米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会追及報道をご紹介する第3回は、前後編の2回シリーズでお伝えします。
この2001年3月10日に発表された記事のタイトルは、「ブッシュと金大中と文鮮明のマネーのトライアングル」です。
今回は、「ブッシュと金大中と文鮮明のマネーのトライアングル」前編です。
- The Bush-Kim-Moon Triangle of Money(Consortium News、2001年3月10日)
以下から、前編の仮訳となります。
「先週行われた米韓首脳会談で、G・W・ブッシュ大統領(子)と韓国の金大中大統領は、共産主義の北朝鮮にどう対処するかについて公の場で意見が対立し、ブッシュ大統領は強硬路線を主張した。しかし、この2人の指導者にはあまり知られていない共通点がある。それは、文鮮明の政治的大盤振る舞いである。
韓国を拠点とする統一教会の創設者である文鮮明は、30年以上にわたって世界中に蜘蛛の巣のような影響力を持ち、不思議なマネーの絹糸で何百人もの有力者とつながってきた。
文鮮明の受益者の中には、ブッシュ家や、米国の諜報機関の報告によれば金大中氏も含まれている。
公の場で語られることはほとんどないが、文鮮明とブッシュの関係は以前から報道されており、本誌でも詳しく紹介している。しかし、冷戦時代に韓国を支配した権威主義的な政府に長年反対してきた反体制派の金大中氏と文鮮明の金銭的なつながりは、秘密のままであった。
米国情報部は1987年、韓国の政局を監視しているうちに、文鮮明と金大中氏のつながりに気づいた」
(会員限定・続きを読む: https://iwj.co.jp/wj/member/archives/510465)
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これまでのロバート・パリー氏の調査報道は以下のURLから御覧になれます。
また、ブッシュ親子・共和党と旧統一教会の関係は以下のURLから御覧いただけます。