「3mより浅い部分」の既存データにもとづき、「3mより深い部分」のゴミ混入率を想定!? それがゴミ撤去費用=破格の値引き代8億2000万円の根拠!? 石井啓一国交相に問う!~4.27 国交相記者会見 2018.4.27

記事公開日:2018.4.28取材地: テキスト動画
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(取材・文:松本聰 文責:岩上安身)

特集 極右学校法人の闇

※2018年5月7日、テキストを追加しました。

 森友問題で、8億2000万円もの値引きの根拠となった2万トンもの量とされる3m以下の地中ゴミについて、国土交通省大阪航空局による算出方法に重大な問題があることが指摘されている。

 2017年11月22日、会計検査院が森友学園に対する国有地の売却等に関する検査結果を参議院に提出した。会計検査院は、値引きの根拠となったゴミの推計量について、「十分な根拠が確認できない」とした。

 同じ日の夜、国土交通省は野党ヒアリングの場で、ある資料を提出していた。このとき提出された「地下埋設物調査における解析結果」には、敷地の各地点で「3mより深い部分」でのゴミの混入率が示されていた。

 ところが、この数値は、実は2010年1月すでに報告されていた「3mより浅い部分」のゴミの混入率と酷似したものだった。

▲石井啓一 国土交通大臣(IWJ撮影)

 この土地は、もとは池や水田だったところに土砂などを入れて整備したもの。この盛り土層は3mほどの深さまでで、ここにはビニールなどのゴミが含まれる。しかし、その下の堆積層からは化石は出ても人間の生活ゴミが出ることはない。「3mより深い部分」において、「3mより浅い部分」と同様に、生活ゴミがびっしり詰まっているなどということがありうるのだろうか。

 言いかえると、「3mより浅い部分」のゴミ混入率を、「3m以下の部分」に当てはめるのは妥当なのだろうか?

 記者クラブメディアがこの件をまったく追及しない中、IWJは定例記者会見で、石井啓一国交相に質した。

記事目次

■ハイライト

  • 会見者 石井啓一氏(国土交通大臣、衆議院議員、公明党)
  • タイトル 石井啓一 国土交通大臣 記者会見
  • 日時 2018年4月27日(金)9:00〜
  • 場所 国土交通省(東京都千代田区

ゴミ混入の調査をしたのは地下3mまで! 3m以下のデータはどこから!?

 2018年4月27日9時から国交省5階の会見室で、「石井啓一 国土交通大臣 記者会見」が開かれた。IWJ記者は、「調査をすることなく、『地下3mより浅い部分』のゴミ混入率で、『3mより深い部分』のゴミ混入率を想定したのでしょうか?」と、疑問を率直に大臣にぶつけた。

 石井国交相の回答は、いずれもそっけないものだった。一問一答は以下の通り。

(…会員ページにつづく)

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