都構想に反対する姿勢であることを考慮すると、この密約の公表は、政治スキャンダルにまで発展しかねません。この件について、公明党の支持母体である創価学会の幹部が24日に東京から大阪入りしたことも報じられています。

※都構想「住民投票まで協力」の「書面」 維新と公明が駆け引き(毎日新聞、2018年12月25日)
https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/010/102000c

 にもかかわらず、あきらめの悪い大阪維新の会は、強引にこの都構想を何としてでも実現しようと、ゴリ押しを続けているのです。大阪都構想は、これまで数多くの問題を指摘する声があがっており、2015年には住民投票が実施され、一度否決されてもいます。

 IWJでは、これまで大阪都構想にまつわる、様々な批判の声を報じてきました。また住民投票による大阪府民の選択をなかったことにする大阪維新の会の姿勢についても批判してきました。ぜひ、下記の記事をご覧ください。

※【大阪都構想】二重行政より悪い三重行政になる可能性も!?「都構想で4000億円浮くと言うが、実際の効果は1億円しかない」──大阪市議らが橋下市長による都構想の矛盾を警告 2015.4.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242839

※住民投票で否決されたはずの「大阪都構想」が争点!? 起死回生を図り、なりふりかまわぬ「大阪維新の会」が府知事・市長W選挙マニフェスト発表記者会見 2015.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/269832

 自分たちが水面下でかわした密約があると暴露するのは、される側、公明党も批判されますが、する側も無傷ではいられません。大阪維新の会も、激しく批判されるはずです。まさに「なりふりかまわぬ」とはこのことでしょう。

 維新の会の生みの親である橋下徹氏は、2008年の大阪府知事選に出馬することは「2万%ない」と明言しながら、結局は出馬し、大阪府知事となりました。その後、都構想を推し進めるために、大阪府知事を辞任して大阪市長選挙に鞍替え出馬をして当選しました。2015年の住民投票では、僅差で否決され、橋下氏が政界を引退したとされていましたが、今年11月には、「政界再編」を狙って国政に進出するのではないか、とささやかれるようになりました。

※「生臭い話はしていない」!? 橋下徹氏、前原誠司氏との会談について小沢一郎代表が両氏との政界再編工作を否定! IWJの質問に「国の基本・国民の生活の基本の関わる問題に一致しないと組めない」!〜11.13 自由党代表記者会見 2018.11.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435574

 本日午後7時より、「市の財源が4分の1に減少、暮らしは不自由になり、府が吸い上げた財源は無駄な公共事業へ!? 橋下氏が提唱する『都構想は、百害あって一利なし』日本共産党・清水忠史衆院議員が警鐘」を再配信します! 都構想の推進者である橋下氏の責任は、追及され続けなければなりません。ぜひ、以下のURLからご覧ください!

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【「ゆ」党再編の要!?橋下徹と維新の「正体」シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】19:00~「市の財源が4分の1に減少、暮らしは不自由になり、府が吸い上げた財源は無駄な公共事業へ!? 橋下氏が提唱する『都構想は、百害あって一利なし』日本共産党・清水忠史衆院議員が警鐘」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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■<ニュース・フラッシュ>
【1】インドはファーウェイの5G設備を禁止しない! インドでは、テスト基準を設定し、すべての電気通信設備を検査する民間ラボを設立中! インドと中国の経済連携は深まっている! 日本は米国の根拠のない要請に盲従するだけ!?

 中国通信機器大手のファーウェイ(華為技術)を排除しようとする動きは、ファーウェイがスパイウェアやマルウェアを5G設備のチップに仕込んで中国政府の意向に沿った敵対的な行動を行っているという米国の決めつけが起点となっています。米国は、日本、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど軍事同盟国に対して、ファーウェイと、それより規模は小さくなりますが、同じ中国企業のZTEの製品を排除するよう要請したことが、問題を国際的なものにしています。
 
 このファーウェイ問題について、IWJのインタビューに何度も登場していただいている中国通のエコノミスト・田代秀敏氏より、貴重な情報が寄せられました。インドで読者数第4位(310万3000人)の経済紙『エコノミック・タイムズ』(2018年12月21日)は、インド政府は5G運用試験にファーウェイの参入を許可したと報道したのです。

※India unlikely to ban Huawei’s 5G equipment(The Economic Times、2018年12月21日)
https://economictimes.indiatimes.com/industry/telecom/india-unlikely-to-ban-huaweis-5g-equipment/articleshow/67186519.cms

 エコノミック・タイムズは次のように伝えています。

 「米国はスパイの懸念を理由にボイコットを要請しているが、インドは初期のスタンスを180度転換した。中国のファーウェイが5G設備を販売するのをインドが禁じる可能性はない」

 この理由として、エコノミック・タイムズはインド政府高官の発言を複数引用しています。

 「セキュリティー問題を理由にファーウェイを排除することはできない。というのも、インドのライバルも中国から中心部品を調達しているからだ」

 「オーストラリア、ニュージーランド、日本だけが米国に追随している。ドイツや欧州諸国は、ファーウェイを禁じていない。なぜ我々が禁止しなければならない?」

 「スウェーデンのエリクソンやフィンランドのノキアのような電気通信設備プロバイダーは、中国から部品を調達しているが、両社とも厳格な統制とセキュリティールールを実施している」

 このように、エコノミック・タイムズは指摘した上で、注目すべき高官の発言を引用しています。

 「インドは独自のセキュリティーテスト基準を早急に確立して、国内生産であろうと輸入であろうと、すべての電気通信部品に厳格なテストを実施する必要がある」

 中国のファーウェイが疑わしいというのなら、インド独自にセキュリティー基準を設定して厳格なテストを実施するというのです。さらに、徹底していることには、「政府高官と専門家を世界中の電気通信設備メーカーの製造設備に派遣して、設計を検査した上でインドに輸入されている部品をテストすることもできるだろう」という高官の発言も紹介しています。

 実際に、ファーウェイの製品からスパイウェアやマルウェアが発見されたという事実はこれまでありません。その点、エコノミック・タイムズは、政府高官の談話として、次のように伝えています。

 「我々は、ファーウェイの設備の中にマルウェア(ウィルスやワームのこと)やスパイウェアをこれまで一つも見つけていないので、雰囲気を悪くするような措置をこれ以上取るつもりはない」

 そして、中国のファーウェイを禁じれば、別のリスクが生じると政府高官は述べています。

 「ファーウェイを禁じれば、インドはその他の電気通信装置メーカーに対して脆弱性が高まるだけである。インドがこうしたメーカーの『人質』になりかねない」

 米国と日本を含むその従属国は、ファーウェイやZTEなどの中国メーカーだけを槍玉にあげていますが、実際には、一つも証拠を挙げることができず、逆に、「中国以外の企業から調達した部品の中にも、スパイウェアは見つかっており、これについて詳細な説明もない」と政府高官は述べています。中国以外の企業とはどこなのか。エコノミック・タイムズの記事では名前があげられていませんが、事実であれば由々しき問題です。

 こうした「現実」を踏まえ、さらに、ファーウェイ疑惑も踏まえて、インドが取った対応は、思いきったものです。中国との経済連携を深めながら、電気通信設備すべてをテストする民間ラボをインド中に設立しているのです。

 「電気通信設備すべてをテストする民間ラボがインド中に設立されつつあると、最初の高官は述べている。電気通信大臣マノジ・シンハは、ベンガルの設備を稼働させた。この設備ではテスト基準を設定しこうした民間ラボを認めることになっている」

 根拠の米国の一方的な恫喝に、官民挙げて唯々諾々と従い、5G設備のコスト競争力を失った属国日本とは雲泥の差があります。

 これまで、IWJでは中国の覇権と経済事情について、中国通のエコノミスト・田代秀俊氏にインタビューを連続して行っています。この機会に、ぜひ、あわせてご覧ください。

※米国株価は「世界大恐慌直前の水準」!? 21世紀最大のテーマ・米中覇権交代は目前に迫っている!? 岩上安身による中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー第2弾 2018.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434747

※米国覇権の陰りと中国の台頭、数年以内に起こる米中覇権交代は21世紀最大のテーマ! 日本のマスメディアが決して伝えない中国の真の姿とは!? 中国通のエコノミスト・田代秀敏氏に岩上安身がインタビュー! 2018.10.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434358

【2】10年前のリーマン・ショック時に並ぶ米国株の大暴落! 日本市場でも前日比1000円以上も下げ、2万円を割り込む!

 12月24日、クリスマス休暇を控えて短縮営業となった米国株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日続落しました。終値は前週末比653ドル17セント(2.9%)安の2万1792ドル20セント。2017年9月以来、約1年3カ月ぶりの安値をつけたわけです。今月3日に2万6828ドルまで上がった株は、3週間で5000ドル以上下がり、この下げ幅は2008年のリーマン・ショックに匹敵します。

 12月1日に中国通信機器大手ファーウェイの最高経営責任者(CEO)の娘で最高財務責任者(CFO)兼副会長の孟晩舟(モン・ワンジョウ)氏が、米国の要請によりカナダで逮捕されたことで、米中貿易摩擦の激化が懸念されたことから、米国での株価は今月初めから下がり始めていました。

 米連邦政府の支出を一時的に手当てする「つなぎ予算案」をめぐって米国議会とトランプ大統領が対立し、成立しなかったため、米国で22日午前0時に米連邦予算が失効しました。その結果、一部の政府機関で閉鎖が始まりました。マルバニー米行政管理予算局長が前日のテレビインタビューで、米政府機関の一部閉鎖が年明けまで続く可能性に言及し、政府閉鎖が長期化する気配をみせているなかでの株価暴落です。これが米国のみならず世界経済にどんな影響をもたらすか。想像もつかず、年末年始にかけて目を離すことができません。

 昨日の日刊IWJガイドでもお伝えしたとおり、米軍のシリアからの完全撤退を独断で決めたトランプ大統領が、米軍撤退に反対したマティス国防長官を前倒しで退任に追い込みました。さらにはFRB(米連邦準備理事会)の利上げをめぐって、ムニューシン財務長官とトランプ大統領の対立も持ち上がっており、こうしたトランプ米政権内の混乱を、金融市場が嫌気していると見て間違いありません。

※トランプ大統領が独断で決めたシリアからの米軍撤退にマティス国防長官が反発、辞任! マティス氏を支持する声にいら立ったトランプ氏は退任を2ヶ月前倒しに!(日刊IWJガイド、2018年12月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38185

※NY株、大幅続落653ドル安 政治リスクに懸念広がる(日本経済新聞、2018年12月25日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39331020V21C18A2000000/?n_cid=TPRN0026

 米国投資家心理を測る指標とされ、別名「恐怖指数」と呼ばれる米株の変動性指数(VIX)が24日、大幅に上昇しました。株式相場が急落した2月上旬以来の高さです。世界景気の減速懸念や米政治の先行き不透明感から、24日の米ダウ工業株30種平均が653ドル下げ、昨年9月上旬以来ほぼ1年3カ月ぶりの安値を付けるなど相場下落に歯止めがかからず不安心理が高まったことが株価下落の原因のようです。

※米「恐怖指数」が大幅に上昇、2月以来の高水準(日本経済新聞、2018年12月24日)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24H6R_U8A221C1000000/?n_cid=SPTMG053

 一方でトランプ大統領は、ツイッターの投稿で「米経済が抱える唯一の問題はFRBだ」とし、株下落の責任をFRBに押しつけています。

※「唯一の問題はFRB」トランプ氏、再び利上げ批判(日本経済新聞、2018年12月25日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39331010V21C18A2000000/?n_cid=NMAIL006

 トランプ大統領は株価下落にいら立ち、パウエルFRB議長やムニューシン財務長官の解任を検討しているとの報道もあります。

※米財務長官、株安の責任取らされる恐れ-大統領が解任検討と関係者(ブルームバーグ、2018年12月25日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-25/PK9PBA6JTSE801?srnd=cojp-v2

 これを受けて25日の東京証券取引所でも午前中に前週比1000円と大幅に値を下げる展開となり、1年3カ月ぶりにあっさりと2万円台を割り込みました。結局、25日の日経平均終値は前日比1010.45円下げて、1万9155.74円で終えました。多くの市場関係者は、2万円台を割り込んだ状態で推移すると見ているようです。

 ただ、2008年のリーマン・ショックの際には、9月15日から10月26日までで、日経平均は4446円下げ、7162円になった経緯があります。

※日経平均2万円割れ 市場関係者の見方(日本経済新聞、2018年12月25日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39331870V21C18A2000000/?n_cid=SPTMG053

※東証14時 安値圏で動意乏しい、「個人売りは一巡」の声(日本経済新聞、2018年12月25日)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS15_V21C18A2000000/

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、25日付けの記事で、「現在の(米)株式市場は売られ過ぎのように見える。年末商戦での売れ行きが素晴らしく、小売業者が小躍りしている」として、「これはチャンスかもしれない」と報告しています。理由は、「年末に急落した銘柄は往々にして年明けに回復するものだ」からだとのことです。

※米株クリスマス急落は儲けるチャンス 年明けに反発する可能性(WSJ、2018年12月25日)
https://jp.wsj.com/articles/SB12137271547251483742904585020432934721168?mod=mainichi

■<お知らせ>
■2018年も残りわずかとなりました。年内に岩上さんが快復するのは難しいと思われますが、その分、スタッフや中継市民の方たちで「ピンチヒッター企画」に取り組み、岩上さんの不在を埋めるために奮闘しています! 12月はご寄付・カンパがペースダウンして厳しい状態ですが、これからもIWJの活動を続けていくためにどうか、ご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 連日お伝えしていますが、岩上さんは10月30日に冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症の発作に見舞われて以来、自宅で静養を続けています。

 最近、岩上さんがよく口にするのは、自分が病を得ると他の病者や社会的弱者のことがいっそう気にかかる、ということです。昨日のツイッターに寄せた岩上さんのクリスマスメッセージにはそれがよく出ていました。

 「メリークリスマス! すべての人、特に老い、貧しさ、病いや障害、社会的孤立、不当な圧力・暴力・いじめ等にあって苦しんでいる人たちに、少しでも安らぎや癒しがもたらされますように。すべての人が幸せでありますように。財政苦のIWJが、皆さんのご好意とご支援で年を越せますように!」

※岩上安身のツイッター、2018年12月25日
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1077373625479553025

 生涯、病気にならない人はおらず、また社会的弱者という立場を一度も経験しない人も、稀なのではないでしょうか。そうした弱い立場になったときに見えてくるものが、真に尊いものなのかもしれません。

 昨日、岩上さんは、病院へ寄ってから夕方出社しました。その間も、スタッフへの指示をメールで寄せていました。睡眠障害や倦怠感などの体調不良は依然続いているのが傍からも見て取れます。

 岩上さんはこの年末も28日まで検査の予定で埋まっています。岩上さんの体調不良の原因は、ひとつだけではなく複数ある可能性があります。岩上さんの現場復帰まではまだしばらく時間がかかりそうです。

 そのために今は岩上さんに療養に専念してもらうため、また、なんとか少しでもスタッフが岩上さんの穴を埋められるようにと、「ピンチヒッター企画」に取り組んでいます。

 しかし、残念ながら12月はご寄付・カンパがペースダウンしてしまい、厳しい状態が続いています。今期が始まった8月1日から12月19日までのご寄付・カンパの目標達成率は74%にとどまっています。

 これからもIWJの活動を続けていくためには、どうしても皆様からのご寄付やカンパが欠かせません。どうか、ご支援を宜しくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。

 これまでに配信してきた「ピンチヒッター企画」は以下になります。

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437530

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!上杉英世記者が取材! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437839

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性についてIWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第5弾!】水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!? 水道供給の停止を一方的に通知された岩手県雫石(しずくいし)町にIWJ八重樫拓也記者が直撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437885

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第6弾!】トランプばりに超上から目線でアンフェアなルールを押しつけ!米国を象徴するがごとき「ザ・マネー」メイウェザー選手が、周到に張りめぐらせたワナ!果敢に挑む那須川天心選手に新米記者中村尚貴が突撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437890

※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888

 どれも他のメディアでは決して見られない、IWJならではの貴重な取材ばかりです! 中でも、八重樫拓也記者が岩手県雫石(しずくいし)町で、民間企業が水道事業を担う問題点について取材した第5弾は必見です。

 雫石町の一部地域では、水道を供給している民間会社が利用者に新たな料金負担を要求し、支払わなければ水道の供給を停止すると一方的に通知していた問題が、水道民営化後の問題点を如実に表していることから、ワイドショーなどでも大きく取り上げられました。

 IWJでは現地の2軒のペンションのオーナーの方にインタビューを行いました。この2軒は積極的にマスコミの取材にも応じたため、ワイドショーなどでもコメントが流れましたが、使われたのはほんの一部だったそうです。IWJのインタビューで、お話いただいたこと全部を編集なしで流すとお伝えすると、八重樫記者は2軒のオーナーさんからたいへん感謝され、喜ばれたそうです。

 ぜひ、上記のURLよりご覧ください。

 「ピンチヒッター企画」はこの後もまだまだ続きます。24日は、12月20日に新著『安倍「4項目」改憲の建前と本音』(https://amzn.to/2QNTH64)を上梓された神戸学院大学の上脇博之教授に、IWJ関西中継市民の北野ゆりさんがインタビューを行いました。こちらは編集が終わり次第、録画配信いたしますのでお待ちください。

 上脇教授にはご著書にサインを入れていただきました。こちらはIWJ書店で数量限定で販売中です。ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。

【上脇博之さんサイン入り】安倍「4項目」改憲の建前と本音
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=431

 さらに、12月27日には東京大学の鈴木宣弘教授に、先の国会で決まったばかりの改正漁業法を中心にお話をうかがう予定です。インタビュアーは、IWJテキスト班の小野坂元(はじめ)記者と、事務・ハドル班の新人・小高由貴乃さんです。こちらも録画で収録し、編集後に録画配信いたします。配信の日時が決まりましたらあらためてお知らせいたしますので、お待ちください。

 ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いです。

 どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJをお支えいただけますよう、この機会にご検討ください!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでもご覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「IWJ特報!」は、岩上さんによるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

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 また、IWJの記事は単品販売もしております。岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。ぜひご利用ください。

■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! 岩上さんによる関良基氏インタビューは『週刊金曜日』の投書欄で紹介されました! ぜひご購入をご検討ください!

 大変お待たせしました! ついに、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しました! 今回、発売するのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!

 DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。関氏インタビューDVDは残りわずかとなっております。

 DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします!

※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5

 岩上さんによる関良基氏インタビューは、『週刊金曜日』2018年12月21日・2019年1月4日合併号(https://amzn.to/2RbEwD2)の投書欄(59ページ)で紹介されました!

※『週刊金曜日』ホームページ
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002719.php

 「『明治維新』を討て!」と題した投書を書いた月山琉さんは、作家・司馬遼太郎氏などに代表される明治時代を美化する歴史観に対する批判を前提に、関氏が、男女同権普通選挙などを主張していた赤松小三郎という人物を発掘したことを高く評価した上で、岩上さんによる関氏インタビューを紹介しています。

 この投書では、『明治維新という過ち』(https://amzn.to/2CyvY10)の著者である作家・歴史評論家の原田伊織氏への岩上さんによるインタビューも紹介されています。

 岩上さんによる原田氏インタビューは、ぜひ以下のURLよりご覧ください!

※公文書偽造で始まった明治維新! 現在も続く「官軍教育」の中で描かれた「偉人」たちの姿は「ウソ」ばかり!? 岩上安身による作家・歴史評論家・原田伊織氏インタビュー 2018.3.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414211

※戦国時代の日本では合戦よりも老若男女の生け捕りが横行、奴隷として国内外に売っていた!! 戦争賛美の「官軍教育」から抜け落ちた真実に迫る!~7.11岩上安身による作家・歴史評論家原田伊織氏インタビュー第2弾 2018.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427062

 また、岩上さんによる関氏インタビューと前川氏インタビューは、どちらも毎月末に発行している「岩上安身のIWJ特報!」で、詳細な注釈をつけたフルテキスト版として発行しました。

 この「IWJ特報!」が、「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で5位に入賞しました!

 どのような選考方法で選ばれたのか、まぐまぐに問い合わせてみたところ、読者からの投票、読者数、閲覧数、まぐまぐスタッフ票、内容などを総合的に判断して決定しているそうです。受賞に至った経緯の詳細は非公開とのことです。

※MAG MAG AWARDS 2018 ジャーナリズム
https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/journalism.html?id=3

 以下のURLからまぐまぐにご登録すると、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読いただけます。ぜひ、定期購読をご検討ください! 月単位での購入も可能です。

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

 「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。

※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、吉田恒道、城石裕幸、尾内達也、池田雄一、川上正晃)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/