┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第8弾!】明日午後6時から、「元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、『既存組織はもう役に立たない!?』日本の司法・経済・外交の根本問題!」を録画配信します!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】ウィルカーソン元国務長官首席補佐官が沖縄の海兵隊駐留について「戦略的理由はない」と断言!? 韓国ではハリス駐韓米大使が米韓同盟を「当然視してはいけない」と警告!?/本日午前10時半より「辺野古米軍基地建設問題 野党合同ヒアリング ―内容:埋め立て承認撤回の“執行停止”抗議」を中継します
┠―【2】トランプ大統領が独断で決めたシリアからの米軍撤退にマティス国防長官が反発、辞任! マティス氏を支持する声にいら立ったトランプ氏は退任を2ヶ月前倒しに!
┠―【3】韓国海軍艦船が日本海で自衛隊機に火器管制レーダー照射!? 過剰反応・外交問題化しようとする日本政府に元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏が意外や冷静なツイート! でも最後は「今以上に詳しく話すと自衛隊や日本政府に迷惑をかけることになるかもしれない」!?
┠■<お知らせ>
┠―■岩上さんの穴を埋めるべく、スタッフや中継市民の方が連日「ピンチヒッター企画」に取り組んでいます! しかし、残念ながら12月はご寄付・カンパがペースダウンしてしまい、厳しい状態です! これからもIWJの活動を続けていくためにどうか、ご支援を宜しくお願いいたします!
┠―■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! 両氏へのインタビューの内容は、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」でフルテキスト版でも発行しており、「IWJ特報!」はまぐまぐ大賞2018ジャーナリズム部門で5位入賞を果たしました!
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■はじめに~【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第8弾!】明日午後6時から、「元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、『既存組織はもう役に立たない!?』日本の司法・経済・外交の根本問題!」を録画配信します!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日はクリスマス。小さなお子様やお孫さんのいらっしゃるご家庭では、今朝はサンタクロースのプレゼントに大興奮だったのではないでしょうか。
今年は悪天候に備え、サンタクロースは例年より2日ほど早くフィンランドを出発したそうです。
※サンタがフィンランドを出発!悪天候避け例年より2日早く(NHKニュース、2018年12月23日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181223/k10011757711000.html
IWJからのクリスマスプレゼントは元外務省国際情報局長・孫崎享氏のインタビューです!
IWJテキスト班の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者は21日、「ピンチヒッター企画」として、孫崎享氏にインタビューを行いました。
冒頭、日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の長期勾留の問題についてうかがった後、フランス国内の話題に移りました。孫崎氏は、マクロン政権の危機とも言える「黄色いベスト運動の一番の特徴は何だと思う?」と小野坂記者に逆に問いを投げかけました。
返答に窮した小野坂記者は、これまでの抗議運動を担ってきたのは労働組合や社会主義政党のはずだが、そうした既存勢力ほど近年の社会問題に対応できていないのではないか、と考え、「背景に組織が存在していないのでは」と、なんとか応じました。
岩上さんよりオーウェン・ジョーンズ著、依田卓巳訳『エスタブリッシュメント――彼らはこうして富と権力を独占する』(海と月社、2018年)(https://amzn.to/2EGiHFX)(※)を読むよう宿題を出されていたことも、この回答につながるヒントとなりました。
※同書は冒頭から、イギリスにおける生活保護バッシング、極端な規制緩和、権力と一体化し統治機構の一部と化したマスメディアによる「弱者たたき」に切り込み、実のところ右派も左派も、財界とべったりであることを明らかにしています。
その答えは、孫崎氏と一致するところした。ホッとした小野坂記者でしたが、川上記者はすかさず、マクロン政権と安倍政権とに共通する、富裕層に手厚く弱者に厳しい経済政策の問題を孫崎氏にうかがっていきました。
※「黄色いベスト運動」についてはパリ在住のIWJ会員 村岡和美氏から、現地からの貴重なリポートをいだだきました。下記URLよりご覧ください。
パリは燃えているか!?(1)パリ在住IWJ会員からの現地レポート! 「黄色いベスト運動」はマクロン大統領退陣まで続くのか!? 「抗議しなければ、僕たちはいつまでも羊のままじゃないか!」 2018.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437412
※パリは燃えているか!?(2)富裕税復活はフランスの国力を弱体化させる!? 最低賃金の増額や低年金生活者への増税中止の約束で仏国民の怒りは収まるのか!? IWJはマクロン大統領が演説で発表した重要政策を独自に仮訳! 2018.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437471
そこから、本取材の主題である近年深刻化している、防衛費増大と福祉・教育予算の切り詰めの問題に移りました。孫崎氏は安倍政権下で爆買いされた米国製の高額兵器が、いかに役に立たないものであるのか解説しました。
消費税の増税分は福祉・教育予算に充てられているのでしょうか。孫崎氏が「法人税の引き下げと等しい消費増税が行われた」と切り出した際、小野坂記者はそのことを裏付ける、財務省公表の直接税・間接税比率のグラフを紹介しました。
※財務省「一般会計税収の推移」
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.pdf
※なお、国際人権法の立場から行われた下記の会見もあわせてご覧ください。
【IWJ・Ch4】14:30~「日本外国特派員協会主催『防衛費の異常な増加に抗議し、教育と社会保障への優先的な公的支出を求める声明発表』青山学院大学法学部・申惠ボン教授と徳岡宏一朗弁護士による記者会見」
https://twitcasting.tv/iwj_ch4/movie/513985970
米中関係の今後をどのように見ていくべきでしょうか。この点については、まずトランプ政権の通商政策に着目する必要があります。前提として11月初めの米国中間選挙では、下院は民主党が過半数を占める結果となったことが重要です。このため、トランプ大統領は予算配分や税制の改正などで、国内の有権者に経済的な成果を訴えることが難しくなりました。
孫崎氏は「トランプ氏は大統領選で勝利した時に、自動車生産が盛んな州の支持を得た。それらは本来労働組合と近い民主党の地盤だったところだけれども、『アメリカ・ファースト』と訴えて勝利した。トランプ大統領はそうした州からの支持を維持するために、自動車関税をしっかりかけるというメッセージを出す」とし、ますます貿易戦争がヒートアップする構図を示しました。
その一方で、通信技術の最先端を走っているのは、今や中国であることを踏まえ、日本はどのようなスタンスをとるべきか、孫崎氏にお話をうかがいました。
以上のようなトピックを通して、現在の日本が抱えている司法・経済・外交をめぐる問題をお伝えしていきます。ぜひ下記のURLよりご視聴ください。
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【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第8弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】18:00~
「元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、『既存組織はもう役に立たない!?』日本の司法・経済・外交の根本問題!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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◆中継番組表◆
**2018.12.25 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】10:30~「辺野古米軍基地建設問題 野党合同ヒアリング ―内容:埋め立て承認撤回の“執行停止”抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
辺野古米軍基地建設問題 野党合同ヒアリングを中継します。米軍の辺野古新基地建設の問題について、防衛省、外務省、国交省、総務省よりヒアリング。IWJがこれまで報じてきた辺野古関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4
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【IWJ・Ch4】13:00~「外国人労働者 野党合同ヒアリング ―内容:技能実習生が8年間で174人死亡した件について、法務省、厚生労働省、警察庁よりヒアリング ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
外国人労働者 野党合同ヒアリングを中継します。IWJがこれまで報じてきた外国人技能実習生関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%8A%80%E8%83%BD%E5%AE%9F%E7%BF%92%E7%94%9F
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【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【岩上安身不在の穴を埋めるべくスタッフたちが起つ!ピンチヒッター企画 第8弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、『既存組織はもう役に立たない!?』日本の司法・経済・外交の根本問題!」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
12月21日収録の、IWJ川上正晃記者・小野坂元(はじめ)記者による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを録画配信します。IWJがこれまで報じてきた孫崎享氏に関する記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru
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【タイムリー再配信 306・IWJ_Youtube Live】20:00~「キリスト教の『神話』のベールを取り去り、『史的イエス』の実像に迫る――岩上安身による上村静氏インタビュー(後半)」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2013年12月に収録した岩上安身による上村静氏インタビューの後半を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた上村静氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/uemura-sizuka
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/117865
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◆中継番組表◆
**2018.12.26 Wen.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
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■<ニュース・フラッシュ>
【1】ウィルカーソン元国務長官首席補佐官が沖縄の海兵隊駐留について「戦略的理由はない」と断言!? 韓国ではハリス駐韓米大使が米韓同盟を「当然視してはいけない」と警告!?/本日午前10時半より「辺野古米軍基地建設問題 野党合同ヒアリング ―内容:埋め立て承認撤回の“執行停止”抗議」を中継します
沖縄の新聞「琉球新報」が12月23日付の紙面で、1990年代初頭に米海兵隊大学校の責任者を務め、その後米ブッシュ(ジュニア)政権でパウエル国務長官の首席補佐官を務めたローレンス・ウィルカーソン元陸軍大佐への単独インタビューを掲載しています。現在、米国の識者や元高官らでつくる海外基地再編・閉鎖連合の主要メンバーであるウィルカーソン氏は、「沖縄の海兵隊駐留に戦略上の必要性はない」と明言しています。
ウィルカーソン氏によると、沖縄の海兵隊は日本政府が多額の駐留経費を負担しているので、カリフォルニア州に戻すよりも経済的であるため沖縄に駐留しているとのことです。駐留する理由は、戦略的合理性ではなく、経済的な都合、というわけです。
さらにウィルカーソン氏は、米軍駐留の効用として日本政府がことあるごとに主張する「抑止力」について、「米軍の駐留は中国の軍事費を拡大させ、より強力な敵にさせる」として、「諸刃の剣だ」と語っています。そして朝鮮半島有事については、沖縄の海兵隊は「戦闘が終わってからしか現地に到着しないだろう。60万人の韓国軍にとって微少な追加でしかなく、戦略的理由はない」と明確に断じています。また、多額の費用を投じて建設する辺野古新基地については、「馬鹿げている」と、一蹴しています。
ウィルカーソン氏は「米国の太平洋地域での国防戦略で本当に重要なのはハワイだけだ」と語り、日本国内の他の米軍基地の存在も「米軍のプレゼンス(存在感)を示すという約束、広報的な意味合いだ」と語っています。
※「戦略的必要性ない」 在沖海兵隊に元米軍高官言及 90年代分析 日本の経費負担好都合(琉球新報、2018年12月23日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-852864.html
一方、日本と同じく米軍が駐留しているお隣の韓国では、ハリー・ハリス駐韓米大使が、米朝交渉の進展の停滞と南北対話をめぐり、米韓同盟を「当然視してはいけない」と、韓国に警告したと報じられています。韓国の朝鮮日報社が出した韓国語記事を、日経ビジネスオンラインが紹介しています。
※「米韓同盟消滅」にようやく気づいた韓国人 文在寅は米国に「縁切り」を言わせたい(日経ビジネスオンライン、2018年12月7日)
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/120600206/
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、南北会談を通じて、北朝鮮の非核化に先行して支援を進めたい意向だと見られています。しかし、米国は北朝鮮が非核化に応じない限り、制裁緩和は認めないと繰り返しています。
こういった背景のもと、ハリス大使は11月26日の「2018年統一貢献大賞」授賞式のスピーチで、「最後に一言申し上げたい。我々(米韓)の同盟は確固として維持されているが、我々はこれを当然視してはいけない」と、非核化もしないのに韓国政府が南北対話や対北制裁解除を推進する場合、米韓同盟がどうなるかわからないと、韓国に釘を刺しました。
ロシア、中国、北朝鮮と最前線で向き合う韓国への駐留について、米国自身が「当然視してはいけない」というのであれば、日米同盟についても同じことがいえるのではないでしょうか。米国の意に沿わない場合は、同盟も一方的に解消する。美しい沖縄の海を土砂で埋め立てて差し出しても、米国は「そんなものは必要ない」というのが本音です。日本が面倒を起こす場合、そのツケは最終的に自らが負うことになるでしょう。「俺のバックにはアメリカがいるんだぜ」などという虎の威を借る狐のようなふるまいをしても、米国が尻をぬぐってくれることはありえないのだと学習すべきです。
本日は午前10時半より、辺野古米軍基地建設問題に関し、「埋め立て承認撤回の“執行停止”抗議」をテーマにした、防衛省、外務省、国交省、総務省からの野党合同ヒアリングが衆議院内で行われます。IWJではCh4で中継いたしますので、ぜひご覧ください。
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【IWJ・Ch4】12月25日(火)10:30~
辺野古米軍基地建設問題 野党合同ヒアリング ―内容:埋め立て承認撤回の“執行停止”抗議
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
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【2】トランプ大統領が独断で決めたシリアからの米軍撤退にマティス国防長官が反発、辞任! マティス氏を支持する声にいら立ったトランプ氏は退任を2ヶ月前倒しに!
米国で12月19日にシリアから米軍が完全撤退することを発表、20日にマティス国防長官の辞任が発表されました。
トランプ大統領はシリアからの米軍撤退を選挙公約に掲げていましたが、周囲から反対されていました。マティス国防長官やポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官らは「シリアからの米軍撤収は中東地域から手を引くことを意味し、敵国の影響力を高める」と反対を表明していたと報じられています。19日の撤退発表は国家安全保障会議(NSC)の決定もなく、トランプ氏の独断で決められたとのことです。
トランプ大統領は12月14日のトルコのエルドアン大統領と電話会談中、エルドアン氏からIS(イスラム国)がほぼ打倒されたことを理由に、シリアからの米軍撤退を主張されると「ならば自由にやってくれ。こちらはもうやめた」と、いら立ちながら言い放ったと報じられています。
※トランプ氏のシリア撤退、トルコ大統領との電話会談中に表明(CNN、2018年12月24日)
https://www.cnn.co.jp/world/35130549.html
20日のマティス氏の辞任は、トランプ大統領の独断によるこのシリア撤退決定が決め手となったとされています。辞任に際し、国防総省が「あなたはより自分の考えに沿った国防長官を持つ権利がある。私は身を引いた方がいい」と書かれた、マティス氏がトランプ大統領にあてた書簡を公表しました。マティス氏はトランプ大統領のNATO加盟国への批判や在韓米軍縮小の姿勢に対立していたといいます。
※米国防長官 2月辞任 シリア撤退、大統領と対立(東京新聞、2018年12月21日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201812/CK2018122102000282.html
さらに12月23日、退任の日時が、来年1月1日になったと、トランプ大統領がツイッターで発表しました。約1週間後というあわただしい話です。マティス氏自身は、トランプ大統領にあてた書簡の中で来年2月28日まで人にとどまると表明していたので、2ヶ月前倒しになったことになります。
これについてウォール・ストリート・ジャーナルは、国防総省の幹部の証言として、「マティス氏に同情的な声や、同氏が書いた辛辣な内容の辞表を支持する声が民主・共和両党から公然と出ていることを受け、いら立ったトランプ氏が退任前倒しの決断を下した」と報じています。
※マティス国防長官の退任、1月1日に前倒し トランプ氏表明(ウォール・ストリート・ジャーナル日本、2018年12月24日)
https://jp.wsj.com/articles/SB10374097494938554818404585017912047175180?mod=mainichi
米国の安全保障政策の中で重要な役割を担っていたマティス国防長官の辞任と合わせての米軍のシリアからの完全撤退は、中東のみならず世界全体で、軍事的な不安定要因となる可能性を持っています。米国の同盟国のみならず、ロシアや中国も警戒感を強めているようです。
※米軍シリア撤退とマティス氏辞任、世界に衝撃(ウォール・ストリート・ジャーナル日本、2018年12月22日)
https://jp.wsj.com/articles/SB10098827858653064319804585013573995798124?mod=mainichi
前述のニュース・フラッシュ【1】にもつながりますが、岩上さんは以下のようにツイートしています。
「シリア撤退の続編は、東アジアでも起こりうる。韓国の新聞は、早くも在韓米軍撤退の可能性に言及。日本の新聞は、在日米軍の撤退の可能性には全く触れない。まだ『新冷戦』への備えを、などと書いてる新聞も。米中間は今後も摩擦が続く。問題は日米同盟が自明の大前提ではないこと。早く気づくべき」
※岩上さんのツイート(2018年12月23日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1076999297114066949
【3】韓国海軍艦船が日本海で自衛隊機に火器管制レーダー照射!? 過剰反応・外交問題化しようとする日本政府に元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏が意外や冷静なツイート! でも最後は「今以上に詳しく話すと自衛隊や日本政府に迷惑をかけることになるかもしれない」!?
韓国海軍の駆逐艦が日本海上で、海上自衛隊哨戒機に数分間にわたり複数回、火器管制レーダーを照射していた問題を日本政府が問題視し、外交の争点となっています。
※韓国艦の火器レーダー照射、数分間に複数回=意図的か、外務省局長抗議へ(時事ドットコムニュース、2018年12月22日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122203784&g=pol
12月20日、海上自衛隊の哨戒機が日本海で韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーを照射されました。防衛省は「火器管制レーダーは、攻撃目標の精密な方位・距離を測定するために使用するもの」だとしています。岩屋毅防衛相は21日、緊急記者会見を行い、レーダーの使用について「実際に火器を使用する前にする行為」だとして「きわめて危険な行為」だと抗議しました。
一方、韓国海軍は、竹島の北東約100キロメートルの公海上で北朝鮮の船舶が漂流しているとの情報を受けて捜索のため出動し、救助のためにすべてのレーダーを使ったところ、追跡範囲内に哨戒機が入ってきただけだと表明しています。韓国海軍は実際に漂流船舶を発見し、船員3人を救助、1名の遺体を収容して北朝鮮に引き渡しています。
ところが22日、防衛省は、「火器管制レーダーは攻撃目標に対する精密な防衛と距離を測定するために使う。広範囲な捜索には適しておらず、遭難船舶を救助するには水上捜索用のレーダー使用が適当だ」と反論しました。
これに対し、韓国海軍の関係者は、韓国のハンギョレ新聞に、「気象が良くない時や緊急状況では、火器管制用で捜索することもある」、「わが国の駆逐艦は日本の哨戒機と関係なく捜索のためにレーダーを稼動し続けていた」と語っています。
さらに、レーダー照射については、広範囲な探索をする3次元レーダーを稼動しただけで、射撃のために標的にビームを撃ち距離を計算する追跡レーダーは作動させていないと明かしています。
※日本、“レーダー事件”外交争点化を意図…韓日外交会議時も抗議(ハンギョレ、2018年12月23日)
http://japan.hani.co.kr/arti/international/32421.html
元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄はツイッターで、21日から23日にかけ、以下のように連投しています。
※「韓国艦艇が海自対潜哨戒機に火器管制レーダーを照射したことで日本政府が危険だということで韓国に抗議したという。全く危険ではない。火器管制レーダーは近年フェーズドアレイ方式で常時ほぼ全周に電波を出し続けている。だから周辺にいる航空機などには電波照射が行われてしまう。(続く)」(2018年12月21日)
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/1076127935558340609
※「韓国艦艇は海自の対潜哨戒機だけを狙って電波照射したのではないと思う。周辺にほかの航空機がいればそれらも電波照射を受けている。しかしミサイルが発射されるには艦艇内の複数部署で同時に安全装置を外す必要がある。だから火器管制レーダーの電波照射が即危険だということにはならない」(2018年12月21日)
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/1076129138245660672
※「各国の軍が訓練で火器管制レーダーの電波を空間に照射する。そして軍用機はレーダー警戒装置を持っているから電波照射を受けるとロックオンされた警報音が出る。戦時であれば直ちにチャフやフレアをまいてロックオンを外そうとする。平時は突然ミサイルが飛んでくることはないから大騒ぎしなくてよい」(2018年12月21日)
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/1076131106745765890
※「火器管制レーダーの電波照射について私は韓国を弁護しているわけではない。訓練で世界中の軍が毎日火器管制レーダーの電波を発している。電波を照射しなければ訓練が出来ない。各国ともミサイルは発射されないようにしながら電波照射だけを行っている」(2018年12月21日)
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/1076133661378981888
※「今回の韓国の火器管制レーダーの電波照射について今以上に詳しく話すと自衛隊や日本政府に迷惑をかけることになるかもしれないのでこれ以上は言わない。今回ぐらいのことは世界中の軍が日常的にやっていることであり、電波照射をしてもミサイルが直ちに飛んでいかないような安全装置もかけられている」(2018年12月23日)
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/1076637077230342144
外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は24日、ソウルで開かれる日韓局長級外交当局者会議で、この問題について抗議する予定だと報じられています(上記時事ドットコムニュース)。
しかし田母神氏のツイートを読む限り、明らかに韓国側の主張の方が正当性があるように思われます。イデオロギーや歴史認識になると、とたんにネトウヨの親玉のようなことを言い出し、良識ある人々の不興を買ってきた田母神氏ですが、軍事技術に関してはやはり専門家です。日本政府と韓国政府との間で言い分が食い違っているときに、専門家として黙っていられなくなったのではないか、と推察されます。徴用工問題で韓国に反発する日本政府が、政治的思惑から、今回の一件に対し、意図的に過剰反応を示している疑いが拭えません。
興味深いのは田母神氏の一連のツイートに対する反応です。今まで田母神氏を持ち上げ喝采してきたネトウヨたちが、こぞって罵倒を浴びせていることです。中には自衛隊出身者だと名乗るものもいます。政治家が他国を相手に敵対感情を煽ると抑制がきかなくなる。今の日本は本当に危険な地点に差しかかっていると言わざるをえません。
■<お知らせ>
■岩上さんの穴を埋めるべく、スタッフや中継市民の方が連日「ピンチヒッター企画」に取り組んでいます! しかし、残念ながら12月はご寄付・カンパがペースダウンしてしまい、厳しい状態です! これからもIWJの活動を続けていくためにどうか、ご支援を宜しくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
連日お伝えしていますが、岩上さんは10月30日に冠攣縮(かんれんしゅく)性狭心症の発作に見舞われて以来、自宅で静養を続けています。一昨日から昨日にかけても、微熱が出たり下がったりを繰り返し、自分でも体調の見極めがつかないようです。睡眠障害による睡眠不足のため、倦怠感や眠気を訴えながらもベッドに横になったまま、スマホで情報を整理したりメールでスタッフに指示を送ったりしていました。夜はこの日刊ガイドの赤入れのために出社しましたが、見た目にも体を動かすのが辛そうな様子でした。
岩上さんはこの年末も28日まで検査の予定で埋まっています。岩上さんの体調不良の原因は、ひとつだけではなく複数ある可能性があります。岩上さんの現場復帰まではまだしばらく時間がかかりそうです。でも、スタッフはみんな、原因をきちんと調べて必要な対応を行うことが、岩上さんが現場に復帰するための一番の近道だと考えています。
そのために今は岩上さんに療養に専念してもらうため、また、なんとか少しでもスタッフが岩上さんの穴を埋められるようにと、「ピンチヒッター企画」に取り組んでいます。
しかし、残念ながら12月はご寄付・カンパがペースダウンしてしまい、厳しい状態が続いています。今期が始まった8月1日から12月19日までのご寄付・カンパの目標達成率は74%にとどまっています。
これからもIWJの活動を続けていくためには、どうしても皆様からのご寄付やカンパが欠かせません。どうか、ご支援を宜しくお願いいたします。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
頂戴いたしました会費やご寄付は、IWJの活動費として大切に使わせていただきます。
さて、上記「はじめに」でお伝えしました通り、本日は午後6時より、テキスト班の若手エース記者二人、川上正晃と小野坂元が元外務省国際情報局長の孫崎享氏にお話をうかがった「ピンチヒッター企画第8弾」を録画配信いたします。ぜひご覧ください。
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【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画 第8弾!録画配信・IWJ_YouTube Live】12月25日(月)18:00~
元外務省国際情報局長・孫崎享氏にIWJ若手の川上正晃記者と小野坂 元(はじめ)記者が訊く、「既存組織はもう役に立たない!?」日本の司法・経済・外交の根本問題!
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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これまでに配信してきた「ピンチヒッター企画」は以下になります。
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第1弾!】圧倒的民意を踏みにじり辺野古に土砂投入強行!? 参院会派沖縄の風伊波洋一議員に上杉英世記者が大阪から緊急スカイプ取材! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437530
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第2弾!】経済ジャーナリスト・井上久男氏に城石裕幸・吉田恒道記者が聞く、日産ゴーン前会長逮捕とルノー日産連合の今後 2018.12.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437742
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第3弾!】破局噴火の恐れがあっても「社会通念」で原発稼働!? 川内原発取消の行政訴訟が福岡地裁で結審!上杉英世記者が取材! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437839
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第4弾!】「明らかにクーデター!」日産自動車のカルロス・ゴーン前会長逮捕の不当性についてIWJの川上正晃記者が郷原信郎弁護士に訊く! 2018.12.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437841
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第5弾!】水道事業の民営化で雫石町のケースが続出!? 水道供給の停止を一方的に通知された岩手県雫石(しずくいし)町にIWJ八重樫拓也記者が直撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437885
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第6弾!】トランプばりに超上から目線でアンフェアなルールを押し付け!米国を象徴するがごとき「ザ・マネー」メイウェザー選手が、周到に張りめぐらせたワナ!果敢に挑む那須川天心選手に新米記者中村尚貴が突撃取材! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437890
※【岩上安身不在の穴を埋めるピンチヒッター企画第7弾!】はくだけでスタイルアップする「魔法」が狂気に満ちた日本社会の暴走を止める!! 女性装のIWJ小野坂元記者が安冨歩・東大教授とブローレンヂ代表の松村智世さんにインタビュー!! 2018.12.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437888
どれも他のメディアでは決して見られない、IWJならではの貴重な取材ばかりです! 中でも、八重樫拓也記者が岩手県雫石(しずくいし)町で、民間企業が水道事業を担う問題点について取材した第5弾は必見です。
雫石町の一部地域では、水道を供給している民間会社が利用者に新たな料金負担を要求し、支払わなければ水道の供給を停止すると一方的に通知していた問題が、水道民営化後の問題点を如実に表していることから、ワイドショーなどでも大きく取り上げられました。
IWJでは現地の2軒のペンションのオーナーの方にインタビューを行いました。この2軒は積極的にマスコミの取材にも応じたため、ワイドショーなどでもコメントが流れましたが、使われたのはほんの一部だったそうです。IWJのインタビューで、お話いただいたこと全部を編集なしで流すとお伝えすると、八重樫記者は2軒のオーナーさんからたいへん感謝され、喜ばれたそうです。
ぜひ、上記のURLよりご覧ください。
「ピンチヒッター企画」はこの後もまだまだ続きます。昨日は12月20日に新著『安倍「4項目」改憲の建前と本音』(https://amzn.to/2QNTH64)を出された神戸学院大学の上脇博之教授に、IWJ関西中継市民の北野ゆりさんがインタビューを行いました。こちらは編集が終わりしだい、録画配信いたしますのでお待ちください。
上脇教授にはご著書にサインを入れていただきました。こちらはIWJ書店で数量限定で販売中です。ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。
【上脇博之さんサイン入り】安倍「4項目」改憲の建前と本音
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=431
さらに、12月27日には東京大学の鈴木宣弘教授に、IWJテキスト班の小野坂元記者が先の国会で決まったばかりの改正漁業法を中心にお話をうかがう予定です。こちらも録画で収録し、編集後に録画配信いたします。配信の日時が決まりましたらあらためてお知らせいたしますので、お待ちください。
ここで、今までIWJのコンテンツを無料でご利用なさっていた方へのお願いです。
どうか、岩上さんとIWJが苦しい状況にある今こそ、有料会員になってIWJをお支えいただけますよう、この機会にご検討ください!
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サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。
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また、IWJの記事は単品販売もしております。岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。ぜひご利用ください。
■新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」関良基氏と前川喜平氏へのインタビューDVDが12月20日に発売!! クリスマスプレゼントにいかがでしょうか? 両氏へのインタビューの内容は、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」でフルテキスト版でも発行しており、「IWJ特報!」はまぐまぐ大賞2018ジャーナリズム部門で5位入賞を果たしました!
大変お待たせしました! ついに、新シリーズ「岩上安身のIWJインタビューDVDシリーズ」の発売を開始しました! 今回、発売するのは、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、https://amzn.to/2NwCHL8)の著者・関良基氏へのインタビューDVD全3巻と、元文部科学省事務次官・前川喜平氏へのインタビューDVD全3巻です!
DVDは1巻につき、販売価格(税込み)5184円で、数量限定販売です。関氏インタビューDVDは残りわずかとなっております。
DVDのパッケージは以下のURLからご確認いただけます。現在もご注文を承っておりますので、ご購入のご検討、どうぞよろしくお願いいたします! クリスマスプレゼントにもお勧めいたします!
10月に行った「IWJオリジナルDVDプレゼントキャンペーン」で、サポート会員へ移行してくださったS.M.様より嬉しいメールが寄せられました。
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岩上さんによる関先生へのインタビューDVDのプレゼントが届きました。たいへんありがとうございました。
私は会員になったのでこの動画をいつでも再視聴できますし、関先生のご著書も持っているので、このDVDはお世話になっているご近所の長老夫妻(地元の元中学校校長と元教員、80代半ば)へクリスマスプレゼントとして差し上げます。タイムリーでした。
このご夫妻は社会問題への関心も強く、地域社会の啓発活動の中心になって下さっている貴重な方々なのですが、いかんせんインターネットの手段を持ち合わせておりません。やはりNHKの『せごどん』などを毎回楽しみに視聴なさっていらっしゃいます。西鄕隆盛がどれほどのテロリストであったかを再認識していただいて、日本近代史の真相を冥土の土産に、清々しい気持で三途の川を渡っていただくのも、ご夫妻への恩返しになるかと思っています。
岩上さんが、人としての良心を持ち、常に一般市民の視点で時事問題を平易に解説してくれ、なおかつ真実の報道に生涯を賭している貴重なフリー・ジャーナリストであること、および、関先生が鋭い視点で世界の実相を切り拓いて見せてくれる、若く有望な科学者であることを申し添えた上で、ご夫妻にプレゼントいたします。
私にとっては岩上さんの超ロングインタビューがあまりにも面白すぎて、見始めると朝まで見てしまいます。どうかゆっくりご静養なさって、また元気にネット上に登場していただける日を心待ちにしております。スタッフの皆さんもしばらく苦しい時期が続くかもしれませんが、どれもこれも貴重なお仕事です。どうか粘り強く艱難を乗り切っていただきたく存じます。
九州の中山間部の過疎地より。
S.M.様
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S.M.様、ありがとうございます。これからもどうぞ末長く、IWJをよろしくお願いいたします。
※IWJグッズ DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=5
今回DVD化した岩上さんによる関氏インタビューと前川氏インタビューは、どちらも毎月末に発行している「岩上安身のIWJ特報!」で、詳細な注釈をつけたフルテキスト版として発行しました。
この「IWJ特報!」が、「まぐまぐ大賞2018」におけるジャーナリズム部門で5位に入賞しました!このニュースは先日もお伝えし、編集部全体が喜んでいたのですが、ふと我に返ると、この5位入賞は何が評価され、誰によって選ばれたのか、よくわからないことに気づいてまいりました。 選考方法も公表されていないので、読者の支持で選ばれたのか、まぐまぐ編集部内部の選考委員会が選んだのか、どういう基準によるものなのか、何もわかりません。週明けにでもまぐまぐ社に評価基準について問い合わせるつもりです。
なお、賞金・賞状等々は一切届いておりません(欲しいというわけではありません。念のため)。
※MAG MAG AWARDS 2018 ジャーナリズム
https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/journalism.html?id=3
以下のURLからまぐまぐにご登録すると、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読いただけます。ぜひ、定期購読をご検討ください! 月単位での購入も可能です。
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html
「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。
※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch
それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!
IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】