山中恒・山中典子著『あたらしい戦争ってなんだろう?』第七章「『自衛のための戦争』とは何か?」(IWJウィークリー36号より) 2015.2.21

記事公開日:2015.2.21 テキスト

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◆第七章 「自衛のための戦争」とは何か?◆

 前章で見たとおり、不戦条約は「国家政策の手段としての戦争」を禁じる条約です。この条約の締結国が「国家政策の手段としての戦争」を始めたら、その戦争は「侵略戦争」とみなされます。国際社会は侵略国を非難し、侵略国は国際世論の批判を受けることになります。

 しかしながら、国際社会、国際世論が、認める戦争というものがあります。

 それは「自衛のための戦争」です。

 ケンカにおいても、相手になぐられたら、自らを守るためになぐり返すことがあります。これはしかたのない行動だと考える人が多いでしょう。国と国のあいだでも同じような考え方があります。不法な武力攻撃をしかけられたら、それに対して武力によって応戦することは認められるという考え方です。


山中恒・山中典子著『あたらしい戦争ってなんだろう?』 第二章「ブッシュ大統領の『あたらしい戦争』」(IWJウィークリー31号より) 2015.2.14

記事公開日:2015.2.14 テキスト

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◆第二章 ブッシュ大統領の「あたらしい戦争」◆


山中恒・山中典子著『あたらしい戦争ってなんだろう?』 第一章「同時多発テロからイラク戦争まで」(IWJウィークリー第30号より) 2015.2.13

記事公開日:2015.2.13 テキスト

 ウクライナ東部で激しさを増していた戦闘をめぐり、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領の4者によって行われていた和平協議が、2月12日夜、終了した。

 ウクライナと親ロシア派は、2月15日からの停戦に合意。ポロシェンコ大統領は、停戦が履行されれば、ウクライナ東部で武器や兵力の撤収を進めていく考えを示した。


【第175-176号】岩上安身のIWJ特報!「アメリカ帝国」はどこに向かっているのか その世界戦略を読み解く アメリカン大学ピーター・カズニック教授&乗松聡子氏インタビュー 2014.11.14

記事公開日:2014.11.26 テキスト独自

 2014年は、第一次世界大戦開戦から、ちょうど100年目にあたる。冷戦の終結からは約四半世紀が経過した。冷戦の終わりにともない、世界は、「世界戦争」からは次第に遠ざかっているように思われた。ついこの間までは、そう考え、また、そう信じようとしてきたのだ。

 しかし、ここにきて、ウクライナが内戦状態に陥り、「イスラム国」が台頭し、イスラエルがガザを空爆するなど、世界を揺るがす出来事が立て続けに起こっている。そこには、アメリカとロシアの対立(というか、アメリカによるロシアへの言いがかり)があり、アメリカによる介入や爆撃がある。